厄ネタヒロインたちとラブコメをすることになった   作:灰鉄蝸

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36:わたしたちのエピローグ!

 

 

 

「人間には自由があるんだよ、ホシノさん──金持ちの幼馴染みの家に押しかけて、ホームパーティの歓待を受ける自由がさ」

 

 

 イヌイ・リョウマが口にした言葉を聞いて、ホシノ・ミツキは華のようにその表情をほころばせた。

 びっくりするぐらい可愛い美少女がそこにいた。

 

 長い黒髪に深紅の瞳、降り積もった新雪のように透けるほど白い肌、ほっそりとしていて長い手足──薄くて細くて華奢(きゃしゃ)な肢体を、例によってストリート・ファッションに包み込んだ組み合わせは様になっていた。

 

 異世界のお姫様みたいな容姿を、かなりカジュアルなパーカーとデニムワイドパンツが引き立てている。

 つまり超可愛かった。

 

 

「リョウマさん、その台詞好きですよね。あたしもかなり好きなので、どんどん言っていいですよ!」

 

 

「マジか。俺、結構気に入ってるからそう言ってもらえるとうれしいな」

 

 

 軽口を叩きつつ、リョウマは周囲を見渡した。

 もう四月中旬でお花見には遅い季節だが、青々とした草木がほどよく育っていて、日差しも穏やかで言うことがない心地よさがあった。

 

 梅雨入り前の春の空気は、屋外でピクニックを楽しむには絶好の機会だった。

 ここは公園ではない。

 リョウマたちが住む地方都市の郊外、その一角に建っている豪邸の庭である。

 

 庭と言っても庶民の一軒家のような手狭さはなく、明らかにそこらの市民公園ぐらいの面積があって、芝生もきっちり手入れされているのが印象的だった。

 維持するだけでかなりお金がかかりそうな景色は壮観だ。

 

 

「違いますよね、住む世界が……」

 

 

 ミツキはぽつりとそう呟いた。

 その生まれ持った異能ゆえに、やはり常人とは世界観が異なる少女は、どこかその異質さに共感を覚えているようだった。

 リョウマはあえて肩をすくめた。

 

 

「まあうなるほど金を持ってるのは……超能力よりは普通っぽい要素じゃないか?」

 

 

「普通の基準がバグってますよね、リョウマさん」

 

 

 リョウマとミツキは今、ベルカ・テンレンの屋敷にいた。

 この豪邸はテンレン家が極東に作った別邸のようなものらしく、養女であるベルカが滞在するにあたって建てられたのがこのお屋敷なのだという。

 

 ここで素直に高級マンションを借りる、というような普通の金持ちっぽいことをしないのが、世界有数の資産家のスケールなのだろう。

 ちなみにリョウマは、何度もこの屋敷に通されている。

 

 というか夜通し映画の上映会をやった日などは、泊まりがけになるので宿泊したこともあり、シャワーだって使ったことがある。

 リョウマの思考を読んで、ミツキが目を見開いた。

 

 

「待ってください、お泊まりしてシャワーを借りる距離感は……幼馴染みで済ませていいんですか!?」

 

 

「ホシノさんって急にまともなツッコミしてくるよな……!」

 

 

「でもそういうの素敵だと思います! リョウマさん、今度はあたしのおうちに泊まりに来ていいですよ!」

 

 

「待ってくれ、ホシノさんのおじさんが絶対困るだろ!?」

 

 

「おじさんとおばさんもきっとわかってくれますよ、あたしの燃えるような恋のことを……!」

 

 

「俺が気まずい、絶対気まずいってその状況!?」

 

 

 ミツキは絶好調だった。

 何故かベルカに対抗心を燃やして、お泊まりデートしないかと持ちかけられている状況に──イヌイ・リョウマは自分の陥っている奇妙な三角関係を自覚するのだった。

 

 あの日あのとき。

 つい二週間ばかり前の月曜日の夜、リョウマは後先考えずにめちゃくちゃなことを喚いた。

 一年前の惨劇の真実、ホシノ・ミツキの正体、自分とベルカの存在の起源、全能者と呼ばれる神々の痕跡──たった一晩でぶつけられるには、あまりにも許容量を超えている事実が怒濤(どとう)のように押し寄せてきた。

 

 ループする中で心に築いていた壁なんて何の役にも立たない、異様な時間だったと思う。

 ショックで放心してもおかしくなかった。

 だがイヌイ・リョウマはとびきり愚かだったので──ベルカの抱いている罪悪感や、乗っ取られたミツキに対する想いを、馬鹿馬鹿しい妄言にして吐き出した。

 

 

 

 ──()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、と。

 

 

 

 思い返すと「何言ってるんだ俺」と頭を抱えたくなる。

 しかし口にしてしまった事実は取り消せないし、あの馬鹿げた叫びが、どういうわけか状況を打開する一助になってしまったのも事実だった。

 長々と前書きを垂れたが、つまりこういうことである。

 

 

 

 ──ベルカ・テンレンもホシノ・ミツキも、イヌイ・リョウマが気の多いハーレム願望野郎だという前提で接してくる。

 

 

 

 どんな状況だよ、と自分でも思う。

 ベルカは「欲望をコントロールできないとそのうち刺されて死ぬぜ、リョウマ」と辛辣(しんらつ)な助言をしてくるし、ミツキなどは「ベルカさんのことが好きでもいいですよ、あたしをもっと好きになってもらいますので!」と前のめりだった。

 

 呆れ果てて失望され、絶縁状を突きつけられないのだから、かなり都合がいい環境なのだが──少年は結局のところ小市民的なので、こういう心情に落ち着くのだった。

 

 

「ハーレムなんてバカみたいなこと言っちゃうと、あとでこんなに気まずくなるんだな……!」

 

 

「はい、たぶん先輩の従姉妹──センリさんも、それを知ったらびっくりすると思います!」

 

 

「やめてくれよ、家族会議で道徳について説かれるの心が折れると思うから!」

 

 

「心が折れたリョウマさんが、あたしに癒やしを見出して、ぐずぐずの関係に深まっていく……素敵ですね!」

 

 

「マッチポンプで俺の心を破壊するのは反則だろッ! っていうか素敵かな、退廃的すぎる気がするぜ!」

 

 

 たぶんミツキも本音ではない。

 きっとリョウマをからかっているだけだった。そういうことにしておかないと怖すぎて泣いてしまう。

 

 小悪魔的な少女は、つい二週間ほど前に、それまでの人生がひっくり返るような経験したとは思えないほど元気だった。

 これを健やかと呼んでいいのかは疑問が残るけれど。

 

 ともあれ庭先に並べられたテーブルの上には、お屋敷のキッチンから前菜と思しき料理が大皿に載って運ばれてきていた。

 ベルカの家は本当に金持ちなので、使用人が料理を運んでくるのだ。

 

 

 ──冷静になってみると、こんなヤバいぐらいの金持ちと幼馴染みって変だな!?

 

 

 リョウマは鈍いから、気づくのが一〇年ぐらい遅れていた。大型恐竜だってもう少し俊敏(しゅんびん)に違いない。

 テーブルに並べられるのは、見るからに彩りの良い野菜を使った品々だ。

 

 葉物野菜とタマネギのサラダ、肉厚のパプリカをふんだんに使ったツナサラダ、串に刺されたサラダスティック風──青々とした野菜が中心である。

 美味そうではある。

 しかしリョウマは食べ盛りの高校生なのでこう思った。

 

 

 ──まさか野菜中心のヘルシーフードなのか!? ベルカ、そういう方向の意識が高い感じか!?

 

 

 わからない。

 何せベルカ・テンレンは謎多き女である。

 すごい大富豪の養女で、多面的な天才少女で、実はエリア51生まれの超人で、さらに前世は神に等しい全能者らしい。

 

 設定盛りすぎてどこが大事なポイントなのか行方不明になってる感じ──限りなく他人事として評価すると、ベルカはよくわからないの一言に尽きるのだ。

 それでも結局のところ、リョウマが彼女を信じている理由はひとつだけ。

 

 

 

「ベルカならきっと、俺たちの想像を超えたすごいことをするはずだ……!」

 

 

 

 純真無垢な信頼である。

 ミツキは卓上の紙コップにペットボトルからお茶を注いで、こくこくと呑みながら小首をかしげた。

 

 

「美味しそうな料理だと思いますけど……?」

 

 

「ホシノさん、考えてみてくれ。確かに手の込んだサラダは美味しそうだし、きっとこの野菜も温室栽培された新鮮なやつなんだと思う。だけど俺たちは草食動物じゃない、どうせなら肉とか魚とかを食べたいはずだ……!」

 

 

「リョウマさんって肉食系だから女の子もいっぱいほしいんですか?」

 

 

 肉食系なのかと問われていた。際どい下ネタみたいな問いかけに、リョウマの顔は苦悩によって引きつっていった。

 無言。

 

 答えに(きゅう)した少年は、このホームパーティを主催した少女のことを思った。

 あの夜の事件のあと、三人はなんやかんやでベルカの職場──特異対策局の取り調べを受けることになった。おかげで翌日、火曜日の出席は不可能となって、高校生活初のずる休みをすることになった。

 

 とはいえ、そこは自身も特異対策官(ゼロハンター)であるベルカの口添えが功を奏したのだろう。

 拘束はされず、早々に解放された。

 保護者への事情説明は、ベルカの方で当たり障りのないカバーストーリーをでっち上げたらしい。

 

 それでもリョウマは、保護者のツキシマ・センリに死ぬほど怒られたのだが──いや、真夜中に女友達と外を出歩いて夜を明かすなんて、誰がどう見たって不良少年の行動なので当然だろう。

 すぐ許してもらえたのは、常日頃、彼が築き上げてきた信用貯金のおかげなのだ。

 

 ともあれセンリとベルカの間で、どのような話し合いがあったのかは定かではない。存外、あの二人は仲がいいので──リョウマの一年前のトラウマについても踏み込んだ話をしたのかもしれなかった。

 

 

「そういえばセンリ姉ちゃん、どこにいるんだろうな。俺たちと一緒にパーティに呼ばれてるのに」

 

 

「お酒を買いに行くって言ってましたよ」

 

 

「待ってくれ、飲む気満々かよ……まだ午前だぜ!?」

 

 

 リョウマとミツキが戯れるように会話すること数分──やがて少年少女は、屋敷の方からにぎやかな気配を感じた。

 そして鼻腔をくすぐる匂いが、視界に入る前から風に乗って漂ってきている。

 

 それは焼き肉のときのような動物の脂が、こんがりと焼けたときの香ばしい香りだった。

 弾むようなステップとともに、けらけらと陽気な笑い声が響いてくる。

 

 

 

「あははははっ! ヤバ、ヤバいね、ベルカちゃん! まさかこんなごちそうを用意してるなんて、ふ、ふふふ! お姉さん感動しちゃった、どうしよう、こんなの見るの人生で初めてなんだけど!」

 

 

 

 聞こえてきたのは、かつてなくテンションが高いツキシマ・センリの声だった。長身でスタイル抜群の従姉妹は、ゆったりしたラフな私服姿で、隣を歩く少女と談笑していた。

 それにしてもスタイルがいい。

 

 布地の余裕たっぷりのシャツとジーンズ姿なのに、胸の膨らみも尻の丸みもなんとなくわかってしまうぐらいに。

 リョウマは不覚にも従姉妹の色香を感じて、慌てて視線を逸らした。

 

 

「……リョウマさんってえっちですね」

 

 

 隣ではミツキがニコニコと笑っている。人の心をほぼ自動的に読み取れる少女にとって、彼の心のプライバシーなんて紙切れみたいに儚い存在だった。

 間違いなく現在進行形で弱味を握られていた。

 

 リョウマが視線を逸らした先には、春物の白いワンピースを着た、金髪碧眼の少女がいた。いつもはポニーテールでくくっている長髪を、背中まで降ろしたストレートなロングヘア。

 健康的なミルク色の肌に、ちょっとたれ目気味の目元が愛嬌(あいきょう)、青い瞳は怖いぐらいに知性の光が宿っている。

 

 まるで別世界からやってきた深窓の令嬢みたいな装い。

 あまりにも美しかったから、思わずリョウマは言葉を失って、幼馴染みの姿に何秒も見惚れてしまった。

 

 

 

「リョウマ、お待たせ──ふうん、わたしが可愛すぎて見惚れちゃったかな?」

 

 

 

 ころころと喉を鳴らして、上機嫌のベルカ・テンレンが話しかけてきた。

 何もかも図星だったから、リョウマは白旗を掲げて本音をぶっちゃけた。

 

 

「お前が可愛すぎて、俺の心はめちゃくちゃだよ。最高だぜ、ベルカ。お前は今、間違いなく世界一可愛いっ!」

 

 

「わたしの幼馴染み、テンションが変だね!?」

 

 

 ベルカは照れくさそうにはにかんで、リョウマのべた褒めに少し慌てていた。

 きっとイヌイ・リョウマがどういう装いの少女を好きになるのか、研究して比較検討して、ここぞという場面で切ってきたに違いない衣装(コーデ)──たぶんその狙いは精密誘導兵器みたいに狙い違わず、少年の好みドンピシャに着弾していた。

 

 目が離せないぐらいに美少女すぎて、ベルカ・テンレンはいつもの、気安い距離感の幼馴染みという感じがしなかった。

 ドキドキしてしまう。

 

 

「あー、俺ってやつは……可愛い子に弱すぎる!」

 

 

「リョウマさん、たぶん、みんな知ってるから大丈夫ですよ?」

 

 

「マジかよ、俺に対して残酷だな、世界!」

 

 

 軽口を叩いたリョウマを、ベルカとミツキとセンリ、三人の美人がそろって生暖かい目で見ていた。思春期の少年の惚れっぽさなんて、そもそも隠し通せるはずもなくバレバレだった。

 羞恥心で死にそうになったリョウマは、話題を逸らそうといい匂いについて言及した。

 

 

「そういえば、この香ばしい匂いはなんなんだ? さっきからすごくお腹が減る感じだけど──」

 

 

 その瞬間、リョウマは見た。お屋敷の使用人が二人がかりで運ぶ銀色の器──その上に乗った馬鹿みたいに巨大な肉塊が、ほこほこと香りのいい熱気を放っているのを。

 肉塊と評したのは精確ではない。

 

 だってそれには頭があり、四本の脚があり、家畜を丸々一匹分焼き上げたのだとわかる様子だったから。

 リョウマは呆然としてそれを見つめた。

 

 テーブルの上の空いた空間に、ゆっくりと置かれた銀色のトレー。

 それは明らかに一〇キログラム以上はあろうかという──

 

 

 

 

 ──()()()()()()だった。

 

 

 

 

 存在感がすさまじく、決して目をそらせない迫力があった。パリパリに焼かれた豚皮に、ナイフで刃が入れられると──しっとりと肉汁で濡れた肉が切り分けられていく。

 いい匂いがしすぎる。

 

 

「…………なあ、中止になったお花見の代わりに、ホームパーティするって話だったよな?」

 

 

「うん、リョウマ。大変だったんだよ? 大きなオーブンで丸焼きやってくれるお店に予約して、飛行機で空輸してもらったんだ。空港から車で運んできたから、余熱でまだ熱々だよ!」

 

 

「おまっ……豚の丸焼きはありなのか!?」

 

 

()()()()()()? しかも美味しい、最高じゃん? ピタパンとレタスも用意してあるから、豚肉をはさんでケバブ風も美味しいよ! ソースもキッチンで用意してあるから、好きなの使ってね!」

 

 

 ベルカ・テンレンはこういう女だった。

 ウケ狙いで遠方の肉屋に豚の丸焼きを注文し、わざわざ空輸してパーティ会場に持ち込み、美味しく食べるためにありとあらゆる準備をする。

 

 気持ちがいいぐらいに金持ち全開のめちゃくちゃだった。

 先ほどまで小市民的な煩悶(はんもん)をしていたリョウマは──あまりにも想定外のメインディッシュの到着で、すべてが馬鹿馬鹿しくなってしまった。

 

 

 

 ──やっぱベルカはすごいな、俺の悩みが一発で吹っ飛んでいく。

 

 

 

 幼馴染みのスケールのデカさと、それを実現するための細やかな気配りの数々に、イヌイ・リョウマはこう思う。

 こいつには敵わないな、と。

 

 金髪碧眼のご令嬢という感じの少女は、そうしてリョウマに駆け寄ると──彼の手を取って、にっこりと微笑む。

 天使みたいな笑顔だった。

 

 

 

「さあ、リョウマ、ミツキちゃん。ごちそうを食べようか──細かいことは忘れてさ!」

 

 

 

 きっと現実は簡単ではない。

 リョウマとベルカとミツキの奇妙な関係が、どういう結末にたどり着くのかはわからない。

 果たしてリョウマが口にした願望のように収まるのか、少女たちのどちらかが抜け駆けして、景品のように少年を勝ち取るのか──いずれもありえそうな生ぬるい気配があった。

 

 普通の青春を送るには、三人ともあまりにも多くの災難と事情を抱えている。

 リョウマが全能者の残滓(ざんし)だということ、ベルカが恐ろしく強大な異能者であること、ミツキが親殺しを成し遂げた怪物の眷属であること。

 誰もが厄ネタ塗れだった。

 

 

 

 ──だけど、きっと、なんとかなる。

 

 

 

 そう信じられる気がした。

 リョウマはうなずいて、隣にたたずむミツキの手を取った。

 前触れもなくそうしたから、黒髪の少女はびっくりしていたけれど──

 

 

 

 

「俺たちは幸せになれるよ、絶対に」

 

 

 

 

 少年は約束するように、そう告げて笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──人生は祈りに満ちていて、唯一無二の奇跡みたいな巡り合わせと、馬鹿馬鹿しい結末(オチ)がずっしりと詰まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──断言しよう。これは愛と喜劇(ラブコメディ)の物語なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 










これにて「厄ネタヒロインたちとラブコメをすることになった」リョウマとベルカとミツキ、三人の物語は終幕です。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!


続く第二章もすぐお届けできると思いますので、どうかお楽しみに!
新たなる厄ネタヒロインの襲来、例によって崩壊する日常、いい加減にしろよリョウマ…みたいな内容になります。
ボンクラトリオに四人目が加わると続く(謎理論)



感想、評価などいただけると…超よろこぶのでよろしくお願いします!!






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