ティーパーティーに潜む、忠実な駒   作:KuRoNia

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勇者と魔王 ~3~

 ミレニアムの午後は、どこか乾いている。

 空は高く澄み渡っているのに、地面に立てばその空気は機械の熱と金属の匂いを含んでいて、自然とは違う“整えられた環境”の中にいることを否応なく意識させられる。

 ゲーム開発部を後にした黒夜は、ポケットの中のスマートフォンに目を落としていた。

 画面には、先ほど届いたばかりのモモトークの通知。

 

 送り主は――ネル。

 簡潔な文面だった。

 

【訓練場に来い。場所は共有する】

 

 それだけ。

 理由も、用件も書かれていない。

 だが、それで十分だった。

 黒夜は足を止めることなく、そのまま指定された場所へと向かっていた。

 

(……ネルさん、ですか)

 

 会議の場で初めて顔を合わせた時のことを思い出す。

 鋭い視線、隠そうともしない警戒心…だが同時に、仲間を守るためなら躊躇なく前に出る強さ。

 あの短い時間の中だけでも、彼女が“前に立つ人間”であることは十分に伝わってきた。

 

(……何を言われるか、ある程度は予想がつきますね)

 

 苦笑が、わずかに浮かぶ。

 やがて視界が開ける。

 広い敷地。整然と並ぶ射撃レーン。遠方には無数のターゲットが設置されている。

 ミレニアムの訓練場だった。

 そして、その中央付近。

 乾いた銃声が、規則的に響いている。

 

――パン、パン、パン。

 

 一定のリズムで無駄のない動き。

 黒夜は自然とその音の先へ視線を向けるとネルがいた。

 両手にサブマシンガンを構え、次々とターゲットを撃ち抜いている。

 反動を制御し、視線は的を睨みつけていてまったくぶれない。

 一発ごとに確実に中心を捉えていくその様子は、見ているだけで技量の高さが分かる。

 

(……凄まじいですね)

 

 足を止めず、そのまま歩み寄る。

 ネルは振り返らない。

 だが、黒夜が一定距離まで近づいたところで、唐突に口を開いた。

 

「遅ぇな」

 

 視線は前のまま。

 それでも、黒夜が来たことは完全に把握している。

 

「申し訳ありません」

 

 黒夜は静かに答える。

 

「少し寄り道をしてしまいました」

 

「ふん」

 

 短く鼻を鳴らす。

 

「まぁいい」

 

 そう言いながら、最後の一発を撃つ。

 ターゲットの中心に穴が空く。

 そのまま銃を下ろし、ようやく黒夜の方へ視線を向けた。

 

「で」

 

 顎で隣のレーンを示す。

 

「突っ立ってねぇでお前もやってけよ」

 

 それが合図だった。

 黒夜は軽く頷き、隣のレーンへと移動する。

 自分のピースメーカーを手に取る。

 重さを確かめるように一度だけ持ち上げ、指の感触を調整する。

 

 呼吸を整える。

 

 そして――

 

 引き金を引く。

 

――パン!

 

 弾は、中心からわずかに外れた位置に着弾する。

 ネルが横目でそれを見る。

 

「……へぇ」

 

 興味を持ったような声。

 

「悪くねぇな」

 

「ありがとうございます」

 

 黒夜は淡々と答える。

 だが、次の一発。

 

――パン!

 

 今度はさらに外れる。

 

 そして三発目。

 

 わずかに修正されるが、それでも中心には届かない。

 ネルが小さく笑う。

 

「なるほどな」

 

 再び銃を構える。

 

「“当てる気はあるが、外しても構わねぇ撃ち方”だな」

 

 黒夜は否定しない。

 ただ、もう一度引き金を引く。

 

――パン!

 

「……そう見えますか?」

 

「少なくともあたしにはそう見える」

 

 しばらく、二人は並んで射撃を続ける。

 乾いた音が、規則的に響く。

 その中で、ネルがぽつりと口を開いた。

 

「なぁ」

 

 視線は前。

 だが、その声は明確に黒夜へ向けられている。

 

「お前、なんでそんな戦い方してんだ?」

 

「……と、言いますと?」

 

「攻撃じゃねぇ」

 

 ネルが次のターゲットを撃ち抜く。

 

「守備だ」

 

 間を置かずに続ける。

 

「お前はずっと守ることを優先してるだろ」

 

 黒夜は少しだけ動きを止めた。

 そして、静かに息を吐く。

 

「……そうですね」

 

 否定はしない。

 ネルはそのまま言葉を重ねる。

 

「気になってたんだよ」

 

 もう一発撃つ。

 

「なんでそんな面倒な事してんのかってな…」

 

黒夜はゆっくりと銃を下ろした。

 

少しだけ視線を落とす。

 

「……昔の話になりますが」

 

静かに語り始める。

 

「私は、誰も信じられない時期がありました」

 

 ネルは何言わない。

 ただ、静かに聞いている。

 

「周りの全てが敵に見えて、自分もまた誰かにとっての敵でしかない」

 

 言葉を選びながら続ける。

 

「疑心暗鬼、という言葉が一番近いでしょうか」

 

 わずかに苦笑が混じる。

 

「信じることも、信じられることも、どちらも出来なかった」

 

 ネルの指が、わずかに止まる。

 だが、口は挟まない。

 

「そんな時に」

 

 黒夜はゆっくりと顔を上げる。

 

「手を差し伸べてくれた人たちがいました」

 

 視線は、遠くのターゲットへ。

 だが、その先にあるのは、別の光景のようだった。

 

「何の見返りも求めず、ただ“信じる”と言ってくれた」

 

 ほんの一瞬、言葉が途切れる。

 

「……あの時のことは、今でもよく覚えています」

 

 再び銃を構える。

 だが、撃たない。

 

「だからこそ」

 

 そのまま続ける。

 

「私は、彼女たちを守りたいと思っています」

 

 声は静かだが、揺るぎがない。

 

「守ると決めたからには、最後まで守り抜く」

 

 ネルの眉が、わずかに動く。

 

「たとえ自分がどうなったとしても……」

 

 黒夜はそこで、ようやく引き金を引いた。

 

――パン!

 

 弾は、ターゲットの端をかすめる。

 

「……それが、私の戦い方なんですよ」

 

 静寂が落ちる。

 しばらくの間、ネルは何も言わなかった。

 ただ、ゆっくりと銃を下ろす。

 

「……そうか」

 

 短い一言だった。

 だが、その中に何かを飲み込んでいる。

 次の瞬間、ネルはふっと笑った。

 

「ならなおさらだな…」

 

 銃を持ち直す。

 

「攻撃も覚えろよ」

 

 黒夜がわずかに目を見開く。

 ネルは構わず続ける。

 

「守りたいなら、敵を倒せばいい」

 

 照準を合わせる。

 

「それが一番確実だろ?」

 

――パン!

 

 ど真ん中に命中する。

 

「守るだけじゃ、いつか限界が来る」

 

 淡々とした口調。

 だが、その奥には経験が滲んでいる。

 

「相手が諦めるまで守る?」

 

 鼻で笑う。

 

「甘ぇよ」

 

 黒夜は何も言わない。

 ただ、ネルの言葉を受け止めている。

 

 ネルが次のターゲットを撃つ。

 

「敵はな、諦めねぇ奴の方が多いんだよ」

 

「だったら、どうする?」

 

 黒夜は静かに答える。

 

「……それでも、守り続けます」

 

 即答だった。

 ネルの目が細くなる。

 

「本気で言ってんのか」

 

「はい」

 

 迷いがない。

 

「相手がどれだけ諦めなくても、こちらが諦めなければいい」

 

 ネルは小さく息を吐いた。

 

「……面倒くせぇやつだな」

 

 だが、その口元はわずかに緩んでいる。

 

「いいぜ」

 

 再び銃を構える。

 

「だったら、その守りを貫けるだけの“攻撃力”を叩き込んでやる」

 

 黒夜が少しだけ目を瞬かせる。

 

「守るだけじゃ足りねぇって、体で覚えさせてやるよ」

 

 振り返る。

 その目は真っ直ぐだった。

 

「お前なら付いてこれるだろ?」

 

 黒夜は一瞬だけ間を置き――

 

 小さく笑った。

 

「……もちろん」

 

 その返答に、ネルも笑う。

 

「上等!よく言った!」

 

 その後訓練場には、再び銃声が響き始めた。

 ネルの指導は容赦がない。

 姿勢、呼吸、照準、引き金の引き方。

 一つ一つを叩き込むように修正していく。

 

「違ぇ、今のはブレてる!」

 

「はい」

 

「力入れすぎだ!もっと抜け!」

 

「……こう、ですか」

 

「そうだ、そのまま撃て!」

 

――パン!

 

 先ほどよりも、わずかに中心に近づく。

 その繰り返し。

 時間が過ぎさり気付がつくと日が傾きかけていた。

 それでも、二人は止まらない。

 

 だが、その最中。

 

 ネルは一瞬だけ、黒夜の横顔を見る。

 

(……こいつ、ほっといたら何もかも背負ってあっさり死にそうな顔してやがる)

 

 わずかに目を細める。

 

(……変な所で、リオの奴に似てんな…)

 

「おい!」

 

 声を張る。

 

「次だ、集中しろ!」

 

「はい!」

 

 黒夜の返事が響く。

 二人の声と銃声だけが、長く、長く、訓練場に残り続けていた。

 

 訓練場のから見える空は、すでに夕焼けに染まり始めていた。

 白く整えられていたはずの空間は、斜めから差し込む橙色の光によって柔らかく輪郭を崩され、昼間とはまるで別の場所のように見える。

 金属の冷たさも、どこか鈍く、静かな余韻の中に沈んでいた。

 

 乾いた銃声は、もう聞こえない。

 

 代わりに残っているのは、かすかに残る硝煙の匂いと、熱の引ききらない空気だけだった。

 

「……こんなもんだろ」

 

 ネルはそう言って、肩を軽く回す。

 隣で黒夜が銃を下ろし、丁寧に銃を確認していた。

 

「ありがとうございました、ネルさん」

 

 その声音は変わらない。

 疲労の色は見えるが、それでも崩れない落ち着き。

 

 ネルは鼻で笑う。

 

「礼はいらねぇよ。どうせ明日もやるんだからな」

 

「……そうですね」

 

 わずかに目を細める黒夜。

 

「是非、お願いします」

 

 その返答に、ネルは一瞬だけ視線を逸らした。

 

「……まぁ、ついてこれるならな」

 

 短くそう言い捨てる。

 それ以上は何も言わない。

 黒夜もまた、それ以上踏み込まない。

 ほんのわずかな沈黙の後、黒夜は軽く一礼した。

 

「それでは、私はこれで失礼します」

 

「ああ、気をつけて帰れよ」

 

 ネルは手をひらひらと振る。

 黒夜はそのまま背を向け、訓練場の出口へと歩き出した。

 足音は静かで、夕焼けの中にその背中がゆっくりと溶けていく。

 ネルは何も言わず、その背を見送っていた。

 やがて、黒夜の姿が完全に見えなくなる。

 訓練場に、再び静寂が戻る。

 

 ネルは小さく息を吐いた。

 そして、視線を動かさずに口を開く。

 

「……見てんだろ? さっさと出てこいよ」

 

 その声は低く、だが確信に満ちていた。

 

 次の瞬間。

 

 どこからともなく、小さなドローンが滑るように現れる。

 音もなく、ネルの前で停止した。

 機械的なレンズが、こちらをじっと見つめている。

 そして、そこから声が響いた。

 

「流石ですね」

 

 落ち着いた、どこか芝居がかった声音。

 

「ミレニアム最強の名は伊達ではありませんね」

 

「いつから気付いていました?」

 

 ネルは肩をすくめる。

 

「最初っからに決まってんだろ」

 

 即答だった。

 ドローンのカメラがわずかに揺れる。

 

「……なるほど」

 

 ヒマリは小さく笑った。

 

「それは目障りだったでしょう?失礼しました」

 

「で?」

 

ネルは腕を組みながら視線をドローンに向ける。

 

「なんで隠れて様子見てた?」

 

 問いは短く逃げ道はない。

 ヒマリは一瞬だけ沈黙した後あっさりと答えた。

 

「興味本位です」

 

 その言葉に、ネルの眉がわずかに動く。

 

「……は?」

 

「今日一日黒夜さんの行動を、ドローンを経由して観察していました」

 

 あまりにも軽い調子。

 まるで散歩の報告でもするかのような口ぶり。

 ネルはしばらく無言でドローンを見つめていたが、やがて小さく舌打ちした。

 

「……相変わらず性格悪ぃな」

 

「お褒めに預かり光栄です」

 

 即座に返すヒマリ。

 その軽さに、ネルは深くため息をついた。

 だが、すぐに表情を戻す。

 

「それで?」

 

 少しだけ声のトーンが変わる。

 

「一日見てたんだろ」

 

 ドローンを真っ直ぐに見据える。

 

「お前から見てあいつはどう映った?」

 

 問いは、単なる雑談ではない。

 確かめるような響きがあった。

 ヒマリは、ほんの一瞬だけ沈黙する。

 そして、ゆっくりと口を開いた。

 最初の声音は、明るかった。

 

「そうですね~」

 

 軽やかに言葉を選ぶ。

 

「気遣いが出来て、他者を尊重し、決して傷付けないように立ち回る」

 

 一つ一つ、評価を並べていく。

 

「その振る舞いは、まさに執事や護衛を想起させます」

 

 どこか楽しげですらある口調。

 

「争いごとを好まない、善人なのでしょうね」

 

 ネルは何も言わない。

 ただ、聞いている。

 ヒマリの言葉が、そこで一度途切れる。

 

 そして――

 

 声音が、ゆっくりと落ちていく。

 

「ですが先ほどの、あなたとの会話を聞いて」

 

 ほんのわずかに、言葉を選ぶ間が入る。

 

「……少し、気になる点がありました」

 

 ネルの目が細くなる。

 

「気になる点、ね」

 

「黒夜さんは、自分の事を二の次に置いている節があります」

 

 その言葉は、静かだった。

 

「それに加えて」

 

「この間の先生の言葉が気になりまして」

 

 ドローンのレンズが、わずかに光を変える。

 

「少し、調べてみたのですが……」

 

 ネルの眉がわずかに寄る。

 

「……あいつのことか?」

 

「ええ」

 

 ヒマリは肯定する。

 

「今でこそ、彼はゲヘナとトリニティに同時に在籍している稀有な生徒ですが」

 

 そして、静かに告げる。

 

「それ以前はゲヘナからトリニティに送り込まれた“スパイ”だったようです」

 

 ネルの目が、わずかに見開かれる。

 

「……は?」

 

 思わず漏れた声。

 ヒマリは続ける。

 

「詳しい内情までは追いきれませんでしたが」

 

 淡々とした口調。

 

「その処遇を巡って、一時期ゲヘナとトリニティはかなり危険な状態にあった可能性が高いです」

 

 ネルは何も言わない。

 だが、その視線は鋭くなっている。

 

「そして」

 

 ヒマリの声が、さらに静かになる。

 

「現在の彼は、ナギサさん達を命を賭して守ろうとしている」

 

「もし仮に、最初から彼が、ゲヘナとトリニティの“どちらも守りたかった”と考えていたとしたら」

 

「あの戦い方も、理解できます」

 

 ドローンのレンズが、夕焼けを反射する。

 

「彼の目の前に立つのが、どちらも“攻撃したくない存在”だったとしたら」

 

 ネルがぽつりと呟く。

 

「……自分を的にしてでも、守るか…」

 

 その言葉に、ヒマリは答えない。

 ただ、沈黙が落ちる。

 夕焼けが、さらに濃くなる。

 しばらくして、ネルが再び口を開いた。

 

「……でもよ」

 

 腕を組み直す。

 

「今は違うだろ」

 

 視線は遠く。

 黒夜が去っていった方向。

 

「ゲヘナとトリニティの関係も悪くねぇ」

 

 少しだけ眉をひそめる。

 

「それなのに、なんで未だに“守り”なんだ?」

 

 その問いに、ヒマリはすぐには答えなかった。

 わずかな沈黙が流れる。

 

「……恐らくですが」

 

 静かに言う。

 

「心理的なトラウマ、でしょうね」

 

 ネルがわずかに目を細める。

 

「トラウマ?」

 

「ええ」

 

 ヒマリは続ける。

 

「もし攻撃に転じた結果、守るべきものを守れなかったら」

 

 一つ一つ、言葉を積み上げる。

 

「その可能性を、彼は極端に恐れている」

 

 ネルの指が、わずかに動く。

 

「守れなかった場合」

 

 ヒマリの声は、さらに低くなる。

 

「それは彼にとって――死よりも恐ろしいことなのでしょう」

 

 ネルは、何も言えなかった。

 ただ、黙るしかなかった。

 夕焼けが、二人の間を静かに満たす。

 やがてヒマリの声音が、ふっと元に戻る。

 

「ですが、ご安心ください」

 

 どこか明るさを取り戻した声。

 

「この超天才清楚系病弱美少女ハッカーに掛かれば手のかかる後輩を正しい道に導くことなど、容易いことです!」

 

 その宣言に、ネルの顔が呆れた表情になる。

 

「……はぁ?いつからあいつはお前の後輩になったんだよ…」

 

 腕を組んだまま、吐き捨てる。

 

「ただの短期留学生だろうが」

 

 だがヒマリの返答はない。

 ドローンは、どこか満足げに静止している。

 どうやら聞いていないらしい。

 ネルは深くため息をついた。

 

「……もう勝手にしろ」

 

 小さくそう呟く。

 だが、その視線はどこか険しいままだった。

 

 

 その頃同じ夕焼けの中。

 別の場所で一人の少女が、静かにモニターを見つめていた。

 彼女の前には、複数の映像が並んでいる。

 その中の一つの訓練場での記録。

 ネルと黒夜のやり取りと今しがたの会話。

 そのすべてが記録されている。

 

 リオは、何も言わずにそれを見ていた。

 

「……なるほど」

 

 その声には、わずかな理解とほんの少しの、共感が混じっていた。

 視線は、黒夜の映像に固定されている。

 

「私もミレニアムを守るためなら」

 

 ほんの一瞬だけ、目を閉じる。

 

「自分がどうなろうが構わないわ」

 

 再び目を開く。

 その瞳は、冷静だった。

 だが、その奥にあるものは――

 

「黒夜」

 

 ゆっくりと、その名を呼ぶ。

 

「貴方は……私と同じかもしれないわね……」

 

 夕焼けが、完全に沈みかけていた。

 

 それぞれの場所で。

 

 それぞれの視線が。

 

 同じ“危うさ”を、捉え始めていた。

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