ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ シーズン2   作:国士となるもの公式ss

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第10話 奇怪な機械、大破壊!

テガソードとレインボーアカレンジャーこと〇〇〇〇〇の搭乗するニセテガソード、そして満身創痍の竜儀と陸王含めたゴジュウジャーたちが、一触即発という状態で向かい合う。

 

真白ことゴジュウポーラーは、この状況によからぬ雰囲気を感じ取った。

 

「テガソード…何か匂わねえか。俺様の嗅ぎ違いじゃなければ…だがなんだろうな、今まで感じたことのない臭いすぎて、俺は確信が持てない。」

 

「あぁ、わかるぞ。熊手真白…」

 

「だが彼は、以前もこうしてふざけては、底知れない動きで私を翻弄してきた。もし無闇に彼を刺激しては…やつを、より怒らせるだけだ。今は彼が死なない程度に攻撃を与えて、指輪を奪取するしかあるまいよ。」

 

そんな腹の探り合いを半ば一方的に打ち消すように、レインボーアカレンジャーが口を開く。相変わらず空気の読めない、不快感すら覚えるがなり声だ。

 

「あぁ!?なーにごちゃごちゃくっちゃべってんだ!俺ちゃんはさっさとおめーらの指輪が欲しいんだよ!わたさねぇなら、ここでくたばりやがれっ!」

 

それに堪忍袋を切らして対応したのは、ゴジュウウルフだった。

 

「2代目!挑発に乗るな!戻れ!」

 

ゴジュウポーラーの呼びかけも届かず、ゴジュウウルフは人神一体して、テガソードデカクロウに搭乗して、ニセテガソードに飛びかかる。

 

「遠野吠…お前の無鉄砲さには、やや私も呆れるところはある。しかし、お前がそこまで戦ってくれるというなら、私は力を差し出すのみだ!」 

 

テガソードは遠野吠の熱意を買い、戦うことをやめることを勧めることも、拒否することもしなかった。

 

「ワォオオオーーン! 俺はお前を倒すことを諦めねえ!」

 

ニセテガソードは即座にテガソードブラックに酷似した姿に変身して、デカクロウからなされる引っ掻きをなんとかシールドで防ぐ。

 

「くうっ!この口悪狼が!だがな、その口もすぐに縫い合わせてやるよ!」 

 

なんとか引っ掻きを受け流し、テガソードブルーに酷似した姿に変身させ、レオンバスターの銃口をゴジュウジャーの下に向ける。

 

「このまま俺ちゃんを倒そうとすんならよ、この銃口が火を噴くことだろーぜ!さ、どーする?」

 

しかし、吠は彼の心の内に寄り添うように、強い熱を持って語りかける。

 

「どうせ撃てねぇクセに、そんな顔してイキってんじゃねえよ……!」

 

「あ?」

 

「戦いてぇなら、ちゃんと俺を見ろ!」

 

「怒ってんなら怒鳴れ!悔しいならぶつけてこい!」

 

「お前の本当の気持ちを、逃げずに俺に叩きつけてみやがれ!」

(人神一体したテガソード、自分の胸を指差す。吠語り続く)

 

「お前にも叶えたい願いがあるんだろ……?だったら正々堂々やれよ!」

 

「……こいつらはさ、正直めんどくせぇし、調子狂うし、腹立つこともある。けど、それでも……俺にとっちゃ大事なダチなんだ。」

 

「つか、そもそも。お前、そんなことするヤツじゃなかっただろ?」

 

「気に入らねぇなら、ちゃんと戦っている俺を狙えよ。」

 

「誰かを踏み台にしなきゃ立てねぇほど、弱いやつじゃなかったはずだぜ。」

 

「そうだろ!俺もお前も指輪の戦士!奪い合い戦いあうライバルなら、堂々としやがれ!無関係のこいつらを巻き込むな!」

 

その言葉に確かに突き動かされるものを感じたレインボーアカレンジャー、〇〇〇〇〇はニセテガソードブルーのレオンバスターの武器を下ろし、レオンバスターの武装を解いて両手を広げて降参の意を示す。テガソードデカクロウの必殺技「テガソード・紅狼バニッシャー」を受けた。

 

 

「ぐわーーーっ!!」

 

遠野吠の勝利を祝うゴングが鳴らされる。

 

Winner! GOZYU WOLF!

カンカンカーン

 

ニセテガソードから投げ出され、そして渾身のレインボーアカレンジャーの変身の解けた〇〇〇〇〇。は、

虹色の指輪を3つ散らばらせて倒れ伏していた。

 

テガソードレッド(回すとデカクロウ)、ブルー、イエロー、グリーン、ブラックの描かれたリング、

 

ゴジュウジャーのポーラーを除くメンバーが回すと揃うリング、

 

アカレンジャーと秘密戦隊ゴレンジャーのロゴが描かれ、さらに赤、青、黄色、緑、ピンクの爆風が映えるリング。

 

そして彼の右腕の人差し指には、

ゴジュウウルフと吠たちナンバーワン戦隊ゴジュウジャーのロゴが描かれ、さらに赤、青、黄色、緑、ピンクの爆風が映えるリングがはめられていた。

 

〇〇〇〇〇は戦い疲れもあってか、ぴくりと動かない。ただ、長きにわたる戦いの末、敗北を受け止めたかのように、静かに倒れ伏すだけだ。

 

吠たちが駆け寄る。

 

「おいおい、大丈夫かよ?…って、脈はあるみたいだな。…あ?寝てんのか?」(吠)

 

「まったく。人騒がせだね。でも吠くんが頑張ってくれたおかげで、彼も落ち着いたし、面倒ごとも解決だよ。ありがとう!」(陸王)

 

「目覚めたらテガソード様に仇なすことがないよう、きっちりテガソード様教育を施さねばな!」(竜儀)

 

「未来ある若者に、これ以上何かするのも気がひけるな。とりあえずみんなで彼が目覚めたら仲直りパーリーと行こうかの?」(禽次郎)

 

「禽じいまたそんなこと言ってるの?ぷぷっ…ま、うーん…私こいつにどんな感情を向けたらいいかわからないのよねえ…うーん…」(角乃)

 

「世直し完了っ!って言いたいが…俺様どうもなぁ…うーん…」(真白)

 

倒れ伏す〇〇〇〇〇を囲むようにして、陸王、竜儀、禽次郎、真白の男性陣4人が〇〇〇〇〇を胴上げして運べないかフォーメーションを整え、吠が彼の右腕の人差し指にはめられた指輪を取ろうとする。

 

と…

 

指輪をはめた右手が怪しく動き出す。

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

吠たちゴジュウジャーは違和感を覚え、運ぼうとした〇〇〇〇〇を一旦おき、距離を置く。

 

すると…

 

つづく




奇怪 機械 大破壊➡︎機界戦隊ゼンカイジャー
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