ベルの人生上映会【英雄への覚悟version】   作:テル坊_SS

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・独自展開でやってます
・今後の展開をここで書きますと、ベルはアイズに恋をしません
・特定のファミリアに対して当たりが強い部分もありますが、作者はファミリア全部好きなのでアンチの気持ちは一切ありません
・ベルくんを結構可哀想な目に合わせようと思ってます、ご了承ください


プロローグ

 

とある日のオラリオ、ヘスティアファミリア竈火の館にて・・・

 

「たのむ!ベルくんの人生上映会をさせてほしい!」

 

ヘスティアファミリア全員の前で懇願している神物は、ヘルメスファミリアの主神、ヘルメスである。

 

「人生上映会…ですか?」

 

人生上映会、それはウォーゲームの際に使用される神の鏡を使用した新たな興行だった。

冒険者の過去を映し出し人々に見せることで、冒険者をより身近なものにしようという、ギルドとヘルメスファミリアが主体となって行おうとしている新たな試みだった。

 

「あぁそうさ、それでベルくんの人生を上映したいと思ってここに来たという訳さ」

「そんなの他のファミリアの子でいいじゃないか、僕のベルくんの人生上映会をするなんて許さないぞ!」

 

ベルの主神であるヘスティアは断固として断る姿勢を示しているが、当たり前のことである。

まず大前提としてこれまでの人生を人に見られるというものはあまり心地の良いものではない、その上ベル及びヘスティアファミリアには秘密が多い。

強さの秘密であるリアリス・フレーゼやステータスの高さ、さらにベルの人生を上映するということは、リリルカの行動や売春婦であった春姫の事情、ゼノスの問題やギルドに申告していない深層での出来事などとても公開できるものではないのだ。

 

「僕個人としても、人生を見られるのはすごく嫌ですね……」

「ほら!ベルくんもそう言っているんだ帰ってくれ!」

 

お人好しのベルと言えど流石に了承することは出来なかった。

このまま話が流れるのかと全員が思っていたが、ヘルメスの説得が始まった。

 

「この興行は、ギルドも主体となっているから隠し事は目をつぶってくれるぜ、しかも上映会をすれば大金が手に入るぜ!」

 

その言葉にヘスティア及びリリルカが惹かれてしまった、ヘスティアナイフの件でヘファイストスに多額の借金をしているヘスティアと経理を任され赤字まみれで困っているリリルカにとってはヘルメスの提案は魅力的だった。そして次の言葉で状況はひっくり返る。

 

「ベルくんの人生を見れると同時にオラリオ中にベルくんとの関係をアピールできるぜ?」

 

「ベルくん!人生上映会をやろう!僕たちの運命の出会いといちゃいちゃ生活をみんなに見せるんだ!」

「そうです!ベル様リリたちの関係を見せつけてやりましょう!」

「春姫も賛成です、過去の辛いことなど乗り越えました、それよりもベル様の人生を見たいと思います!」

 

そうして、ベルの意思とは別に人生上映会が行われることになった。

 

「ところでどうして僕なんですか?アイズさんやフィンさんオッタルさんとかもっといい人がいると思うんですが……」

「ベルくんじゃなきゃダメなのさ、ベルくんは今や一級冒険者だしなにより他の一級冒険者じゃ話が長すぎる、普通は何年もかけてレベルを上げるが僅か半年で英雄に登っていくベルくんの物語はダレることなく見ることができるだろう?」

 

普通はレベル2に到達するには1年以上の時間がかかるがベルは約1ヶ月で昇ってしまった、その上レベル1の時にミノタウロスに打ち勝つほどの冒険をしている人物はそうそう存在しない。

数少ない一級冒険者のなかでも話題性もスピード性もありレベルを上げるごとに話題となるベルの人生を上映するというのはヘルメスの個人的な想いだけでなく理にかなった人選なのだ。

 

「ベルくんの人生を話数ごとにわけて、放送するからそのつもりで頼むよ、1話目は話題性のためにもウォーゲームと同じくオラリオ全体に放送するつもりだけど2話目からは見るには料金が必要にするつもりさ」

 

こうして、ベルの記憶を写す準備と細かな日程を決めてヘルメスは帰って行った

そして、ベルの人生はオラリオで上映されることになるのだが様々なところに大きな波紋を起こすこととなる。

 

 




第一話の続きは書くつもりです。頑張ります。
普段は他の某投稿サイトで二次創作を書いているので、続きが気になる方はそちらも是非、ハーメルンに投稿するの忘れる可能性すらあるので……
https://x.com/terubou_ss?s=21
全然呟かないかもしれませんがXアカウントを作りました。絡んでいただけると嬉しいです。
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