ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ シーズン2 作:国士となるもの公式ss
〇〇〇〇〇との激戦から、しばらくの日が経った。
あの時こそ5つの力をひとつに合わせての手に汗握る激闘であったが、しばらく経てばそれもただひとつの思い出となるだけだった。
それ以外で集まることもなくはないが、だからといってわざわざあの日は楽しかったよね、またあんなふうに戦いたいね、と思って話すこともない。
彼らは指輪を巡って戦い合うライバル。
お互い馴れ合うことはしないのだ。
「しゃっせー…あざした…またのお越しをお待ちしておりまーす。」
吠は相変わらずバイトに明け暮れ、
「百の夜を君と共に!みんなの百夜陸王だよ!」
陸王はLIVEでリクオニストを虜にし、
「テガソード様!肩がこっておられます!ああ、おいたわしや!私がすぐに…!」
竜儀はテガソード様を信奉し、
「わし…じゃなかった!僕もそのパジャマパーティー、参加しても…ええ!?女の子だけなのか?知らなかった…」
禽次郎は若い身体と精神を謳歌し、
「探偵業務入ってこない時はバイトに限るわよね〜 フフフンフン♫(鼻歌)」
角乃は探偵業務をしながらバイトを掛け持ち、
「よぅ。俺様の世直しが必要か?」
真白は世直しに精を出している。
前と同じようで、確かに違う生活。
そして…
あの男〇〇〇〇〇も、前と同じようで確かに新しい日々を過ごしていた。
「あんの口悪狼の口、縫い合わせそびれたか…あのキザアイドルも…バカみてえにテガソードを敬ってるかなんだか知らねえが黄色メガネも…」
「あの若作りじじいも、偉そうな世直しかぶれも!」
「あー!ムカつくったらありゃしねぇ!俺ちゃんの指輪を持っていきやがって!」
「そりゃな、戦ってる時は面白かったし、楽しいという感情すら芽生えたさ、だがな、それがずっと続くとなると別問題なんだよ!」
「あー!腹立たしい腹立たしい腹立たしい!」
俺ちゃんの50周年キャンペーンリングも持っていきやがって…テガソードの野郎!ムカつくぅう〜!」
…どうやら彼は前と同じような生活…
どころか、前より幼児性が増したような生活を送っているようだ。
そんな彼は一通りここには書けない悪態をついたあと、馬鹿馬鹿しくなったことで横になろうとした。
すると…
「いって!」
〇〇〇〇〇は背中に突起物が当たる感覚を覚える。
背中をさすりながら、目をやると…
「ん?」
「これは…」
「そうか。あの時…」
「なるほどな。あの時の対決は決して無駄じゃなかったわけだ…」
〇〇〇〇〇はその落ちていたものを拾い上げ、強く握りしめる。
「これだ…これが俺ちゃんの戦闘力を倍強くしてくれるぜ…」
〇〇〇〇〇はにんまりと笑った。
その顔は幼児性が増したような言動はどこへやら、あっというまに急成長したかのように、したたかな笑みであった。
「よし、そうと決まれば早速スーツを作るか!あの時のスーツよりもっとかっこいいのを作っちゃうぜ…これで指輪を集めりゃ俺ちゃんの力をアピールできるってもんよ、すなわちまたモテモテだ!」
そうして〇〇〇〇〇は、スーツ作りに取り掛か…ろうとしたところ
ピーンポーン コンバンワァ〜
「……あ?誰だよ…しょーがねーなー…」
「…はい。どちら様ですか?」ガチャ
「…あれ?誰もいねぇ…」
「ちっ…イタズラかよ!ったく…」
「うー…さっさとスーツを作らねぇと…」
とにもかくにも、吠たちゴジュウジャーたちの日常も、〇〇〇〇〇の日常も、前と同じようで、確かに違う生活を過ごしていることがわかったところで、
今日はここでおしまい
続くっ!
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