僕らの戦闘摂理解析システム   作:鮭ノ神

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ディズィーのハイモデル化はよ。どうも筆者でーす。
え?今回はなんか薄くないかって?余計なことは忘れろ。そうすればお前は強くなる…Byラーメンマン


雄英入学、英雄解析の始まり

雄英高校入試から数日が経ったある日。

ウチに雄英から封筒が届いた。

開けてみると手のひらくらいの薄い端末らしき物が入っていた。

 

早速洗濯物をたたんでいた父親を呼んで電源を入れてみることにした。

ちなみに母親は今日、外せない重要な案件があるらしく朝から家にいない。

 

すこし電源を入れるのに手間取ったが、ちゃんと入れられたので早速確認してみる。

 

 

『私が投影された!!』

 

するとなんということだろう、筋肉モリモリマッチョマンのオールマイトが映し出された。

俺と父親は急なオールマイトに思考が停止した。

 

『初めまして羅針 拳斗くん!私はオールマイトだ!何故、私が投影されたのかって?ハハハ!それは私がこの春から雄英に教師として勤めるからさ!さあ早速、君の合否を発表しよう!』

 

速報:オールマイト、まさかの教師になる。

俺は普通に困惑した。No.1ヒーロー、人呼んで【平和の象徴】。多分おそらく休みなんて無いのだろう。つまるところブラック会社の連勤術師*1か…本当に大丈夫なのだろうか。

 

そんなことを考えつつ、映し出されたオールマイトに視線を戻すとなにやらドラムロールが鳴り響いている。そして最後のドラムが鳴る。

 

『おめでとう!! 筆記試験は満点!! 実技は130ポイント!! 文句なしのトップ合格だ!!』

 

…ヨシ!!筆記が満点な事がある意味一番大切なので本当に良かった。

これで満点取れてなかったら某Lv5第一位に『なンだなンだよなンですかァ!?そのザマはァ!!」された後愉快な死体(オブジェ)にされてしまうところだった。

 

『先の実技入試!受験生に与えられるポイントは、説明にあった仮想敵ポイントだけにあらず!実は審査制の救助活動ポイントも存在していた!羅針 拳斗くん!敵ヴィランポイント90点、救助レスキューポイント40点、合計130点!文句なしの合格だよ。羅針少年!改めておめでとう!雄英で待っているぞ!』

 

そうして俺の合格発表は終わった。

俺は父親と抱擁を交わした。

 

 

その後、帰ってきた母親に受かったことを伝えると苦しくなるほどの抱きしめられた。余談だがその日の夕食は焼きたてのピッツァと共に豪華なものだった。

あと、合格した事を鍛えてくれたヒーロー達に伝えたところ、みんな喜んで祝ってくれた。

英雄王だけは「ふん、我が見てやったのだ。当然のことだろう?」…と不遜だったがな!!

 

 

さて、時は少々さかのぼり、入学試験後の事である。雄英高校ヒーロー科の会議室では、雄英の校長や教師陣が出席する重要会議が行われていた。

 

「実技総合成績が出ました」

 

 前方の大画面に受験生の名前と成績が上位からズラリと並ぶ。それを見た教師陣から感嘆の声が複数上がった。目立つのは爆豪勝己、そして緑谷出久の成績である。

 

「救助ポイント0点で2位とはなあ!」

 

「後半、他が鈍っていく中、派手な個性で敵を寄せ付け迎撃し続けた。タフネスの賜物だ」

 

「対照的に敵ポイント0点で8位」

 

「アレに立ち向かったのは過去にも居たけど…ブッ飛ばしちゃったのは久しく見てないね」

 

「思わず、YEAH!って言っちゃったからなー」

 

 ワイワイと騒ぎながらも冷静に講評を行う教師陣。そして話題は次の注目者に移る。

 

「そして───1位の羅針 拳斗。2位と大差をつけてのトップ合格…敵ポイント90点に救助ポイント40点とは凄まじいものがあるな」

 

「試験前半は徹底的な見敵必殺(サーチ&デストロイ)をとりつつも他の受験生を助けている。後半はもっぱらサポートや救助に徹しているな。判断力も運動能力も申し分ない」

 

教師たちは頷きつつ、時に感心しつつも画面に映された拳斗の様子を見る。

 

「そしてこれをご覧ください。彼が怪我した受験生を救助している時───ここです。彼は極めて稀な回復能力も有している」

 

「それに羽を生やせば超スピードときたもんだ!万能過ぎだぜこの個性!激レア中の激レアだ!」

 

「さらに極めつけは……」

 

その言葉と同時にある場面が画面に映し出される。それは0ポイント仮想敵(ヴィラン)を黒い装束の死神のような男が文字通り輪切りにするところだった。

 

「……恐らくは変身能力でしょうが、そうするとさっきまでの羽や回復能力が説明出来ません。個性欄には【戦闘摂理解析システム】と…一体どういう系統なのかも未知数です」

 

その言葉に教師達は頭を抱えた。確かに、この受験生はトップ合格だ。しかし、その個性が未知数過ぎる。下手すれば爆弾のような存在になってしまうかもしれない。

 

「まぁ彼がトップ合格で、他の受験生を積極的に助けていたということは変えようがない事実なのさ!なに、彼が道を外さないよう、我々教師がサポートしていけばいいのさ!」

 

校長による言葉により、些細な不安を残しつつも羅針 拳斗の入学が決まった。そして会議は夜遅くまで続くのであった。

 

 

 


 

 

 

そうして時が経ち、いよいよ雄英高校入学の日

俺は玄関で最後の身だしなみチェックをしていた。

 

「それじゃあ、行ってくる」

 

「気をつけてな。…入学式に行けないのが残念だ」

 

うちの家から雄英高校まではまあまあ距離がある。

仕事に家事に大忙しな両親は入学式に行ける余裕が無い。

 

そうして、俺は玄関の扉を開け、雄英高校に出発しようとした。

すると、後ろから声をかけられた。

 

「頑張れよ!」

 

「…うん、行ってきます!」

 

そうして俺は扉を開け、新しい道へと踏み出していった。

 

 

 

そうして雄英高校に到着した。

まずは一言、デカすぎんだろ……

入試以来の校舎を見上げつつそう思う。

とりあえず、さっさと自分の教室に向かうとしよう。

そう思い正門をくぐった。

 

 

(1-A…ここか。やっぱり校舎がデカければ扉もデカイのか?)

 

そんなことを思ってしまうほど大きい扉を開けた。

 

「机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の制作者方に申し訳ないと思わないか!?」

 

「思わねーよ、てめー! どこ中だよ端役が!」

 

思いっきり閉めた。

眼鏡をかけたいかにも委員長といった見た目の男子生徒といかにも不良な男子生徒が怒鳴り合っている。

ちょっとだけ開けて中を見てみてもその様子は変わらない。

 

すぅーーーーっ……

 

どうしてこうなった!?!?

 

*1
徹夜を繰り返し続けながら働く者の総称。ちなみに筆者はなりたくないです。




今回、普通は分けるところをそのまま突き進んだため長文です。

すまんやで

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