堀北鈴音は二度目の高校生活を諦めない   作:ほりきたすずね

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第21話:手

 

 

 

 

 

 一人ぼっちの夜。

 

 堀北は、ただ泣いていた。

 

 その時、足音がした。

 

 堀北は、慌てて涙を拭った。

 

 袖で目元をこすり、呼吸を整える。

 

 振り返ると、綾小路が立っていた。

 

 月明かりに照らされた彼の顔は、いつもと変わらず無表情だった。

 

 だが、その目には、どこか優しい光が宿っているように見えた。

 

 

 

「……何の用?」

 

 

 

 堀北は、声が震えないように努めた。

 

 平静を装う。泣いていたことを、悟られたくない。

 

 

 

「泣いてたのか」

 

 

 

 だが、綾小路はあっさりと見抜いた。

 

 

 

「泣いてないわ」

 

「嘘だな。目が赤い」

 

 

 

 堀北は、返す言葉がなかった。

 

 月明かりの下では、隠しようがない。

 

 綾小路が、堀北の隣に腰を下ろした。

 

 岩場に座り、海を見つめる。

 

 波の音が、静かに響いている。

 

 

 

「お前、追い詰められてるな」

 

 

 

 綾小路が、静かに言った。

 

 

 

「……」

 

「未来の知識が通用しなくなって、パニックになってる。違うか?」

 

 

 

 堀北は、息を呑んだ。

 

 

 

「な、何を――」

 

「いい加減、認めろ」

 

 

 

 綾小路が、堀北を真っ直ぐに見た。

 

 その目は、全てを見透かしているようだった。

 

 

 

「お前は「何か」を知っている。入学初日から、お前はずっとそうだった。まるで、全てを経験したかのように動いていた」

 

「……」

 

「だが、それに頼りすぎてる。だから今、崩れかけてる」

 

 

 

 核心を突かれて、言葉が出ない。

 

 波の音だけが、二人の間に響く。

 

 堀北は、どう答えるべきか分からなかった。

 

 否定するべきか?

 

 だが、もう誤魔化せる段階ではない。綾小路は、堀北の行動パターンを観察し続けていた。嘘をついても、見破られるだろう。

 

 じゃあ、肯定するべきか?

 

 だが、「未来から来た」などと言って、信じてもらえるとも思えない。

 

 

 

「……どこまで、気づいてるの?」

 

 

 

 堀北は、観念して聞いた。

 

 もう、隠し通すことはできない。

 

 

 

「確証はない。だが、推測はできる」

 

 

 

 綾小路が、空を見上げた。

 

 星が、輝いている。

 

 

 

「お前は、「未来」を知っている。あるいは、「別の時間軸」を経験している。そうでなければ、お前の行動は説明できない」

 

「……」

 

「Sシステムの裏を入学初日に見抜いた。あれは、経験者でなければ不可能だ。中学を卒業したばかりの新入生が、秘匿された学校のシステムの裏を即座に理解するなど、普通はあり得ない」

 

 

 

 綾小路が、指を折りながら続ける。

 

 

 

「須藤の事件を事前に予測した。Cクラスの生徒が須藤を挑発することを、お前は知っていた。だから、事前に警告できた」

 

「……」

 

「佐倉のストーカーも知っていた。あいつが誰にも相談できずに悩んでいることを、お前は最初から分かっていた」

 

「……」

 

「そして、この無人島試験。お前は、試験の内容を事前に知っているかのように動いた。洞窟の場所、高円寺の動向、各クラスの作戦。全てを予測していた」

 

 

 

 綾小路が、堀北を見た。

 

 

 

「これらは全て、「経験」がなければ分からないことだ。お前は、この学校で起きることを、既に一度経験している。そうだろう?」

 

 

 

 堀北は、黙っていた。

 

 否定も、肯定もしなかった。

 

 ただ、綾小路の目を見つめていた。

 

 

 

「……信じるの? そんな馬鹿みたいな話を」

 

 

 

 しばらくの沈黙の後、堀北は問いかけた。

 

 

 

「信じるかどうかは、どうでもいい」

 

 

 

 綾小路の答えは、意外なものだった。

 

 

 

「どうでもいい?」

 

「ああ。お前が未来から来たのか、別の時間軸を経験したのか、それとも全く別の何かなのか。興味はあるが、オレには分からない。そんなものは、考えるだけ時間の無駄だからな」

 

 

 

 綾小路が、堀北を真っ直ぐに見た。

 

 

 

「重要なのは、お前が今、苦しんでいるということだ」

 

 

 

 その言葉に、堀北の胸が締め付けられた。

 

 目頭が、熱くなる。

 

 涙が、再び溢れ出した。

 

 

 

「……私、どうすればいいか分からないの」

 

 

 

 声が、震えた。

 

 

 

「分かってる」

 

「前回の記憶を頼りにしてきた。それが、私の唯一の武器だった。でも、それが通用しなくなって……」

 

「……」

 

「私には、何もないの。前回の記憶がなければ、私はただの……ただの、落ちこぼれだから」

 

 

 

 堀北は、膝を抱えた。

 

 自分が、小さく感じた。

 

 何も成せずに、Bクラスとして卒業した日の感情が蘇る。

 

 前回の記憶という武器を失った今、自分には何が残っているのか。

 

 成績は良い。だが、それだけだ。

 

 リーダーシップがあるわけでもない。人望があるわけでもない。特別な能力があるわけでもない。

 

 ただ、「未来を知っている」というアドバンテージがあっただけ。

 

 それがなくなれば、自分は何者でもない。

 

 

 

「そんなことはない」

 

 

 

 綾小路が、静かに言った。

 

 

 

「お前がやってきたことは、恐らく無駄にならないだろう」

 

「え?」

 

 

 

 綾小路が、堀北の目を見た。

 

 

 

「確かに、須藤たちや女子グループの一部は、お前に不信感を募らせてる。だが、クラスメイトはそいつらだけじゃない」

 

「それはそうだけど……」

 

「お前は、なんのために櫛田と適切な距離を保ってるんだ? こういう時に味方につけるためじゃなかったのか?」

 

 

 

 堀北は、驚愕した。

 

 まさか、そんなところまで見られていたとは。

 

 この男は、本当に底が知れない。

 

 

 

「……気づいてたのね」

 

「ああ。お前は入学当初から、櫛田との距離を意図的に調整していた。近づきすぎず、かといって遠ざけすぎず。まるで、櫛田という人間を警戒しているかのようにな」

 

 

 

 堀北は、黙っていた。

 

 綾小路の推測は正しい。

 

 前回の記憶で、堀北は櫛田の本性を知っている。

 

 表向きは誰にでも優しいクラスの人気者。だが、その裏には暗い感情を抱えている。

 

 堀北のことを、良く思っていない。

 

 それどころか、堀北を退学させたいとすら思っているかもしれない。

 

 だから、堀北は櫛田と適切な距離を保ってきた。

 

 敵に回さず、かといって深入りもしない。

 

 そのバランスを、慎重に保ってきたつもりだった。

 

 

 

「櫛田を味方につけろ」

 

 

 

 綾小路が、提案した。

 

 

 

「……それは、できないわ」

 

 

 

 堀北は、首を横に振った。

 

 

 

「櫛田さんは……私のことを良く思っていない。味方につけようとしても、無駄よ」

 

「知ってる」

 

 

 

 綾小路の返答に、堀北はさらに驚いた。

 

 

 

「……そんな事まで、知っているの?」

 

「ああ。これについては、偶然知ったんだけどな。とりあえず、櫛田がお前を嫌ってるのは知ってる」

 

「だったら、なおさら――」

 

「だからこそ、利用できる」

 

 

 

 綾小路が、冷静に言った。

 

 

 

「どういうこと?」

 

「簡単な話だ。櫛田が欲しいのは、クラスでの人気と地位だろう? だったら、それを与えてやればいい」

 

 

 

 堀北は、綾小路の意図を理解しようとした。

 

 

 

「……与える」

 

「ああ。この無人島試験の手柄を、櫛田に上げさせる。情報収集を櫛田にやらせて、リーダー指名の成功は櫛田のおかげだと思わせる。そうすれば、櫛田はクラスの英雄になれる」

 

「でも、そんなことをしたら……」

 

「お前の立場は危うくなる? むしろ逆だ。今のお前は、既にクラスメイトからの信頼を失いかけている。ここで無理に手柄を取り戻そうとしても、反感を買うだけだ」

 

 

 

 綾小路が、続ける。

 

 

 

「だが、櫛田に手柄を譲れば、状況は変わる。櫛田は満足し、お前への敵意は薄れる。クラスメイトは櫛田を褒め称え、お前への不満は忘れる。そして、裏で動いていたのはお前だと、一部の人間は気づく」

 

「一部の人間?」

 

「高円寺や、オレ。本当に見ている奴は、誰が糸を引いているか分かる。表面的な人気なんて、どうでもいいだろう? 重要なのは、実質的な影響力だ」

 

 

 

 堀北は、綾小路の提案を噛み締めた。

 

 確かに、理にかなっている。

 

 今の堀北が無理に手柄を取ろうとしても、クラスメイトの反感を買うだけだ。

 

 「また堀北が独り占めしてる」

 

 「自分の失敗を取り繕おうとしてる」

 

 そう思われるのがオチだろう。

 

 だが、櫛田に手柄を譲れば……

 

 櫛田は満足する。クラスメイトは櫛田を称賛する。堀北への不満は薄れる。

 

 

 

「むしろ、お前の信頼が失われている今こそチャンスだ」

 

 

 

 綾小路が、言い切った。

 

 

 

「今なら、櫛田に手柄を譲っても不自然じゃない。「堀北が失敗したから、櫛田が代わりに頑張った」というストーリーが成立する。この状況を、上手く利用しろ」

 

 

 

 堀北は、しばらく考え込んだ。

 

 綾小路の提案は、冷徹だが合理的だ。

 

 感情的には、少し抵抗がある。

 

 だが、今の状況を打開するには、これが最善かもしれない。

 

 

 

「……分かったわ。櫛田さんを、利用する」

 

 

 

 堀北は、決断した。

 

 

 

「ああ。それでいい」

 

 

 

 綾小路が頷いた。

 

 そして、堀北に手を差し伸べた。

 

 「立て。作戦を練り直すぞ」

 

 堀北は、その手を見つめた。

 

 月明かりに照らされた、綾小路の手。

 

 前回の三年間では、この手を取ることはなかった。

 

 彼は常に距離を置いていた。堀北の近くにいても、決して手を差し伸べることはなかった。

 

 堀北も、彼に頼ることをしなかった。一人で全部やろうとした。

 

 結果、二人は最後まで、本当の意味で理解し合うことはなかった。

 

 今回は、違う。

 

 綾小路は、手を差し伸べてくれた。

 

 堀北の弱さを知った上で、それでも協力すると言ってくれた。

 

 堀北は、綾小路の手を取った。

 

 温かい手だった。

 

 

 

「……ありがとう、綾小路くん」

 

「礼はいい。それより、時間がない。あと二日で、この試験を勝ちに行く」

 

「ええ」

 

 

 

 堀北は、立ち上がった。

 

 涙を拭い、前を向く。

 

 まだ試験中だ。何も終わっていない。

 

 その夜、二人は作戦を練り直した。

 

 岩場に座り、小声で話し合う。

 

 

 

「まず、状況を整理するぞ」

 

 

 

 綾小路が、地面に木の枝で図を描き始めた。

 

 

 

「現在のポイント状況。Dクラスは初期250ポイントから、備品購入で約120消費。キャンプ荒らしの後の再調達で約50消費。スポット占有で約100獲得。現在の残りは約180ポイント」

 

「残り二日間のスポット占有を考えると、最終的には200ポイントくらいになりそうね」

 

「ああ。悪くはないが、Aクラスとのクラスポイント差を考えると、少し物足りない」

 

 

 

 綾小路が、考え込むように顎に手を当てる。

 

 

 

「だが、リーダー指名で上乗せできる可能性がある」

 

「リーダー指名は必須よ。最低1クラスは指名しなければならないわ」

 

「そうだ。そして、他クラスも同じ条件だ。全クラスが最低1つは指名する。つまり、情報戦がより重要になる」

 

 

 

 綾小路が、図に各クラスの名前を書き加える。

 

 

 

「整理しよう。リーダー指名の損得は――他クラスのリーダーを的中で+30ポイント。間違いで−20ポイント。自クラスのリーダーを当てられると−30ポイント」

 

「つまり、一つ当てて一つ外すと、差し引き+10。当てられると−30。リスクとリターンのバランスが取れているわね」

 

「問題は、他クラスのリーダーをどうやって特定するか、だ」

 

「そこで、各クラスの分析ね」

 

 

 

 綾小路が、各クラスの状況を説明し始める。

 

 

 

「Aクラスは葛城派と坂柳派の二派閥に分かれている。今回、坂柳は不参加。葛城が実質的に指揮を執っている」

 

「リーダーは葛城くん本人なのかしら」

 

「可能性は高い。だが、葛城は堅実な男だ。自分がリーダーだと読まれることを警戒して、別の人物を立てている可能性もある」

 

「そうね。綾小路くんは誰だと思ってるの?」

 

「戸塚弥彦。葛城の側近で、目立たないが信頼されている。あるいは、橋本正義。こちらは逆に目立つタイプだが、それを逆手に取っている可能性もある」

 

 

 

 堀北は、綾小路の分析に感心していた。

 

 的確だ。前回の記憶と照らし合わせても、矛盾がない。

 

 

 

「Bクラスは一之瀬を中心にまとまっている。クラスの結束力は全クラス中一番だろう」

 

「つまり、誰がリーダーでもおかしくない」

 

「ああ。だが、ある程度目星はついている。神崎隆二。一之瀬の右腕的存在で、能力も高い。あるいは、柴田颯。運動能力が高く、スポット占有に向いている」

 

「……そうね」

 

「そしてCクラス。龍園が支配しているが、肝心のCクラスも、龍園自身も無人島から姿を消してしまった」

 

「リタイア作戦」

 

 

 

 堀北は、頷いた。

 

 前回も、龍園は同じ作戦を取った。ポイントを使い切って豪遊した後、クラス全員でリタイアしたフリをする。

 

 

 

「つまり、Cクラスのリーダーを確認する方法はないという事かしら」

 

「そうとは限らない。龍園の居場所は分からないが、Cクラスの生徒を今日確認した」

 

「誰?」

 

「伊吹澪と金田悟。その二人が、リタイアせずに島内に残っているのは間違いない」

 

 

 

 綾小路は、堀北やクラスメイトが揉めている間にも、きっちり仕事をしていたようだ。

 

 やはり凄い。

 

 たとえ同じ展開にならなくても、彼の実力だけは前回と何も変わらない。

 

 むしろ、自分が前回の記憶に頼りすぎていたことが、恥ずかしくなった。

 

 彼は、記憶などなくても、状況を分析し、最適解を導き出すことができる。

 

 

 

「各クラス、複数の候補がいるわね。どうやって絞り込むの?」

 

「行動パターンだ」

 

 

 

 綾小路が、説明を続ける。

 

 

 

「リーダーは、キーカードを持っている。スポットを占有できるのはリーダーだけだ。つまり、スポット占有に関わっている人物が、リーダーである可能性が高い」

 

「でもそれを隠すために、リーダー以外の人物がスポットに行っているフリをしている可能性もあるんじゃないかしら」

 

「その通りだ。だから、複数の情報源から裏を取る必要がある」

 

 

 

 綾小路が、作戦を提案する。

 

 

 

「明日、オレと櫛田で各クラスのキャンプを徹底的に観察する。だから、お前から櫛田に声をかけてくれ」

 

「分かったわ」

 

「頼んだ。オレたちでスポット占有のパターン、人員の動き、会話の内容。あらゆる情報を集めて、リーダーを特定する」

 

「二人だけで大丈夫?」

 

 

 

 堀北は、少し心配そうな顔をした。

 

 綾小路は、目立つことを嫌っている。情報収集をするということは、それだけリスクを負うということだ。

 

 

 

「問題ない。オレは目立たないし、そのために櫛田を連れてくんだからな」

 

「……無理しないでね」

 

「ああ」

 

 

 

 綾小路が、堀北を見た。

 

 

 

「それより、お前はクラスをまとめ直せ。須藤たちが離反しかけたままじゃ、試験が終わる前に崩壊するかもしれない」

 

「……分かってるわ」

 

「平田に協力を頼め。お前一人で抱え込むな」

 

「ええ」

 

 

 

 堀北は、頷いた。

 

 クラスの分裂は、堀北の責任だ。

 

 前回の記憶に頼りすぎて、クラスメイトの負担を考慮しなかった。

 

 その結果、信頼を失った。

 

 まずは、その信頼を取り戻さなければならない。

 

 二人は、夜通し話し合った。

 

 作戦の細部を詰める。役割分担を決める。緊急時の対応を考える。

 

 そして、話題はお互いのことにも及んだ。

 

 

 

「綾小路くん」

 

「何だ」

 

「あなたは、どうして私を助けてくれるの?」

 

 

 

 綾小路は、少し黙った。

 

 風の音だけが、静かに響く。

 

 

 

「……分からない」

 

「分からない?」

 

「ああ。オレは、普通の高校生活を送りたかった。目立たず、平穏に過ごしたかった」

 

「……」

 

「だが、お前を見ていると……放っておけないと思った」

 

 

 

 綾小路が、堀北を見た。

 

 

 

「お前は、一人で全部背負おうとする。失敗しても、誰にも頼らない。そういう姿を見ていると……昔の自分を見ているようだった」

 

「昔の自分?」

 

「ああ。オレも、一人で全部やってきた。頼る相手もいなかった。いや、頼ることを許されなかった」

 

 

 

 綾小路の声には、どこか寂しげな響きがあった。

 

 堀北は、彼の過去について詳しくは知らない。

 

 だが、彼が何か重いものを背負っていることは、分かっていた。

 

 

 

「だから、お前を見捨てるべきじゃないと思った。それだけだ」

 

「そう……」

 

 

 

 綾小路の言葉は嬉しかったが、その喜びを顔に出すようなことはしなかった。

 

 どう考えても、笑い飛ばせるような過去ではないと感じたから。

 

 彼の表情も読めない。

 

 そこから少しの間、沈黙が続いた。

 

 

 

「明日から、反撃だな」

 

 

 

 しばらくして、綾小路が立ち上がった。

 

 

 

「ええ。頑張りましょう」

 

 

 

 堀北も、立ち上がった。

 

 二人は、並んでベースキャンプに戻った。

 

 東の空が、少しずつ明るくなり始めていた。

 

 夜が明けようとしていた。

 

 試験六日目が、始まる。

 

 

 

 

 

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