「ダリャリャリャリャ!!!」
「その程度か!ベジット!お前は臆病で弱いのか!この程度なら百獣魔団で十分だ!」
俺がそう言われても仕方はない。王子戦法で戦っているからだ。エネルギー弾は全て弾かれているけど
「そぉらよっ!」
エネルギー弾の嵐に紛れ、俺も突っ込みクロコダインの足を掴んでジャイアントスイングで吹っ飛ばす。周りにある木々に巨体をぶつけながら途中で受け身を取る
「なにっ!?がはっ」
「はっ!」
クロコダインの胸プレートを殴り付け、ダメージを与える。
クロコダインは、俺に反撃しようと、斧を振るが、当たる直前で俺は全てを回避して行く中で俺は思い出した。この世界は「ダイの大冒険」だ。少し前にリメイク作品出てたっけ…見てないからわからないけど。
獣王クロコダイン、確か百獣魔団の軍団長をやってたはずだ。
「ほれほれ、どうした!?テメェの力はこれっぽっちか!」
俺はクロコダインの剛腕から放たれるパンチを受け止め、カウンター気味に蹴りを放つ。
「ぐっ、先ほどの言葉は訂正しよう、お前は強い。ここからは全力で行くぞ!」
「あぁ、来い、クロコダイン」
全力で行くという言葉は嘘ではないようで、さっきよりパンチのスピードや重さが上がっている。
だが、俺には到底及ばない。
「今度はこっちから行くぞ!」
舞空術を使い、クロコダインに突進、その後上に吹っ飛ばし、ローリングハンマーでぶん殴りその巨体を地に這わせる
「はぁっ!」
その後、気功波を使い追撃をするが、真空の斧が発する暴風の壁により、妨害される。
「やるな……伊達に獣王名乗ってないってわけか」
「そういうことだ、俺の最強の技を喰らうがいい!」
「げっ、いきなりかよ!」
クロコダインの腕が膨張し、気の高まりを感じる。
「獣王痛恨撃ィィィィ!!!」
「ならこちらも遠慮なく!ビッグバン・アタァァァック!!」
青白い気功波と紅のエネルギー波が衝突する。
「ぐ……ぐぐぐぐ」
「うおおおおお!!!」
一瞬、拮抗したかに思えたエネルギー波の衝突はクロコダインが押し切りそうになる。
「はぁぁぁぁ!!!」
ベジットがギアを少し上げ、獣王痛恨撃を飲み込む気功波を放つ。
「なっ!?ぐわぁぁぁぁ!!」
「俺の勝ちだな、ほらクロコダイン、
立てよ、お前は強かったぜ」
「俺もお前のような奴と戦えて光栄だった。また会った時は手合わせを願えるか?」
「もちろんだ。お前のような奴と戦えると思うと嬉しいぜ」
「じゃあなクロコダイン」
俺はそう言い、クロコダインの元を離れた。
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あれから、森の少し離れた所にある街に来ていた。
「(クロコダインが真空の斧を持ってて尚且つ百獣魔団の団長って事は…原作開始は近いのか……?)」
ロモス……の近くか、明日辺りにはデルムリン島まで行ってみるかな……
ベジット
憑依転生した原作知識持ちの転生者、転生前の記憶はあまりない
戦えているのはベジットの肉体と戦闘の記憶のおかげ
クロコダイン
いいライバルを見つけた。次は絶対に勝つ