魔法少女アギア・ケルベロス~俺は地獄の番犬ではない   作:dwwyakata@2024

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難敵、狼王が倒れたことは、最後の敵である「邪神」が動き出すことを意味していました。

そしてその邪神が繰り出してきたのは。

日本神話にて、唯一忘れ去られた土地の存在達だったのです。






根の国が動き出す
序、最古参の最暗部


中学二年に燐火はなった。日女さんは高校生になったようだが、外では相変わらず男の子みたいな格好をしているか、巫女装束かの両極端のようである。菖蒲さんは大学に行かずに、そのまま尼になったそうだ。

 

正確にはあいている寺が一つあったので、其処の住職になったらしい。

 

仏教系の大学もあるらしいのだが。

 

わざわざ其処に通わなくても充分なくらい知識があるので、住職を任されているそうだ。

 

一神教ですらミサに若者が来ない時代だ。

 

専門知識があって。

 

住職をしてくれる人間は、今は歓迎されるのである。

 

そういう観点では、菖蒲さんは既に社会人と言う訳だ。

 

まあその寺の前の住職がろくでもない輩だったこともあって、逮捕された後は早々にまっとうな人が来てほしいという事だったのもあるそうだが。

 

エヴァンジェリンさんとカトリイヌさんは元々社会人として暮らしている。ただ二人とも、もう背は伸びないようである。

 

燐火としては、黙々と中二の生活に慣れるだけ。

 

ちなみに一年で入ってきた不良は、最初の一週間で全部黙らせた。

 

既に燐火の事は、周辺では破壊神として定着しているらしい。はっきりいってどうでもいい事である。

 

最近では反社に対する不審事件ばかり起きると言うことで、燐火の住んでいる街からは反社も半グレもどんどん撤退しているようだ。

 

カスがいなくなるのはとても良いことである。

 

それはそれとして。

 

帰りに、ダイモーンが出現。

 

皆と別れてから、さっさと着替えて、現場に急ぐ。

 

中一の頃からそうだったが、どうしても二次性徴もあって胸も大きくなってきたということもある。

 

白仮面は女だ。

 

そう言われるようになってきているようだ。

 

都市伝説の伝播は割と侮れない。

 

それもあって、SNSなどでは白仮面という都市伝説が、一部でおもちゃにされ始めているらしい。

 

ファンアートまで出始めていて。

 

それには妄想と欲望を隠していない品も結構有るのだ。

 

燐火もそれを見て、思わず無言になるしかなかった。

 

鎧でも着るかな。

 

そう思いながら走る。

 

「雑念は捨てろ、燐火」

 

「うん。 昨日見た色々アレなイラストを思い出すとちょっとイラッとしただけ。 もう雑念捨てた」

 

「そうだな。 切り替えが大事だ」

 

ケルベロスのナビに沿って走り。

 

現地に到着。

 

最近では、情報通の小川先輩の事もあって、周囲の事を理解し始めている。ダイモーンが絡みついている場所がどういう場所なのかも、知識を増やしていた。

 

ダイモーンはそれなりの大物だ。

 

だがこの間、狼王ロボを倒してから、更に一回り地力が上がった。

 

もうヘラクレスさんに頼る相手じゃない。

 

即座に聖印をたたき込む。

 

繁華街のパチンコ屋に絡みついていたダイモーンは、まるで毛虫かなにかのようだった。それをまとめて聖印で消し飛ばす。

 

たくさんいるように見えるが。

 

あれは実際には全部が一つのダイモーンだ。

 

聖印を切って爆破していくと、大量の悪運がコールタールのようにあふれだし。苦痛に、ダイモーンが凄まじい悲鳴を上げる。

 

それらがまとまっていく。

 

そして、巨大な蛾になって、羽ばたこうとした。

 

だが、燐火が聖印を切り、破壊していく方が早い。それもあって、翼を砕かれた蛾が、パチンコ屋に墜落。高く飛び立てずに、激しく地面にたたきつけられていた。

 

ダイモーンが破裂する。

 

それにしても、随分と悪運をばらまいているものだな。

 

パチンコ屋はろくな評判を聞かないが、まあこの様子だとはっきりいってあまり良い店ではないのだろう。

 

まあ小川先輩いわく、この辺りろくでもないパチンコ屋がいくつもあるらしいので。その一つというわけだ。

 

これは多分潰れるな。

 

そう思って、悪運を祓う。

 

浄化についても、ささっと終わらせることが出来た。

 

後はレポートだ。一応日女さんと菖蒲さんもいる、グループには連絡を入れておいた。

 

ダイモーン駆除完了。

 

レポートはこちらで書くと。

 

了解のスタンプが帰ってくる。

 

頷くと、燐火はさっさと着替えて家に戻る。

 

家に戻ると、杏美の世話、買い物などを確認。それからルーチンに入る。

 

空手のルーチンを学校でこなせるのは楽でいい。剣道、合気、柔道のルーチンを淡々とこなし。

 

更には学問の方もやっていく。

 

大学受験を想定した勉強をやっていくが、やはり記憶ばかりだ。

 

知っている方が有利。

 

それは本当に能力を測れる基準となるのだろうか。

 

口ばっかり達者な輩ばかりを集めても、どうせ何も出来ない。それについては、実行してきている燐火がよく知っている。

 

知識があるのはそれはそれでいい。

 

無駄になる学問なんか一つだってない。

 

だが、円の中に複雑な三角形の図形だのを書いて、面積を求める方法とかを執拗にやらせたり。

 

積分や微分ならともかく、実際に使う可能性がない微分方程式だのの、しかも解き方が複雑なだけのものをこねくり回してテストに出して。それを解けることに何の意味があるというのか。

 

涼子は軽く解けるようになってきているようだ。

 

この間、自分の上にいた奴をついに抜き去ったらしい。

 

ただし、三年にはまだ更に出来る奴がいるので、それを超えることが現時点での目標だとか。

 

涼子が司法試験を突破したら。

 

少しでもこの国は良くなる。

 

そう考えて、燐火も公務員試験に備える。

 

ちなみに大学に行きたいことは、おとうさんとおかあさんに話してある。それについて、おとうさんは少しだけ苦笑いをしていた。

 

燐火の年頃は。

 

イケメンのアイドルだのにキャーキャー騒いだりとか。

 

友達と一日中馬鹿話をしていたりとか。

 

同級生と恋愛ごっこをしたりだとか。

 

イキった挙げ句に馬鹿みたいな寝言を言っていても良いのだと。

 

燐火は、あまりそういうのには興味を持てない。

 

だから、生き急いでいると言われても。

 

苦笑いしか出来ない。

 

表情筋がどうしても訓練できないが。

 

それでも、苦笑いは浮かんでしまうのはどうしてなのだろうとも思う。

 

おかあさんは、公務員試験について、いくつか教えてくれるが。キャリア警官はやめておけとだけ言っていた。

 

まあ、燐火もそうだろうなと思う。

 

キャリアと言われる警官は警部補から開始され、普通の警官は出世しても警部補止まりであるのが、いきなりそこから開始される。

 

学閥閨閥色々なろくでもない派閥、腐敗、その他様々。日本の優秀な末端の警官の足を引っ張るカスどもだと。

 

真面目に頑張れば頑張るほど馬鹿馬鹿しくなる。

 

出世のための試験とコネ作りにだけうつつを抜かし、犯罪を解決するよりも出世を優先するようになる。

 

それがキャリア警官であるらしい。

 

まあ、燐火もそれには興味はない。

 

公安の魔祓い部署に入るつもりだと言うことは、日女さんにも菖蒲さんにも伝えてある。林西さんも知っている。

 

これについては、燐火の現状の学力と魔祓いの実力から考えて、三つ指ついて迎えてくれるだろうと言う話だが。

 

それはそれとして、燐火は実力でしっかり入るつもりである。

 

誰にもああだこうだ言わせるつもりはない。

 

実力で全てを切り開く。

 

おとうさんとおかあさんは随分燐火を支援してくれている。それに答えたいという気持ちも、勿論ある。

 

ともかく勉学を終わらせると。

 

杏美を預かって、遊び相手になる。

 

家の中を歩き回れるようになってきた杏美は、色々しゃべれるようになってきたが、まだまだ片言だ。

 

ねーねと言われると悪い気分はしないが。

 

おかあさんが最初に何回か敢えて失敗させる事を提案して。

 

自分が失敗したときは、自分のせいだと理解させるようにも教え込むようにしている。

 

このくらいの年から、泣けば許されるとか勘違いする子供もいるし。

 

親に甘えてそれで何でもしてくれると悪い成功体験を積む子供もいる。

 

そういうのはさせない。

 

そろそろ公園デビューというのをする時期かもしれないが。

 

まあ燐火はそれを判断はしない。

 

おとうさんとおかあさんがあいている時間で相談しているので、それを時々聞くだけである。

 

今の時点では。

 

燐火は二人の意思決定に逆らうつもりはない。

 

それに、燐火の未来を好き勝手にさせてくれているのだ。

 

これ以上、ああだこうだいうつもりもなかった。

 

燐火は色々この年になって分かってきたが、それほど強欲ではないのだ。別に自分に対して、こうしたいという強烈な欲求はないし。何かをほしいと熱望することもない。

 

多分、そういう観点では。

 

純粋戦士としてはむいているが、学者にはむいていないだろう。

 

勉学も終わったので、宿題もやっておく。

 

こちらは復習として大事だ。

 

中二の勉強なんてもう通った道だが、だからこそできるだけ丁寧にやっておく。英語のリスニングヒアリングは得意ではないが。

 

これはカトリイヌさんが前に色々アドバイスしてくれた。

 

カトリイヌさんは複数言語をしゃべれるタイプだが、時々自国語を忘れてしまったりするらしい。

 

これはどうしてもあるそうで。

 

外国語を専門に扱う大学の教授クラスでも、七カ国語をしゃべることが出来る人間はそう多くはないそうだ。

 

杏美を風呂に入れさせるのは、燐火がやる。

 

これについては、そろそろ任せてもらえるようになった。

 

杏美はまだまだ当然風呂に沈むと死んでしまうので、とにかく気をつけてみていかないといけない。

 

ちなみに活発に動き回ってはいるが、ケルベロスが見たところ正直運動ではあまり期待できないそうだ。

 

ただ今のうちから基礎体力をつけておけば、色々と状況も変わるだろう。

 

燐火はそれが出来なかったから、凄く苦労した。

 

杏美は少しでも苦労は減らしてあげたいと思っている。

 

風呂から上がって、後は食事をして。それで寝る。

 

その日は、それで終わった。

 

 

 

翌日。

 

学校に向かう最中にダイモーンが出現。即座に対処に向かう。

 

まあ学校と言っても部活の朝練とかはないし、ダイモーンが出ても間に合う時間に出るようにしている。

 

転ばぬ先の杖と言う奴であるが。

 

こういうことわざを使うことは滅多にない。

 

学校でも基本的に必要なことしか喋らないが。このためクラスの空気がいつも張り詰めている。

 

ちなみに二年から鈴山さんと一緒のクラスなのだが。

 

鈴山さんは、燐火がいて助かると言っていた。前はやはり変な男子に絡まれることが多かったようだし。

 

現在では燐火と話していると、その手の輩が即座に逃げていくそうである。

 

「破壊神とつるんでいる」とか言われるそうで。

 

それだけで、男子も、見かけで判断して変な嫌がらせをしてきた女子も近づきさえしなくなったそうで。

 

大変快適だそうだ。

 

ともかく、学校に出る前にダイモーンを片付ける。

 

ただ、ダイモーンはさっと始末したのだが。

 

その場に、即座に知らない奴が追加で現れていた。

 

なんだ此奴は。

 

老婆、のようだが。

 

とにかく姿がおぞましい。手足がひたすらに細く長く、爪も伸びている。それに感じる気配。

 

これは、相当な凶悪な魔だ。

 

「この国の冥界関係者か? 仏教系ではないようだが……」

 

「……死ね」

 

いきなり、間を詰めてきた老婆が、爪をたたき込んでくる。

 

即座にはじき返しながら、間合いを計る。

 

鋭い雄叫びとともに、連撃を仕掛けてくるが。燐火は冷静に間合いを計りながら、一撃を回避。

 

既に日女さんに連絡は入れてある。

 

程なく来るはずだ。

 

数合やりあったが、強いな此奴。

 

かなり古い悪神か。見た目、ただの細い老婆にしか見えないのだが。顔も、よく見えない。いや、顔がないのか。

 

違う。

 

顔を上げたときに、理由が分かった。

 

目も鼻も口もなく、顔にはただ空白があった。

 

また叫ぶと、躍りかかってくる。

 

もっとおぞましい姿の魔とは散々やりあった。激しく火花を散らしてやりあうが、程なく日女さんが来る。

 

そして、躊躇なく、祝詞を唱え始める。

 

それを聞いた老婆が、悲鳴を上げて苦しみ始めたので、胴に一発入れる。吹っ飛んだ老婆は転がると、地面に沈むように消えていった。

 

「怪我はないか」

 

「問題ありません。 あれは」

 

「……とんでもない奴が出やがった。 あれは予母都志許売(ヨモツシコメ)だ」

 

「!」

 

聞いたことがある。

 

これでも神話については調べているのだ。

 

伊弉冉尊と伊弉諾尊の逸話に登場する冥界の存在。

 

死んでしまった妻である伊弉冉尊を黄泉に迎えにいった伊弉諾尊だが。黄泉の神々に帰って良いかの伺いを立てるから待っていてくれという妻の言葉を待ちきれなくなり、つい妻がいる場所をのぞいてしまう。

 

其処にあったのは。蛆が湧き、八つの雷の神にまとわりつかれた変わり果てた妻の姿だった。

 

伊弉諾尊は大慌てで逃げ出すが、それを追跡したのが予母都志許売である。日本神話において、天照大神、月読尊、素戔嗚尊の三貴神の親である伊弉諾尊を追い回すほどの、強力な冥界の走狗。

 

それがあの予母都志許売だというのだ。

 

伊弉諾尊は身につけていたものを投げつけて、それらから生じた果物などを予母都志許売が食べている間に逃げ出したという話があり。

 

それは黄泉であるという地理的不利があったとしても、伊弉諾尊が勝てなかったほどの相手と言うことを意味している。

 

はっきりいって、地獄の獄卒の鬼なんかよりも余程邪悪な存在で。神々でも安易に逆らえないほどの強力な存在。それが予母都志許売なのだ。そもそも仏教の地獄の鬼はただの公務員に過ぎない。怖いように見えるのは、罪人に侮れられないためなのだから。予母都志許売は鬼とは完全に立っている位置が違う存在だ。

 

「俺も相手の黒幕の顔は見ているから、日本神話系だというのは分かっている。 だが、日本においてあれが出てくるというのは相当に危険な事態だ。 日本での黄泉は基本的に仏教系が普及して、伊弉冉尊が支配している根の国は既に日本人にとってなじみではなくなっている。 だからこそ、その住人には対処が難しい」

 

最悪なのは伊弉冉尊自身が這い出してきた場合で。

 

下手をすると、一線級の魔祓い達全員でも対処できないかもしれない、という話を日女さんがする。

 

燐火もそれはまずいと思った。

 

「今までにそういう事態はあったんですか」

 

「江戸時代に一度あったらしい。 俺が聞く限りだと、何かの大飢饉の時だそうだ。 その時は、当時日本にいた魔祓いの六割が戦死したとか」

 

「……!」

 

「その上大飢饉まで起きた。 それくらい、危険な事態だと言うことだ」

 

なるほど、日女さんの言葉には頷くしかない。

 

これは少しばかりまずいと言える。

 

ともかく、レポートを提示するしかない。

 

これが今暗躍している邪神の手の一つなのかは分からないが。

 

もしも予母都志許売を自在に操り、根の国の者達を好き放題に扱えるとなってくると。

 

追い詰めたどころか、相手は余裕綽々ということになる。

 

ただ、それだとおかしいという結論も出る。

 

狼王ロボと連携していれば、それこそ簡単にこの国くらい、いや世界レベルでの大破壊を引き起こすことが可能だったはずだ。

 

どうしてそれをしようとしなかった。

 

狼王ロボは言った。

 

価値観の変遷を引き起こすことが目的だと。

 

狼王ロボは人間の思想でゆがめられた。

 

ただ、狼の長として、静かに生きたかったのだと。そう悲しい心情を吐露していた。

 

邪神がまったく同じ事を考えているかは分からない。

 

しかしながらあれだけの知略戦を使いこなした狼王ロボが、全く違う事を考えていた相手と組んだとはとても思えない。

 

少なくとも見透かしていたはずで。

 

狼王ロボが背中を預けたと言うことは。

 

最悪でも、利害で邪神と狼王ロボは一致していた、ということを示す。

 

これくらいの思考は出来る。

 

ふうとため息をつくと。一度戻ることにする。

 

レポートは日女さんが書いてくれるそうだ。

 

確かに日本神話系の魔祓いから書いた方が良いはず。燐火はギリシャ系だ。予母都志許売の対処方法なんて分からない。

 

それに神話において予母都志許売は複数が出現しており、あれ一体で終わるわけがない。

 

家に戻る途中、ケルベロスが言う。

 

「北欧神話ではラグナロクの時に備えて、オーディンが積極的に戦争を起こさせて、英雄の死者を収穫する。 だが、ギリシャ神話ではその逆でな」

 

「そうなんだね」

 

「ああ。 死者が増えるのは、冥界の勢力増大につながるため、冥界の王ハデス様を警戒しているゼウスはあまり戦争が起きないようにしている。 そういう意味では、理詰めで戦争を防いでいるわけだな」

 

「……」

 

善人ではないとしても。

 

それで戦争が起きないのであれば、まだ北欧神話よりは発想がまともか。

 

ともかく、ギリシャ神話においても、冥界があふれ出すことは好ましいことではないのだとケルベロスはいい。

 

燐火も、先の予母都志許売の強さを見て。それはそうだろうなと、実感するのだった。







※予母都志許売(よもつしこめ)について

根の国の神話、伊弉諾尊と伊弉冉尊の話に登場する存在です。

いうならば伊弉冉尊の親衛隊みたいな存在で、秘密を見てしまった伊弉諾尊を伊弉冉尊の命令で追い回すのですが、伊弉諾尊は(当時の最高神であるにも関わらず)逃げ回る事しか出来ず、必死に身につけていた神具を捨てて食べ物と化し、それで相手の気を引いて逃げ延びています。

その後には黄泉軍(よもついくさと読みます。 根の国の兵隊です)や八雷神が伊弉諾尊を追うのですが、こっちには抵抗していることから考えても、恐らく予母都志許売は黄泉軍よりも格上の存在と個人的には分析しています。

本作ではその分析を生かして、予母都志許売を圧倒的な凶悪な魔として描写しています。

その上古すぎて対応できる魔祓いがほとんどいません。




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