超絶!地球大戦!!   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 自分用のパソコンがメモリやばいので困っているグレン×グレンです。

 来週給料日だし、メモリの増設を考えるか……でも型落ちだし、高いのはなぁ……

 それはそれとして本編!


一章6 なんか再開しちゃってた

《アシュレイ・ホライゾンSide》

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなで避難所に移動したうえで、蒼一が事情を説明したことでVIP用のブースを与えられた俺達は、とりあえず一息をついた。

 

「これですぐにどうにかなることはないだろう。異形のVIP用なんだ。……戦術核ぐらいならびくともしないだろ」

 

「そうなんですか!? 異形の力って凄いんだな……」

 

 蒼一が説明すると総二が驚いている……ただ、あまり安心はできないな。

 

「資料で見る限り、そのレベルをあっさり壊せるのが最高位の異形だからな。……そういった者達が敵でないことを祈るべきだろう」

 

 相当の戦闘能力を持っている者が上澄みにいるのが異形だしな。イッセー達とかならこの程度を一撃で破壊することも可能だろう。

 

 だからこそ、情報はしっかりと把握しないとまずい。

 

 蒼一もそこは分かっているのか、一応頷いた。

 

「副総督直轄機関のエージェントって肩書使って、いざという時は協力する旨とその為に情報が必要だとも伝えている。……多分すぐにでも連絡役が来てくれるだろうから、それを待つべきだろう。……現状のアンタらは異世界から呼んだグレモリー卿の客分である以上、すぐに出てって怪我でもすると責任問題に波及しかけない。悪いが、アホの暴走とかを警戒する為にも段取りは踏んでくれ」

 

「別に俺らは慈善団体でも正義の味方でもねえからいいけどよ。ま、そういうことならちょっとゆっくりするか」

 

 と、銀さんはさらりと備え付けの冷蔵庫を物色している。

 

「……酒もつまみも揃ってんな。避難所ってそんなものあっていいのかよ?」

 

「VIP用だからな。貴族社会でお偉いさんに多少の贅沢も許さないとか、逆に干されるだろ……こっそり持って帰っていいだろうか?」

 

 覗き込んだ蒼一にちょっとした魔が刺している時、ドアがノックされる。

 

 二回のノックを二回。最敬礼のノックだ。その辺りは新西暦と変わってないのは把握してる。

 

 礼儀作法もしっかり叩き込まれている人が来たようだ。流石貴族社会、しっかりしてるな。

 

 そしてドアが開いた時、そこには少女がいた。

 

 眼鏡をかけた、髪の色素が薄い少女。いや、悪魔だと外見年齢はあまり参考にはならないか。

 

 ただ同時に、立ち振る舞いに老成した雰囲気はない。おそらく外見年齢と実年齢にさほどの差はないだろう。

 

 その少女は俺達を見渡して……一瞬だけ止まると、一礼した。

 

「グレモリー分家に連なる眷属悪魔です。主の許可なく真名を明かさぬよう厳命されているので、ティーケーとお呼びください」

 

 若干くらい雰囲気はあるが、臨戦態勢に入っている人だ。動きにも隙は見えないし、鍛えているのは間違いないな。

 

「あ、どーもご丁寧にー。それで姉ちゃん、状況はどうなってんの?」

 

 銀さんがとても軽く聞くけれど、ティーケーさんは気にせず続けた。

 

「情勢ですが、一進一退です。敵はナイトメアフレームを中心とする勢力で、衛兵達は防戦主体ですが戦闘は維持しています。映像も映せますが、どうしますか?」

 

「……では映像を見せてもらいたい」

 

 と、ルルーシュが促して映像を映し出させてもらう。

 

 そこに映し出された映像では、確かにナイトメアフレームが衛兵達と戦っている。

 

 以前見たガレスという機体が空を飛び、その砲撃を支援として陸地をナイトメアフレームが多数動いて戦闘を行っている。

 

 ……ただ、構成されている部隊がちぐはぐしているな。

 

 数で最も多いのは、まるで装甲車に手足が生えたような機体。それを支援するように、騎士のような形状のナイトメアフレームが動いている。

 

 ただ、その間を縫うように手から紋様を浮かべてビームのようなものを撃っている者もいる。

 

 その様子を見ながら、ルルーシュは冷静に観察している。

 

「基本構成は、ネオ・ブリタニア帝国が運用しているカムデンか。そこにヴィンセントとガレスを併用しての攻撃部隊。……やはりシュネーヴァイス軍事同盟だな」

 

「混ざっているのは魔法使い……禍の団に与したはぐれ連中か? イッセー達が後先考えてない奴らとやりあったって話は聞いているが」

 

 ルルーシュと蒼一がそう口にするが、その上で表情を引き締めていた。

 

「戦術はシンプルだが、武装が厄介だな。……なんだ、あの武装は」

 

 そういうルルーシュが警戒しているのは

 

 ナイトメアが振るっている兵器だ。

 

 指がないガレスというタイプはともかく、ヴィンセントとカムデンは長銃と形容するべく武装を振るっている。

 

 一瞬見えた限り、銃口となる部分は長方形で、銃身の下部がスリットによって繋がっている。

 

 そしてそこから放たれる光を思わせる銃弾やブレードによって衛兵と戦闘をしている。また、攻撃に関しても直撃する前に透明の壁に阻まれるように防がれ減衰しているようだ。

 

「光力生成と空間干渉……といったところか。ナイトメア用の新型兵装だな」

 

 蒼一はそう評価するとため息をついた。

 

「下級悪魔では荷が重いし、中級悪魔クラスでも苦戦は免れないな。第七世代相当のナイトメアは、陸戦では中級クラスでも手古摺らせる。そこに防御面の強化と特攻の武装とくれば……このままだと厳しいぞ」

 

 そういった時、更に外で激しい音が響いた。

 

「今度は何!? 別動隊!?」

 

「……いえ、どうやら防壁が砲撃によって破壊されたようです。衛兵がカバーに入っていますが、数十機が侵入したとの報告が」

 

 英雄がびくりと肩を震わせていると、通信で報告を受けたティーケーがそう震えた声で伝えている。

 

 避難誘導は進んでいるだろうが、このままだとまずいな。

 

 そう思っている時、肩をすくめながら蒼一が立ち上がり、ルルーシュは小型パソコンを開いていた。

 

「指示は頼んでよさそうだな、ルルーシュ」

 

「現場の対応は任せるぞ。同時に動かせる数は?」

 

 短い会話で、大体俺達も何を考えているかが分かった。

 

 二人とも動く気だ……!

 

「お、お言葉ですが皆様はジオティクス様の客人です! 危険にさらすわけには―」

 

「―そういうのはいいよ、姫椿(ひめつばき)

 

 止めに入ったティーケーに、蒼一がそう返す。

 

 聞きなれない言葉に俺達は僅かに困惑するが、ティーケーは明らかに驚いていた。

 

「……気づいてたの、蒼一君?」

 

「高校時代と外見変わってないからな。いやまぁ、お互い色々あったってことなんだろうけど……連絡しなかったのはよかったのか悪かったのか」

 

 お互いに苦笑しているが、それを続ける時間もない。

 

 それが分かってたんだろう。二人はお互いにため息をついた。

 

「ま、そういうわけでいつも通り。俺が現場で動いてお前が事後処理……ま、互いに実働能力は上がってるだろうけど」

 

 体の調子を確かめながら、蒼一はティーケー……いや、姫椿にそう告げる。

 

「……主に始末書を書かさせるのは嫌なんだけどなぁ」

 

「俺も頭を下げるよ。それにまぁ、対ナイトメアに慣れてる奴がいた方がいい状況だな」

 

 ため息を更に吐いた姫椿に、蒼一はそう言う。

 

 そしてその頃には、ルルーシュはパソコンの操作も終えていた……というか、何時の間にかトゥアールと英雄(ひでお)も動いている。

 

「異能交じりだと、エシュロンより厄介ですねぇ。流石に暗算で一人は厳しいですよ」

 

「エシュロンを暗算でどうにかしないでよ。……あ、とりあえずコネクション繋げましたよ」

 

「助かった。さて……ロイド。どうせ準備はしているんじゃないか?」

 

『あ、殿下。おーめでぉと~! 色々準備はしておきましたよぉ~』

 

 と、何時の間にか通信を繋げていたのかロイドさんが映し出された。

 

『集団での模擬戦という名目で、ある程度準備ができてた旧式機20機を戦闘用に調整しておきましたぁ~。何人乗せます?』

 

 そう朗らかに言うロイドさんの後ろには、グラスゴーとは趣が異なったナイトメアが鎮座している。

 

 グラスゴーのように武骨だが、流線形が所々に組み込まれている機体だ。スリットが付いた頭部が、胴体と一体化している風に見えるのが特徴的だな。

 

『でも近代化改修済みなだけで、第四世代機なんですよねぇ。そこは残念でしたぁ~』

 

「問題ない。乗り手がスザクやカレンとは別の意味で化け物だしな……蒼一、何機いる?」

 

 ルルーシュの質問に、蒼一は少しだけ考えて答えを出したようだ

 

「慣らしに五分。同時制御は……俺込みで17機にしておこう」

 

「分かった。残り三機の内、二機は俺とC.C.で撹乱に回る」

 

「相も変わらず現場主義で強引な奴だ。……夕食はピザにするようお前からも頼めよ?」

 

 と、ルルーシュだけでなくC.C.も立ち上がる。

 

「……ちなみに止めるとか俺も行くとかいう問題は厳しい。乗り気な奴は避難誘導に徹しろ。ナイトメア戦は俺達慣れてる側が行う……というかルルーシュは乗りながら指揮するのか?」

 

 蒼一は俺達の反応を予想していたのか、すぐにそう言ったうえでルルーシュに怪訝な表情を向ける。

 

 それに対し、ため息を吐くC.C.を横目に当然といった態度をルルーシュは告げた。

 

「王が動かなければ配下はついてこないだろう? いきなり指揮権に介入するなら尚更だ」

 

「そして、設計段階から自分用の機体を作るまでは手練れに出くわしては撃墜されるんだよコイツは。割と何度もフォローしている身になってほしいな」

 

 なるほど、な。

 

 そしてそんなことをしている間にも、戦闘の音は近づいて来ている。

 

 これはもう、行動するしかないようだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Other》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私よ。状況を簡潔に報告を」

 

『ナム・ジャラ・ラタック。前線に出発した部隊は、敵悪魔達と交戦中。戦線を少しずつ押し込んでいます。都市部にも結界を破壊して侵入した部隊が確認されています』

 

「……コテンパンに壊滅させておくのが目的だけど、乗せる為に()()()()武装を用意したのは失敗かしらね。このままだと成果を上げて凱旋しかねないわ」

 

『心中お察しします。私達はどうすれば?』

 

「適当なタイミングで、通信妨害と言い訳してそのまま撤退っていうのがプランだけど、思った以上に戦えているからどうしたら―」

 

『……なんだと!?』

 

「―どうかした?」

 

『侵入した部隊の一部と連絡が途絶しました。今近場の部隊が動いていますが、その都度通信途絶が確認されていると報告。グリード・カークウェインとディボック・メルテがそれぞれ左右の突入部隊を統合し、まとまった状態で挟撃すると報告がありました』

 

「能力が少しだけはあるのが厄介な奴らね。弟のグランやヒース・ロットは?」

 

『双方それぞれ、グリード及びディボックの突撃隊長として切り込む模様です。……追加報告で敵KMFを確認……は? グラディウス?』

 

「あら、グラディウスなの? 懐かしいけど……それで翻弄されてるって本当?」

 

『本当の様です。グラディウスは確か、第四世代機もどき、でしたよね?』

 

「正式には正真正銘の第四世代相当よ。小国同士が対ブリタニアを考慮して結んだ「ジョン・コネクション」が、技術的後進国でも十全に運用できるように設計し、結果としてグラスゴーより完成度だけなら上の傑作機。私も何度か乗ったけれど、後先を考えなければグロースターにワンチャンあるわよ?」

 

『失礼いたしました。……どうしますか?』

 

「都合がいいから放置しましょう。流石にここからは勝てるでしょうけど、返り討ちに遭うのなら後始末も楽になるわ」

 

『イエス・マイロード! しかし、状況が急転する可能性もありますが』

 

「撤退戦に移行した場合、私達が対応するから安心しなさい。これでも一応、シュネーヴァイス最強戦力の一角―シュヴァルツ・ポーンを拝命しているんだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういや、シャーデンフロイデの介入でナイトメアって増えてるんだったか」

 

「殆どの場合はバタフライエフェクトのそれですがね。特に有名なのはグラディウスでしょう。我が国でも購入していますから、見ますか、ダインスレイブ?」

 

「そいつぁいいな、シャムナ様よぉ。で、どんな理由で有名なんだ?」

 

「簡潔にまとめれば、他国が開発したコピーですらない正しい意味での第四世代機という点です。基本的に、ブリタニア以外が開発したナイトメアでもどきでないのはあれが初めてですからね」

 

「ふぅん。ま、ゲド・バッカとかを見りゃ分かるが……EUや中華連邦もそのザマだってことかい?」

 

「ええ。中華連邦はブリタニアで学んだインド軍区のラクシャータが活躍しましたが、あちらはキョウトといった日本レジスタンスに比重が傾いています。EUもアレキサンダという独創的な機体を完成させましたが、色々な特徴があって徒花に終わっていますからね」

 

「そんな中、独自開発でちゃんとしたナイトメアを量産体制にのっけたってわけか」

 

「最大の特徴は、あえてグラスゴーに劣る性能に留めたところですね。まぁ、近代化改修時が基準ですが」

 

「あえて弱く? 意味あんのか……ああ、技術水準か」

 

「流石に聡いですね。JOHNK-03グラディウスは、小国の有志達がブリタニアに対する危機感から繋がった組織であるジョン・コネクション製です」

 

「あんたが頑張った結果のイレギュラーの一つだな。弱兵には弱兵なりの戦い方ってもんで食い下がった連中だって聞いてるぜ?」

 

「ええ。ゆえに「ブリタニア相手に真っ向から勝てるナイトメアの開発は時期尚早」と悟り、技術的後進国でも運用できるよう、整備性や信頼性を重視した構造の機体を新規設計。そして見事実用化に至ったのです」

 

「いわゆるAK-47みたいな奴か。世界最小の大量破壊兵器なんて言われてるが、確かにああいうのはバカにならねえんだ」

 

「結果として、小国の対ブリタニア能力は格段に向上しました。キョウトもあの手この手で日本に持ち込みましたし、別口で伝手を作っていたサンライズ・ガードなどは相当数盛ってますね。第一次ブラックリベリオン後など、EUや中華連邦でも独自に入手する派閥がありましたし」

 

「黒の騎士団で参謀やってた中華の奴とか、EUの改革派だったか。ま、格下には格下の戦い方はあるが自覚はいるしな……ま、今どきだと流石に型落ちか」

 

「新たな近代化改修ができるぐらい、無理を利かせやすいところはありますけどね。最も限度はありますし、カムデンクラスの機体に勝つのは困難でしょう」

 

「まして俺らの本命である、第八世代機なら尚更ってなぁ? ……もっとも、本気でやりゃ話は変わるけどな」

 

「そこまでできるほどの本気の持ち主がそういるとは思えませんが。……ただ、戦術でやりようのある者はいますからね……ルルーシュがいるならどう動くのかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《富久山蒼一Side》

 

 

 

 

 

 

 

 やばい。めっちゃ戦いやすい。

 

 言われた通りに動くだけで、敵がびっくりするぐらいこっちに都合のいいところに誘い出されてくれる。魔剣の曲射投擲で更に嫌がらせもできて、遅滞戦術なら十分すぎる。

 

「ソード0よりキング0へ。敵部隊は指定された通り三つのポイントに誘い出せた」

 

『ではソード0。待機させていたダガー1から8による下水管からの奇襲攻撃後、指定ポイントに輸送させた迫撃砲で追撃し、ソード7から15は機体を放棄して隠蔽させろ。敵の指揮方針は読めたが、確実それで釣れる』

 

「了解、既に下水道からの奇襲攻撃で足場を崩した。迫撃砲にも合流したんで3カウント後に砲撃を行う。3、2、1、ファイヤ」

 

 恐ろしいほどに戦いやすい。

 

 強度の高い建築物はおろか、崩壊寸前の建物をあえて崩しての撹乱が刺さる刺さる。おかげで第四世代機で第七世代機相手に簡単に翻弄ができている。

 

 大型の魔剣でもアサルトライフル程度は無効化できるし、対光力の魔剣は堕天使との模擬戦でしっかり経験している。KMFサイズ離れてないが、大剣で打ち上げるように大量に作って投射することで敵の銃撃はほぼ無力化できる。

 

 そして適度なサイズの投擲型の剣を、数本同時に曲射投擲することで他の連中が妨害され、連携が乱れて大混乱。

 

 敵も気を取り直して牽制射撃を行いながら、ごり押しする為の少数部隊を集めているが……その集合地点を誘導しており、今騎士団で下水管から攻撃して足元をくじして足止め。

 

 そして他の連中に指示して大型の迫撃砲を移動させ、KMFで砲撃させて更に追撃。もう十機は潰せたぞ。

 

 最も、強引に片手で携行しているキャノン砲に、片手持ちのアサルトライフルなど砲撃方面で無理をしている。これで魔剣まで使っているから既に関節が悲鳴を上げている。

 

 グラディウスは小国同士の対ブリタニアネットワーク「ジョン・コネクション」の開発機体KMF。機関技術力が低いことを開き直って、カタログスペックより信頼性を重視したAK-47みたいなKMF。更に無理することを前提とすれば、サザーランドに力比べで勝てるような火事場の馬鹿力も大きい。

 

 だがまぁ、ここからが本番だろう。

 

「……ソード0よりキング0へ。結果は成功、損害軽微な機体だけで17機揃った」

 

『了解した、ソード0。ではこれより作戦段階をアヴェンジへと移行する……思う存分暴れてかき回せ』

 

「イエス、ユア、マジェスティ……ってな!」

 

 さてさて。ここからが本番だ……っ!!

 




 頑張ってイラストは作ってみてはいます。ただしだれがどう見ても子供のイラスト……!
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