幼女転生 ~二度目の異世界でも本気出す~   作:Eureka_HAMELN

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 前回で最後と言いましたが、あれは嘘です←?!?!

 しかし、本当にストックがなくなってしまいました。
 もしかしたら息抜きに更新するかもしれませんがタイトルにも書いてある通り、本格的に更新するのは受験が終わってひと段落してからになります。
 もし少しでも、期待できる! と思っていただけたなら、お気に入り登録、感想よろしくお願いいたします。


 え? こんなことにうつつを抜かしてたら大学に行けない?

 浪人したらその時は……いや、そんなまさかね……







3 『暴力令嬢お姉様』

 

 

 

 つくづく、嫌な手である。

 

 

 私は、内心で肩を竦めた。

 メイドの人たちは、何もおかしなことがなかったかのように先導してくれているが、それがまた調子を狂わせる。

 

 (教育、ねぇ……)

 

 元が奴隷階級だったとはいえ、毒づいてしまうのも無理はない。

 今までの人生における教育とは何か。

 それは人格形成ではない。勿論、戦争下の場合は長期的に見れば、人格形成に近いのかもしれないが、その本質は命令に従わせることである。

 だが今回はそもそも根本から違う。相手は部下ではないし、市民ですらない、ましてや、貴族の娘だ。

 

 命令権はない。罰則権もない。あるのは立場だけ。その立場も、守ってくれる保証はどこにもない。気に入られれば道具として磨かれ、期待を裏切れば、どうせ何事もなかったように放り出されるのだろう。そういう手合いを私は嫌というほど知っている。他ならない我が前世の軍事ドクトリンの話だ。

 

 残念ながら嫌悪感を覚えている時点で、この話はもう理屈だけで済む段階を過ぎている。

 合理性?

 敢えて見出すなら、1%くらいはなくもない。

 成功すれば評価は高い。それだけだ。残りの99%は失敗すれば切り捨てられる、というところに集約される。それを承知で差し出される教育という名目ほど、胡散臭いものもない。

 もう一度言わせてもらうが、嫌な手である。

 

 意識的に呼吸を整えながら、角を一つ曲がった、その時だった。

 

 

 「――あら」

 

 

 柔らかいが、芯のある、よく通る声だった。

 足を止めると、向かい側の廊下から一人の女性が二人のメイドを連れて歩いてきていた。

 中心の妙齢の女性は一際目立つ見た目である。

 露出の多いドレス、宝石のついたネックレス、真っ赤で長くのばされた髪。

 これだけ派手なら間違いないようがない。この家の婦人だろう。

 

 しかし、何を話せばいいんだろうか。

 一応形式的にはこの人の娘になるわけであるし……

 

 「奥様、この方が先日話されていました、ターニャ様でございます」

 

 「あ…タ、ターニャと申します。初めまして」

 

 話す言葉が決まる前に隣のメイドに紹介されてしまって、慌ててさっき教えてもらった貴族式の礼で頭を下げると、顔を綻ばせて礼を返してくれた。なんとも美しい礼である。やはりここで生き延びていくには、こんな付け焼き刃の教養では不十分らしい。

 

 「あなたが……例の養女の子ね?」

 

 「はい」

 

 「まあ……! ご丁寧にどうも。初めまして。私はヒルダ・ボレアス・グレイラット――フィリップの妻です。フィリップから話は聞いていますわ、とても賢くて可能性のある娘が来るかもしれないと」

 

 「……恐縮です。元々生まれながらの奴隷であるにも関わらず、この様に養女として迎えてくださったことに深い感謝を。自分がボレアス家の汚点とならないよう、これから精一杯―――」

 

 そんなことを淡々と述べていると、すっとヒルダが寄ってきて、何事かと思った途端に膝を折ってその大きい身体にすっぽりと抱き竦められてしまった。

 

 「ああ、可哀想に、こんな歳でこんな身体つきで、髪も白くなってしまって、今までずっと親も頼れる人もいなくて相当苦労したんでしょう……!」

 

 「えっなっ…へっ!?」

 

 「でも大丈夫、安心して頂戴、あなたはもうウチの娘よ!」

 

 むっ、胸がっ! 胸がめちゃくちゃ当たっているっ……!

 やめてくれやめてくれこういうのは精神衛生上非常に良くない。

 

 豊満なバストにもみくちゃにされながら数十秒苦しそうにしていたら、ようやくその手を解いてくれて抜けることができた。

 ちなみに離れてからふと自分のそれに目を向けると、見事なまでに断崖絶壁である。前世で女性の隊員たちがこぞって言っていた敗北感というのを今初めて思い知った気がした。

 

 「とにかく! 突然慣れない環境に放り込まれて、不安も多いでしょう? 養女だからって遠慮する必要はないわ、本当の親だと思って頂戴ね」

 

 「りょ…了解しました、ではお母様? で宜しいでしょうか………っっぷ!」

 

 「ああ、なんて健気な子なのかしら!」

 

 何度も言うが調子が狂う。先程までのフィリップ様達とは大違いだ。

 そこで、足音が割り込んできた。

 この屋敷に入ってからは聞いたことのないような、軽く、乱暴で、遠慮のない足音である。

 

 「お母様! さっきから呼んでるのに――」

 

 声が、途中で止まった。

 廊下の向こうから現れたのは、ヒルダと同じ赤毛の少女であった。

 だが、ヒルダと違い、訓練着姿で額には汗。木剣を肩に担ぎ、とても貴族の人間には見えない容貌であった。

 苛烈、野蛮、そんな雰囲気が話す前からひしひしと伝わってくる。

 間違いない。

 彼女がエリス・ボレアス・グレイラットだ。

 

 「ああ、エリス、ちょうどよかったわ。この子がターニャちゃんよ。もう私は行かないといけないから、しっかり挨拶するのよ」

 

 そう言って、ヒルダは去ってしまった。

 どうするんだこれ。と思っていたら突然、彼女の視線が私に突き刺さった。

 

 「……誰よ?」

 

 露骨な警戒と不快感が混じった声色だった。

 一言発しただけで空気が目に見えて張り詰めたのだから末恐ろしい。

 

 「エリス様。こちらは――」

 

 「また新しい家庭教師? その子が? もういらないって言ったでしょ! 勉強しろだの淑女になれだのうるっさいのよ!」

 

 なるほど、これはひどい。

 この家が求めているのは「教師」ではなく、衝突に耐えられる緩衝材ということか。

 そして今、不幸にもその役を押し付けられたのが私、というわけだ。

 これは確かに難易度が高い。

 

 「いえ、この方は―――」

 

 「大丈夫です。自己紹介はこちらから致します」

 

 視線が合った瞬間に理解した。これは言葉でどうこうなる相手ではない。理屈より先に、拳が出る類の人間だ。

 標的になっている私の近くにいるのは危険だ。木剣を握る手に力が入っている。

 

 そう言葉を遮って、メイドの一歩前に出た。

 

 「先ほど歓迎されているのは、理解しました。

  ですが――

  どうやら、本人の歓迎は、これからのようです」

 

 エリスが、ぎり、と歯を鳴らした。

 次の瞬間、怒声と同時に、赤毛が跳ねた。

 

 

 「ふっざけんじゃないわよ!!」

 

 

 自分よりも一回り大きいエリスはそのまま真正面から突っ込んできた。怒りの質が、子供のそれではない。形容するなら自分の領域に踏み込まれた獣の反応だ。

 

 前世の出来事がありありと思い出される。

 忘れもしない、ライン戦線から遠ざかれると思って配属されたエレニウム工廠の実験協賛で、あのマッドサイエンティストと戦場よりも悲惨な日々を送ったことを。

 

 

 ああ、なるほど存在x。

 またか。

 

 

 これは後方の教育係じゃない。

 ある意味では最前線配属だ。

 

 

 私は内心で、深く、深く溜め息を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――木刀とは言え、人に対して剣を振るうのに感情が一切ブレーキになっていない。

 

 例えば幼少期から抗争の絶えない紛争地帯にいる人間ならば、そんなブレーキは不要だろう。

 だが、何があったら貴族生まれのご令嬢がこんな倫理観になってしまうのか、全く不思議で仕方がない。

 

 まぁ、もういい。こうなってしまった以上、ここからは暴力の領分なのだから、どれだけ考えようと糠に釘である。要は戦争と同じだ。憎たらしい事にその辺は慣れているんでね。

 

 感情を切り離せ。恐怖も、躊躇も、期待も不要だ。

 

 

 『 防殻術式 』

 

 

 視界の前に、淡く青白い光が広がった。

 

 

 ――ガンッ!!

 

 

 鈍い衝撃音と共に木剣が空間そのものに叩きつけられ、火花のような魔力の粒子が散った。

 

 「……っ!?」

 

 エリスの目が、はっきりと見開かれた。

 

 「な、なによこれ!!」

 

 術式は、自分と腕一本分ほどの距離を保って展開されている。

 演算宝珠がないため硬度は低いが、本来は弾丸をはじく為の装甲なのだ、木刀がこれを超えて殴る事なんてできるはずもない。ただ押せば押すほど、見えない壁が存在を主張するだけである。

 

 「初対面で襲い掛かってくるのは感心しませんね」

 

 退く必要も、視線を外す必要もない。声は低く、淡々と。

 

 「消しなさい!」

 

 「拒否します」

 

 即答。

 

 「この距離で解除すれば、次は顔を狙うだけでしょう?」

 

 図星だったのか、エリスの歯がきつく噛み締められる。そもそもなんでそんな滅茶苦茶な予想が図星なんだか。

 

 「……何なんなのよ、あんた……」

 

 悔しさと警戒心が入り混じった声だ。

 だからなんで私が警戒心を抱かれるのだ、どう考えても危険なのはそっちであろう。

 

 ……まぁいい。

 

 私は術式を解除して一歩前に出た。

 

 「ターニャです。すでにご存じだとは思いますが、今日からあなたの姉妹にさせて頂くことになりました」

 

 「……は?」

 

 「まぁ形式上は、ですがね」

 

 エリスの眉が、ぐっと吊り上がる。

 

 「意味がわからないわよ! 姉妹!? あなたみたいな子が!?」

 

 「一応年齢は同じくらいですが」

 

 「なおさら意味わかんないわよ!!」

 

 そう言って、また木剣を振り上げた。

 

 

 

 「 殴りたい理由を言え 」

 

 

 

 「……は?」

 

 「失礼、そこに殴る理由はあるのですか? 一体何が気に食わないのですか? 全く意味もなく殴るわけではないのでしょう」

 

 感情の行き場がないのなら、その根本を探ればいい。そうすれば大概、馬鹿馬鹿しくなるほどの理由がそこには燻っているものだ。彼女だって人間だ。考える頭が無い訳ではない。

 見たところ怒鳴り返さなかったことが、逆に彼女には効いたのだろう。固まった意思のない者の感情は、出口を失うと内側から崩れ始める。

 

 「……どうせ、またでしょ」

 

 吐き捨てるように言った。

 

 「どうせ、あなたも私を直そうって来たんでしょ。大人しくしろ、淑女らしくしろ、貴族らしくしろって! そうしないと友達もできないって……揃いも揃って同じことしか言わない癖になによ……!」

 

 声が、わずかに震えたのが分かった。

 

 「私には家族と、この屋敷の人達しかいないのよ……姉妹って? ふざけんじゃないわよ……! 私の唯一のものを奪おうだなんて。だから、先に殴ったのよ! そうしたら、すぐ皆いなくなるんだから!」

 

 拒絶、先制攻撃、暴力による排除。

 まぁそんなところだろう、腑に落ちた。戦場で何度も見てきた行動原理だ。

 こんな人種でも結局のところ、やはり同じ人間というわけだ。

 同情はない。ましてや共感もない。ただ、構造が見えただけだ。だが、そう考え始めると、今まで理解が及ばなかったところまで分かるようになった気もする。

 

 「……理解しました」

 

 そう答えると、エリスは一瞬、きょとんとした顔をした。

 予想していた反応ではなかったのだろう。

 

 「要するに、あなたは奪われるのが怖いだけなんですね」

 

 「……っ! うるさいわよっ……!」

 

 「では返答を一つ」

 

 私は一歩、さらに踏み込んだ。

 距離は近い。もう手を伸ばせば届く距離である。

 だが、防殻術式は展開していない。

 

 「私は、あなたの居場所を奪おうとは思いません」

 

 「嘘よ! どうせあんたも、最後は同じこと言うんでしょ! 私を変えろって! 大人しくしろって!!」

 

 「言いません。少なくとも、私からは」

 

 即答。

 そして私は、彼女の木剣に視線を落とした。

 

 「それに、その剣は、あなたが努力して手に入れた力でしょう。そのせっかくのものを、淑女らしくない、という理由で無に帰すと言うのは、それこそ愚の骨頂だと私は思いますがね」

 

 「……じゃあ」

 

 エリスが、震える声で言う。

 

 「じゃあ、あんたは……私に、何をさせる気なのよ」

 

 私は、ほんの一瞬考えた。

 案外返答はすぐに考え付いた。

 

 「殴りたいなら殴ればいい」

 

 「……は?」

 

 「ただし」

 

 私が最も大切にしていることを言えばいい。

 私が生き延びるために選び続けてきた原則の内の一つだ。

 

 「理由なき、利益なき行動は私が止めます。それは私がもっとも忌み嫌う無能の所業です」

 

 前世でも苦労させられた。少し考えれば簡単にわかる事でも、どうでもいい理由と動機で誰も幸せにならない選択をするような人間。

 

 

 

 

 

 『貴官は、我々人類が未だ理性を欠いた獣だとでも言いたいのかね、デグレチャフ少佐』

 

 『ええ、残念ながら。参謀本部の皆様は、あまりに合理的すぎるのです。ゆえに、完全に見落としておられるのです。人間という存在が、合理性だけでは動かない、愚かな生き物であるということを』

 

 

 

 

 

 ……どうせ教育を命じられているのなら、私はこの純粋な少女にそんな人間になっては欲しくない。

 

 「……」

 

 「あなたが怒る理由があるならしっかり聞きます。もし戦う正当な理由があるなら相手にだってなります。ですが―――私を排除するためだけの暴力なら、次は制圧します。私にはその力があります故」

 

 エリスはしばらく黙り込んだまま、私を睨み続けていた。

 やがて。

 

 「……ムカつく」

 

 ぽつりと。

 

 「ほんっとに、ムカつくわ……」

 

 木剣が、ゆっくりと下ろされる。

 私は取り敢えず殴られなかったことに、内心で安堵の息を吐いた。

 敵意が消えたわけではない。だが、ただ噛みつくためだけの獣のそれではなくなった。

 上出来だ。

 

 「結構」

 

 そう言って私はほんの僅かだが、ここに来て初めて口元を緩めた。

 

 「聞いていたよりできるじゃないですか、それでいいのですよ、お姉様」

 

 「誰が姉よ!!」

 

 「失礼。嫌なら呼称は修正します」

 

 「ふん! でも、私が姉なのは同意見だわ! 私の方が大きいし、ずっとこの家にいるんだから!」

 

 思わず鼻で笑ってしまった。

 姉と呼ばれるの自体はいいのか。案外こんな様子だが本当に兄妹や友達は欲しかったのかもしれない。

 そう吐き捨てながらも、もうこちらに突っ込んでくる気配はなかった。

 そう思ったら木剣を肩に担ぎ直し、踵を返してこちらを横目で睨まれた。

 

 「……ターニャだっけ?」

 

 「はい」

 

 「姉妹とか、私はまだ納得してないから」

 

 それだけ言い残すと、フンと鼻息を一つ立て、踵を返した。去り際に一度だけこちらを振り返り、何か言いたげに口を開きかけていたが、結局何も言わずに廊下の奥へ消えていった。

 

 ……やれやれだ。

 サウロス様といい、一族そろって嵐のような人達である。

 

 「大丈夫でございますか、ターニャ様……」

 

 控えていたメイドが、恐る恐る声をかけてくる。無理もない。貴族令嬢が初対面の養女に木剣で突っ込んでくる光景など、想定の範囲外もいいところだろう。

 そう思ったがメイドには心配の言葉はあれど、対して動揺しているといった態度はない。

 恐ろしい話だ。

 この家の者にとっては、エリスが私に殴り掛かってくることより、私がエリスを言いくるめてしまった事の方が驚くべき事であるらしい。

 

 「問題ありません。見ての通り、大した損傷もありませんし」

 

 「では、このままお部屋に案内させて頂きますね」

 

 それが良い、これ以上ここに留まる理由もない。

 穏便だったかは分からないが、ひとまず無事に終えることはできた。

 騒ぎを聞きつけたのか、廊下の奥でギレーヌが助けに入るでもなく盗み見していたが、そのことは見なかったことにしてやろう。私に対するものではないにせよ、彼女なりに心配している様子ではあったのだから。

 

 私は一度だけ廊下の先、エリスが消えた方向に目をやり、メイドの後ろに付いて踵を返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 他人が悪を行ったとしても、その悪に引きずられて自分まで悪を行ってはならない。

 人は理性に従って生きるべきであり、他人の過ちによって自分の徳を失ってはならない。

 『最上の復讐とは、その相手と同じような人間にならないことである』

 

 ――マルクス・アウレリウス『自省録』より

 

 

 

 

 

 

 

 





 <ステータス>(随時更新)
 ターニャ・ボレアス・グレイラット
 →原作の術式はこの世界でも使える模様(しかし演算宝珠はないため性能は大幅にダウン)別に大してチートというわけではないのでご安心ください。
 

 幼女戦記用語紹介↓

 ・爆裂術式
  →文字通り弾に爆発する魔法をしこんで発射する。命中すれば常人は吹っ飛ぶ。威力
   は魔導師の能力による。
 ・狙撃術式
  →普段よく使うエネルギー弾。ライフルから出る。常人は当たると死ぬ。
 ・貫通術式
  →弾ではなく魔力をランスとして放つことにより目標を貫通する。対魔物で有効なの
   はもちろん、狭い銃眼や多数の歩兵をまとめて撃ち抜く時などにも使える。アニメ
   6話、7話で使用している。
 ・光学術式
  →幻影(デコイ)を作り出したり自分の姿を隠すなどの防御的に使用するものと、魔
   力そのものをビームとして放つ攻撃的なものがある。漫画1巻でスペシウム光線
   を放っているのがこれ。
 ・魔導刃
  →銃剣などに魔力をまとわせ刃として発動させ相手を切断する。自分の腕に発動させ
   てチョップで相手を切断することもできる。マンガ2巻で塹壕内でデグさんが敵兵
   を真っ二つにしている。あとシャベルに使うと穴をよく掘れるらしい。漫画版の   
   ヴィーシャは銃よりシャベルが主力武器←!?
 ・防殻術式
  →弾丸、爆風、破片、上記の各攻撃などを防ぐ魔法のバリア。
   アニメでは体の周囲に球状に発生させているが、原作だと肌にまとわせるように発
   生させたり、体内に形成することもできる様子。つまりターニャやヴィーシャが攻
   撃をくらった場合、衣服だけ破れることにも……?
 ・飛行術式
  →原作では上空10000mとか飛んでいましたが、演算宝珠のない本作では安定して飛べ
   るのはせいぜい10m程度です。なんたる著しい弱体化!!

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