僕らの戦闘摂理解析システム   作:鮭ノ神

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時を飛ばして雄英高校入試!
本音を言うと書くのが面倒くさ……ゲフンゲフン



雄英高校入試

俺の父親とソル=バットガイとのバトルから数年経った。

ちなみにあの後壊れた道場はソルが俺の母親に睨まれながら修理したお陰で完璧に直った。あと父親は翌日に傷が完治していた。さては人間ではないな?

そして俺はというと、この数年間で身体と精神をひたすら鍛えた。理由としては個性を使うのに必要不可欠だとVoidollに言われたからだ。カードも使えるようになりたいしな。

まずは体力面だが、これは『ターニャ'sブートキャンプ簡略版(拳斗命名)』によって文字通り死にかけながら鍛えた。その代わりにシャベルにトラウマが出来たが。

戦闘能力については父親やリュウなどの武術家達に手ほどきを受けつつ、鍛え続けた。やっぱり武術を教えるのは楽しいのか、厳しかったが本当に優しく、楽しそうに教えてくれた。

時々本当に嫌になった時もあったが、ぶれどらやソーン達の応援のお陰でなんとか踏ん張ることが出来た。

勉強面も、マルコスやロキシー達に教えて貰って高校一年レベルまでは習得することができた。本当に頭が上がらない。

だが、だが!「我直々に貴様を鍛えてやろう。光栄に思え、雑種」と急に言ってきて槍だの剣だの飛ばしてきた英雄王だけは許さん!!しかも必死こいて避けてる様子を見ながらワインまで飲みやがって!!絶対に許さんぞ…!

 

そんなこんなで鍛えているとVoidollから個性が拡張されたと伝えられた。

まず、俺の体にヒーローを憑依することが出来るようになった。

つまり、俺がグスタフになったりステリアさんになったり一方通行になったりすることができるようになった。だが一日四体まで、一人憑依した別のヒーローに次になるには四時間もの時間がかかるという弱点がある。

次に、カードが使えるようになった。

あらかじめカードを四枚選び、それを念じることで発動することが出来る。これも一度選んだら四時間経たないと変更が出来ないという制限がついている。Voidoll曰く、強すぎるからとのことだ。

 

 

 

そして中学三年、進路を決める大切な時期。

放課後、俺は机に置かれた進路希望書を眺めていた。

残った数人のクラスメイト達が楽しそうに話している。

 

「…どうしようか…」

 

実際の所、どこに行くかは決まっていない。

しかも、別にどこに行っても同じだと思ってもいる。成績も特訓のお陰で上位をキープしている。

教師からは雄英高校とやらを紹介されたが正直興味がない。が、一応高校紹介のパンフレットを見てみることにした。

 

なるほど、ヒーロー科がかなりの人気があるのか。

あまり興味はないが、個性を比較的自由に使えるという特権があるらしい。

…なるほど、個性を合法的に自由に使いたい俺にとってはかなりありかもしれない。

死にたくは無いし、俺には鍛えてもらったヒーロー達のような精神もない。だが、目指すだけならいいはずだ。

 

そうして進路希望書に記入を済ませ、職員室に向かって行った。

 

 

 


 

 

 

雄英高校ヒーロー科一般入試当日…

俺は雄英高校の門の前に居た。

他の受験生は各々の中学の制服やジャージを着ている。

 

「なんか、あっという間だったな…」

 

若くして死んで、この世界に来た。そして、憧れのヒーロー達と会えた。

褒められ怒鳴られ励まされ…あっという間だったが、とても楽しい日々だった。

 

(おいおい、大丈夫か?相棒)

 

すると脳内に声が届いた。この声は…サーティーンか。

 

(ま、気楽にやろうぜ?)

 

あぁ、楽しもう。

そうして俺()は前に進み始めた。

 

とりあえず、まずは筆記試験だな。

 

 

 


 

 

 

ふぅ、とりあえず筆記は完璧だな。

歴史で少し手こずったが、なんとか思い出したおかげで満足した答えが出せた。ん?数学?ミスったら一方通行に愉快で素敵な死体(オブジェ)にされちゃうからね。みんな気をつけよう!*1

 

『今日は俺のライブにようこそー! エヴィバディセイヘイ!』*2

そんなことを考えていると実技試験の説明が始まった。

ライブみたいな説明方法だが周りの空気が静かすぎてまるでお通夜だ。

 

だがそんな空気をものともせずに説明を続けていく。ふーんさてはプロだなおめー

 

『俺からは以上だ! 最後にリスナーへ我が校の校訓をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った! “真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者”と!“Plus Ultra”! それでは皆、良い受難を!』

 

そのままハイテンションのまま説明が終わった。

よし、じゃあ試験会場に向かうとしますか。

 

 

 

 

俺は、心のどこかで雄英高校を舐めていたかもしれない。

 

目の前に広がるビル群、まるで1つの都市のような試験会場。

スタート地点からでもわかる。これはかなり金がかかっているな…!

 

準備運動をしつつそんなことを考えていると

 

『ハイ、スタートー!』

 

唐突に試験が開始した。

俺はその声を聞いた瞬間、あるカードを強く念じた。

すると純白の六枚の羽が背中から生える。

 

俺は身体が軽くなった感覚のまま、突撃していった。

さぁ、バトルの始まりだ!

*1
一方通行「おいコラ」

*2
メグメグ「yeah!!!」




拳斗はテレビを見ずにコンパスの世界に入り浸っていたので体育祭は個性が発現する前は見ていましたがもう見ていません。あと今は興味が無いので「そんなものもあったな」ぐらいの認知です。

カード紹介
【禁書目録】未元物質(ダークマター)
自分の移動速度を18秒間大アップ+背中に純白の六枚羽を生成

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