僕らの戦闘摂理解析システム   作:鮭ノ神

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あと主人公はソル=バットガイの影響を受けたので腹パン信者です。
崩しに腹パン、気絶させるのにも腹パン、初手腹パン、いつでも腹パン
みんなも腹パンを擦ろう!


心の操者と月下獣

そうして俺と心操は体育祭に向けての特訓を開始した。

 

まずは二日間かけて基本の体術や体の動かし方を付きっきりで教えた。

USJでの相澤先生の戦闘を見て思ったが、相澤先生の個性は決して増強系などの直接戦闘能力に関係するものではない。だが異形型相手にも圧倒していたのを見ると、もし個性が通用しない時や、相手が自身の個性について知らない時に体術を駆使すれば相手が自身の個性を増強系だと誤解するかもしれない。そんな時に奥の手として【洗脳】という本当の個性を使うことで普通に使う時よりも簡単に洗脳出来るだろう。

 

そんな事を伝えると、より体術の習得に集中するようになった。そして二日間で基本の体術から応用、それを組み合わせた体の動かし方をほぼ完璧に習得してしまった。やっぱりあの試験、結構不利だった受験生多かったんじゃないか?そう思ってしまうほどだった。

 

だが、そうなると問題なのが型にハマり過ぎて実戦で使えるのか怪しくなってきた事だ。…よし、あの人にコーチとして入ってもらおう、そうしよう。

 

 

 

 

三日目───

 

とりあえず準備運動をした後、例のあの人を呼ぶことにした。

 

「今日は外部コーチをお呼びしました。敦さん、お願いします」

 

「よ、宜しくね…」

 

「……よろしくお願いします」

 

そう、武装探偵社の元で幾度となく修羅場をくぐり抜けてきた、中島敦さんである。数々の異能の者を相手に戦ってきた敦さんの実戦経験は個性相手でも充分通用すると思う。

 

「それじゃあとりあえず体術を見てもらって、そこでご教授お願いします」

 

そうして新たな特訓が始まった。

 

 

 


 

 

 

ある日の放課後

 

その日の特訓も終わり、羅針が「飲み物買ってくる!」といって体育館から一旦退出した。そして体育館には心操人使と中島敦だけが残される。

 

暫く両者は沈黙していたが、それを破ったのは心操だった。

 

「……なんで敦さんは武装探偵社ってとこに入ったんです?」

 

そう聞くと、敦は少し困ったような顔をしながら答える。

 

「あはは…長くなるんだけどいい?」

 

そう言って敦は語り始めた───

 

 

「……実は僕、孤児院出身なんだ。あ、別にそんな申し訳ない顔しなくても良いよ。……それである時、僕の居た孤児院に【人喰い虎】って云うのが出たんだ。畑は荒らされて倉も吹き飛ばされて───僕は『穀潰し』だの『天下のどこにもお前の居場所はありはせん』だの言われて、追い出されて。……当時は口減らしの為に追い出されたと思ってたんだけどね。その後も僕を追いかけるようにその虎が現れるようになって───太宰さんに初めて会った日の夜にその虎が僕の異能だって事が分かったんだ。それで理解したよ、あの時追い出された理由を……」

 

「……敦さん」

 

「でも、武装探偵社の人達に拾って貰って今の僕は居るんだ。感謝しきれないよ。……だから心操君──君は英雄(ヒーロー)になれる。……僕が言っても説得力が無いと思うけどね…」

 

 

その言葉に心操の目から涙が零れ落ちた。

 

「…ありがとう…ございまず…!」

 

「ほら、手巾だよ」

 

 

すると遠くから羅針の声が聞こえてきた───

 

 

 

 

 

 

 


 

 

そうして俺たちは雄英体育祭を迎えることとなった。

 

 




やっと体育祭に入れますね

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