別にそんなに苦労することはない。
普通一話にするところを二話にしたりすれば楽に毎日投稿出来る。
それは
雑魚の思考だ
感想も評価もお待ちしてるぜっ!
「落ち着け、素数だ。素数を数えて落ち着くんだ。2、3、5、7、11、13…よし」
俺は満を持して再び扉を開け、教室へと入る。
あの二人の怒鳴り合いをスルーして気づかれないよう
心の中で祈りながら席を見つけて座った。
周りを見渡すとこれからクラスメイトとなる生徒達が各々交流している。
その中に、試験の時助けたあの女子生徒の姿を見つけた。
(そうか、受かったのか…良かった)
あの後、無事に受かったのだと思うと、少し微笑ましい気持ちになった。
そんな時だった。
「お友達ごっこがしたいなら余所へ行け。ここは…ヒーロー科だぞ」
寝袋に入ったままの人間がゼリー飲料を一瞬で飲み干しながらそう言ったのを聞いたのは。
その人間?はそのままモゾモゾと動きながら寝袋ごと立ち上がり教室に入ってくる。
多分不審者だ。すぐさまスマホを取りだし通報しようと電話アプリをタップする。
「はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね……担任の相澤消太だ。よろしくね。…オイ羅針、通報はするな」
なんだ、担任だったかぁ。安堵しつつスマホを仕舞う。数人の生徒がこっちを見た気がするが気にしない。それにしても、個性的な担任だな。これが雄英高校流なのか…?*1
「早速だが、体操服着てグラウンドに出ろ」
戸惑う生徒を他所に先程まで入っていた寝袋から体操服のような物を取り出し…ちょっと待て、もしかしてあれ着るのか?なんかこう手心というか…失礼だがなんか臭そ…
ギロリ
なんか凄い目つきで睨まれた。解せぬ*2。
「……揃ったな。これから個性把握テストを行う」
「ええ!? 入学式は!? ガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る余裕ないよ」
すまんがそう思ってるのアンタだけだよ。多分。
雄英高校の入学式は有名人が大勢来るって話何度も聞いたぞ。
「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト…合理的じゃない。羅針、中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」
そこで俺に振るのかよ。えーっと確か…
「90mくらい…ですかね?」
…なんか驚いたように目を見開いてきたんだが。まぁそれぐらい投げられなきゃあの特訓は出来ないしな。
するとボールを投げ渡してきた。少し握り心地が普通のボールと違う感じがする。
「じゃあ個性を使ってやってみろ。円からでなきゃ何しても良い。早よ。
思いっきりな」
なるほど、そう来たか。今日の朝デッキを組まずにすんで良かった良かった。…何しても良い、ねぇ。悪手だよそれは。
すぐさま頭の中でデッキを組み始める。強化系のカード三枚に…あとはこいつにするか。よし、行くか。腕を回しつつボールを右手で握りしめる。そしてセットしたあるカードを念じる。
(自傷秘めたる発動!)
すると痛みと疲労が襲ってくるが、代わりに体の奥底から力が湧き上がってくる。そしてそのまま腰を深く落として、砲丸投げの要領で…
「ッ潰れろッッ!!!」
((((潰れろ…!?))))
ボールをぶん投げた。辺りに砂埃が舞い、ボールは見えなくなるほどの勢いで吹き飛んでいった。しばらくした後に、担任の持つ液晶に記録が表示される。記録は───
───『2098.4m』
「ハァァァア!?!?」
「いきなり2kmかよ!?」
「増強型?いや体の変化は見られなかった。となると何か条件があるのか?それにしても凄まじいパワーだ、一体どんな……ブツブツ」
「てか個性思いっきり使えるんだ!! さすがヒーロー科!!」
「なんだこれ! すげー面白そう!」
良かった。恥はかかずに済みそうだ。っと今のうちにみみみで回復しとかなきゃな…よし、みみみ発動。回復した。
「…面白そう…か。ヒーローになる三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?…よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう…生徒の如何は教師の自由。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
回復してる間にやばいこと言われた気がするが…まぁ気のせいだろう。
そして個性把握テストが始まった。
第一種目 50m走
クラスメイトが奇数なので一人で走ることになったが、問題ない。入試でスタートした時と同じようにあるカードを念じる。すると、背中から純白の六枚羽が生えてきた。
((((なんか羽生えてきた…!?))))
そのまま合図と同時に突っ走る。
記録は3.04秒。トップのあの眼鏡の生徒…飯田だったか?と同じ記録だった。
「チッッッ!!!」
盛大な舌打ちをかまされた気がするがスルーしよう。
第二種目 握力
「(自傷秘めたる発動!!)オラァァア!!」
グシャッ
「「「あっ」」」
「ア゚ッ」
「……羅針」
「ア゚ッ!ケントヲイジメヌンデ…」
記録…設備破壊の為、記録不明
第三種目 立ち幅跳び
「飛べぇぇぇえええ!!!」
羽を生やしたままゲームのバグのように等速直線運動していく。
「「「「動きキメェ!!!」」」
その様子は某配管工のバグ技*3のようだったという。
記録:500m
「「「しかも記録高ぇ!!」」」
第四種目 反復横跳び
これは普通に翼を生やすだけでは無理だろう。そう判断し、三枚目のカードを念じる。すると凄まじいパワー、スピード、ボディ…*4と共に体の周りに紫の鎖が体を拘束するように漂う。
そしてそのまま反復横跳びをする。
さて、今の拳斗は速度、攻撃力、防御力が大アップしている。
Q.今の状態で反復横跳びをするとどうなる?
「ウォォォォオ!!!チェリーーパーーーイ!!!!」
「あいつの反復横跳び災害かよ!?下手したら飛ばされるぞ!?」
「うわぁぁあ!!!」
「大丈夫か峰田ーー!?!?」
A.余波で暴風が起こる。
ある生徒は吹き飛ばされそうになるほどの暴風が吹き荒れた。
当然、そんな中で記録がまともに取れるはずもなく。
記録:不明
(((不明になっちゃった……)))
(…こんな…はずでは…)
第五種目 ソフトボール投げ
これは最初にやっていたので免除された。
そしてある茶髪の女子生徒が∞を出したのを見て
「…チートかよ」
(((お前が言うなよ…)))
そんなやり取りがあったとかなかったとか。
第六種目 持久走
「スコップコワイ…スコップコワイ…」
「「「「いきなりどうした!?!?」」」
スタート前からトラウマが再発した拳斗であった。
ちなみにその後泣きながら走り、カードを使わずに【エンジン】の個性を持つ飯田や原付バイクを創りだした女子生徒、八百万より速く走り見事一位になった。
「あれ?雪山行軍は…?スコップは…?」
「そんなのないから…」
「無いのか…良かった…」
そして泣きながら膝から崩れ落ちた。
第7種目 長座体前屈
さすがにこれはそのまま前屈するしかない。そのまま体を曲げる。
結果:70cm
「うわっそれ戻れる?」
耳たぶがイヤホンジャックのような女子生徒が心配そうに声をかけた。
「ん?あー平気平気」
そのまま体を元に戻し、首を回す。
ありえないほど体が曲がっていたのでその場に居合わせたクラスメイトのほとんどがドン引きした。
そして最終種目 上体おこし───
「羅針、お前は免除でいい。また何が起こったらかなわん」
「……ごめんなさい」
結果:担任の判断により免除
これにて全種目が終了した。
トータル最下位が除籍となる。そんな事実にある緑髪の男子生徒の顔は暗くなっている。
「んじゃ、パパッと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括表示する…ちなみに除籍はウソな。君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」
「「「「はーーーー!?」」」」
相澤は鼻で笑いながら結果を表示した。多くの生徒が驚きで叫ぶ。
一方八百万などの一部の生徒はそれに気づいていた様子だった
「あんなのウソに決まっているじゃない…ちょっと考えればわかりますわ……」
「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラムなどの書類あるから目ぇ通しとけ」
そうして相澤は緑髪の男子生徒に保健室の利用届けを渡すと
その場から去っていった……
(…いや、あれ絶対嘘じゃないだろ。てか俺結構やばかったんじゃないか!?)
拳斗は一人で頭を抱えた。
ちなみに個性把握テストでは、何故か自分だけ除外になっており
それを見た瞬間、また頭を抱えた。
ここまで原作主人公の影が薄い二次創作小説があっただろうか、いやない(反語)
ぶっちゃけ手抜き感が否めないが、いいか。
今回のデッキ紹介
準レギュラー 『未元物質』
自傷秘めたること『神の恩寵(幼女戦記)』
最近万全に出番を取られがち、一時期おもんなーべと言われた桃鍋こと
『英雄モモン&美姫ナーベ(オーバーロード)』
筆者が未だに手に入れてなくて血涙を流している通称みみみこと
『ハイカラ盟友忍者-壬生咲みみみ』
感想、評価よろしくお願いします!!
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