残花「前回は異世界に召喚されて、2番手が戦争に参加しようとかほざいたな」
ハジメ「まあ、気にしていてもしょうがないよ」
うp主「そうだぞ、それに言ってしまえば俺もアイツ嫌いだし」
残花「えぇ....」
「「「それでは第3話、どうぞ!」」」
メルト
「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」
彼の名はメルト・ロギンス、ハイリヒ王国の騎士団長を務めている
今がどういう状況なのかを分かりやすく説明すると、あの戦争参加の話を終えた後、俺たちはハイリヒ王国に向かい、簡単な交流を行った後に1晩を過ごした
その時に国王エリヒド・S・B・ハイリヒ、王妃ルルアリア、ランデル王子、王女リリアーナの紹介がされた
俺は正直どうでもよかったが、1つ言うなら異世界の飯よりもカップ麺の方が美味しいということがわかった
そんなこんなで、俺達は朝起きた後、戦争で戦えるようにする為の訓練や座学が今日から行われる事となり、そして冒頭に至る
メルト
「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。 〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」
光輝
「アーティファクト?」
アーティファクトという聞き慣れない単語に光輝が質問をする。
メルト
「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属けんぞく達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」
成程、てことはこれは現代で言う保険証的な物か、無くしたら終わりだな
そんなこんなで指先に針をチョンと刺し、プクと浮き上がった血を魔法陣に擦りつけた。すると、魔法陣が一瞬淡く輝き、俺のステータスが表示された
===============================
黒上残花 17歳 男 レベル:1
転職:鍛冶師 ???
筋力:22000
体力:30000
耐性:24000
敏捷:80000
魔力:∞
魔耐:60000
技能:永劫破壊・星辰光・武器創世・全属性耐性・燃料変換・状態異常無効・鉱物創世・言語理解
===============================
残花
「???????????????????」
what?え?は?いやいやいやいや
百歩譲ってステータスはまあわかる、現実でも鍛えまくったし、クマ相手でも瞬殺出来るくらいには強くなってるし、敏捷も雲耀使えばそのくらいあっても不思議では無いし、大型バスも力で押せる位には馬鹿力だったから納得はしよう
だけど魔力∞と技能、テメェらはダメだ、イカれてるだろ∞って、魔力無くなることないじゃん、下手な魔法覚えたら固定砲台になれるよ俺?
そして何よりも星辰光と永劫破壊だと?なぜ俺はこんなのを取得している?しかも職業鍛冶師だし
メルト
「全員見れたか? 説明するぞ? まず、最初に〝レベル〟があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」
ふむ、レベルは100がカンストか。まあシンプルにわかりやすいな
メルト
「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」
あ、武器は支給してくれるのね。まあ自身のステータス見る限りだと武器はいらなさそうだけど、繋ぎまでの得物は必要か
メルト
「次に〝天職〟ってのがあるだろう? それは言うなれば〝才能〟だ。末尾にある〝技能〟と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」
へぇー…俺って鍛冶師の才能があったのか。将来刃物専門店でも作って見るのもありだな
メルト
「後は……各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 全く羨ましい限りだ! あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」
???????????????
平均10?よし、ここで俺のステータスの平均を計算…出来るかぁ!?
あー………そうか、これが英雄になる為の試練なんだな、ヴァルゼライド閣下
ハジメ
「残花、どうだった、ステータス、僕はこんな感じだったけど」
そういいながら、ハジメは自身のステータスを俺に見せてきた
===============================
南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1
天職:錬成師
筋力:10
体力:10
耐性:10
敏捷:10
魔力:10
魔耐:10
技能:錬成・言語理解
===============================
残花
「錬成師…ステータスはともかく、技能を極めたら現代兵器を作れるんじゃないか?」
ハジメ
「現代兵器?それって銃とか?」
残花
「そそ、ここは異世界だろ?てことは銃とかは無いはずだ。つまり銃をお前が作り出せば大抵の敵ならステータス関係なくやれるだろ」
そう言うと希望の目に満ちてきたハジメ、尚俺のステータスはどんなのと聞かれた際に死んだ目で俺が見せると、ハジメも俺と同じ反応を示していた
そんな話をしてる中、メルト団長に報告しに行った天之河のステータスだ
が
============================
天之河光輝 17歳 男 レベル:1
天職:勇者
筋力:100
体力:100
耐性:100
敏捷:100
魔力:100
魔耐:100
技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
==============================
こんな感じだった。言わせてくれ、勇者でこれなら俺は何なんだ?
メルト
「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」
光輝
「いや~、あはは……」
そんなこんなで皆、メルト団長にステータスを見せて行くことになった。その道中でハジメに絡んでくる4人組がいたが、軽く捻った
その時に先生が仲裁に入って来たが、その時のステータスを見せた時にハジメはショックを受けていた
=============================
畑山愛子 25歳 女 レベル:1
天職:作農師
筋力:5
体力:10
耐性:10
敏捷:5
魔力:100
魔耐:10
技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解
===============================
残花
「はあ…これどう説明すればいいのやら」
雫
「らしくないわね、貴方がそんな顔をするなんて」
そう悩んでいると、八重樫雫は俺のとこにやってきた
残花
「雫は確か剣士だったな、果たしてお前の剣技に耐えれる得物は武器庫にあるのかね?」
雫
「一流の剣士なら、どんな武器でも使いこなすわよ。何に悩んでいるのか知らないけど、深く考えても仕方ないわよ」
残花
「そうだな笑、腹括ってくるよ」
そういいながら俺はメルト団長に自身のステータスを見せてきた。すると宇宙猫みたいな顔になって驚いていた
もしかしたら故障かもしれないとの事なので、念の為ということで新しいステータスプレートを起動したが、結果は変わらずだった
メルト
「申し訳ない、何分こんなステータスは初めて見たものでな」
残花
「信じれないのも無理はないですよ、俺もそんな反応でしたし、だって魔力∞ですよ?」
メルト
「全くだ…これで鍛冶師というのだから、戦闘職だったらどんな化物…いや、もはやこんなステータスなら職業は飾りみたいなものか」
そうこう言ってる内に、俺達は国の宝物庫内で装備を漁っていた
天之河のやつはいかにも勇者ですよオーラがビンビン伝わるような金の鎧と聖剣を装備していた
残花
「やっぱり、見た感じ俺自身の手で得物を作った方が良いのかもな…ん?」
ふと横を見ると、そこには謎の盾が置かれていた
メルト
「これが気になるのか、この盾は気が付けばここにあったものでな、誰が持ってきたのかどうかも分からないんだ」
残花
「誰が持ってきたか分からない?」
メルト
「ああ、なんでも君たちが召喚される数日前に急にあったらしい」
疑問…残花の中に、その言葉だけがよぎった
"まるで俺がこの盾が気になる、そして見入ってしまう" その用に置かれていると言ってもおかしくなかった
そして意識を失っている時に突如として現れたクリストファー・ヴァルゼライド…何か俺の知らない所で、点と点が結んで言ってるような気がした
残花
「メルトさん、この盾貰っていいですか」
メルト
「構わん、元々それの処分には困ってたところだ」
そう言われた俺は、その盾を手にした。すると一瞬その場がひかり、気が付けば盾は消えていた
何が起こったか分からないままで、とりあえず俺は去ろうとしたが、その時に盾の名前を、日本語で説明を書いた人の名をを見て俺の頭の中の整理が出来なくなっていた
ディア・アルテマヘイン
"摂理・究極絶対ノ盾…この盾に選ばれし者よ、どうか世界を救ってくれ"
"水銀の蛇 カール・クラフト・メルクリウス"
次回予告
「貴方は強い、だけど、明日の迷宮攻略には参加しないで欲しい」
「私は…死ぬのが怖い、でもそれ以上に、周りの人の死を見るのはもっと怖い」
「約束する、何があっても死なない。そして、お前が助けを求めるなら、何があっても駆けつけてやる」
第4話 月下の語らいと約束