超絶!地球大戦!!   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! メカイラストだけでも書けるようになりたいグレン×グレンでっす!

 いや本当に。MSV敵なの大好きだからなおさらかけるようになりたいですわマジでぇ……。

 それはそれとして本編!!


序章8 はっきり言わないと伝わらない奴はいる

《兵藤一誠》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんか凄い速度でスケールが大きくなってるような……?

 

 そう思っていると、富久山さんが一つ息を吐いた。

 

「よろしいでしょうか早田長官。……確かそちらの地球、極秘裏に多数の惑星に住む知生体の同盟である、星団評議会とやらの一員となったのでは? 俺、異星人達が地球に住んでいる部分に迷い込んだことがあるんですが?」

 

「その通り。そしてその星団評議会を傀儡とする組織であり、私達が事実上敵対しているのがゼットンコアだ」

 

 富久山さんにそう応えた早田長官さんは、モニターを操作する。

 

「これは私達も、評議会に存在する獅子身中の虫だったゼットン星人のエドから伝えられた話だが……ゼットンコアはこれまでにも幾多もの惑星や種族を滅ぼしている。地球に対してはまだそこまでの手段を取っていないようだが、危険視する存在に対しては宙域ごと宇宙から隔離をしている以上、この事態に過激な行動をとらないとは思えない」

 

 こっちもこっちでやばいことになってるってことかよ……!

 

「確かに。言い方は悪いがごく小規模の地方を跡形もなく吹く飛ばすことで、全体の問題が解決できるのなら手段として考えなければいけないのが統治側の責任ではある。……ホライゾン君、その辺りはどう思うかね?」

 

「綺麗ごとだけでは済まないことはありますけど、その上でより良い結果の為に努力をするべきだとは思います。……ただ、実際にそれを実行してくる可能性についてですが……決定打になるかと言われると難しいと言えますね」

 

 サーゼクス様に話を振られて、アシュレイさんはそう返す。

 

「説明している人達もいるけれど、極晃星(スフィア)は高位次元の力で三次元そのものを塗り替えるようなものです。高次元エネルギーの完全劣化型である星辰体を用いた星辰光ですら、能力次第では隔離された光の国に接触することは不可能じゃない……少なくともできそうな星に心当たりがあります。特に今回の極晃星は平行世界や異世界への移動能力を持っていると考えるべきですし、隔離という形での封じ込めは不可能で、殲滅にしても相応の戦力計算と準備期間がなければ難しいでしょう」

 

 す、スケールが今までとは段違いすぎる……!

 

「そういや太陽系消滅級の攻撃がポンポン出るとか、タッグマッチで恒星間戦争規模の物量戦ができるとか言ってたな。どんだけのインフレですかー」

 

 坂田さんが文句を言うけど、まぁ気持ち分かるかも。

 

 ただ、ルルーシュさんは相当危険視している様子だった。

 

「最悪のパターンはゼットンコアが極晃星の性質と危険性を把握しきれない状態で動き、シャーデンフロイデが極晃星をフルに使った反撃を行うことだな。そうなれば事態は収取が突かなくなる恐れもあるだろう。……むしろ、何故即座にそれをしていないかが懸念点だがな」

 

「そうだな。話を総合する限り、軍事力が圧倒的に違いすぎる以上……何故時間をかけるような手段を取るというのか」

 

 コーネリアさんも不思議そうだけど、藤堂さんは少し考えこんでから何かに気づいたようだ。

 

「逆ではないか? おそらくゼットンコアに対して何かしらの妨害策を取っており、その分こちらにリソースが割き切れてない……というのはあり得るだろう」

 

「……もう一つあるとすれば、こちらやゼットンコアが仕掛けてくることを前提に動いている……ということもあるだろう。むしろ何かしらの反撃をしてくることを望んでいるかもしれない」

 

 アララギさんもそんなことを言っている。

 

 というと、どういうことなんだろうか?

 

「彼らの中にドグラ・マグラがいるということはほぼ確定。そしてドグラ・マグラはやろうと思えば完全に我々がいた地球を支配できるが、あえてそれをしないで諜報戦などを起こすようにしている。……構成されている他の勢力がそれを良しとしているのなら、一方的に圧殺するという手段を取るとは思えない」

 

「それはあり得そうだ。目的が侵略そのものではないのなら、いきなり圧殺させるような真似は避けるだろう。ただ圧倒的な力で問答無用に制圧する……では成せない目的はあるだろうしね」

 

 曹操もうんうんと頷いていた。

 

 ああ、そういえば英雄派はそんな感じだったな。

 

 人間が異形達にどこまで通用するかを試す。意図はちょっとよく分からないけど、だから自分達が用意できる手段でどう倒すかとか、そういうことを考えているところはあるかもしれない。

 

「なるほど。いわゆるハウダニットという物か。裏を返せば、それが分かれば対応する手段も取りえる……と?」

 

「少なくとも、相手の行動予測は多少できるだろう。相手がどう動くかを読んでそれに備える……立派な戦術だろう?」

 

 サーゼクス様にそう答える曹操は、ちらりとアシュレイさんを見る。

 

「その辺り、君はどう思うのかな?」

 

 アシュレイさんは曹操の言葉に、それに頷いていた。

 

 結構いけそうなのかな?

 

「確かにいけるだろう。あいつらが使っている極晃に限らず、極晃星はどこまで行っても到達者の願いを叶える魔法のランプだ。それを利用している以上、何かしらの形で近い想いを彼らが持っているのは間違いない。……そして、そこから手の内を悟る余地は十分ある」

 

 そうなのか。結構凄いんだな。

 

「……となると、もう一つの懸念はアルティメギル……エレメリアンか。物理攻撃が通用しないと聞いているが」

 

 藤堂さんが聞くと、テイルレッドが頷いた。

 

「はい。……あの、多分説明はトゥアールが一番できると思うんで、その―」

 

「……その変態バーゲンセール女にしゃべらせろって……?」

 

 坂田さんがすっごい不安そうにしている。

 

「大丈夫か? この歩くセクハラの権化、何言ってくるか分かったもんじゃねえぞ?」

 

「仕方ないでしょ。あほをやらかすようなら〆ればいい」

 

 富久山さんもかなり手酷い。

 

「私が何をしたっていうんですか!? ただレッドと幼女をこよなく愛する、全ての女性が持つ価値の絶対値であるおっぱいを持っているだけの女ですよ!?」

 

「「やっぱ〆るか……」」

 

 冨久山さんと坂田さんがすっごい意見を合わせている!?

 

「……いやその、でも説明を聞かないと話が進まないんじゃないですか?」

 

「そうですよ。いや、とっても不安だけど……専門家の話は聞いとかないと駄目ですよね?」

 

 早田と明石が止めるけど、大丈夫かなぁ。

 

「ちなみに、富久山さんは戦ったことがあるんですよね? どんな感じですか?」

 

 と、志村が富久山さんに聞くとちょっと考え込み始めてるな。

 

「なんでも精神力は精神力でも、属性力(エレメーラ)という形になっている精神エネルギーの影響で生まれた精神生命体だ。危険なのは精神生命体なんで、要は霊体とかそういった存在に近いからただの物理攻撃での殺傷が困難だということ。あと属性力の性質上、基本的にもれなく変態。直接的な人間の殺害は忌避する傾向にあるが、属性力が奪われた人間は生きる希望というか活力が根こそぎ奪われるような状態になる為、いっそ一思いに死なせてやれよと思うぐらいには抜け殻になるな」

 

 結構すらすら出てくるな。

 

「あと戦略が微妙に分からないところはあるな。初手でいきなり空に映像を映し出して侵略活動を開始するんだが、どこか抜けてるのか属性力運用技術をこぼして対抗馬ができている上、ご丁寧に一体で出てきてはやられるって形を繰り返し続けて、ぼこぼこになってから総力戦を仕掛けたりって動きを見せているんだが……どうなんだろうな、あれ」

 

 う~ん。本当に何なんだ?

 

 と、テイルレッドが手を挙げた。

 

「ああ、それなんだけどわざとだ。アルティメギルは属性力、それもその中でも最も強力なツインテール属性を広める為に、基本的にわざとその世界最強のツインテール属性の持ち主に簡単な技術を流して、ツインテールを世界的人気にしてから一斉に刈り取るんだ」

 

「敵にも味方にも優しくねえマッチポンプぅうううううううう!?」

 

 坂田さんが絶叫するけど、本当にろくでもねえな。

 

「……なるほど。大したことのない戦力を生贄に捧げることで、全体の利益に回すということか。英雄派(俺達)もやったことはあるが、乱暴だが確実かつ手っ取り早い手段だね」

 

「確かに、早急かつ大きく動かすことはできるだろう。人のことは言えないが業の深い組織だ」

 

 曹操とルルーシュさんがなんか納得しているし!?

 

 え、でもそれでどうすればいいのか―

 

「後やっぱり、色々詳しいトゥアールが説明するべきだよ。ちょっと話させてもいいんじゃないか?」

 

 ―やっぱりそうなるかー。

 

 でも何だろう。ものすっごく不安なんだけどなぁ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《アシュレイ・ホライゾンSide》

 

 

 

 

 

 

 

 

 属性力。そしてそこから生まれたエレメリアン。

 

 その内容を簡潔にまとめるとこうなるようだ。

 

 1:属性力とは精神力。厳密には精神という土壌から生まれる「属性」という指向性によって発生する瞬発力といえるエネルギーである。

 

 2:その為、属性に対する想いがないと属性力は発生しない。具体的には家族愛といった「誰にでも宿りえる」ものは上述の土壌となり、気合を入れると若干成果が出る程度止まりになる。

 

 3:エレメリアンは属性力を糧にする為、人間を襲ってそれを得ることを基本活動としている。そしてその集まりがテイルレッド達によって壊滅した「アルティメギル」という組織。

 

 4:属性力を奪われた人間は生きる活力を失う。少なくとも、アルティメギルが最初に属性力を根こそぎ奪った世界では生物が絶滅している。

 

 5:アルティメギルの基本戦略は「ツインテール属性を世界に広めてから根こそぎ奪う」であり、その為にあえて技術流出と戦力の小出しを行っている。

 

 6:そしてその本質は、属性力を失われた者にすら属性力を齎す「究極のツインテール属性」を手中に収めること。その為、最強の属性力とは言え属性力の一つであるツインテール属性に固執した戦略になっていた。

 

 7:テイルレッド達ツインテイルズは、アルティメギル側の独断による過剰な技術流出+アルティメギルの技術顧問が負けを認めるほどの技術力を持つトゥアール+究極のツインテール属性を持ち、一度奪われた経験からそれを掌握したテイルレッド……の三つの要素が絡み、上位戦力である四頂軍を撃破するまでに成長する。

 

 8:最終的に首領であるテイルギルティによる大軍による地球侵攻が起きるも、ツインテイルズの全力と世界中の人々の応援もあってかろうじて撃破。ただし首領達を撃破してもエレメリアンは数多い為、残党は存在している。

 

 ということになる。

 

 ただ問題は―

 

「豚に真珠! とりあえず現状分かる範囲内の同義語を検索してくれ……あれぇ~反応しな~い」

 

「調べるのは自分でやれ坂田。……えっと豆腐に鎹、胸が小さくでも人気のある女性タレントを即座に検索」

 

「何の嫌がらせですか貴方方はぁああああああああ!?」

 

 ―今トゥアール、思いっきりいじられている。

 

 でもまぁ、その、ねぇ?

 

 理由がなんというか、その……。

 

OP(おっぱい)トゥアールって言ってるじゃないですか!? とぅあるんの機能を生かす気あるんですか!?」

 

 なんというかもの凄い技術力の使用条件が、ね?

 

 効果的な説明の為に、トゥアールがとぅあるんというソフトを起動したんだけど、その為の起動スイッチがその……ね?

 

「機動コードが類似ててバグったので、我慢してアルティメギル出現報告の方を切り替えたというのに!! まさか変えろっていうんですか!?」

 

「そう言ってるんじゃボケぇええええええええ! なにこの逆セクハラ!? こんな阿保なことを言う羽目になる連中の気持ちを考えろぉおおおおおおおっ!!!」

 

 坂田さんが文句を言うトゥアールに絶叫するけど、まぁそうだよね。

 

「遠回しな嫌がらせじゃ意味ないか。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。ギアスの能力をより知りたいから、この女にこの逆セクハラ痴女思考を抑えるようにかけてくれ。きっと世界の為にもさっさとやった方がいい」

 

 そして富久山さんに至ってはもう強硬策に移っている。

 

 旧大和の格言から、執拗に「無意味な物」に類する格言やことわざでとぅあるんを呼び出そうとする連続攻撃から始まるこの流れに、俺はどうしたらいいんだろうか?

 

 でも逆セクハラだしなぁ。

 

「同性同士でそういうジョークをするっていうのはあるだろうけど、この状況下だと俺達も協力することになるからさ? できればその、セクシャルハラスメントに引っかかる恐れのあるコードは変えてくれないかな? ……というか例え好きな人にでも言われたくないんじゃないか?」

 

 流石にちょっと可哀想な気もしたので、それとなくフォローを入れておく。

 

 男が女の設定したこれを言うって、もはや嫌がらせだしね。殆ど全員、「これは変えないとまずい」と思っているのかスルーしているし。

 

「え? レッドに言ってもらいたい台詞ナンバーワンなんですが?」

 

 ……あれ?

 

「………はっ!? そういうことか!!」

 

「まさか、そういうことなのか!?」

 

 あれ、兵藤と志村が急に反応をしたけどなんだろうか?

 

「まさかアルティメギルの暴挙で性別が変えられたのか!? デコボッコ教みたいなことをする奴らがいるなんて!?」

 

「いや、多分属性力を生かす為の仕様だ! アザゼル先生が作った性別変換光線銃みたいな!!」

 

 凄いことになってるんだね!?

 

 大丈夫だろうか。凄い勢いで凄いことになってるんだけど。

 

「……あ、すいません会議室の皆様。何故か日本にいたテイルレッドさんの世界にいる合衆国大統領から、「正体は前もって明かした方がいいと思うよ、総二君」って伝言を預かりました」

 

 そしてもうちょっと早い方がよかったかな!?

 

「……そういえばそうね。もう全世界に一度知られてたし、私達は何度も見てるからすっかり忘れてたわ」

 

 と、テイルブルーの方が変身を解いて女子高生の姿に戻る。

 

 そしてテイルレッドも装備を操作して変身を解くと……え?

 

「すいません。俺は観束総二……テイルレッドやってます」

 

 ……す、凄いことになっているね!?

 




 そういえば正体を明かしていなかった観束総二……ついに男に戻る。

 話の腰が隙あらば折れていくスタイル!!
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