ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ シーズン2   作:国士となるもの公式ss

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第7話 だれもしらない 俺ちゃんの これがこれがひみつのひみつのきりふださ

遠野吠たち6人は、集団でテガソードの里を出た。

 

長期戦でお腹を減らすこともあるだろうが、どうせ彼はけちんぼだからあげないと睨んでおやつ、ジュース、テント、燃料など…

 

とにかくいろんなものを詰め込む。

 

そして〇〇〇〇〇の豪邸に着いた。

前来た時と同じ、彼には不釣り合いとすら思える豪華な洋館だ。

 

先陣をきって、禽次郎がドアをドンドンと叩く。

 

「たのもー!たのもー!僕たちが来たぞー!あけとくれー!」

 

しばらくして、〇〇〇〇〇が面倒くさそうに扉を開く。

 

「はー…うっせえーな。」

 

不躾な態度に6人はイラとしたが、それを表に出しては彼をより舐め腐るだけと思い、静かに各々のポケットから赤、青、黄、緑、白、黒の手紙を出す。

 

吠と陸王が口を開く。

 

「これ。忘れてねぇとは言わせねぇよ。」

 

「アイドルで忙しい中わざわざ読んだ上でやってきてあげたんだから、感謝してもいいくらいだと思うよ。」

 

〇〇〇〇〇は頭をかきめんどくせーという顔をしながら、庭に案内した。

 

そしてゴジュウジャー6人と〇〇〇〇〇が向かい合う中、〇〇〇〇〇は先ほどまでの物臭な態度はどこへやら、突然饒舌に話し始める。

 

彼の手には虹色のリングがはめられていた。

 

「この指輪いいよなぁ…このつやめき、質感、光沢感…」

 

ゴジュウジャー6人ははめられたその指輪が、テガソードの言っていた「“あらゆる戦隊のあらゆる色の戦士”の力を内包したリング」だと気づくが、揃ってまずは口をつぐんだ。彼を刺激してしまうのは彼を怒らせてしまうことになろう、そう思ったからだった。

 

そんな6人共通の空気読みを読むこともなく、彼は話を続ける。

 

「この指輪を使った時は驚いたぜぇ。メガホンを使っていろんな人を操ったり、リボンで遠くのものを絡め取ったり、すらっと足が伸びたり、やり放題よ!」

 

「だがな、満たされねぇもんがあるんだ。どうも締まらねぇんだよなぁ。なんでだと思う?」

 

〇〇〇〇〇は黙ってみていたゴジュウジャーに尋ねた。

 

しかし吠は、それに対して吐き捨てるように反応する。

 

「ハッ、知らねぇよ。」

 

それに対して一瞬ピクつきはしたが、それを隠すように落ち着いた声色で語りを続ける〇〇〇〇〇。

 

「知らない?まぁ、あたりめーか。」

 

「まあ、これは一つの仮説なんだがな…」

 

「俺ちゃんにみんなの武器くんね?」

 

「はぁ?」×6

 

さも、前から約束してたよね?と言わんばかりの馴れ馴れしく、大胆な発言に困惑するゴジュウジャー一同。

 

陸王が口を開く。

 

「ねぇ、〇〇〇〇〇?ものの頼み方って知ってる?そんな図々しい言い方、吠くんだってしないよ?」

 

続けて竜儀も

 

「そうだ。これはテガソード様が我々に与えてくれた力だ。そう易々と渡すわけには行かないのだよ。」

 

真白と同行していたベアックマも

 

「ク〜マクマクマ!おいらはいつも熊手と一緒クマ!いくら世直し料積まれたって無理クマからね〜!」

 

これに対して〇〇〇〇〇は。

 

「わかんねぇやつだな〜。この俺ちゃんが、お願い〜つってんだぜ?なぁ、吠、禽次郎、角乃ちゃ〜ん!」

 

そういって〇〇〇〇〇は残りの3人を見るも。

 

「ヘッ、やるかよ、バーカ。」(吠)

 

「最近の若者は言葉遣いがなっておらんのか?メリハリをつけてパーリーでは無礼講、表ではきちんとした言葉遣いをしてこそパーリーピーポーじゃないのか?全く困ったもんじゃの!ぷんぷん!」(禽次郎)

 

「……」(引くわーの顔)

 

自業自得の全く同情の余地のない四面楚歌、いやむしろ六面楚歌状態になってしまった。

 

しかし、〇〇〇〇〇はそんな状態でもにこやかに笑っている。

 

「ふぅ〜ん。そんな態度とっちゃうんだあ…まぁいいや。」

 

〇〇〇〇〇はおもむろに左手にテガソードを装着し出した。

 

よからぬ前兆を感じ取ったゴジュウジャーたち6人は、慌てて走り出す。彼の行おうとするエンゲージ行為を制止するためだ。

 

「やめろ!その指輪は…!」

 

しかしもうすでに遅し。

 

「エンゲージ」

 

〇〇〇〇〇は、最初に出会った時と同じように、4回×4の計16回手を叩く。

 

しかし…前とは何かが違うようだ。

 

彼が大笑いをする中、ヒーロースーツが装着される。同時に、様々な色のペンキが混ざったような小型の竜巻が発生し、彼を包み込んだ。

 

ゴジュウジャーたちは巻き込まれまいと、低い体制で身体を抑える。

 

その間にも、彼の狂ったような高笑いが止まなかった。

 

およそ3分くらい経ち、竜巻が止み、〇〇〇〇〇の笑い声も止む。

 

「ふぅ。お待たせ…ゴジュウジャーのみんなぁ。」

 

ねっとりした声にどことない気持ち悪さを覚えながら、彼の方を見るゴジュウジャーたち。

 

「…!?お前…」

 

そんな彼の姿は、あまりにも衝撃であるほかなかった…

 

続く




だれもしらない(以下略)➡︎ジャッカー電撃隊 主題歌歌詞より

《〇〇〇〇〇の使用した戦地の力コーナー》
メガホンを使っていろんな人を操る➡︎ハリケンブルー
リボンで遠くのものを絡め取る➡︎ゴーグルピンク
すらっと足が伸びる➡︎キジブラザー
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