IS~Lost Memory~   作:竜太

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5話『天才は天災』

白騎士のコアは世界中のコアネットワークを介して情報共有を行った事により世界中に居るコアの中で軍施設関係のコアは全て機能停止した。続いて残りのISコアは武装の全ロックを始めていた。

その事を知った篠ノ之束はIS学園に居る青木花蓮へ束自身がISの全情報を教えた為にこのような事になったと思い抹殺しようとIS学園に多数の無人機を隕石のごとく投下を行ったのだが……。

 

 

「花蓮ちゃん。いったぁいよぉ…」

私は外に出たら空から人参型ロケットが降ってきたので不思議に思っていたらロケットの中から束が出てきたので有無を言わさず頭に拳骨したのでした。

束本人が直々に振ってくるのは予想外だったのでIS展開はしなかった。

ちなみに周りでは無人機が暴れ続けている為IS学園の皆が戦闘で右往左往と動いている。

 

 

「……で、束さん勘違いにもほどがあるんじゃない?それにこの状態どうする気?」

「む~。ちょっと束さんの早とちりだよぉ…次から次へと一部のコアだけ機能停止とかおかしいもんね…束さんなら一気に止めるもん…でも無人機は止められないんだよぉ…」

束を睨みつけながら拳骨食らった頭を手でさすりながら頬を膨らませて言う束だけど反省しているのか反省してないのか表情ではわからない。

束の言葉を聞いて私はそうだと思った。無人機は襲うよう設定した後にコアネットワークを切断してこそ暴走状態になるけど中に人が乗ってようがお構いなしってひどくない?

内心これでも私は怒っておりますが表情に出せない私自身へ苛立ちと憎いのが混ざった。

 

 

「まったく、束…お前は馬鹿にもほどがある。今度は私にその頭を 叩 か れ た い か?」

千冬が怒りの表情で私と束の元に来て最後の言葉は私ですら殺気を感じて、束はびくびくと動物のように震えている。

 

「ちーちゃん…暴力反対だよぉ…ちょっと手違いで…8機送り…こんじゃった…んだけど…ちゃ、ちゃんと…謝りにき、きたん、だよ?」

束の言葉が後半になるほど口が震えて言葉が途切れ途切れになっている。

これは千冬のとてつもない殺気と怒りの重圧の気迫に束が負けているからだ。

傍に居る私でも力んでいないとこれは恐怖で死ぬ。

 

「ほう?ならば学園に大損害を与えた報いはたっぷりと、この大馬鹿者に教え込まないといけないな。一夏達の分も含めてだ。この前ははぐらかされたが一夏がISに乗れるのも束のせいだろ。隠していた事全部吐き出させて貰うからな。もう私は遠慮はしない。貴様が撒いた種だ。貴様だけでどうにかできる頭のネジになるまで叩き直してやる」

「ひぃっ……」

千冬はIS学園の皆を危険に晒すという逆鱗に触れるような行動をした束を心の底から怒り心頭な様子で鋭く低い声が出ている。

これが大激怒の千冬か…重圧の空気と気迫と殺気で異常に重い…表情を見たら私までやられそうだから見ないことにする。

それに千冬の声は小さくて言葉に殺すという意思を感じる。

束は恐怖か言葉を失って兎のように地面の上で丸くなってびくびく体を震わせているのを千冬は首根っこを掴んでそのまま持ち上げ束と共にIS学園の寮のほうへと歩いていった。

寮で何をするかは聞かない。絶対聞かない。大激怒の千冬に捕まった束の命はどうなるか想像したくない。

 

『ギャァァァァァァァァァァァ』

…束さん死んだね…寮の中から悲鳴が聞こえたけど知らない。

 

 

「ふぅぅぅ…千冬は怒らせるとやばい…」

千冬の殺気の気迫が消えた所で深い溜息を吐いて体の力を抜いた所でISを身に纏う刀奈とエイミーが合流してきた。

ちなみにエイミーのISは"影光"(かげみつ)でIS"ラファール・リヴァイヴ"をフルカスタムしたISであり専用機になっている。機体のカラーリングは黒をベース白も混ざっていてスラスターは白色にしている…詳しい事は今はどうでもいいか。

 

「ちょっと花蓮。さっき織斑先生のすごい殺気がしたんだけど…気のせい?」

「私もすごい悪感したんだけど…」

「気のせいじゃない…束さんが大激怒の千冬に捕まったから後は知らない。今はまだ多い無人機達を倒そうか」

険しい表情を浮かべて聞いてくる刀奈とエイミーだが刀奈は私が告げた言葉で顔が青ざめた表情になった。激怒した千冬はどうなるのか知っているのだろう。

エイミーは捕まったんだって安堵した表情で言っている。千冬と束との現場を見てないから仕方がない。

 

「じゃあ。皆のサポートへ分かれよう。それと刀奈はもうこの事態でわかっているだろうけど学園を辞めなくても良くなった」

「花蓮に言われなくてもわかっているわよ。ロシアでも軍のISが止まって大騒ぎよ?ふふ」

「それじゃ私は反対側の人達の所に行ってくるわ。がんばってね」

私の指示で刀奈は既に察して手回してそうな雰囲気で微笑みながら言う、エイミーは学園の反対側で戦闘をしている人達にサポートに向かった。

 

 

『青木さん更識さん。こちら山田です。無人機は残り6体です。戦闘教員は負傷者多数の為学園の守りに回ります。後はがんばってください』

『了解。サポートに向かいます』

真耶の通信を聞いて状況は把握した。

霞桜を起動展開しより現状を把握しようと手薄な所へ向かう。

刀奈も別方面へと救援へと向かった。

 

 

―――。

 

 

「くそ。そろそろエネルギーが…」

一夏は無人機1機と戦い続けていたがコアを破壊するまで止まらない無人機にエネルギー切れが近くなっている事に舌打をしていた。

 

『オータム様参上だぁぁああ!!おらぁ!ガキィ!ちんたらしてんじゃねぇぞぉぉおおお!!』

「なッ!?お前は!!」

オータムのIS"アラクネ"は一夏と対峙していた無人機を蜘蛛の糸で絡めて拘束させた。

突然の大声と共に現れたから一夏は驚愕で身を止めていた。

 

「何ちんたらしてんだ?とどめさせやこら!!これでも任務なんだぞぉ!!」

「お、おうっ!」

オータムのドスの効いた声で話を聞いた一夏は敵の敵は味方だったことに理解し我に返って雪片弐型で無人機のコアがある所を斬撃を連続して繰り出して倒す。

 

他の方面の無人機が少しずつではあるがIS学園と駆けつけた亡国機業の応援によって倒していった。

 

 

―――。

 

 

「久しぶり、エム。いや織斑マドカ」

「お前か…」

意気消沈のような表情と小さな声で言うマドカ。

私はIS学園を見守るように外に居たのを見つけてISを解除して近づいた。

全記憶を思い出した以上は説得できるのは今は部隊長としての私だろうから。

 

「結局復讐するつもりがコアが機能停止した感じかな?」

「…そうだな。起動すらさせてくれないな…それでも…」

落胆の表情を浮かべているマドカ。

人道的とは何かを学習したISは機能停止した。今は動かなくてもいつかは動くけどそれは復讐で使わない決意が出来てからだろう。

 

「武術なら勝てると思う?織斑千冬は篠ノ之束のナノマシンによって体が強化されている。マドカは薬でどうこうできるものじゃない」

マドカの言葉をとめるように私は言うとマドカは驚愕した。

薬はマドカは肉体強化剤を使っているけどナノマシンには勝てないからね。

 

「だけど最後まで試してみなければわからないッ!」

「なら、試してみて。私の腕を動かせる力がマドカにある?」

マドカは泣き叫ぶような声を発したから、なら現実を試させる。

腕の力を入れたままマドカは私の腕を動かそうと手を差しのべて力を入れているように感じるけど私の腕は動じないしマドカでは私の力に勝てない。結局は馬鹿力になるような薬は…明日香の時以来ね。

 

「私でもこれなんだからISが使えない今じゃ比べ物にならない。私で武術に勝てるなら望みはあるかもしれないけど、私の力に勝ててない」

「ぐっ……ならどうしろと言うんだ…私を捨てて姉さんは名誉と称号を…」

マドカの力が私に勝てない事を理解して意気消沈したかのようにうな垂れ暗い表情になっている。

最後の言葉で私は理解したし説得する為に来たから言いたい事は言う。

 

「捨てていない。織斑マドカ、あなたは捨てられていない。逆なのよ。マドカの両親が捨てたほうは織斑千冬。両親は戸籍含めて千冬と決別させたから向こうは両親不在になっている。それによってマドカは戸籍上で家族なしになっているから千冬本人すら昨日私が話すまで事情を知っていなかった。それにマドカが最初に施設に入った時にはそこが亡国機業の施設だっただけであなたに眼をつけたから余計に監禁に近い事を受けた。私のようにね」

マドカは私の話を黙って聞いて事実を知るほど目が泳いでいたが最後の言葉で驚愕し表情が変わった。

 

「…お前も施設の出身だと言うのか?スコールとは違って…」

マドカの傍に居たのはスコールであれセレブ生活しているせいで変なイメージあったか…スコールのせいね。

 

「そう、私もマドカと似たような施設に7年間居た。マドカより多いかもしれないし少ないかもしれない。けれど私なら同情できるし理解も出来る。ただ私は施設の中で皆を守るように過ごしてきた。だけどマドカはどうなの?あの施設の中で丁重な扱いを受けながら皆に力を見せ付けていただけじゃない?力を見せ付ける事が復讐なんかじゃない。ただの自己満足に過ぎない。そんなのもし終わったらする事なくなる。する事が無くなった人は篠ノ之束のようになるのよ。さっきの篠ノ之束もする事無くて見守っていたけどコアの機能停止を受けて皆の所に無人機を送り込んだけどコアの機能停止はコアの意思だって気づいて勘違いだったって謝りにきたけどほどがある。ふぅぅ…つまり、割り切って織斑千冬に話をしにきなさい。それだけ」

語り癖のせいで私の口はものすごく止まらなかった。

言葉一つ一つすら力むように力強く言ってしまった気がする。

マドカは終始無言のまま考え込むように俯いていたが顔をあげたときは真剣な表情になっていた。

 

「……わかった。だが心の準備が必要だ」

「そう、わかったなら良い。私はIS学園にこれからも居るつもりだから、その時はよろしく。それじゃまた」

「ふ…またな」

最後に別れの挨拶の時はマドカが微笑んだように感じた。

にしてもマドカの言葉遣いは罪悪を背負ったせいで千冬と似ていると感じた。

でもこれで良い。伝える事は伝えた…後は戦闘自体は終わって敷地内で皆が集まっているみたいだから戻ろう…。

 

 

…。

……。

………。

 

 

「「「学園祭の時の最後の帰り際の自爆はあれは何さ!!」」」

「だぁかぁらぁ…あれは任務でだなぁ…」」

帰ってきた途端にオータムが専用機持ちの女子の皆に囲まれてなにやらガヤガヤと騒いでいる。

学園祭の襲撃の時オータムは任務で一夏を襲ったから皆に怒られているだけか…。

 

「ふっ…オータムは悪役したからあれは仕方がない…スコールはこれからどうする気?どちらにしてもオータムは連れていって。あれはあれで怒りの的だね」

私はオータムを見ながら溜息を吐いて、近くで見守っていたスコールに質問した。

 

「ふふ。もうちょっとこの光景見ておきたいからもうしばらく居るわ。まだ12月に入ったばかりだからいろいろ楽しみたいわ。今は襲撃じゃなくて話し合いだしね。でも早すぎるわね?」

スコールは微笑みながら言う、相変わらずのドレス姿ですが…。

しかし12月初旬にも関わらず事態がこんなに早く収拾ついたのも良かった。

 

「事情は通知した通りコアの件はコアネットワークによって全て管理された今は何も考えなくて良い。公式発表も直に来るだろうからそれから考えれば良い。それとエイミー、部隊にはやめると言った?」

話しながら私はふと気づいた事をエイミーに質問した。

予想では連絡してくれている思うけど。

 

「あ、花蓮。ごめんなさいね。もう私達やめるって言ったけどまずかった?エマは構わないって言ってたけど」

「いや、それで良い。ローレンは居る?」

エイミーは申し訳ない表情で言ったけどそれで合ってたから安心した。

で…。

 

「は、はい…こ、ここに居ます…」

ローレンの気配は後ろから来てたから声も後ろからしていたけど見ていると驚くから見ない。

 

「ローレン、エイミー共々何かと長く居たけど、これからは私とエイミーはここに残る。ローレンは部隊のほうへ合流後何かある時はここに連絡しに来ると良い。それと例の物はIS学園に運んでおいて」

「わかりました…花蓮。元気で」

「元気でね。ローレンってあれ?最後口下手じゃなかった?」

「ローレンまた。ん?エイミー、ローレンは気合入れたら口下手にはならない。普通にしゃべるのがダメなだけ」

私はそう指示するとローレンは返事をして去っていったけどエイミーはローレンの口下手じゃない面がある事は気づかなかったのか…。

 

「そっかそうだったね。花蓮は部隊長だからよく見ているね。体は動じないのに…」

「そうね。花蓮の体は動じないのは普通のもので…もごもご」

「余計な事はここで言わなくて良い」

エイミーは微笑みながらも最後の発言は余計なお世話だと思った。

刀奈も最後の発言汲み取るとか…昨日の事を思い出したのか顔が真っ赤になったけど口がまごついた。

 

「ふぅ…待たせたな。束の奴は閉じ込めておいたがいつ逃げ出すことかわからないな…。しかし学園は大損害か…束の奴め…中にも投げ込んだなこれは…」

千冬は溜息吐きながら帰ってきたけどさっきの殺気は消えたようだ。

学園の校舎を良く見るとアリーナ区画から校舎区画の区域まで無人機を送り込んだ跡で大穴が空いていた。

爆発音がすさまじかったけどここから見た限りは校舎に直撃した無人機は3体とか想像絶する光景だ。

 

「では、花蓮とブライン。2人揃ってこれからはIS学園のIS専門の教師だ。手続きはまだだが早く知らせておいたほうが良いだろう。それと更識姉、お前の名前だが楯無の名はなくして良いらしいぞ。学園長が更識家に説得するそうだ。お前達ならわかるだろうから細かい説明は抜きだ」

千冬の説明でだいたいは覚悟していたけどエイミーもしてくれた。

エイミーの苗字は誰かから聞いたんだろう。何も聞かないしエイミーも唖然としている。

で、刀奈は楯無の名が消える事に心底驚いた様子で『え?』って顔して身が固まっている。

ちなみにスコールとオータムは千冬が話している間に去っていった。

 

「お姉ちゃん。良かった…本当の名前で皆に言えるようになるんだね…」

「……簪ちゃん私は複雑よ…昨日の今日で散々な目に遭ったわ…まだ何もしてないから私のプライドの問題だけど十蔵さんには連絡したからまあ後は大丈夫でしょうね…」

簪は喜びの様子で刀奈に言うけど、刀奈は言葉通りガッカリと肩がうな垂れた。

まあ…無理もない…にしても。

 

「私のほうがもっと大変だった。目が覚めてから説明とさらにコアネットワークによる様々な事で私じゃなかったら頭がパンクしている所…ふぅ…にしてもIS専門の教師。やる事は変わらないけど実感が沸かない…」

「花蓮。私もだわ…私は大丈夫かな?」

体の力抜いたから疲労感がどっと感じたせいか私の声に張りはないけど話をするとエイミーが心配そうな顔をしていたが無理もないか教師とか心配と不安が入り混じった様子だ。

 

「エイミーはISの知識があるから授業で教える分は大丈夫。生徒は一部騒がしい人が居るけど慣れるまで辛抱だね」

「それはしょうがないわ…私は初めての事だけど花蓮は平気だものね…ところで騒がしい人って…?」

私の話の後でエイミーが首をかしげて疑問を口にすると刀奈と千冬が溜息交じりで一夏達1年生組のほうを見たらガヤガヤとなにやら騒がしく喚いている。

 

「相変わらず一夏くんには1年生の専用機持ちの的になっているわ…」

「お姉ちゃん。一夏の周りがあれだと私は近づけない…」

「ほんと、一部騒がしいってあれの事なのね」

「私が来た時からあんな感じだったけど何故…?」

一夏達の騒ぎ具合を見て呆れた様子に刀奈、簪、エイミー、私の順で発言した。

 

「あれか、織斑の事なら何も心配するな。あれは自分で撒いた種だ。お人よしの女たらしだからな。にしてもだ…騒がしいから止めてくるか」

千冬は額に手を当てながら、厳しい顔で1年生の専用機持ちのところまで行った。

怒鳴るような大声で千冬の『馬鹿者共、とっとと解散しろ!』の合図と共に1年生は皆散らばっていった。

話していたせいか気づくのが遅れたが召集していた皆はとっくに解散していた。

残りは私とエイミーと刀奈と真耶と千冬だった。

 

「ふぅ…まったく馬鹿者共には苦労する。とりあえず花蓮とブラインは次の学園の休日まで休んで良いぞ。どうせこの学園は事後処理の山と校舎の修復でしばらくは授業が出来ない。花蓮達も荷物の手配とか必要な物が多いだろう」

「そっか。これだけ校舎に穴空いちゃったらね…ってあれ?私の事苗字で呼んだけど花蓮だけ下の名前じゃない?」

「エイミー。それは個人的な事だから違和感あるだろうけど気にしなくて良い」

「そうですよ。エイミーさんは先輩が認めた人じゃないと呼んじゃいけないんですよ?」

一息ついてから千冬が言う話で疑問が浮かんだのかエイミーが聞いてきたから口を開いた私の後の真耶の一言で千冬がムッとした表情で厳しい目つきになった。

 

「うむ。山田先生よ。さりげなく私の事を先輩と呼んだな?今から武術組み手を10回相手してもらおうか。いや有無を言わさずこい。それと花蓮とブラインはこいつの事は真耶と呼んでくれて構わない。これでもしょっちゅう私の事を織斑先生と呼ばないからな。さすがに辛抱ならん」

千冬は眼を細めながら真耶を睨んで絶句と青ざめた表情で身を固めた。

さすがに千冬も堪忍袋の緒が切れた様子…やれやれと呆れてしまった。

言い終わったら身を固めたままの真耶の首根っこを掴んで引っ張るように連れて行った。

その光景を見守るように見ていた刀奈とエイミーは表情を凍らせていた。

 

 

「あはは…名前ちゃんと言わないとダメなのね…練習しとかなきゃ…」

「エイミーも大変よね。細かい事は寮に戻ってから話しましょう」

「ふぅ…とりあえずいろいろ私達の準備も必要だし…例の物を運ばないといけない…」

「そうだわ…私の荷物ローレンにお願いしないといけないわ…連絡してくるね」

「エイミーも大変だわ。急にここに残らないといけないからって例の物って?」

「仕方がない。例の物は後で見せる。とにかく今は…整理が先だな」

これからの事を話しながらエイミーは連絡しに離れていった。

しかし本当、整理する事が多すぎて大変だ…。

でも朝から束の頭のネジのおかげで今日はとんでもない茶番をしてくれたものね…。

 

 




天才は天災でしたというオチ。
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