転生魔術師(記憶喪失中)ですが、周りから激重感情を向けられている件   作:究極の闇に焼かれた男

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読者の皆様に高評価を貰えたのと、またもや「面白かった」と言うコメントを頂けて嬉しかったので更新します。
今回の話では主人公であるルークの中に宿る英雄の力(読者の皆様なら既にお察しでしょうが)についてがメインの話となります。 それと断章なので内容は短めとなっております。

アンケートを取った結果、ライネスのサブヒロイン化が決定しました。 アンケートに御協力して下さった読者の皆様方、本当にありがとう御座いました!


断章:少年の中に刻まれし力(えいゆう)

 

 

 

ルークside

 

 

其れは自分が記憶喪失となる前…とは言っても今もだが、俺の中には不思議な力が刻印として宿っていると先生の口から聞かされた事がある。

 

それについて説明するにあたり、今は亡き俺の両親について語るとしよう。

 

俺の両親は両方とも中東出身の典型的な魔術師とは異なり、根源への到達ではなく独自の呪法に基づいた刻印型の【魔術礼装】の製作に熱を入れていたらしい。 中でも大昔の英雄と縁のある触媒(聖遺物)を変換した刻印型の魔術礼装を作り上げる事に人生の大半を捧げていたらしく、俺は両親が作り上げた"ある英雄"と縁のある触媒(聖遺物)を魔術刻印に変換させた物を幼くして刻み込まれたと先生から聞かされた。

 

其の英雄についてだが先生曰く、"古代ペルシャ神話"において活躍した英雄との事で、真名までは教えて貰えなかった。

 

そんな事も相まってか俺の体は刻印として刻まれた英雄の力を継承し、ある種の憑依融合した【デミ・サーヴァント】と呼ばれる存在と化しているらしい。(とは言っても、デミ・サーヴァントとしての力は任意で発動するかを選べるとの事らしく、先生からは使用を禁ずると強く言われている)

ただし通常のデミ・サーヴァントとは違い、俺の場合は件の英雄との融合値が異様に高かったのか憑依融合した英雄の力を一部の能力を除いてだが、"オリジナルと寸分違わぬ実力を発揮出来る"という本来のデミ・サーヴァントと異なる存在と化しているのだ。

 

もしもデミ・サーヴァントとしての力を行使すると、その度に俺の体は異様に高い融合値のせいで侵食されて、融合元となった英雄へと"成り果てる"という、ある種の呪いとも呼べる諸刃の剣を抱えていた。

 

故に先生は俺にデミ・サーヴァントとしての力の行使を禁ずると共に、其の英雄の真名を知る事も許さなかった。

これも俺を思っての考えだと理解して一応の納得はしているのだが、一つだけ先生や他の皆に秘密にしている事がある。

 

それは、俺と憑依融合した英雄と思しき男性の"記憶"を断片的にはとはいえ、夢として見続けているという事である。

 

恐らくは記憶を喪う原因となった事件の後遺症なのだろうと俺は考えているが、実際のところは謎のままである。

仮にこの事を話したりでもすれば余計な心配を掛けさせる可能性がある為、下手に話して混乱させる訳にはいかない。

 

記憶を喪った時の様にグレイや先生にライネス、エルメロイ教室の皆が悲しむ顔を二度と見たくは無い。

故に、この秘密を俺は墓まで持って行くと決意した。

 

例えどのような困難が立ち塞がろうとも、この秘密だけは何があろうと守り通す。




如何でしたでしょうか? 楽しんで頂けたなら幸いなのと、良ければコメントして下さると嬉しいです。 誤字脱字の報告も助かるのでお願いします。

もしも短編が投稿される場合、以下の選択肢の中だと何がいいですか?

  • グレイとのデート回
  • ライネスとのデート回
  • 落涙の翼でのルーク
  • FGO時空での完全オリジナル
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