僕らの戦闘摂理解析システム   作:鮭ノ神

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コンパスってさ
キャラ総勢多分100人くらいおんねん
そうなると必然的にあまり出番が来ないキャラもいる訳でして…
しかもそのキャラ毎のエミュもしなきゃいけねぇ
……あれこれ結構ハードだな!?
という訳でこのキャラのエミュはこうだよーとかあったら遠慮なく感想で教えてください


USJ襲撃事件:前

「今日のヒーロー基礎学だが俺とオールマイト、もう1人の計3人体制で行う」

「ハーイ! なにするんですか!?」

「災害水難何でもござれ、人命救助(レスキュー)訓練だ」

 

マスコミ不法侵入事件の数日後

昼休みが終わり、午後のヒーロー基礎学の時間になった。教壇に立った相澤先生が気怠げに授業内容を告げる。ふむ、レスキューか。正直言うと自信がないが、まぁ何とかなるだろう。

 

「訓練の性質上、コスチュームの着用は各自の判断に任せる。訓練場は少し離れた場所にあるからバスで移動する――以上、準備開始」

 

コスチュームの着用は自由か…それなら体操服の方がいいかと思ったがあのコスチューム、無駄に高性能で困るんだよな。サポートアイテムも結構役立ちそうだし…仕方ない、着ていくか。

それにしても訓練のための施設を別の場所に建てるとか…一体いくらかかったんだ?

そんなことを考えながら、俺はバスに乗り込んだ。

 

 

やばい、揺れが丁度よすぎて眠……

( ˘ω˘ ) スヤァ…

 

 


 

クラスメイト達はバスの中で自身の個性についての話で盛り上がっていた。

 

「派手で強えっつったらやっぱり轟と爆豪、あと羅針だな」

「でも、爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」

「ンだとコラ出すわ!!」

「ホラ」

「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」

「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!!」

「あと羅針の個性も人気でそうだよな」

「確かに、この前のあの人凄い美人だったもんねー」

「なぁそこんとこどうなんだ羅針?…あれ、どうした?」

「……寝てるね。うわっ寝顔綺麗」

「クソッ…なんで野郎なんだよ…!そのコスチュームで女じゃないは何らかの法に触れるだろ…!TSしろ…!」

「低俗な会話ですこと!」

「あっはっは、でもこういうの好きだ私」

 

次から次へと話が盛り上がっていく。が、

 

「もう着くぞお前ら、いい加減にしとけよ……」

「「「はい」」」

 

相澤の一喝によって車内はピタッと静寂になった。

 

 

 


 

 

 

「すっげ――――――! USJかよ!!!?」

 

ありのまま今起こった事を話すぜ、俺はバスに乗ってすぐ寝て、起きたらUSJらしき場所にいた。何を言ってるかわからねーと思うが、俺も何を言ってるか分からない。訓練場だとしてもとてつもなくデカすぎる建築物だ。維持費とか大変そうだぁ…

 

「水難事故、土砂災害、火災、暴風エトセトラ。ありとあらゆる事故・災害を想定し僕が作った演習場です。

その名もウソの災害や事故ルーム(U S J)!」

 

声高に、宇宙服のようなコスチュームを纏ったヒーロー、13号が施設の名を告げた。色々とまずそうだが大丈夫なのだろうか?

 

「13号、オールマイトは? ここで待ち合わせのはずだが」「先輩、それが……」

 

13号先生に何か耳打ちされた相澤先生は小さく溜息をつく。

…なんかあったっぽいな。というかオールマイト、いなくないか?あ、しかも相澤先生…明らかに機嫌悪くなってるな…

 

「えー始める前にお小言を一つ二つ…三つ……四つ……」

 

そんなに言う必要あるのか…

 

「皆さんご存じだとは思いますが、僕の個性は『ブラックホール』。どんなものでも吸い込んで、塵にしてしまいます」

「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね!」

 

「ええ、そうです……しかし、簡単に人を殺せる個性です」

「「「!」」」

 

あぁ、確かにそうだ。俺を鍛えてくれたあの人達も、下手すれば人なんて簡単に殺すことが出来るだろう。むしろ、今まで殺したことがあるかもしれない。ターニャさんや忠臣、グスタフは軍人や武人、芥川さんはマフィアの幹部、ニーズヘッグは傭兵だし、アインズ様は魔導国の王だ。しかもある王国を破滅まで追いやったという話を聞いたこともある。そしてルチアーノは殺し屋だし…

なんなら俺だってこの力を悪意を持って振るえば簡単に人殺しになれるだろう。それくらいこの力は強力だし、危険だ。

 

「この授業では心機一転! 人命の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう! 君達の力は人を傷つけるためにあるのではない、救けるためにあるのだと心得て帰ってくださいな。以上! ご清聴ありがとうございました」

「ステキー!」

「ブラボー!!」

 

…何か嫌な予感がする。この肌が何となくピリピリする感覚は……殺気?

 

(呆けるな雑種!何か来るぞ!)

 

脳内に英雄王(ギルガメッシュ)の声が響く。それと同時に…

 

 

闇が広場に広がった。

 

「全員、ひとかたまりになって動くなッ!!!」

 

闇から覗く悪意の眼差し。…そうか、あいつらが

 

「13号!生徒達を守れ!!あれは───(ヴィラン)だ!!」

 

ヴィラン共か。

 

 

 

 

「せっかくこんなに大衆引き連れて来たのにさ……オールマイト……平和の象徴がいないなんて……」

 

「───子どもを殺せば来るのかな?」

 

そう、手を身体中に貼り付けた男は呟いた。…あいつがリーダー格だな、明らかに雰囲気が違う。それに…何故()()()()()()()()()()()のような話し方なんだ?何故オールマイトがここにいるはずだということを知っている?

だが今はそんなことを考えている場合じゃない、あのモヤから出てきたということは、あのモヤがワープ系の個性持ちのヴィランそのものである可能性も大いに有り得る。すぐさま脳内でデッキを組み立ててゆく。

 

「13号、避難を開始しろ。学校に電話試せ。電波系個性持ちが妨害している可能性がある。上鳴、お前も個性で連絡試せ」

 

そう言うと首の下にかけていたゴーグルを装着しながら相澤先生…もといイレイザーヘッドが静かに指示を出す。

 

「ひ、1人で戦うんですか!?あの数じゃイレイザーヘッドの戦闘スタイルである個性を消してからの捕縛は「ッ馬鹿っ!!手の内を明かすやつがあるか!!」あっ…!!」

 

俺は緑谷の言葉を慌てて遮る。そんな大声で個性と戦闘スタイル言ったら対策してくるに決まってるだろう…!

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん。任せた13号

 

そう言ってイレイザーヘッドは飛び出そうとする。それを見て俺は腰のベルトからあるサポートアイテムを取り出した。そして白い小さなボールのようなサポートアイテムをイレイザーヘッドに投げ渡す。

 

「イレイザーヘッド!これを!煙幕玉です!」

 

「!すまん、恩に着る」

 

イレイザーヘッドは割らないように受け取るとそのままヴィランの集団へと飛び出して行った。

そしてそのまま大勢のヴィランを無力化していく。遠距離個性はゴーグルで視界を悟られないようにしながら無効化し、そのまま捕縛布で囚えていく。異形の個性持ちは純粋な格闘技と捕縛布を活かした遠距離主体の戦闘スタイルに切り替えて蹴散らしていく。

 

イレイザーヘッドの立ち回りを横目に、俺達は13号の指示に従って出口へと避難して、

 

「初めまして、我々は敵連合」

 

突如現れた黒いモヤに退路を絶たれた。

それを見て俺は地面を割って野球ボールくらいの大きさの瓦礫を手に取り、あるカードを強く念じた。

 

「僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせていただいたのは平和の象徴オールマイトに息絶えていただきたいと思ってのことでし「しゃらくせェェエ!!!」なっ、があっ!!」

 

悠長に話しているそいつに瓦礫をぶん投げる。投擲された瓦礫は電気を帯びながらその黒いモヤのヴィランに直撃した。

直撃したそいつは、身体が痺れるのだろう。その動きを止めた。

 

「爆豪!!やれ!!」

 

「分かってるわクソが!!」

 

「ぬぅっ!?」

 

そしてそのヴィランに爆豪が容赦なく爆破を浴びせる。13号先生の個性は周りに俺達がいるから遠慮なく使えないだろう、なら爆豪が連続で爆破した方が効果がある!

 

「……どうやら油断し過ぎてしまったようですね。なるほど、生徒とはいえさすがヒーローの卵」

 

クソッ、時間切れか!

 

「爆豪!思いっきり下がれ!」

「散らして───嬲り殺す!!」

 

黒いモヤが膨張し、嵐のように吹き荒れた。

こいつは多分ワープ系の個性のやつ!まさか一斉に転移させる気か!

抜け出そうにもモヤはもう身体を殆ど覆っている。俺は思いっきり叫ぶ。

 

「そいつはさっき爆破されて怯んでた!!必ず実体はある!そこを叩け───」

 

そのまま俺は真っ黒いモヤに包まれた。

 

 

 


 

 

 

「っと…ここはどこだ?」

 

俺の目の前には炎の海が広がっている。てっきり火山の火口にでも落とされるのかと思ったが、なるほどUSJの中以外には送れないのか?

 

「羅針!大丈夫か!」

 

突如後ろから声をかけられ振り向くと、そこにはクラスメイトの尾白がいた。

 

「問題ない。それよりここに飛ばされたのは俺達だけか?」

 

「そうみたいだ、とりあえず出口に向かおう」

 

「確かに、合流はしておきた───待て、どうやらそう簡単にはいかないみたいだぞ」

 

すると辺りからぞろぞろと潜んでいたであろうヴィランが出てくる。……こいつらがこの計画に参加したヴィラン?嘘だろ?

 

「なんだ、二人だけか?」

 

「おい、もう一人の方はすげぇ上玉だぞ!」

 

「へへっ…じっくり可愛がってやるよ…」

 

ヘラヘラ笑いながら近づいてくる。まるで自分が偉くなったかのように、我が物顔で向かってきている。一方的に嬲り殺せるとでも思っているような様子で、ダラダラ喋りながら歩いてくるそいつらに苛立ちに似た感情が湧き出てくる。

 

───こいつらは本当に()()なのか?

 

否、こいつらはただのゴロツキ、屑共だ。あの人達と比べるのも烏滸がましい。

 

苛立ちが怒りへと変わる。

握り締められた拳から赤い血が滴り落ちる。

 

「どうする、羅針?……大丈夫か?」

 

「悪いな尾白、止めんでくれよ」

 

俺は拳を握り締めながらそいつらに歩いていく。

 

「なんだぁ?自分から可愛がられに来───

 

バキャアッッ!!!

 

そのまま目の前のヘラヘラ笑っているヴィランの顔面に拳をめり込ませた。そしてヴィランは後ろに倒れこもうとした。が、

 

「ふぇ?ひ、や、やめ───」

 

拳を開き顔面を掴み、後頭部から地面へと叩きつけた。

 

「ぎゃあっ!!ドゴッギッ、や、やめドゴッゆ、ゆるひドゴッ…」

 

「お、おい羅針!そろそろやめろ!死んじまうぞ!」

 

尾白が慌てて止めてくる。

 

「心配しなくても、殺すつもりはないぞ?」

 

「そ、そうなのか…いや、そういうわけじゃなくてな…?」

 

地面に沈んだヴィランの男から視線を外し、他のヴィラン共を見る。

あれほど余裕綽々の様子だったのにもう怖気付いている。

 

「尾白、背中は頼む。さっさとこいつら片付けて相澤先生のとこに行こう」

 

「あ、あぁ!」

 

そのまま尾白と背中合わせになる。

 

「行くぞ尾白!」

 

「よし!」

 

俺達はヴィラン共に向かって走り始めた。




主人公は一方通行とか芥川さんとかシャドウとか間近で見てたので少々、結構かなり悪党に対する認識が歪んでます。

サポートアイテム紹介のコーナー
ベルトに装着されてるサポートアイテムを紹介するぞ!
『煙幕玉』文字通り、煙幕で姿を隠す。ちなみに煙幕効果のみの煙玉と煙幕+催涙効果のある煙玉の二種類がある。地面に投げるもよし、相手に投げつけるもよし。
『テーザー銃』撃たれると激痛で身動きが一切取れなくなる。ちなみにちゃんと認可されてます。
『ワイヤー』金属製の柔軟性と硬度に優れたワイヤー、捕縛に使うもよし、立ち回りに使うもよし。
『閃光弾』閃光で相手を怯ませる。特殊なゴーグル付き

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