海馬社長(偽)のキヴォトス海馬コーポレーション創設記録 作:アルピ交通事務局
海馬瀬戸
遊戯王の海馬瀬人に魂レベルで似ている転生者。
しかし似ているだけで完全に別人であり海馬瀬人をどれだけ追いかけようが届かないと認めている。
何処ぞの男と違い戦闘以外にも色々な方面に置いてチートであり、鬱要素が多いブルーアーカイブの物語のパワーバランスを崩せるヤバい奴。
闇のイグニス
この上ないカス野郎
「先生……先生!」
「ふぅん……ここは何処だ?」
寿命を迎え新たなる世界に転生を果たしたが目を覚ませば知らない場所だった。
なにも無いところからのスタートかと思えば目の前には女が居て、自身の事を先生と言っている。
「あ、記憶が混乱しているのですね。失礼。改めましてキヴォトスの連邦生徒会の七神リンと申します」
「……すまないが鏡かなにかを持っていないか?」
「は、はぁ……」
キヴォトスと言うワードを聞いて次に転生した世界に心当たりがあることを思い出す。
確か、ブルーアーカイブだったか?……キャラの容姿等はボンヤリと浮かぶが、ストーリー等の内容が浮かばない。コレは地獄側から色々とロックが掛かっているな。オレと言う存在がパワーバランスを崩壊させかねない為に。
「確認した。それで七神よ、ここは何処でお前はなんなんだ?」
「はい。ここはキヴォトス、分かりやすく言えば学園都市です」
「つまりここは神戸か?」
「え?」
「ふぅん……ただの小粋なジョークだ。学園都市と言うことは複数の学校が集まって都市開発が進んでいる地域か?」
「は、はい……海馬先生にはキヴォトスで先生として働いてもらうことをお伝えに」
「待て……お前は生徒か?それとも教師か?どちらだ?」
「……生徒です」
「話にならんな。もっと上を連れてこい」
小粋なジョークを挟んだのはわざと、ここが何処だか分からない以上は相手の話を全て鵜呑みにするわけにはいかん。
故に相手のペースに乗らない様にし聞き出せそうな情報を聞き出す。
「その……私より上の者は、連邦生徒会長は不在でして。この学園都市ことキヴォトスには所謂、大人と言う者がおらず大人である海馬先生に各学校のトラブル等を解決するシャーレと言う部署の顧問に連邦生徒会長が任命しまして」
「ならば遠慮なく断らせてもらおう」
「…………………え!?」
七神が連邦生徒会長が俺を先生と任命した。任命と言う事は当然に拒否権があるわけで、オレは当然と言わんばかりに断った。
「あ、あの……」
「優秀な人材の抜けた穴を埋める為に優秀な人材を募集することは極々普通な事だ。だが、任命という事は強制でなく断れる。ここがなんであれオレを顧問という形に納めるのが気に食わん」
「給与の面等はしっかりとしておりますので」
「ふぅん、お前は連邦生徒会長の言葉を鵜呑みにしていてオレの情報を知らないようだから言っておく。100万をオレに投資すれば1年で1億にする事が出来る……学校である以上は奨学金の制度なども当然あり金融業もある。オレの持っている技術を担保にそこから融資して貰えば幾らでも増やせる」
オレは転生者の中でも極めて稀な全ての分野に置いて歴史に名を刻める星の開拓者になれる素質を持っている。
キヴォトスの詳細な状況は知らんが、金ならば幾らでも集めれる。
『えぇ、ここで断るの!?』
「え?」
「っ!!……この声は、貴様!」
オレの腕から聞きたくもない声が聞こえた。
よりにもよってそいつかと思いながらも腕に装備されている最新式の
決闘盤には気持ちが悪い目玉が浮かんでおり、先ほどの聞きたくもなかった声はそこから聞こえた。
『ああ、メンゴメンゴ。ここで突き放すって無いからさ……ああ、どうもどうも。拙者、闇のイグニス、AIちゃんでーす』
「貴様!何故オレの決闘盤に寄生している!」
『ハッハッハ……いや、ミーは今回こんな感じの立ち位置ね……で、洒落にならん奴とコンビか……アギャギャ』
「七神!パソコンを貸せ!今すぐにイグニス消去プログラムを作成する!!」
闇のイグニス、いや、カスが住み着いている事が分かれば消去プログラムを即座に頭に浮かべる。
あまりの急展開に七神はついていく事が出来ずにいる……っち……
『まぁまぁ、やめといた方がいいってシャッチョさんよ!私と君でそういう勝負をしたらロクでもないオチを迎えるだけだ。これから生まれる時間を全てオレを殺したり封印したりするのに使うなんて勿体無いってば』
「っち……」
「海馬先生、シャーレの顧問に」
「そんな話、受けるはずがないだろう……連邦生徒会長はなにを見てオレを選んだ?」
カスの相手をするのは一苦労する……こいつが居るとロクでもない事にしかならん。
殺したり封印したりするのに手間がかかるのでそれは後回しにし七神からの話を断りながらも、オレのなにを知っているのかを聞いた。
「わかりません……ですが、連邦生徒会長は責任をしっかりと果たすとても頼れる大人である事は確かだと」
その発言を聞いてオレは黙り笑った。
「……ック………クックック……フフ……ハーッハッハッハ!!どうやらその連邦生徒会長とやらはダンスが上手い様だな」
「?……確かに連邦生徒会長は超人とも言えるお方で踊りも得意でしたが何故、その様な話題を?」
「決まっているだろう……オレの逆鱗の上で踊ったのだから!!!」
「っ!?」
『おい、リンちゃん、初手で地雷踏んだっぽいぞ!!タイムリープ!タイムリープ!』
オレの逆鱗に軽々と触れるとは七神も連邦生徒会長も中々に愚かだ。
あまりの愚かな発言につい、本気の殺気を向けてしまい今まで戸惑っていたものの表情を変えなかった七神は遂に表情を崩した。オレの殺気を感じ取った七神は純然たる死を感じ恐怖を抱き怯えた。
「お、願い……し……ます……」
だがそれでも尚、頭を下げる。
「ふぅん……オレの殺気を受けてそれでも気力を振り絞ったか。義務感か責務感か……だが、その様な姿を見せられたとしてもオレの心は靡かん。貴様はオレの逆鱗でダンスをした。その上でまだシャーレの顧問に任命しようとするのであればやることは1つ」
「なにを……」
「オレはこう見えて娯楽関係には色々と精通していてな、特にゲームは他を寄せ付けない強さを持っている……オレと交渉をして色々と有利に進めたい者達を相手に口論しても無意味!オレを従えたければゲームでオレを倒してみろ!!本来であれば色々と複数のゲームを用意しその中からランダムに選ぶ!だが、この様な場所に連れてこられそれは不可能なこと!しかし唯一オレの最も得意とするゲームが残っている!!」
「……それで海馬先生に勝てば……」
「敗者らしく勝者の命に従おう」
オレの殺気を受けた七神はなんとか落ち着きを取り戻した。
このまま確実に口論になると言う結果は目に見えている。その様な事に今生の貴重な時間を使う訳にはいかん。
「リン行政官!!」
「物凄い殺気を感じたのだけれど!!」
「……誰だ?……まさか、敵か!?」
決闘の火蓋が幕を下ろすと言うときに七神と同じぐらいの女子高生が入ってくる。
ふむ、いかんな。能力だけは確かなカスに悟られたのは仕方ないとは言え、全くと言って関係無い人間にまで殺気を悟られている。前の世界がアレだったから確実に腕は落ちている。
「手を上げないでください!!その方は、連邦生徒会長が特別に任命したキヴォトスの外から来た人で……連邦生徒会の連邦捜査部の『シャーレ』の顧問になる予定なのです!」
「ふぅん、大きく出たな……だが、虚勢なのは丸見えだ。部外者が入ってきたがコレはオレとお前の話だ。色々とお前達にも事情があるのだろうが権利を手にしているのは七神、お前だけだ」
「……どういう状況?」
『今からリンちゃんがシャッチョさんとゲームして勝ったらシャッチョさんをシャーレの顧問に出来る』
キヴォトスの女子高生の1人と思わしき女が答えたのでカスが今からゲームをするという。
「あの、ゲーム開発部を呼んできましょうか?普段は残念ですがゲーム関係の能力は確かです」
「ダメだ。挑戦権を与えたのは七神だけだ……オレとの勝負、デュエルモンスターズで勝負をしろ!!」
「デュエルモンスターズ……それはいったい?」
「なに、カードゲームだ……30分くれてやる。この決闘盤には様々な10000種類以上のカードのデータを登録している!その中からデッキを作れ。マッチ戦等はしない、1本真剣勝負だ!!」
「カードゲームって……先生が知り尽くしている物じゃないのか!?」
「当然だ。そして先生などと言う不名誉な物で呼ぶな」
無駄に胸のデカい女がカードゲームと言えばオレが知り尽くしている物じゃないのかと聞くが当然と言う。
先生と言う不名誉な物で呼んだことを訂正させつつも、当たり前の事を言う。
「お前はオレを信頼や信用していない。お前はオレを信頼や信用していると語った連邦生徒会長の言葉を信頼や信用をしている。そしてお前達はオレの逆鱗に触れた。感情論であまり動かない人間を相手に感情論の無茶を通そうとするのならばそれ相応の不利な条件は飲み込んで当然だろう?」
「っ……そうですね……わかりました。その勝負、引き受けます!」
無茶を通そうとしているのだからそれ相応の不利と言うものがあって当然だ。
七神はそれを受け入れればオレは右腕に装備している方の決闘盤を外して七神に投げた。
「分かっていると思うがハッキング等はするなよ?」
『それこそまさか。これはこれで面白い展開になってるし、デュエルモンスターズ関連のハッキングは出来ない』
左腕の決闘盤に入っているカスがハッキング等を仕掛けて初手エクゾディアとかをしそうだから念のために釘を刺す。
しかしカスはそれだけは出来ないようで今のこの状況は非常に面白いという相変わらずの快楽主義な思想を持ち合わせている。
「さて、オレもデッキを調整するか」
オレもデッキを調整するかとカスが宿っている方の決闘盤を操作してデッキを作る。
「さぁ、七神よ!決闘盤を構えろ!カードの剣を抜け!」
「貴方を『シャーレ』の顧問にします!」
30分後、七神はデュエルモンスターズのルールを覚えデッキを構築してきた。
「「デュエル!!」」
挑戦者に先攻か後攻か選ぶ権利を渡す。
七神は先攻を選んだのでオレは手札を確認した。悪くはないな
「私は魔法カード、増援を発動!デッキからレベル4以下の戦士族を手札に加えます!」
「それにチェーンし、俺は増殖するGを墓地に送る。増援の効果は無効にならないので効果を処理しろ!」
「私はエルフの聖剣士を手札に加えます!」
『エルフ耳だから?』
「違います!!私はエルフの聖剣士を通常召喚!そして効果を発動!手札からエルフの剣士を特殊召喚って……」
「「「「きゃああああああああ!?」」」」
『コレが大抵のデッキに入れる事が出来る万能カードである増Gが採用されない理由……』
エルフの聖剣士の効果を発動し、エルフの剣士モンスターを特殊召喚した。
そしてその瞬間に効果が起動した……そう、増殖するGの効果が。
「Gが!Gがぁ!?」
「増殖するGの効果!相手がモンスターを特殊召喚した際にデッキからカードを1枚ドローする!」
決闘盤を使っているので当然、立体映像は使っている。
故に言うまでもなくあのGがカサカサと音を立ててオレのもとに飛んできては1枚のカードに変化する演出があり、見ていた女子高生達は口うるさく叫んだ。
「さぁ、どうする?貴様の通常召喚権はもう使った。エクストラデッキがあるという事はそこからの展開を狙っているのだろうが、特殊召喚をすればするほどにオレの手札が潤う」
「え……止めて!止めて!!止めてぇえええええ!!リン行政官!?それ以上の特殊召喚は!!」
「で、ですが……」
「熟考時間は5分間だけ待ってやるがそれ以降は強制的にオレにターンが回る。早く決めろ」
『アギャギャ!!増殖するGってこういう使い道もあるんだね!いいねぇ!AIちゃんこういうのたまらんよ!』
エクストラデッキをフル活用しているという事は、エクストラデッキの意味を理解している。
七神に色々と話をしに来た者達は顔を青くしており増殖するGが更に追加で発揮されれば先程と同じ現象が起きる事がわかり悲鳴を上げる。
「……見ているお前達は目を閉じておけばいいだろう」
「いや、Gが居るって分かっているだけで無理ですよ!!」
「ただの立体映像だ、襲うことは無い」
3人の見物人は見なければいいと言っておくがやはりGは受け入れない。
ただの立体映像なのだからと割り切ればいいのだが……やはり最先端のCGはいかんな。リアリティを追求してしまい本物と勘違いしてしまう。CGだからこその動きを考えなければ。
「わ、私は……ターン、エンド……」
「ふぅん!無様だな!オレのターン、ドロー!増殖するGに恐怖を抱き、デュエルの判断を間違えた者に未来は何処にも無い!オレは速攻魔法、
「なっ!?」
七神は真青眼の究極竜を見てすぐに別格のモンスターだと気づく。
ふふふ……やはりブルーアイズはいい。オレの憧れ、そして強さの象徴だ。
「この瞬間、究極融合のさらなる効果!究極融合で融合召喚したモンスターの素材に使われた
「フィールドががら空き、ですが攻撃力は4500,次のターンにホープ・ザ・ライトニングで」
「言ったはずだ!貴様の未来は何処にも無いのを!
『サンレンダァって……初心者相手に青眼デッキは止めてあげなさいよ……』
真青眼の究極竜の力により七神のライフは一気に0になった。
デュエルモンスターズをはじめたどころかさっき触れた者に対して青眼デッキで挑んだ事をカスは呆れている。
「ふぅん、これで茶番はおしまいだ……」
「そんな……会長、私は……貴女の後を……」
「あ、あの……結局、連邦生徒会長が不在だったりするわけでキヴォトスの行政等はどうなるのですか?」
「その……海馬先生に協力を要請し、サンクトゥムタワーを取り戻そうと思っていました」
『シャッチョさんよ、初手でコレはまずいってば。青春送れねえぞ』
「ならば言おう。オレを買え」
「え?」
「そのサンクトゥムタワーを奪還するのに力を貸してやる。その代わりに対価を寄越せ」
「対価?」
「金銭的な物とシャーレ内の一部の備品だ」
「あの、でしたらわざわざこの様な真似をする必要は無かったのでは?」
なんだかんだ言いながら協力してくれるのならばと最もらしい疑問を抱く。
単純にオレがこの地の紙幣を一切持っていない事について気付いていないな……さて……ふむ……
「お前達にとって銃は当たり前だろう。だが、オレにとって銃は当たり前ではない」
「あ、そっか……キヴォトスの外は銃とか物凄く厳しいわよね……あれでも」
「対価をちゃんと支払う事が出来るのか?正しい報酬を支払えるかどうか……教師など生徒の為に生け贄になる仕事!利益にならん!」
「で、では……対価を用意しますね」
「仮にシャーレの先生になった場合の給料3ヶ月分を現生で用意しろ。純金等の資産的価値があるものは不要で不透明な金は要らん」
『はいは〜い、じゃシャッチョさんの命令を聞いて動きましょう!……ところでブルーアイズ召喚出来るの?』
「今の俺はただの海馬瀬戸だ」
『おまっ、色々と危ないライン歩きすぎじゃん!!』
カスが居る事に関してはあまり見たくない現実ではあったが、今の俺はただの海馬瀬戸だ。
超常的な魔法を彷彿とさせるかの様な技術を持ったエンジニアの側面はあるが圧倒的な魔術で敵を屠る力は一切持っていない。
おそらくは今の状態で七神とステゴロ勝負をしたとして確実に負ける貧弱さを持っている。
「嘘……物凄く動きやすい。それにスゴく力も出てる感じで」
「流石は連邦生徒会長が選んだ人か……」
サンクトゥムタワーを奪還することについては予想以上にあっさりと終わった。
サンクトゥムタワーの奪還に協力してくれたミレニアムの早瀬やゲヘナの火宮、正義実行委員の羽川が予想以上にあっさりと終わった事について驚いた。
『うわ〜あったわ……』
「当然だ」
サンクトゥムタワーを占拠していた敵を倒した後に目当ての物があった。
それは千年アイテム……カスはそれを見てゲンナリしているのだがコレを管理しきれる者は後にも先にもオレとあの男のみ。
シッテムの箱とかいうものを起動してサンクトゥムタワーのセキュリティとかどうにかしろと言われたがそんなものは無くてもこちらにはイグニスが居るのだから、制御権等を連邦生徒会に戻すことぐらい容易い。
「では、これらとシャーレの顧問になった場合の給料3か月分を……これからよろしくお願いします。海馬先生」
「なにを言っている?」
「はい?……ですから、海馬先生はお金を適正な価格で支払わないことを不満に抱いていたから今まで怒っていたわけでして」
「オレは今回のサンクトゥムタワーの奪還には対価を払えば協力してやると言った。シャーレの顧問になるとは一つも言っていない」
「なっ!?」
シャーレの顧問になった場合の給料3か月分と千年アイテムを対価に貰った。
これから先生としてよろしくお願いしますと頼む七神だがオレは一度もシャーレの顧問になるとは言っていない。
「オレはオレでやることがある、その為にシャーレの顧問という仕事に就くつもりは無い!貴様は一時的に優秀な指揮官を雇っただけだ!」
「……なにを……なにをするつもりなんですか!!その気になれば銃弾1つで死んでしまうキヴォトスの外の世界の人間が!」
今までのオレの行動や言動に不満を思っていたのか七神は爆発した。
キヴォトスの外の世界の人間がキヴォトスでなにをするつもりだと?ふぅん、愚問だな。
「オレの行動は常に決まっている!このキヴォトスにも海馬コーポレーションを創設し、ブルーアイズランドをはじめとするテーマパークやアミューズメント施設を作り上げ身寄りがない貧しい子供達に夢と希望の時間を与え心を満たし明日への活路を見出させる事だ!」
「……え?」
余程の世界では無い限りは、オレの行動は常に決まっている。
海馬コーポレーションを起業し、ブルーアイズランドをはじめとするアミューズメント施設を立ち上げて身寄りがない貧しい子供達に夢と希望の時間を与え明日への活路を見出させること。それこそがオレが憧れた男が見た夢であり、オレ自身の夢でもある。
『いや、あのね……シャッチョさんってこんなんだけどさ、スゴくいい人だから……もうちょっと、言動をさ』
「コレはオレの譲れん部分だ」
ただあくまでも似ているだけでオレ自身が海馬瀬人でないことぐらいは嫌でも痛感している。成り切ろうとしているが出来ないだけの独裁者になっているのも理解している。だが、譲れん。
「会社設立したいからシャーレの先生を拒んでたのね……」
「早瀬、勘違いするな。オレは七神や連邦生徒会長に激怒している部分がある。オレは大人になり損ねた歪んだガキだ……信頼や信用が出来る大人、そんな風に認識された時点で反吐が出る!」
オレはなり損ねた歪んだクソガキだ。そこは紛れもない事実だ。
「対価は頂いた。ならばこの場にはもう用事は無い!」
スマホの契約や銀行口座の設立、会社の設立など時間が幾らあっても足りない!
オレはサンクトゥムタワーを後にした。
『シャッチョサンさ……いいの?シャーレの先生になった方が色々とお得だよ?シャッチョさんの能力ならシャーレの先生やりながら会社の社長とか出来ただろ?』
「ふぅん……オレがそれだけだと思うか?連邦生徒会がキヴォトスの頂点に立っており、その下に色々と学校があるという形になっているがその連邦生徒会のトップが不在だ!……海馬コーポレーションを大きくしキヴォトスに影響を与え連邦生徒会を跪かせ、この治安が悪いキヴォトスの銃社会を終わらせてやる!」
『うわぁ、言ってることはまともだけども言い方的に完全に悪役だわ……でも、それはそれでスゴく面白そう』