海馬社長(偽)のキヴォトス海馬コーポレーション創設記録   作:アルピ交通事務局

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ざっくりキャラ紹介

闇のイグニス

陸八魔アルの様な存在に対して滅法強い転生特典とは別のこの上ない極悪非道な能力を持っている

海馬瀬戸

今回は正義の味方 カイバーマン


アビドスを守れ!正義の味方カイバーマンvs便利屋68社長 陸八魔アル!

 

「キヴォトス人諸君、この生配信へよくぞ辿り着いた……オレの名は海馬、海馬瀬戸。数日前からキヴォトスに来ているキヴォトスの外の世界の人間だ。現在、オレはアビドス高校にやってきている……何故?と言う疑問に対し、オレはこのキヴォトスに海馬コーポレーションを起業するとだけ答え、アビドス自治区がそこだと選んだ」

 

 究極宝玉神レインボー・ドラゴンの力でアビドス自治区の一部にキヴォトスの外の世界の電波を送受信することが出来た。

 

 事業を動かすのに必要な物は揃った……ならば、行動するまでだとアビドス自治区で生配信を行う。

 

「会社を起業すると言ってもなにを起業するか、それはアミューズメント産業……オレは特にゲームが好きでな……さて、オレの身の上話は些細な事としてこの配信について説明をしよう。オレはこのKCチャンネルで動画と生配信をする……本音を言えばVチューバーとして動きたかったが、何分、1からの企業ゆえにをCLIP STUDIO PAINTやらLive2DやらFaceRigを購入することが出来ん有様だ」

 

「あの、すみません。なにを言ってるのか分かりません……どうも、アビドス高校2年生の十六夜ノノミです」

 

「動画配信と生配信についての説明をしよう!動画配信は主に海馬コーポレーションで作った商品等を扱う、所謂レビュー動画だ。そして生配信はキヴォトスの生徒達と雑談を交わす……生配信の時は商品に関する情報は無いと思うがいい。そして今回の記念すべき第一回のゲストはアビドス高校2年生の十六夜ノノミ……さて、なにをする?」

 

「え!?まさかのノープランですか!?」

 

 コレは所謂、やらせである。

 

 具体的な話の進行先については決めている。ノープランと言う事に驚きコメントを確認する

 

 ・え、ノープランなの?

 

 ・ヘイロー持ってない人、はじめてみた

 

 ・Vチューバーとしての活動よりもこっちの方がいいと思う。

 

 ・イケボだ

 

 ・腹筋バキバキだ

 

 ・なんだそのコートは!どうなってんだ!?

 

「そうですね……定番と言えば定番ですが皆さんが知りたいことなどを答えるコーナー、と言うのは?」

 

「このキヴォトスの常識とキヴォトスの外の世界の常識は異なる。質問に答えることについては悪くはない……ただし、一方通行では面白くない。ある程度はお互いにだ。このキヴォトスはアメリカ以上の広さで自治権を持っている組織が管理しきれないレベル……まさか来て早々に銃撃戦に巻き込まれるとは思いもしなかった……この動画のスパチャは基本的には海馬コーポレーションの活動資金となる。ゲストはボランティアに見えるが己の知名度を広げるのに使える。特に腹に色々と抱えている者達は勿論のこと、自分達の活動を知って欲しいと言う団体は応募しろ……ただし甘えた考えは許さん。自分達の活動を知って欲しいと考えているのならば、褒めて欲しいとも思っている。ならばそれ相応のものは見せろ。さて、早速だが質問をぶつけるか」

 

「いきなりですか……では、ぶつけさせていただきますね。まずはやはり定番中の定番、海馬社長の詳細なプロフィールについて……」

 

「今更ながら今回の配信場所はアビドス高校。高校と言う事は保健室がある……十六夜、オレのプロフィールを公開すると言う事は、お前のプロフィールの公開も、体重計に乗る覚悟は出来ているか!」

 

 ・ 撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけか

 

 ・ サバ読まない編集も不可な状態でリアルな数字は止めろ!

 

 ・ 見たい……そのスタイルのリアルな体重が

 

 ・ ノノミと社長のスリーサイズ等、きゃもぉん! ¥1,000

 

「海馬社長、それは嫌です」

 

「ならばお互いに見せれるところを……この様に断る時もあるので注意しろ。そしてオレが情報開示するからお前も同じ情報開示をしろと言い断らせる。オレも十六夜も同じ体重を公開するので不公平と主張しながらも喋らない事を敢えて認めさせ、こちらも開示したくない情報は開示しない様に納得させた」

 

「……嵌められました!?……」

 

 十六夜が絶対に公開したくない体重を公開しない、オレは特に公開しても問題無いと言いながらも十六夜の主張を飲み込むことで交渉を有利に進めた。この事に関しては完全なるアドリブであり、聞き出したいと個人的に思っている情報が聞き出せない、無理と言えば飲み込まなければならない状況を作った。

 

「さて、オレのプロフィールだが海馬瀬戸、海馬コーポレーションの社長だ。身長は188cm,体重67kg、血液型はA、体のプロフィールはそんなところだ」

 

「誕生日は?」

 

「4月28日……年齢についてはオレも深くは言えん。二十歳の若い実業家と見るのも構わんし、酸いも甘いも噛み分けた百戦錬磨の老害とも認識出来る……侮辱しない呼び方でなければ好きに呼べばいい……オレも名字で呼んでいる。キヴォトスの人間は外の世界の珍しい名字が多いな」

 

「ノノミって呼んでくれないんですか?」

 

「呼ばん……家族構成については黙秘させてもらおう」

 

「あ、じゃあ」

 

「名前を呼ぶのに対しての黙秘している内容の対価が釣り合わんわ!!」

 

 名字呼びに対しての黙秘内容の対価が明らかに釣り合っていない。名前はこれからずっとだが、ここは生配信の場であり既に見ている人間に色々と知られてしまう。

 

「そうですか……では、好きなものと嫌いなものを」

 

「好きなものか……食べ物で構わんか?」

 

「いえ、どうせなら色々と」

 

「好きな食べ物は焼肉、基本的にはタレ派だ。好きな物は娯楽と言えるもの……嫌いな食べ物は人が作った料理だ」

 

「……さっき一緒にアビドスの皆さんとラーメンを食べに行きましたよね?」

 

 ・ 潔癖症かな?

 

 ・ 飲食店の料理は食べれるけど人が作った物は無理ってタイプか

 

 ・ 意外とデリケートなのね……

 

「それでもなにか分かりやすいのを上げろと言うのであれば……ドレッシングとマヨネーズが苦手だ」

 

 ホントにその2つに関してはロクな思い出が無い。

 

 ・ 酸っぱいのがだめなのかな?

 

 ・ 野菜嫌いは普通に見るけど、ドレッシングとマヨネーズが嫌いって言う人は見ないよね

 

 ・ むしろ野菜を美味しく食べるのにマヨネーズとドレッシングは必須品じゃ?

 

「嫌いなものは弱い自分、向上心や野心が無い人間だ」

 

「弱い自分……キヴォトスの人間じゃない海馬社長は銃弾1つで大怪我しちゃいます」

 

「……向上心や野心が無い人間は見捨てればいいが、力が無いことは割り切れない。力が無いこと以上に腹立たしい事は無い」

 

「強い人間になりたいんですね」

 

「違う。力を持っている人間になりたい」

 

「……どういうことです?」

 

 ・ 一緒じゃないの?

 

 ・ 強いと力は違うってこと?

 

 ・ 海馬社長にとっての強さと力が気になります ¥1,000

 

「強いことと力を持っているという事は似ているが異なる……強いという事は結果を残せていること、力を持っていることは何かしらの形で結果を残せることだ」

 

「一緒じゃないんです?」

 

「似ているが異なる……配信して直ぐに言ったがオレはアミューズメント産業に手を出す。アミューズメント産業は他の産業と比べてあるものが少ない。それがなにか分かるか?」

 

 ・ なにが少ない?

 

 ・ 人とのコミュニケーション?

 

 ・ アミューズメント産業で少ないものってあるの?

 

「ふぅん、答えは定石……この場合は同じ物や類似品を作るのが難しいと言う点だな。野菜や果物ならば販売に必要な審査基準を満たしている一定のラインを越える様にすればいい。その辺の技術は開拓しなくても既にある程度は学ぼうと思えば簡単に学べる。だが、アミューズメント産業は同じ物を作り続ける事は出来ない。1つのテレビゲームを作って、次に同じ物を作ることは出来ない。他の産業の中でこれさえやっておけば一定の数字を叩き出せるという保証は無い」

 

「なるほど……それが強いと力に関係があるのですね」

 

「アミューズメント産業は死ぬまで一生物の財産になる知的財産を生み出せる。強いと言うのは商品を何度も何度もヒットさせたこと。そして力とは商品をヒットさせるなにかを持っていること。つまり周りに評価される優秀な結果を残した=強い、その結果を生み出す為に必要ななにか=力と言うわけだ」

 

「……なにか?」

 

「このなにかと言うのはバカでも分かる物もあれば、見極めるのに難しい物もある。故に言語にするのは難しいので曖昧ななにかとして扱わせてもらう」

 

 ・ なるほど

 

 ・ そういう風に考えれるのか

 

 ・ 結果を出したことと、結果を出すための力は同じじゃないってことか

 

「何をするにしても力は必要だ。故に力が無い自分が嫌いだ……趣味は自分磨き、と言ってもアミューズメント関係の技能を磨いている事が大半だ」

 

「ではでは……好きな異性のタイプは?」

 

「青き眼の乙女とでも言っておくか」

 

「!?」

 

「オレを手玉に取るなど百年早い!」

 

 話が上手く乗ってきたので好きな異性のタイプについて十六夜は聞いてきた。

 

 それについては想定済み、なんの迷いもなく答えた……青臭い物でも求めていたのか?甘い!

 

「基本的にはキヴォトスの人間は恋愛対象外、脈無しだと思え」

 

「た、大変です!」

 

「アヤネちゃん?」

 

「……生配信中だぞ?」

 

 これからアビドスの実態等を聞いたり色々とする予定なのだが、奥空が突如として乱入してきた。

 

 アドリブかと思ったが奥空は慌てており、何事か?今こうして生配信を妨害しなければならないなにかがあったのかと言う意味合いを込めて生配信だと口にする。

 

「南方15km付近に武装集団が」

 

「カタカタヘルメット団の武装は差し押さえたばかりだぞ?」

 

「いえ、おそらくは傭兵かと!進行方向がこのアビドス高校に!」

 

「ふぅん、無粋な真似を」

 

 南方15km付近に武装集団がやってきたと告げる奥空。

 

 この前カタカタヘルメット団から武器を剥いだが、それでも懲りないのかと呆れたが傭兵がやってきたと告げる。

 

 そして奥空だけでなく、砂狼達も武器を手にして姿を現した。

 

「さて、このアビドス高校だが現在傭兵に襲撃されている……傭兵だ。武装した凡骨ではない」

 

「うへー、キヴォトスじゃ割と普通のバイトだよ?」

 

「アビドス高校に挑むのであれば馬の骨以下だ!」

 

「ん、配信は止めるの?」

 

「いや、このまま続行だ……傭兵崩れが無秩序に暴れると言うのであれば、この正義の味方カイバーマンが倒してやろう!!」

 

 万が一を想定し、正義の味方カイバーマンマスクを作っていて正解だったな。

 

 オレは正解の味方カイバーマンマスクをセットし決闘盤を動かす

 

「さぁ、行くぞ!アビドス高校諸君!南方目掛けて全速前進DA!」

 

 ・ え、まさかの続行!?

 

 ・ 大丈夫?

 

 ・ BANされない!?

 

 ・ 生の戦闘配信ってスゴい! ¥10,000

 

 ・ 無駄に凝ったマスク

 

 ・ そんなのに予算割いてるから金が無いんだ

 

 ・ カイバーマンって……

 

 ふっ、10,000円のスパチャに加えて視聴者が大きく増えたな。

 

 記録として残せる事件の1つでも起きればこの後の展開的にも動きやすいものだったが……悪くはない。

 

「あ、貴女は!」

 

「ラーメンの特盛を恵んでもらった素寒貧どもか!」

 

「っちょ、どういう覚え方!?」

 

 移動すれば傭兵崩れと先ほど食べに行ったラーメン屋の大将が恩情で一杯のラーメンを特盛にしてもらった上で4人で分けていた素寒貧が居た。

 

「変な覚え方をしないでよ!」

 

「ふぅん、ならば何処の誰なのか名乗ると言うのが流儀と言うもの!」

 

「そうね!なら答えてあげるわ!」

 

 変な覚え方をしているのでリアクションを取る素寒貧の4人のリーダー。

 

 何処の誰なのか分からない以上は名乗りを上げるのが礼儀というものであろう。それを指摘すればそれもそうかと納得した。

 

 ・ 生配信で名乗ろうとしてる

 

 ・ 多分気付いてないんだろう

 

 ・ あれ、コイツラって確か

 

「私達こそ何れキヴォトスにそのアウトローな伝説を刻み込む便利屋68!その社長の陸八魔アルよ!」

 

「室長の浅黄ムツキ!」

 

「……ノリノリだね……課長の鬼方カヨコ」

 

「ひ、平社員の伊草ハルカ……」

 

 ふぅん、1人冷静な奴がいるな……。

 

「こっちが名乗ったんだから、あんたも名乗りなさい!」

 

「「「「「「「「え?」」」」」」」」

 

 カイバーマンマスクを装備している為に陸八魔はオレと先ほどラーメン屋で会った人間だと気付いていない。事前の情報とか色々と含めればオレの事を直ぐに分かるというのに、と言うか他の3人は察しているぞ。

 

「貴様がアウトローな伝説を刻み込む者ならばオレは正義の伝説を刻む者!正義の味方カイバーマン!」

 

「ふっ……なるほどね。アウトローな私達の対極な存在というわけね」

 

「……しゃ……カイバーマン、このノリはなんなの?」

 

『セリカっちも乗っとるやないか』

 

 社長と言いかけたが社長が2人居るのでカイバーマンと訂正した黒見。謎の空気を醸し出している事に関して察していてそれを読んでいると言うかノリに付き合っているのでカスが乗っとるやないかと呆れている。

 

『んじゃ、例のアレを……デュエル、開始ぃいいいい!』

 

 カスがデュエルの宣言をすればオレは黒見達に指示を出す。

 

 傭兵であり何処かやる気がなく練度も低い者達と比較すれば黒見達の方が遥かに上だ。

 

「フハハハハ!どうした便利屋68!随分とお粗末な戦いだな!」

 

「っちょ、なんでこんなに強いの!?」

 

「カイバーマンが指揮してるから普通よりも力を出せるんだよ」

 

 便利屋68は弱くはないが、脅威的な強さは感じない。陸八魔は想定していたのよりも過酷な戦闘になっていると慌てている中で鬼方がオレが指揮していることで力を発揮しているとサポートを入れる。

 

 オレが力を貸していることで普通よりも力を出せていると分かれば浅黄が銃を向ける。

 

「カイバーマン!」

 

「ふぅん、オレのフィールドがガラ空きだと思ったか!」

 

 オレが狙われると思ったのか砂狼は叫ぶ。だが、随分と下に見られたものだと呆れる。

 

「現れろ!正義の伝説 カイバーマン!」

 

「増えた!?」

 

 遊戯王を用いた対抗手段ぐらいは用意している。

 

 正義の伝説 カイバーマンのカードを召喚すれば空中に3枚のカードが浮かび上がる。

 

「正義の伝説 カイバーマンの召喚成功時、正義の伝説 カイバーマンの効果!デッキ、手札、墓地より青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を貴様に見せつける!」

 

「なななな、なっ、何ですってーーーーーーー!!!???」

 

 3枚いや、3体の青眼の白龍を公開すれば陸八魔は固まった。

 

 明らかにあんなのは予想していないと慌てている。

 

「正義の伝説 カイバーマンの効果で3体の青眼の白龍を公開した後、1体を特殊召喚する!強靭!無敵!最強!我が魂!青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)!!」

 

「あ、1体だけに……でも、あんなの……聞いてないわよ、あんなのぉ〜」

 

 青眼の白龍を召喚すれば陸八魔は涙目になった。

 

 明らかに別格の存在、と言うか自分達が相手にしていいレベルの存在じゃないと直ぐに認識した。

 

「ふぅん、貴様達の野望は潰えた……この様な仕事をしているのだ、狩られる覚悟は出来ているだろうな!」

 

「ひぃーっ!!」

 

「ドラゴンなんかにアル様は食べさせない!!」

 

 青眼の白龍が威嚇すれば怯えている陸八魔。襲わせるかと伊草が青眼の白龍を銃で攻撃すれば……青眼の白龍は通過した。

 

「……っへ?」

 

「カイバーマン、貴方のそれ……立体映像だね」

 

「ふぅん、果たしてどうかな?」

 

 あっさりと銃弾が通過したので固まる陸八魔。

 

 鬼方がオレの僅かな行動から目の前に居る青眼の白龍が立体映像だと見抜いた。

 

「な〜んだ、ただの立体映像か……じゃあ、遠慮なくいけるね」

 

「……」

 

「返答しない……!ふっ、正義の味方による正義の伝説だかなんだか知らないけどハリボテの様ね!」

 

 浅黄が試しにと自分の銃で撃ったが青眼の白龍は通過した。

 

 立体映像であることに対して返答をしない、返答をしないという事は返す言葉がなく認めていると陸八魔も青眼の白龍がハリボテである事に気付いた。

 

『カイバーマン、どうする?』

 

「流石に手加減は出来ん…………」

 

 カスがこのままでは危ないからなにか手を出さないのか?と聞いてくる。

 

 立体映像でなく実体を持った青眼の白龍は呼び出せないわけではない、ただそれをすれば確実に陸八魔達は死んでしまう。

 

「この感じ……陸八魔、貴様、6に到れる人間だな!」

 

「え、6?……なんだかよくわからないけど、取り押さえさせてもらうわ!」

 

「よりによって一番相手にしたくないタイプとは……カス、貴様のスキルを使え!」

 

『やだよ』

 

「っち……こういう時に使えん奴め」

 

 陸八魔が6に到れる相手に回すと厄介なタイプの相手だと分かれば6に到れる人間に対して滅法強い能力を持っているカスにその能力を使えと言った。デメリットがあるわけではないが、その能力を使えば陸八魔を倒すことは可能だ。だがカスはこういう時に力を貸さない……そちらの方が面白いからだと言う判断の上で力を貸さない。

 

「仕方があるまい……青眼の白龍、滅びの疾風爆裂弾(バーストストリーム)!!」

 

「立体映像なら怖く……!?」

 

 青眼の白龍の攻撃、滅びの疾風爆裂弾を誰もいない遮蔽物の少ない方向に向かって放つ。

 

 陸八魔は立体映像ならば怖くはないと自信げに言うが爆風とも言える突風が吹き荒れた。

 

青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)が何時立体映像だと言った?」

 

 先程まで見えていた雲の位置がズレる。滅びの疾風爆裂弾が映像ではない物だと言うのを見せつけた。

 

「っく……さ、流石は正義の味方を名乗るだけあるわね!アウトローに対しては強いけれど、その虚勢の正義を何時まで貫けるかしら!一先ずは戦略的撤退よ!」

 

「ん、させない」

 

「砂狼、止めろ!深追いはするな!」

 

「なんで?」

 

 青眼の白龍の力のほんの一部を見て撤退を選んだ……どうやら引くことが出来る賢さも持っている。

 

 青眼の白龍を召喚した時からこちら側が優勢で、撤退しようとした便利屋68を砂狼は追跡しようとするが止めた。

 

『陸八魔アルは倒すのが恐ろしくめんどうな相手……陸八魔アルを倒す準備もなにもせずに挑めばこっちが痛い目に遭うよ』

 

「……貴様が力を貸せば直ぐに終わる話だろう」

 

『いや、カイバーマンのデッキのチョイスもどうかと思うぞ?もうちょい、サイクロプス辺りを詰め込んだデッキを用意しないと』

 

 オレの認識でもカスの認識でも陸八魔は倒すのに恐ろしくめんどうな相手だと切り替わる。

 

 だが、カスが力を貸せば直ぐに終わる話。それを言えばオレが今回用いているデッキで陸八魔達を取り押さえるカードが無い事を指摘し、別のデッキを用意しろと意見が送られた。

 

「そんなスゴいドラゴンがいるなら倒せないの?」

 

「倒せん……青眼の白龍は最強モンスター、それ故に普通に攻撃しただけでも死んでしまう」

 

 傭兵くずれは小鳥遊達が倒したものの、便利屋68達を取り逃がした。

 

 青眼の白龍が居るならば便利屋68を達をどうにかする事が出来ないのか小鳥遊は聞くが、力が強過ぎる故に青眼の白龍は威嚇射撃しか出来ない。まともに戦えば死んでしまう。

 

『こっちの勝利条件は首謀者達を捕まえる、向こうはアビドスを倒して学校を乗っ取る……こりゃ引き分けに近い負けだ』

 

 便利屋68は6に到れる人間、陸八魔アルが率いている。

 

 本来であれば倒せて事件を無事に解決する事が出来たのに、便利屋68は何事も無かったかの様に生還している。カスがオレに引き分けに近い負けと言い頭に血が昇る。

 

「オレに屈辱を味合わせるとは……許さん、絶対に許さんぞ!陸八魔アル!」




陸八魔アル

社長及び闇のイグニス基準で1から5段階評価で6になれる素質あり
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