この素晴らしいスーパーヒーローに祝福を!   作:神崎ナツヤ

23 / 26
この素晴らしい強化イベントに祝福を!

バニルを討伐した翌日、僕はウィズさんの店に向かっていた

 

「そういえばバニルはウィズさんと知り合いっぽかったよな……友人を倒したことをなんて言えばいいだろうか」

 

僕はそんなことを考えながらウィズさんの店に入る、するとそこには

 

「へい!らっしゃい!!よく来たな吾輩を倒してしまいどのように説明しようか迷っていた男よ!」

 

「あ、レンさん!いらっしゃいませ!」

 

なんと倒したはずのバニルがいた

 

「………えと、バニルが何故ここに」

 

一瞬頭が真っ白になった僕はとりあえず理由を聞く

 

「残念ながら吾輩の本体は地獄にあるのでな、本体を倒さん限り何度でも蘇るのだ!とはいえ、残機をひとつ減らされたことに変わりはないためこれからは2代目バニルとでも言おうか?」

 

バニルの仮面を見ると確かにⅡと書いていた

 

「なるほ、ど……まぁ理解できました、そりゃ悪魔なんで当然と言えば当然ですよね」

 

「うむ、物分りがよい人間は好きだぞ吾輩」

 

悪魔か……そういえば以前調べていたことを聞くのも調度良いだろうか

 

「すまんがその件にはまだ答えられんな」

 

僕の考えを読んだバニルはそう答える

 

「じゃあ答えなくても大丈夫なんですが、思い当たる悪魔はいますか?」

 

「ああいる、なんせ吾輩の友人だからな」

 

友人……じゃあ複雑な心境なんだろうな、僕はこれ以上の詮索は辞めることにする

 

「じゃあ次に、あの時ゴーストフリークを見て何を視たんですか?」

 

あの時、バニルの反応に対し違和感を覚えた僕はバニルに詳細を聞く

 

「うむ、と言っても貴様が体験したことそのままを視ただけだかな」

 

「……本当にそれだけですか?」

 

「…ひとつ言えることがあるとするなら、そのオムニトリックスでは太刀打ち出来んということだな」

 

まさか、今のエイリアンヒーローたちじゃ倒せないのか?

 

「方法はないんですか?」

 

「あるにはあるな…だがタダ教えるのでは吾輩にメリットがない!」

 

そこで!とバニルはこちらに歩み寄る

 

「どうだ?吾輩と取引をしないか」

 

「はぁ、取引ですか…?」

 

「そうだ、貴様ら3人で商品を作ってはみないか?」

 

3人というとミツルギくんにカズマくんのことだろう。3人に共通することといえば転生者…なるほど、日本にいた物をこちらで設計組立し、販売するのか

 

「僕ら多分そんな技術ないですよ?」

 

「そこは貴様のエイリアンヒーローの1人、グレイマターで案を出しまくれば良いだろう」

 

まさか他のエイリアンヒーローの事も分かるとは……やはり苦手以前に侮れない

 

「まぁ分かりました、カズマくんたちと考えてみますね」

 

僕は魔晶石を購入し店を出ようとする

 

「ああそうだ、吾輩からありがたい忠告だ!」

 

「まだ何か?」

 

バニルは目を光らせ僕に語りかける

 

「貴様はいずれ大いなる選択を迫られることとなる、その時に判断を間違えれば皆が危険な目にあうだろう。」

 

「……」

 

「なのでその未来を回避したくば吾輩との取引を進めるのが吉と出たぞ!」

 

結局はそこに行き着くのか……これが狂言なのかそれとも……僕は一応礼を言い、店を後にするのだった

 

 

 

-このすば-

 

 

 

バニルの話から数日が経過した頃、僕らは屋敷にてとある物を利用していた

 

「設計は成功と言えるね、こんなに再現出来るなんて」

 

「レンがグレイマターに変身してくれたおかげで上手くいったぜ」

 

「そういうサトウカズマも、効率的な素材の入手などを考えてくれたじゃないか」

 

「そういうミツルギくんだって、人脈を使ってまで素材を集めてくれたじゃないか」

 

僕ら3人は冬ならではの暖房器具_こたつに入っていた

 

「レンこんな所に居たのですね」

 

「ああめぐみん、そろそろクエストの時間か」

 

「ええ、早く行きましょう」

 

僕はこたつから出る、カズマくんは心做しかどんどんこたつに飲まれてる気がする

 

「僕もそろそろ行こうか、また困ったことがあればいつだって言ってくれ」

 

ミツルギくんもこたつからでる、するとカズマくんは完全にこたつの中に潜ってしまう

 

「こたつむりだ」

 

「何ですかそれは」

 

「火のビートジョッキーかい?」

 

「いやそっちのこたつむりじゃなくてね」

 

「仕方ないやつだな全く……ほらカズマ出てこい」

 

ダクネスさんが無理やりカズマくんをこたつから出そうとするが、フリーズを不意打ちでくらってしまう

 

「シャァァァ」

 

「カズマくん反撃したよね…」

 

「したね…あそこまでこたつに囚われるとは…やはりこたつは恐るべき暖房器具だ」

 

それには同意せざるを得ない。なんせこたつが暖かいがあまり寝落ちしてしまう、そんな経験をした人達は少なくは無いはずだ

 

「ほらカズマ!これ以上抵抗しないでください!」

 

めぐみんが手を伸ばすとカズマくんはその手を掴みドレインタッチで魔力を吸う

 

「うきゃぁぁぁ!」

 

「なんてことだ、サトウカズマは仲間を攻撃し2キルを…」

 

「いやキルではないから……本当にカズマくんはこたつから出ないつもりなのかな」

 

今のカズマくんの行動を見てアクアさんが引いてるレベルだ。相当ヤバいのだろう

 

「しょうがありませんレン!無理やりカズマをこたつから出してください!私の魔力を吸った罪は重いです!」

 

僕は仕方なくフォーアームズに変身しカズマくんごとこたつを持ち上げる

 

「お、おいレン何をするつもりだ!?」

 

「このままカズマくんが出てこなければ、こたつごと外に放り投げます」

 

「イヤ!イヤァ!」

 

某小さくて可愛い生き物みたいな声を出し抵抗するカズマくん

 

「ほうらドンドン玄関に近づいてるぞ、早く降りろよー」

 

「アーウ!オレヲイジメヌンデ」

 

何故だろう、今度は某トリッカルに見えてきた。そんな事をしていると

 

「大変です!シロサキレン!シロサキレンさんたちはいますか!」

 

扉が勢いよく開かれセナさんが現れる

 

「セナさん、お久しぶりです」

 

「シロサキレンさん?それは何を…」

 

「いえ今こたつむりくんを粛清しようかと思っていたのですが……如何しました?」

 

そうしてセナさんの話を聞くと、僕らにはリザードランナーというモンスターの討伐を依頼したいとの事で、繁殖時期になると姫様ランナーとつがいになるため走り、最も早いリザードランナーが見事姫様ランナーとつがいになれるそうだ

 

「それがかなりの群れでいるため討伐して欲しいんですね」

 

「はい」

 

それにしてもそんなモンスターもいるなんて、やはりこの世界は色んなことが起こるから飽きない

 

「じゃあ行きましょう!リザードランナーは群れなので私の爆裂魔法が火を噴きますよ!」

 

めぐみんがカッコイイポーズを決めマントを翻しやる気に満ち溢れている

 

「ミツルギくんはどうする?今回依頼を受けるのは僕らのパーティだけども」

 

「僕も行こう、前衛はいるに限るだろう?」

 

僕の言葉に優しく微笑み同行に賛同するミツルギくん、出発しようと皆が意気込んでいるとカズマくんが用事があると言い大通りの方に行こうと言う

 

それならと僕らもその後についていき、カズマくんの準備が完了次第リザードランナーの討伐へと向かうことをセナさんに伝え大通りへと向かうのだった

 

 

 

-このすば-

 

 

 

「しかし冷え込みますね、手が冷たいです」

 

「ん、どれどれ」

 

僕はマジマジとめぐみんの手を見る、綺麗な手が赤くなっていた

 

「あららホントだ、参ったね手袋も持ってきてないから…」

 

そう言ってると、めぐみんが僕の手を握ってくる

 

「ああ…レンの手、暖かいですね」

 

「ん、そ、そう……」

 

あまりに唐突だったその行動に僕はまともに反応出来ずただ頬を赤くするのみで、目の前には悪戯顔で微笑む彼女の姿があった

 

「何イチャついてんだ、置いてくぞ」

 

僕とめぐみんはお互いに顔を赤くし、カズマくんについて行く

 

「しかし、なぜこの大通りに用があるのだカズマ?」

 

ダクネスさんにそう聞かれカズマくんがめの色を変えてふっふっふっとわざとらしく笑う

 

「俺がただこたつでぬくぬくしていただけだと思うなよ!なにせ俺はレンとミツルギと一緒に商品開発をしたりしてる間にも装備を整えていたんだからな!」

 

「装備を整えていた?」

 

めぐみんが疑問符を頭に浮かべる

 

「その答えのひとつが、ここだ!!」

 

カズマくんはある店の前で立ち止まりそこのドアを開ける

 

そこは武器屋で、アクセルの街では一番の職人が営む店だった

 

「おっちゃん出来た?俺のお願いしてたもの出来た!?」

 

カズマくんが嬉々として店主の人に尋ねる

 

「おういらっしゃい、お前さんか心配すんな両方とも出来てるよ!」

 

「本当っすか!?」

 

「おうよ!焼き入れとか技術のことは結局さっぱりわかんなかったが、言われた通りの形にしてみたぜ!」

 

店主さんがカズマくんに何かを差し出す、それは

 

「待ってたぜ俺の刀!」

 

「刀かい?」

 

「おう、俺だって欲しかったんだよなぁ」

 

「ほうほう、これがカズマたちの故郷で最強と言われてる剣ですか?」

 

「うん、最強と言っても過言では無い片刃剣だよ」

 

「ま、俺にはこれが最強のけんなことがいまいちわかんねぇけどそれなりに面白い仕事だったよ」

 

僕らがカズマくんの刀に注目する中、そう語る店主

 

「あとはせいぜい立派な名前をつけてやんな。お前さんの新しい相棒にな」

 

「俺の…新しい相棒」

 

カズマくんが店主から名前を刻むための魔法の紙札を受け取る

 

「それと、もう1つの方もできてるぜ」

 

「お、おおおお!!」

 

店主さんが見せたものに、カズマくんは興奮の声を上げる

 

それはカズマくんのイメージカラーである緑と紺色が使われたフルプレートの鎧。ダクネスさんと違ってカブとまで付いている

 

「早速装着してみてよカズマくん」

 

「ああ、これは中々に上等な鎧だぞ」

 

僕とダクネスさんがそう言うとカズマくんは興奮した様子で鎧を着ていく、ちなみに大変なのか店主さんに手伝ってもらいながら着込んでいく

 

そして最後に兜を装着し、刀の鞘を腰に下げる

 

「フルアーマーカズマさん完成だ!」

 

カズマくんがはしゃいでいる

 

「いい感じですよカズマ」

 

「中々似合ってるじゃない!」

 

「今日はそれをつけてクエストに行こう」

 

めぐみんやアクアさん、僕らがそんな言葉をカズマくんに投げかける

 

「おう!じゃあ早速………ん?あれ?」

 

「どうしたんだサトウカズマ?」

 

不思議そうな声を出すカズマくん、それを不思議そうな顔で見つめるミツルギくん

 

「いやなんでもない、なんでもないんだ…フン!」

 

カズマくんが全身に力を入れているがカズマくんは動いていない。もしかしてだが

 

「鎧が重くて動けないのか?」

 

僕がそう言うとカズマくんは死んだ目をする

 

「せっかく鎧を着て勇者っぽくなりたかったのに……なんだってこんな」

 

カズマくんは苦笑する店主に手伝ってもらいながら鎧を脱ぐ

 

「ま、まぁ体に馴染んだ装備が一番だからな」

 

苦笑いしながらもフォローを入れる店主、涙目になりながらも刀を抱えるカズマくんは涙を拭い、刀を腰に下げる

 

「ふっ……!」

 

カッコよくポーズを取り、新たな旅立ちだと言わんばかりに外へ出るカズマくん

 

しかし無慈悲か、展示していた剣に鞘が当たり剣は散乱する

 

「すみませんすみませんすみません!」

 

剣を直したカズマくんは今度こそ外へ出ようとする、しかしまたもや無慈悲に鞘が干渉し扉に突っかえる

 

「カズマくん……」

 

何も言えなくなる僕らであった

 

 

「思ってたんとちがーーーう!!!」

 

 

 

-このすばぁ!!-

 

 

 

僕らはクエストを受ける前に刀の名前を決めようということとなり、ギルドにいた

 

「……こいつは唯一俺が持つことができる武器、かっこ悪い名前は許せねぇ」

 

鎧を着れなくなってメンタルズタボロなカズマくんは刀を握りしめる。しかもその刀は取り回しが悪いということから最初の長さから短くなっていた。

 

「と言っても何があるかな……刀でしょ?」

 

「ここは安直にムラサメやクサナギなどが妥当か?」

 

ミツルギくんがそう提案するがカズマくんは慎重になってるので首を縦に振らない

 

「んー……なんかなぁ、悪くはねぇんだけど」

 

カズマくんが悩んでいると

 

「ちゅんちゅん丸」

 

そんな声が僕の隣から聞こえる、無論彼女だ

 

「めぐみんなんて?」

 

「ちゅんちゅん丸です。その刀の名前はちゅんちゅん丸にしましょう」

 

ちゅんちゅん丸……あ、カズマくんの目が死にかけてる

 

「めぐみん、めぐみんの名付けのセンスは良いと思うけど、僕らはそのセンスに追いつけないからさ?ここは僕らに合わせて欲しいんだ」

 

「なるほど、それなら仕方ありませんね」

 

何とかめぐみんの名付けを遠回しに取り下げる

 

「……紅閻丸」

 

「レンなんて?」

 

ダメだちゅんちゅん丸が頭から離れてくれない

 

「紅閻丸だよ、紅閻魔っていう舌切り雀から取った」

 

「まぁちゅんちゅん丸とかいう名前よりかはマシか」

 

「おい、私の名付けに文句があるなら聞こうじゃないか」

 

こうして無事自分の武器に名付けをしたカズマくんはようやくやる気になりセナさんに頼まれていたリザードランナーの討伐へと向かうのだった

 

 

 

-このすば-

 

 

 

僕らはリザードランナー討伐において最も安全な作戦を実行しようとしていた。それは王様ランナーと姫様ランナーを討伐することだ。その2匹さえ倒してしまえば他のリザードランナーは自然と解散するらしい。

 

僕とカズマくんでその2匹を安全な場所で狙撃、それが失敗したらダクネスさんとミツルギくんと僕で盾になりつつ狙撃するという作戦だ

 

「なんか分かってたことだけど、レンに頼りっぱなしだよな俺ら」

 

カズマくんがそう言うと自然とみんな目を逸らす、その自覚はあったらしい

 

「気にしてないよ、臨機応変に対応できるのが僕のヒーローの長所だからね」

 

僕はフォローを入れリザードランナーの方を見る

 

「でも、どれが王様ランナーと姫様ランナーなんだろうね」

 

そう、見た目ではどれがどれだか分からないのだ。かといってチマチマ1匹1匹討伐するのは骨が折れる

 

「あ、そうよ!王様ランナーってことは1番早いのよね?ならこうして、こっちに来て1番早いのがそうなんじゃない?」

 

そう言ってアクアさんは魔法を放ち、リザードランナーたちはそれに反応しこちに向かってくる。それも全匹

 

「あれま」

 

「こんのバカがぁぁああ!!!お前は毎回余計なことしなくちゃいけない呪いでもあんのかぁあああ!!」

 

カズマくんがアクアさんに怒鳴りながら木の上から狙撃の準備をする

 

「何よ!私だって良かれと思ってやったのよ!そんに怒ることないでしょ!!どうせまた私が泣かされるのよそうに決まってんのよ!殺すなら殺せぇぇええええ!!!!」

 

アクアさんは泣きじゃくる、しかし今回は慰めてる暇がない

 

「めぐみん、爆裂魔法の準備をお願い」

 

「分かりましたレン」

 

「ダクネス!ミツルギ!レン!出来るだけ時間を稼いでくれ!」

 

「僕も下でいいんだね?」

 

「おう!狙撃なら活躍できるからな!」

 

僕はカズマくんを信じ、ミツルギくんとダクネスさんと共にリザードランナーたちと対峙する。オムニトリックスを叩き、フォーアームズに変身する。

 

「行こうミツルギくん!ダクネスさん!」

 

「ああ!」

 

「ハァハァ…任せてくれ!!」

 

僕ら3人はリザードランナーの猛攻を耐え凌ぐ、しかし連続しての突撃に疲労の蓄積も早かった

 

「これ相当不味いぞ!」

 

「ああ…僕の鎧でも中々苦しい!」

 

「くっ!だが私は負けない!それにこの痛み……ハァハァ…」

 

めぐみんの爆裂魔法に全てを託そうとするがら中々爆裂魔法が打たれない

 

「めぐみんどうした!爆裂魔法は!?」

 

「す、すみませんレン!打てません!」

 

爆裂魔法が打てない?何故……まさか

 

「朝のカズマくんのドレインタッチで魔力が吸われたせいか!?」

 

「まじかよ!!?」

 

カズマくんは驚きの声を上げつつ、弓を引き絞る

 

「狙撃!」

 

二本の矢が姫様ランナーと王様ランナーを撃ち抜き、討伐に成功した_と思ったのもつかの間、木の枝が姫様ランナーがぶつかった影響もあり折れてしまいカズマくんが首から落ちる

 

「ねぇ今人体からおおよそ発せられてよくない音がしたんだけど」

 

「奇遇だね、僕もそんな音をサトウカズマから聞こえた」

 

振り向くと、カズマくんの首がとんでもないことになっていた

 

「カズマくぅぅぅぅん!?」

 

カズマくんはこの世界に来て初めて死んでしまったのだった

 




Q.ミツルギは何時までレンたちのパーティにいるんですか?
A.しらん…俺はノリと勢いで小説を書いている……まぁずっといるんじゃないですかね、知らないけど
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。