石流龍(石流龍じゃない)の肉体を手に入れた   作:和尚我津

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人は王とは呼びはしない

「鵺」

『戻れ』

「満象」

『戻れ』

「蝦蟇」

『戻れ!』

 

 次々と繰り出される十種の式神たちは乙骨の呪言により軒並み無力化され。

 呪言により負傷した喉は、背後に立つ石流が駆使する反転術式により即座に回復し。

 秤金次は不死身の身体に全てを委ね、ゼロ距離ノーガードで殴り続け。

 日車は変幻自在、神出鬼没のガベルを駆使し、中距離からの攻撃を差し込んでいき。

 それら全ての攻撃で生じる隙を潰すように、虎杖が自由自在に打撃を繰り出す。

 

 戦況は明確に、高専陣営優勢に傾いていた。

 

 誅伏賜死による、宿儺の術式剥奪。

 

 文字通り、千載一遇のチャンス。

 苦し紛れのように吐き出される十種の式神の対処は乙骨に任せ、秤、日車、虎杖の3人はひたすら宿儺に攻撃をし続ける。

 

 2人の攻撃を巧みに捌き続けてきた宿儺であったが、御廚子による牽制を奪われ、更には日車が戦線に加入したことで防御が間に合わない場面が増えてきた。

 術式剥奪による呪力操作の低下が見られないのは流石の一言。だがそこから高専陣営への反撃にまで結びつけること、能わず。

 

「大蛇」

『戻れ!』

「不知井底」

『戻れ!』

 

 局面を打破するためか、劣勢の中でも宿儺は式神を繰り出す手を止めはしない。時にそのせいで攻撃を喰らうことがあろうと、一向に。

 

 十種影法術の妨害を一手に背負う乙骨は、宿儺の狙いが自身の呪力切れではないかと推測する。

 

 高専側陣営には、いくつもの時限爆弾が存在する。

 乙骨の呪力量だけの問題ではない。日車寛見による一時的な術式没収。持前の豪運で誤魔化してはいるが秤金次の無敵時間もそれに該当する。

 どれも今の有利を生み出している要因であり、そして時間的な制限が付き纏うものでもあった。

 特に乙骨は領域展開をし続けている都合上、呪力が加速度的に減少している。桁外れの呪力総量で成り立たせているが、並みの術師であれば早々にダウンしているほどだ。

 

 だが時間が宿儺だけの味方というわけではない。

 都合3度の領域展開。回し続ける反転術式。膨大な呪力量と優れた呪力操作を誇る宿儺だからこそ戦闘を継続出来ているが、こちらもまた並みの術者ならとうの昔に呪力が枯渇している。

 伏黒恵の意識は未だ健在。肉体の支配権は宿儺が握っているが、呪力総量の低下や何らかの要因で奪い返される可能性は否定できない。

 また結界(コロニー)の出入りが出来るようになった現在、時間を掛ければ高専陣営側に別途援軍が現れる可能性も生まれていた。伏黒恵の記憶に存在する憂憂(運び屋)の存在が、その懸念に現実味を帯びさせる。

 本来の伏魔御廚子であれば数の差など物ともしない。御廚子が回復次第、鏖殺すればそれで万事問題はなく。

 だが高専関係者を殺害する出力が出せない現状、数の利はそのまま脅威となる。真希のような戦士が一人増えるだけで、天秤の傾きは致命的なものとなりえた。

 

 高専陣営、両面宿儺。どちらにとっても、理想は早期決着。

 

 そして終幕への準備を先に済ませたのは――呪いの王、両面宿儺。

 

 宿儺は決めていた。御廚子が失われたままに、この劣勢を打破することを。

 調整は済ませた。あとは機会が巡るのを待つのみ。そしてその機会がいつ来るかも、宿儺は既に把握している。

 

「領域展開、坐殺博徒(ざさつばくと)!」

 4分11秒が経過し無敵時間終了直後、またもや秤金次の領域が展開される。

 秤金次を倒す唯一の隙。それは大当たりを引くまでの領域展開の最中。それを把握している虎杖と日車はその隙を埋めるべく一層攻勢を激しくする。

 

 だが両面宿儺というかつてない強敵を相手にしてノリにノッている秤であれば、抽選時間など極僅か。すぐさま始まる無敵時間(フィーバータイム)

 

 ――そう。まさに今。秤が大当たりを引いたこの瞬間こそが、宿儺が待ち望んでいた反撃の好機。

 

 宿儺は多少強引に虎杖を秤の方に蹴り飛ばす。間合いを広げると共に両者の行動を僅かに阻害。その隙を埋めるため自然と日車が一歩だけ前に出て……驚愕の表情を浮かべた。

 

「領域展開――」

 言葉が耳に届くより早く、宿儺が掌印を組むのを日車は目にした。

 伏魔御廚子(いままで)とは異なる、掌印の形。

 

 宿儺の生得術式が没収されている以上、ハッタリの可能性がある……そのような甘い考えを吹き飛ばすほどの悪寒が日車を襲う。

 衝動のまま即座にガベルを延長。宿儺の掌印を崩そうと振りあげて――その両腕を斬り飛ばされた。

 

 迸る激痛と予想外の出来事を前に肉体は硬直し、されど頭脳は素早く回る。

 宿儺が放った飛来する斬撃。それを受けて脳裏に過ぎるは当然、御廚子復活の可能性。

 否。御廚子は未だジャッジマンの手により没収中。他ならぬ日車本人がそれを理解していた。では如何にして腕を斬ったのか?

 

 答えは極めてシンプル。日車の腕を切断したのは、薄く研ぎ澄ますようにして放たれた呪力の刃。

 術式による斬撃ではない。呪力放出の延長線上にある、ただの基礎技術である。

 その刃をここに至るまで伏せ続けた結果、日車寛見は『今の宿儺に斬撃はない』と思考を誤導された。日車の不用意な接近を引き出した、宿儺の作戦勝ちである。

 

 宿儺がこれより展開する領域は、伏魔御廚子とは比較するのも馬鹿らしい、辛うじて領域と呼べるようなほど低レベルな代物。

 もし秤か日車、どちらかの領域と押し合っていたのなら、すぐさま負けてしまう程度の拙い結界。

 

 だが領域戦とは、正面から押し合うだけではない。

 秤金次は大当たりを引いた直後、術式が焼き切れ領域は使えず。

 日車寛見は『術式を没収した』という前提を逆手に取られ、温存されていた呪力放出の刃で腕を断たれた。

 

 相手の領域使用を封じた上で、満を持しての領域展開。これもまた、領域戦の常套手段。

 

『『『『『止まれ!』』』』』

 再び響く呪言五重唱。しかし何の仕込みもせずに同じ手が、両面宿儺に通じる道理がなかった。

 

 その印相は伏魔御廚子を意味する閻魔天印ではなく薬師如来印――。

「――嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)

 ――すなわち両面宿儺が展開するは、()()()()()()である。

 

 

 そこは闇、いや影に包まれた漆黒の世界。全てが影であるため、暗いのによく見えるという矛盾を孕んだ空間。

 虎杖、秤、日車はそこに取り込まれ、即座に影の中に引きずり込まれた。

 水。泥。溶けた飴。

 どの表現が適切なのかは不明だが、必中効果を備えた()()が敵を捕まえ離さない。

 鬼神の如き身体能力も、無制限の呪力も関係ない。如何なる存在であっても、己が影を切り離すことは出来はしない。

 

「宿儺ぁ!」

「クッソ! 外せねぇぞ?!」

『離せ!』

 今まで十種を封じ込めていた呪言も、この領域内では形無し。

 そこにあるのは式神ではなくただの影。実存に限りなく近いまやかし。どれだけ影に刃を入れようとも、影を映すキャンバスを切り裂いているに過ぎない。

 

 乙骨の呪言は何ら影響を及ぼすことなく、三人の抵抗を全て無視して、通信機であったコガネと共に3人は沈んでいった。

 

 宿儺が式神を無駄打ちし続けていたのは、(ひとえ)にこの領域を展開するため。

 実際に式神を呼び出すことで、伏黒恵が扱う十種影法術――何を調伏し、どのように扱っているのか、どの程度の規模感なのか――を理解し、そこから逆算して伏黒恵の生得領域を引きずり出した。

 

 身体を乗り移る術師――羂索の存在から、他者の領域でも展開できるというのは把握していた。

 されど両面宿儺にしても別の人物の領域を引きずり出すのは初めての試み。伏魔御廚子とは完成度に雲泥の差が出るのは当然であった。

 

 だがそれでも領域は領域。敵を仕留めるのに十分な性能を備えていた。

 当然、伏魔御廚子でなく嵌合暗翳庭であったとしても、現状の出力では即殺することは不可能。生み出した式神で殺害しようとしても、分身を使って縊り殺そうとしても、伏黒恵に邪魔されて成功しない。

 故に選んだのは極めて迂遠な方法――影の中に引きずり込んでの、溺死。

 一息に命を絶つのではない。じわりじわりと、その息が尽きるまで沈め続ける。

 

 ふと宿儺が足元を見れば浮力も抗力もないというのに、影の海の中を驚異の身体能力で這い上がろうとしている虎杖悠仁の姿が。

 引きずり込まんと伸ばした手は、されど海から出ることが許されず。

 何があろうと決して出てこれないように、紙一枚よりなお薄く張られた壁が、此方と彼方を断絶する。

 

 影の水面を必死に叩く虎杖を、無駄な足掻きと見下し嘲笑う。

「せめて死に様ではオレを楽しませろよ? 小僧」

 

 その言葉と共に虎杖は再度、影に引きずり込まれ堕ちて消えてゆく。

 

 不死身の時間も、才能の原石も、鬼神の肉体も関係なく。

 全てが等しく、底なき影へと沈んでいく。

 

「クククッ、虫どもはいつの時代も湧いてくる。駆除をするのも楽ではないな」

 誰も彼もが呑み込まれ、波すら立たぬ凪の中、呪いの王は影の世界で独り嗤う。

 

 影の海も宿儺の領域。沈みゆく他者の呪力を手に取るように把握していた。

 領域内に存在する3つの異物。これの()()が終わるまで、あとは領域を維持し続ければいい。文字通りの時間の問題。

 

 宿儺はしばし静寂に浸る。

 千年間を呪物として生きながらえた呪いの王にとって、慣れ親しんだ無音の空間。

 風景は違えど、命なき世界の音色は一緒であった。

 

 しかしコガネがけたたましく鳴らしたベルが、その静謐を打ち破った。

 

泳者(プレイヤー)夏油傑(げとうすぐる)から通話が求められています。お繋ぎいたしますか?』

 

 夏油傑(けんじゃく)の名を聞き、宿儺は思わず溜め息を一つ吐き出す。

 

「全く、どこで見ていたのやら。つくづく気色の悪い奴だ。余韻も何もあったものではないな……まあいい、繋げ――おい、羂索」

 

 

『『『『『――眠れ』』』』』

 

 ――勝利を確信した者への急襲。これもまた、呪術師の常套手段。

 

「――っ!?」

 通話先から聞こえてきたのは羂索の声にあらず。

 乙骨憂太による呪言五重唱。

 勝利を確信した後の、全くの無防備な状態。そこへ突然飛び込んできた呪言に、宿儺は意識を飛ばされかける。

 

 石流龍が追加した死滅回游の総則(ルール)13。その内容は『泳者(プレイヤー)は100得点(ポイント)を消費し、泳者(プレイヤー)の1名の情報を隠蔽または捏造することを可能とする』こと。

 

 そして乙骨憂太の傍には、最多得点保持者である(100点を用意できる)石流龍がいた。

 

 その結果、死滅回游の名簿から乙骨憂太という泳者(プレイヤー)の名は名簿から消えさり、代わりに泳者(プレイヤー)夏油傑という名が、2つに増えた。

 

 日車の油断を突いた宿儺が、今度は油断を突かれる番となった。

 

 乙骨憂太渾身の鬼札により、宿儺の意識は大きく揺らぐ。意思を強く保ち辛うじて意識の喪失は防いだが、伏黒恵の意識が表出しようと強く抗い、構築した領域も波打つように歪んだ。

 

 必然、領域の効果が大きく低下する。

 虎杖たちが沈む影の海面に張られた壁が綻んだ。

 

 その瞬間、長く伸ばされたガベルが影の泥を突き破る。

 その先端、肥大化したハンマーの上には、『鬼神』虎杖悠仁の姿が。

 その直後、虎杖はふらついている宿儺に向かって飛び掛かる。

 その拳が、宿儺の肉体を捕らえる。

 

 ――虎杖悠仁は、黒い火花に愛されている。

 

 黒閃。

 

「っ! 小僧!」

「宿儺ぁ!」

 吹き飛ばされる宿儺。追随する虎杖。

 拳は一発では止まらない。何発も何発も、無防備となった宿儺に向けて振るわれた。

 

 どれだけ虎杖に殴られようが、宿儺の意識を沈めようとする呪言の命令。乙骨憂太が意識を失うほど、今吐き出せる全ての呪力を注ぎ込んだ言霊は、基本的な呪力操作の精度と反転術式の発動を阻害した。

 そして呪力操作により呪言を洗い流そうとする動きを、今度は虎杖の打撃が阻害する。

 

 歪んだ領域に、ついに綻びが走る。

 海面に引っ掛けたガベルの柄を短くし、日車と秤の両名も影の海から脱出。

 両腕を失ったままだった日車の補助に回っていた秤も、宿儺に向けて前進。

 日車もまた反転術式による両腕の再生を試みながら後を追う。

 

 天秤は再び、高専陣営に大きく傾く。

 

 黒い火花に愛された者特有の感覚か。虎杖悠仁は確信する。次の一撃が黒閃に至ることを。

 これは五条悟にすら理解しえない領域の話。無理やり理屈をこじつけるのなら、フィジカルギフテッドに匹敵する感覚が、湿度や温度といった微細な条件すらも把握しているがため、なのかもしれない。

 

 黒閃。

 

 真実は不明。だが事実として確信の通り、虎杖悠仁は宿儺に2度目の黒閃を直撃させた。

 その直後、ついに崩壊する両面宿儺の領域。

 

 虎杖悠仁は、黒い火花に愛されている。

 

 ――だが忘れてはならない。黒い火花は平等に、誰に対しても微笑むということを。

 

 黒閃。

 

 ――呪いの王、ここに来ての黒閃発動。

 

 同時の黒閃。互いが互いに、黒い火花を叩き込んだ。

 

 両面宿儺はその強さゆえ、戦闘とは一瞬で終了するのが常であった。これほど長く戦うことなど滅多にない。

 そして戦闘時間の長さはそのまま、黒閃を起こせる機会の多さに繋がる。

 

 与えられた幾多の好機。

 それを一度も掴めぬ凡夫を、人は王とは呼びはしない。

 

 共に黒閃であったが、より強い一撃であったのは両面宿儺。

 崩壊寸前ではあったが、領域による環境効果(バフ)を受けていた宿儺の拳は、これまでの何よりも重かった。

 

 史上最強が放つ領域内部での黒閃。この一撃により虎杖悠仁は、ここで意識を喪失する。

 

 絶妙なバランスで保たれていた均衡に、亀裂が走る。

 

 秤と日車の間を縫うように吹き飛んでいく虎杖。

 それを目撃した両者の行動は正反対であった。

 虎杖を尻目に宿儺に接近した日車寛見と、足を止めた秤金次。

 

「止まれ弁護士ぃ!」

「もう遅いっ!」

 

『五条悟に並ぶ才能の原石』日車寛見の弱点を一つ上げるなら、それは呪術師としての知識不足。

 呪術師になって一月にも満たない日車に対して、これを弱点と呼ぶのは(はばか)られるが、純然たる事実として術師としての常識が欠けていた。

 

 二人の行動の違いは、そこに起因する。

 

 そう。日車寛見は知らなかった。

 黒閃という現象について。

 黒閃発動後に訪れる、呪術師としてのゾーン状態について。

 黒閃の前後では、術師の力は全くの別物だということについて。

 

 ゾーン状態に突入し呪力操作を取り戻した宿儺は、こびりつく呪言を呪力で洗い流し、一瞬で日車に接近する。

 

 想定とは全く違う速度を前に硬直した日車の顔面に、呪いの王の拳が突き刺さる。

 これまでとは比べ物にならないほど洗練された一撃は、日車の意識を奪うのに十分なものであった。

 

 乙骨は呪力を切らして気を失い、石流はコガネ越しに見ているだけ。

 吹き飛ばされ気を失う虎杖と日車。

 その両者を守るように立ちはだかるのは、唯一残った高専陣営、秤金次。

 

「ふむ。時間切れか、はたまた意識の喪失によるものか、どちらか分からんな」

 日車撃破と同時、宿儺に御廚子が戻ってきた。

「ぐぅっ!」

「やれやれ、無駄に粘る」

 調子を確かめるように日車に放たれた斬撃を、秤が身体を張って受け止める。

 

 虎杖が吹き飛ばされた段階で――正確には宿儺の黒閃が決まった段階で、秤は戦う目的を『両面宿儺の打倒』ではなく『如何にして仲間の命を守るか』にシフトさせていた。

 黒閃によるゾーン状態を知る秤は、乙骨渾身の一手は無効化されたことを察したからだ。

 彼は熱を愛している。熱を生み出しているギャンブルを愛している。

 故に知っている。勝ち目のない戦いはギャンブルではないということを。

 

「宿儺様」

「おっ、来たか」

 あとは独りでどれだけ粘れるか、秤が己の運に全てを委ねて立ち向かわんとした、まさにその時。

 裏梅の登場によって、この戦いは終わりを告げた。

 

 彼らは秤たちのことなど気にすることなく、主従としての会話を続けていき、アッサリとこの場を立ち去ることを決定した。

「宿儺様。あの者共の処分はいかがいたしますか?」

「よい。あの男を殺すために三分も待っておれん。放っておけ」

「かしこまりました……運が良かったな、貴様ら」

 浴という儀式のために、宿儺たちは鵺に乗ってこの場から離れていく。

 

 油断せず身構え続けた秤だったが、見つめ続けた背中が消えるのを確認すると、その場にへたり込んだ。

「……はぁ~~っ! マジで死ぬかと思ったわ~~っ!」

 裏梅の捨て台詞。それが全てだった。

 宿儺の気まぐれ。運が良かっただけ。九死に一生を拾っただけ。

「悪いが俺にとっちゃ誉め言葉だぜ、そりゃあよ」

 その言葉を秤は、喜んで受け取っていた。

 

 

 こうして、東京第一結界(コロニー)を舞台にした両面宿儺と高専陣営の戦いは終わりを告げた。

 宿儺の勝利という形で。

 

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