ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ シーズン2 作:国士となるもの公式ss
アースモディウスは、自らの憎悪と欲望を語り終えたはずだった。
だが返ってきたのは、恐怖でも絶望でもない。
それぞれ異なる信念を持つ六人の戦士たちによる、さらに熱を帯びた“否定”の言葉だった。
誰一人として屈しない。
誰一人として欲望に呑まれない。
彼らは皆、自分たちなりに見てきた『あの男』を語っていた。
その光景は、他者を見下し、欲望だけを信じてきたアースモディウスにとって、理解不能そのものだった。
「ええぃ! 黙れ、黙れぇぇっ!!」
先ほどまでの余裕に満ちた態度は、すでに消え失せている。
赤い単眼は落ち着きなく揺れ、六人を睨みつけていた。
「お前たちは……一体なんなのだァ!!」
声には苛立ちだけでなく、焦燥すら滲んでいる。
「理解できぬ……! なぜだ!?」
「欲に溺れ、敗北を繰り返した愚か者に、なぜそこまで肩入れする!?」
アースモディウスは吠える。
「無能は喰われる! それ故に誰かにその欲望を喰われていく食物連鎖!」
「それが正しき道理であろうがァ!!」
そこにあったのは、もはや厄災としての威厳ではなかった。
自らの価値観を否定され、狼狽する醜い叫びだけだった。
そんなアースモディウスへ、真っ先に吠が叫び返す。
「言われなくても答えてやるぜ!!」
その声に呼応するように、六人は一斉に指輪をテガソードへとセットした。
「エンゲージ!!」×6
――ウォー!
――ウォー! ウォッウォー!!
「ゴジュウウルフ!」
「レオン!」
「ティラノ!」
「イーグル!」
「ユニコーン!」
「ポーラー!」
炸裂する光。
六つの色が弾け、六人は変身を完了する。
そして、変身後もなお、吠の叫びは止まらなかった。
「俺たちは所詮、気ままが性に合うただのはぐれ者!」
仲間たちが並び立つ。
「願いを求めて手を伸ばす!」
「だけど救うは人類、俺たちヒーロー!!」
六人は人差し指を掲げ、堂々と名乗りを上げた。
「我ら――ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー!!」
「お前は俺たちの…獲物だ!」
「来るなら来いゴジュウジャー!全てを喰らい尽くしてくれよう!」
「アオォオォォーーーン!」
吠の遠吠えが、ゴングの役割を果たす。ゴジュウジャーは一斉に走り出しながら、武器をふるう。
ゴジュウウルフのウルフデカリバー50が放つ、鋭く研ぎ澄まされた斬撃。
ゴジュウレオンのレオンバスター50から撃ち出される、高威力の砲弾。
ゴジュウティラノのティラノハンマー50が叩きつける、大地を揺るがす衝撃波。
ゴジュウイーグルのイーグルシューター50が放つ、一発に全てを込めた貫通の矢。
ゴジュウユニコーンのユニコーンドリル50による、空間すら貫くほどの突進力。
そしてゴジュウポーラーのグーデバーンが付与する、すべてを凍てつかせる氷結の一撃。
それら6つの攻撃が、一斉に戦場へと解き放たれる。
だがアースモディウスは、その巨体に似合わぬしなやかさで動き、鈍重に見える姿とは裏腹に、紙一重でそれらの攻撃を裂くように回避していく。
空間そのものを歪めるような動きで、六人の猛攻を次々といなしていった。
同時に、ゴジュウジャー側もまた、アースモディウスの苛烈な反撃を見切り、時に跳び、時に伏せ、時に仲間の連携で受け流しながら、決して崩れない。
ぶつかる力と力。
交錯する善の信念と闇の信念。
戦場は、もはや誰にも制御できない激流と化していた――。
そして、その激突の最中だが、
――ここでシーズン3《ファイナル》につづく。
ガッツ 暴れた数だけ➡︎ダイノガッツ アバレた数だけ(優しさを知る)➡︎爆竜戦隊アバレンジャー
バッと 戦いの火は燃え上がる➡︎バッとバイオ 同じ主題歌2番歌詞➡︎超電子バイオマン