僕らの戦闘摂理解析システム   作:鮭ノ神

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コメント美味しい!!コメント美味しい!!
評価も良ければしてくだせぇ…

学期末試験期間?うるせぇとにかく毎日投稿だ!


委員長決めと暗雲と…

戦闘訓練も終わり、放課後になった。他のクラスメイト達は先の授業の振り返りをするらしく1のA教室に残っている。俺も両親に電話をいれてその中に加わることにした。

もちろん全員が教室にいるという訳ではなく、爆豪と轟の二人はあの後直ぐに帰ってしまったし、緑谷に関しては腕をぶっ壊して保健室にいる。

 

今はクラスメイト達の反省や分析、意見交換の様子を聞いているが、思ったよりも高度で俺話す必要ないんじゃないかと思い始めている。

 

「それよりも気になるのは羅針の個性だよなー俺ら見てたけど全然分からねぇんだけど。何だったんだよアレ?」

「八百万ですら分からなかったしな」

「というか誰なのあの男の人?」

「いきなり知らない二人が増えたり羅針がいきなり白塗りのおっさんになったり知らない二人は何故か遊び始めるし…」

 

あー…どうしようか。今話してもいいんだが…そもそも受け入れてくれるかどうか不安なんだよな…

 

「───みんな、ゴメン! まだやってる!?」

 

おっ、緑谷が帰ってきた。なんかスッキリした顔してるし…なんかあったのか?……よし、決めた。

 

「…分かった、とりあえず話せるだけ話す。それでいいか?」

 

「おう、いいぜ!」

 

クラスメイト達からの了承を受けると、すぐさまVoidollに連絡する。

 

(Voidoll、そういう事だから…話してもいいか?)

 

(カピッ、モンダイアリマセン。タトエシラレタトシテモ、タダソレダケノコトデスノデ)

 

おおう…ナチュラルに見下してるなVoidoll…

それなら話しても構わないか。

 

「……それじゃあ話すか、俺の個性について」

 

クラスメイト達が息を飲む。そんなに緊張しなくてもいいんだが…まあ仕方ないか、全くの未知だもんな。

 

 

「俺の個性は『戦闘摂理解析システム』って言うんだ。…まぁ名前だけだと分からないと思うが、まぁ召喚系の個性みたいなもんだと思ってくれ」

 

「召喚系…?ならあの時(個性把握テスト)生やしてた羽とかはなんなんだよ?」

「まぁ待て、それも説明するから」

 

「俺の個性は召喚系はかなり違くてな、技をカードとして召喚して使うことが出来るんだ。あの時生やしてた羽もそのカードの技みたいなもんだ」

 

「なるほど…じゃあさっきの授業の時のあれは?ほら…急にあの白塗りの男の人になったじゃん?」

 

「あぁ、これも俺の個性の特徴でな、分かりやすく言うなら…俺の体を依代として憑依させる事が可能なんだ。勿論、デメリットはある。一日に呼び出せることが出来るのは今のところ三人までだ。それにカードは強く念じないと発動しない、そもそもカードは頭の中で四枚のデッキを組まないと使うことすら出来ない。そのデッキに決めたら変えられるのは四時間後。しかもカードの効果によっては一枚しか使えなかったり発動までの時間に差があったりするしな…憑依にしても一日三人までだ。これもまだあまり試してないしな…今ここで二人目を憑依させたとして何が起こるか俺にも分からん。……そんなところだ」

 

「す、すごい!なんて個性なんだ!そんなの実質複数の個性が使えるようなものじゃないか!そうだとしたら呼び出せる人達はどのくらいいるんだ…?ブツブツ……もしかしたら呼び出した人によって……じゃあ個性は通じるのか…?…それに憑依…?どうやって制御してるんだ…?それに憑依中は意識はあるのか…?それとも…ブツブツ…それにカードはどのくらいの種類があるんだ?…ブツブツ…発動時間がある…つまりカードを発動する前に…いや差があるということは…カードの発動は阻止できるのか?…例えば衝撃を与えたり…映像を見る限り轟くんの氷も可能性が…

「やめて怖いわ緑谷ちゃん」

 

緑谷が早口で高速分析し始めた。凄いな、先の戦闘訓練の映像だけでカードの発動時間の弱点を突いてくるとは。カードは例え無発動だとしても発動には必ずタイムラグがある。そこを狙われたらカードは発動出来ない。

緑谷…思ったよりも凄いやつだな。

 

「な、なぁ!もしかして…」

 

なんか紫の葡萄みたいな頭した奴がなんか下心の籠った目で聞いてきたが…こういう奴は何を言うか大体推測できるもんだ。

 

「何を考えてるかは分からんが…多分出来ると思うぞ」

「本当か!!本当なんだな!?」

 

あーこれは確定だな。

…あの人に頼むか。…いけますか?あ、ありがとうございます。では憑依で…はい…はい。よろしくお願いします。

 

「…それじゃあ少し離れててくれ」

 

俺は目を瞑り、集中する。

そうして憑依を開始した。

 

 

すると羅針の体がポリゴンに包まれる。そしてそのポリゴンが宙に消えると…そこには白いキッチリとしたスーツを着た前より少し隈が減った、『鬼ヶ式うら』がいた。

 

「…君たちが()()()のクラスメイトかい?鬼ヶ式うらだ。よろしく頼むよ?」

 

「「「「「「かっ…カッコイイー!!!」」」」」」

 

「野郎じゃねぇ……いや、違う!!ぶふっ!!」

 

「み、峰田ッッ…!し、死んでやがる…」

 

「生きてます」

 

「うわぁいきなり落ち着くな!」

 

そうして、時間は過ぎていった…

 

 

 


 

翌日

 

何故か体全体が筋肉痛なまま登校していると、校門前になんかマスコミが沢山いた。…弱ったな、あのままじゃ学校に入るのにも一苦労だぞ。しかも絶対絡まれるよなぁ…やだなぁ

あっ、ここはシャドウさんに習ったモブムーブを活かす時だな!

 

そう思い俺はなるべく気配を消す。

だが完全には消さない。俺はモブ…ただの一般生徒…

そのまま取材を受けているクラスメイトの横を通り抜け…マスコミの群れをすり抜けつつ校門前まで移動する。よし、今だ!!

 

「あっ!?ちょ、ちょっと君!待って!」

 

うるせぇ待つかよ!!俺は取材は受けたくねぇんだ!!俺はそのまま校舎まで走り抜けた。

 

 

 

「はいおはよう。昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績は見させてもらったぞ」

 

教室に入ってきた相澤先生の手にはプリントの束を持っている。そして爆豪と緑谷に激励のような言葉をかけた。

 

「……さて、HRの本題だ。急で悪いが今日は君らに……」

 

なんだ…?また除籍の危機か…?

 

「学級委員長を決めてもらう」

「「「学校っぽいの来たあああああ!!!」」」

 

どうやら違ったらしい。だがクラスは大盛り上がりだ。まぁ、そうだろうな、ここに来る時点で中学の頃から率先して学級委員長になるような者の集まりだ。俺は正直面倒くさくてやらなかったが他のクラスメイト達からしたら是非ともやりたいのだろう。……学級委員長と言っても実際やることただの雑用みたいなもんなんだがなぁ… 「静粛にしたまえ!」おっ?

 

「〝多〟をけん引する責任重大な仕事だぞ……『やりたい者』がやれるモノではないだろう……!」

 

うん、まぁ言いたいことは分かるな。流石飯田。略すとさすいい。…何考えてんだ俺は?

 

「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務。民主主義に則り、真のリーダーはみんなで決めるべき……」

 

そりゃそうだ。…まぁ面倒臭い雑用だったり責任を負いたくない時に押し付けられるのがありがちだがな。

 

「つまりこれは投票で決めるべき議案!!!」

「手ぇそびえ立ってんじゃねーか! なんで発案した!?」

 

なるほど、自分がなりたいのに投票制にしたのか。投票にすると自分もなれない可能性がある。だがその役割の責任を重く見てあえての投票制を提案…流石だな、飯田なら良い学級委員長になれる。そう思う。

 

 

そうして飯田の案の通り投票制となった。当然俺が選ぶのは飯田一択だ。

 

 

 

しかし、物事というのはそんなに上手くいかないもので。

 

「僕三票―――!!!?」

 

緑谷 三票

八百万 二票

飯田 一票

 

で緑谷が学級委員長になった。あと飯田は自分に票を入れず、他の候補者に票を入れたらしい。飯田…あんたすげぇよ。今のところ俺の中で評価が一番高い生徒になった。

 

 

 

 

そして昼休み

俺は学食に海鮮丼があることに気づいたので、それを一人で食べていた。

断じてぼっちではない。俺は飯は一人で食う派なだけだ。

すると飯田達が隣に座っていいか聞いてきたので、快く承諾した。

 

隣では緑谷が学級委員長になったという実感がないのか、すっごい不安な様子だった。俺もなにかフォローしてやろうかとも思ったが…食事中に話すのもちょっとなので横で黙っていた。

そして食べ終えて片付けようとした時だった。

 

───セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください

 

突然そんな警告が鳴り響いた。

 

セキュリティ3…といえば、確か侵入者だった気がするな。…ここに?ましてやプロヒーローが大勢教員として務めているここにか?そんなのただの馬鹿か阿呆だろ…

 

そんなことを考えていたせいか、押し寄せてきた人の波に揉まれてしまった。

 

幸いにもマスコミが勢い余って侵入してきたらしい。いや、あいつら正気なのか?しかも注意されただけでお咎めなしらしい。…いや不法侵入で捕まえた方が反省すると思うんだがなぁ…まぁ終わったことだし、まぁいいか。だけど飯田が非常口のピクトグラムみたいになってたのでちょっと笑ってしまった。

 

あと結局学級委員長は昼休みの事を見ていた緑谷の禅譲によって飯田に決まった。…八百万、泣いていいぞ。

 

 

 

 

そしてその日の放課後、帰ろうとしていると…

 

「あら、学校終わり?ごめんだけど先に帰っててくれない?」

 

「……なんでここにいるの?」

 

廊下で何故か母親と出くわした。しかもスーツ姿のいつも見ない格好で。

 

「仕事よ、仕事。…心当たりあるでしょ?」

 

「あぁ、あれかぁ…」

 

多分昼間の件だろう。それにしても仕事とはいえ雄英に呼ばれるとは…うちの母親実はかなり凄い?

 

「それじゃあね。帰りは結構遅くなるかもだから」

 

「りょーかい。それじゃあね」

 

そうして俺は帰路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……どうしたらこんなことがマスコミに出来る?」

 

マスコミをどうにか退けた後、ボロボロに崩れ去った雄英高校の校門を見てあっけにとられる教師陣達。そこに一人の女性が現れた。

 

「…やられました、門自体が急激に風化しています。これではいくら

強固にしても突破されるかと…念の為電磁パルスによる二段階防壁の検討を推奨します」

 

それに───とそのまま続ける。

 

「設置されている監視カメラをチェックしたところ…少し細工がされていましたが、職員室にマスコミ以外の何者かが侵入し、なにやら書類を持ち去っている様子が確認されました。……物によっては今回の騒動は生徒狙いの犯行の事前段階だったと推測出来るかと」

 

その言葉に教師陣は深刻な様子で頷いた。

 

「……みんな、警戒を徹底するように。何も無いならそれが一番だけれどね」

 

校長はそう静かに言い放つ。

教師陣もその言葉に静かに頷く、プロヒーローとして、教員として…今回の騒動は見過ごすことなど到底出来ないからだ。

 

「……それでは私は他の電子設備の点検を行いますので、終わり次第ご報告します」

 

「あぁ、すまないね、電蘭さん」

 

「仕事ですので、お気づかいなく」

 

そうしてその女性は校舎へと向かっていった。

 

「はぁ……今日は遅くなりそうね」

 

そう、呟きながら。

 

 




ちょっっと駄文かもしれん

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次もぜってー読んでくれよな!

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