僕らの戦闘摂理解析システム   作:鮭ノ神

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投稿遅れてごめんなさい!

私の失態だ、だから私は謝る。

なんかコンパスオリジナルヒーローのみはキツく感じてきたゾ
それはコンパスアニメを見ていない私が…出来損ないだからだ…!(扇)

評価ありがとう!!今後もよろしく!!


第三回戦:焔と氷と蒼の弟

そうして常闇との試合を終えたあと、通路を歩いていた俺はなんか奥から異様にデカイ影が待っているのが見えた。

 

「素晴らしい個性だな」

 

そんな声をかけてきたのは炎を纏ったなんかでかい大男…確か…

 

「エンデヴァー…さん…ですよね?」

 

「あぁ、そうだ。プロヒーロー【エンデヴァー】、焦凍の父でもあるな」

 

轟のか…そうなんですか、初耳でした」

 

エンデヴァーは拳斗の結構丁寧な返しに少し感心しつつも話を続けた。

 

「予選から本戦まで君の活躍を見させてもらったが、いやぁ実に多種多様な能力を持った個性だ。長年プロヒーローをやってきたが君のような個性は初めてだ」

 

「そうなんですか、ありがとうございま「だが」……(なんだこいつ…!)」

 

「焦凍は違う」

 

「あれはオールマイトを越えさせるために私が作った『最高傑作』だ」

 

───お前のような有象無象とは違う

 

俺にはそう言っているように聞こえた。

 

カチンときたな、このクソオヤジめ。

 

「君は焦凍の仮想敵として実に素晴らしい。今はくだらん反抗期だが、“左”を使わなければ決して君を打ち破ることはできないだろう。君には期待しているよ」

 

そう言って立ち去ろうとするエンデヴァーだったが、拳斗の口から発せられた声に足を止めた。

 

「……なるほど、確かにあんたの息子は凄い。半冷半燃なんて誰もが羨む強固性だ。さぞかし立派なヒーローになるだろうなぁ」

 

───しかしだ

 

「結局のところ殆ど右しか使ってない見てぇだぞ?「それは──」いや、いい。どうせ左を使えばなんて考えてるんだろ」

 

「だがあんたの頼りの左はあんなチンケな火の粉だ。あんなの火炎放射器の方が立派に思える。爆豪の方が余っ程凄いぞ?」

 

「貴様何を「つまり───あんたの息子は半端者、それを自信満々に自慢するあんたも半端者ってこっ……あぁいや、少し違うな。器も個性もオールマイトの下位互換なあんたにはもうとっくに分かりきっていたことか。いやぁすみませんね(ごめんな轟)」

 

オールマイトの下位互換

その言葉はエンデヴァーの地雷を踏み抜くのに充分だった。

 

「貴様ッ!!黙って聞いていれば「その口閉じてくれねぇか?臭くてかなわん」なっ……!何処へ行く!!まだ話は終わってないぞ!!待たんかァァァア!!!」

 

(何だあの三下、すっげぇ愉快だったなァ?)

 

(自身の息子を"作った''か……糞野郎が)

 

(落ち着きたまえアインズ君、あんな者に構っているほど我々は子供ではないだろう?)

 

(つ、次の試合だ、大丈夫でしょうか?)

 

(心配するなソーン、落ち着いていけば大丈夫だ)

 

(兄様…!わ、分かりました!)

 

そうして俺は心の中で轟に猛謝罪しながら次の試合の準備をしに行った。

 

 

 

 

 

『さぁさぁ始まるぜ!!圧倒的な実力を示しながら勝ち上がってきたクールなサラブレッド 轟 焦凍!!VS お前の個性は何なんだ!?変幻自在な怪力ファイター!!羅針 拳斗!!』

 

「轟、お前の親父と会ったよ。ありゃとんだ糞親父だな」

「…!!あぁ、そうだ」

「だがそんなこと今は関係ねぇ。かかってこいよ、轟」

 

俺と轟は両者睨み合いながら構える。そして──

 

『START!!!』

 

 

開戦の合図と共にリングが氷で包まれた。

殆どの観客はそこで勝負ありだと判断した……が

 

「ふぅ……相変わらずだないけるか、ソーン…よし!その意気だ

 

拳斗の立っていた場所のみ不自然に凍っていなかった。

しかしよく見ると、立っていた場所はクレーターのように円状にひび割れている。

 

「脚力だけで砕いたってのか…!」

 

轟は驚愕する。だがこんな程度では終わらない、拳斗の体が常闇戦の時と同じようにポリゴンに包まれる、そして───

 

 

ふぅ…よし、頑張ります!」

 

白い帽子に赤いストールが特徴的な白いローブを着た、銀色寄りの白髪の青年がそこに現れた。

 

 

それを見て一瞬動きが止まったものの、すぐまた轟はその少年に向かって右手から膨大な氷を放出する。しかし──

 

「【アヴローラ】【スウィーニー】【スニェーク】【ツヴェイリ】【ジマー】!」

 

その少年から放たれた氷がその全てを相殺していった。

 

『おぉ!!あの轟の氷と拮抗してるぜ!!こいつぁすげぇーー!!』

 

『いや、寧ろ轟の方が押されかけてやがる』

 

 

今迄使ってきた"右"の力は目の前の少年の力に遠く及ばない。

突きつけられた残酷な事実に轟は自身の意地が音を立てて崩れていく感覚を覚える。

だが身体はそんなことを待ってはくれない。

身体は悴み、体温が下がる感覚がする。動きも鈍くなってきているのも感じる。

ふと左手を見た。忌々しい自身の父親の力が宿ったその左手は当たり前だが、沈黙し何も答えない。

 

 

『───頑張れ轟君!!』

 

緑谷の声が耳に届いた。

 

(なりたい自分に、なっていいんだよ)

 

優しい声を思い出した。

 

ただ、それだけで充分だった。

 

 

 

爆炎が吹き荒れ、圧倒的な熱が会場を埋め尽くす。

 

 

「───今は羅針、お前に…勝つぞ!!」

 

 

大氷壁と共に爆炎の渦がソーンを襲っ───

 

 

 

 

 

(そろそろだ。代わろう、ソーン)

 

 

 

 

パキッ

 

 

 

 

 

そんな音が、聞こえた。

 

「……は?」

 

気づけば放たれたあの大氷壁も爆炎の渦も何処にも無く。

ただ白い雪景色だけがあった。

 

 

「……ふむ、こんなものかな」

 

 

それが、意識を手放す轟の聞いた最後の言葉だった。

 

 

 

 




やりすぎたか……エンデヴァーファンの方ごめんなさい
でも筆者、地獄の轟家はほんとさぁ……って思う人なんや…

あとソーンはアインズ様が褒めるくらいだしこれくらいは出来ると思うの

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