高専を去る夏油   作:カブト丸

3 / 4
という事でアンケートの結果は夏油の同期は一条の兄貴と海瀬の兄貴と相良の兄貴になりました


2話

私の名前は夏油傑、高専を辞めて昨日五十嵐さんに誘いの返事をして。京極組の組長室に五十嵐さんと一緒に向かっている男だ、歩いている五十嵐さんは私に声を掛けた

 

「夏油、今から京極(この)組の日下の親父と会ってもらう。それと先客が3人いる」

 

「3人ですか?」

 

「あぁ、お前の同期となる男達だ」

 

私より先に組長室に3人が待っていると五十嵐さんは言い、私は質問を質問で返してしまい。五十嵐さんは組長室にいるその3人は私と同じで今日から京極組に入ると言う

 

私と五十嵐さんは組長室に入り、目の前には五十嵐さんが言う日下の親父さんが椅子に座っていて、近くには3人の男性が居た

 

「五十嵐、隣に居る餓鬼は昨日言ってた餓鬼か?」

 

「えぇ、この年でありますが鉄火場を潜り抜けている様です」

 

「へぇ、その餓鬼がねぇ」

 

目の前にいる日下さんは私を見るなり胡散臭い感じで見て、五十嵐さんに話かけて。五十嵐さんも答えるが私はどうしても引っかかるものがあった、それは組長の日下の顔だ。

 

「(あの表情は盤星教の信者()共と同じ表情(かお)に若干似ている)」

 

私は組長の日下さんの表情を見て、表情こそ違うが盤星教の信者を思い出し

 

「(何故、この人はあんな表情をしていられるんだ)」

 

私は日下の組長さんの表情を見て、あの盤星教の信者()共と表情こそ違うが表情の奥底には別の………深淵に近い何かを感じた

 

「夏油、夏油!」

 

「っ!はい、どうしたんですか?五十嵐さん」

 

「どうしたも何も親父の顔を見て、苦い顔をするなんて」

 

五十嵐さんは日下の組長さんを見ていた私を声を掛けて、私は五十嵐さんの声で我に帰り

 

「いえ、ちょっと緊張して」

 

「緊張か、まぁ誰もが通る道だ。さぁ親父に挨拶しろ、これからこの組に世話になるんだ」

 

「はい!私の名前は夏油傑です」

 

私は五十嵐さんの質問に本心を隠して、緊張していると答え。五十嵐さんは私の言葉を真意を見抜き、敢えて追求しなかった。そして日下の組長に挨拶する様にと促され、私は自分の名を言って。日下の組長さんはニヤリと笑い

 

「ほう、夏油傑って言うのか?夏油、お前は京極組(此処)に来る前は何をしていた?」

 

京極組(此処)に来る前ですか?」

 

「あぁそうだ、それが知りてぇんだ」

 

日下の組長さんは私の名前を呼び、京極組に来る前の事を聞かれ。本来なら呪術規定で呪術の存在を明かしてはならないが私はもう高専の生徒でもない、だから呪術師でもなければ呪詛師でもないが呪術規定に反しない

 

「私は此処に来る前は東京の呪術高等専門学校にいました」

 

私はハッキリとこの場に居る五十嵐さん以外の人達に答えた、すると白髪のツーブロックの男が私に近づき

 

「へぇ、呪術ねぇ?見せて貰いたいねぇ」

 

「見せてやりたけど、私の場合は呪霊操術(術式)自体が特殊でね。見せようにも見せる事が出来ないだよ」

 

「へっ!つまり、出任せって訳かよ」

 

「出任せも何も呪力や術式も無く、呪霊も見えない君には言われたくないね」

 

「あ゛あ゛ぁ!喧嘩売ってるのなら買ってやるよ」

 

ツーブロックの男は私に術式、呪霊操術を見せろと言って来たのだ。まぁ呪霊も見えない彼には見えないといつもの感覚で答えるとツーブロックの男はキレて

 

「海瀬!辞めないか、夏油も海瀬に煽るじゃない」

 

「すみません」

 

五十嵐さんは私と海瀬と言う彼に叱り、私は五十嵐さんに謝り。海瀬?さんは納得していない表情をして

 

「良いか、俺はまだお前の事を認めてねぇからな」

 

「別に構わないよ、それに認めるように頑張るよ」

 

彼はまだ私の事を認めておらず、私は私なりに頑張るしかない。するとまだ自己紹介していない2人が私を見て

 

「俺は一条康明、海瀬相手に平然とするなんてすげぇじゃねぇか」

 

「相良颯誠だ、同期同士仲良くやろうぜ」

 

一条康明と相良颯誠と名乗った2人を見た海瀬は

 

「何だい?」

 

「自己紹介してやる、海瀬将吾だ」

 

「随分と上から目線じゃないかい?」

 

「ウルセェ、俺だけ自己紹介しなかったら気分が悪いからな。それだけだ」

 

私が質問すると海瀬は自己紹介をし、私が上から目線だと言うと海瀬は自分だけ言わないと気分が悪くなると言って

 

「ツンデレ乙」

 

「誰がツンデレじゃ!?」

 

私が海瀬にツンデレ乙と言うと海瀬は否定して

 

「自己紹介が済んだら、まず4人は大園に任せて教育してやれ」

 

日下の組長さんは私達に大園さん……いや、此処では大園の兄貴と。大園の兄貴の所に行けばいいのだろう、この3人と共に

 

 

 

 

 

 

 

 

京極組に入って5年が経った、大園の兄貴に座学を教わり。体術の鍛錬もしていた

 

()()()()

 

かつて高専にいた頃と何ら変わらないが今では清々しい気分だった、あの時の私なら何処かに拠点を作り。呪霊を集めていただろう、まぁ今でも呪霊を集めてるけど

 

「夏油、カシラが呼んでるぜ」

 

「分かったよ、()()

 

私のを呼んだのは将吾だった、最初は険悪だったがこの5年で関係は良好に築いていた。私は五十嵐のカシラの所へ着くと

 

「夏油、海瀬と一緒にシマ荒らしをしている半グレ組織を潰してこい」

 

「カシラの命令ならお安い御用ですよ」

 

「カシラ、俺と夏油なら余裕ですよ」

 

五十嵐のカシラからシマ荒らしをしている半グレ組織を潰せとの指令が下され、私と将吾はその半グレ組織が潜んでいる場所に向かっていた

 

「げっ!?黒猫が横切りやがった、帰っていいか?夏油」

 

「ダメだよ、将吾。カシラが出された命令を無視して帰るのはいけないよ」

 

「でもよ、お前の呪霊操術があれば一網打尽じゃねぇか?」

 

「確かに私の使役している呪霊であれば一網打尽も出来るさ、でもこういう時は舎弟達の護衛用

外道()の為に使うって決めたから」

 

向かう中、将吾の前に黒猫が横切り、帰っていいかと私に言うが駄目と一蹴して。将吾は私の術式:呪霊操術を用いれば一網打尽出来ると言い、この術式は舎弟や外道()の為に使うと誓ったから

 

「お前、まだ外道の事を猿って言うのかよ」

 

外道()を猿と言って何か悪いかい?」

 

私達が呑気に話していると半グレの根城である古ぼけた建物に着き

 

「如何にも外道()が住みそうな建物だね」

 

「あぁ行こうぜ、相棒」

 

私と将吾は建物の扉に前に行き、将吾が扉を蹴飛ばし

 

「半グレ共、今日がテメェらの命日じゃ」

 

外道()さん、動物園というあの世に行こうか」

 

「げっ、京極組の海瀬と前髪野郎だ」

 

そこからは初っ端から私と将吾の快進撃を始めた

 

「軟体動物でもなっとけ、0!1!2!3!」

 

「4人やってる!?」

 

「駄目だよ、外道()が動物園から脱走しちゃ」

 

「猿じゃない!?」

 

将吾は得物である金砕棒を使い、半グレを始末して。一方私はロングナイフを半グレを始末して、距離がある半グレには見るに耐えない特級汚物並のイモムシ型の呪霊の餌にしているものの10分で終わり

 

「ふぅ、案外早く終わったもんだな」

 

「後は呪霊で後処理を済ませて帰るとしよう」

 

私は数体の呪霊を呼び出し、外道()の死体を数体の呪霊に後処理を任せ。組に戻り

 

「カシラ、半グレ組織を無事片付けました」

 

「俺と夏油が組んだら半グレなんて一網打尽っすよ」

 

「いいかい将吾、いくら私と組んでも私達以上の強敵もいるんだよ」

 

私はカシラに報告をして、将吾は私と組めば余裕と言って。例え私と組んでもあの伏黒甚爾には勝つのは難しいだろう

 

「何言ってんだ、夏油。弱気になるなんてらしくねぇな」

 

「私は事実を言ってるんだよ、私が学生の頃。とんでない殺し屋が居たんだよ」

 

将吾は私の言葉に対して、らしくないと返して。私は学生時代あの天与呪縛(フィジカルギフテッド)持ちのあの伏黒甚爾にやられたのだから

 

「へぇ〜、夏油でも勝てない奴も居たかよ。で?その殺し屋の名前は」

 

「旧友から教えてもらったけど、確か伏黒甚爾だったかな?」

 

将吾はその殺し屋に興味を持ち、私にその殺し屋の名前を聞いてきた。私は伏黒甚爾の名を言うと

 

「夏油、今伏黒甚爾と言ったな」

 

「えぇ、何か問題でも?」

 

私が伏黒甚爾の名を口にしたら、五十嵐のカシラは私に近づき

 

「夏油、良く殺されなかったな」

 

「いえ、敢えて殺さなかったと思ってなす」

 

「殺さなかった?どう言う意味だ」

 

「私の術式:呪霊操術、私が死ねば降伏した呪霊が一気に解放されて暴走するかもしれないからです。確定ではないですけど」

 

私でも死んだら降伏した呪霊がどうなるかはわからない

 

「降伏した呪霊の数は?」

 

「この5年で4000ちょっと位です」

 

五十嵐のカシラが私の降伏している呪霊を聞くと

 

「そんなにいるのか」

 

「おいおい、流石に集めすぎじゃねぇか?」

 

「これは仕方ないさ、呪術高専にいた名残りさ」

 

そうして私と将吾はカシラに報告だけ済まして、事務所で居て処理をしている数体の呪霊の帰りを待っていた

 

数体の呪霊を帰りを待っていると

 

「ん?」

 

「どうした?夏油」

 

呪霊の異変に感じた私に声を掛けてきたのは同期の康明で

 

「いや、私が死体処理を任せた数体の呪霊が()()に祓われた」

 

「本当か」

 

「見に行ってくる」

 

「俺も一緒に行ってやるよ」

 

私は祓われた呪霊の所へ行こうと事務所を出ようとすると康明も一緒に行くと言い

 

「良いのかい?もしかすると呪詛師と間違われるよ?」

 

「良いんだよ、同期が困ってんなら助け合いも必要だろ?」

 

私は康明に一緒にいると呪詛師と間違われると言うが康明は同期である私が困ってるのなら助け合うのが当然だと言って、現場の建物の付近に着くと近くには一台の黒い車が停まっていた。私は康明と一緒に隠れて窓から覗き見て

 

「なぁ、夏油。あの黒い車はなんだ?なんで停まってんだ」

 

「あれは呪術高専の車だよ」

 

「呪術高専の車?何故停まってんだ」

 

「多分私の呪霊を高専の誰かが見て来たんだと思う、残穢が残らない呪霊を呼び出したけど」

 

康明が車に関して私に尋ね、私は高専の車と康明に教えて。私の呪霊を見たのは数体の呪霊を呼び出して処理中の後だろう

 

「けど何だよ」

 

「高専側はもう一つの残穢だけは心当たりはあるだろう」

 

「もう一つの残穢?それは」

 

「私の術式の残穢だよ、取り敢えず此処から離れよう。離れながら教えるから」

 

私は此処から離れるように康明に言って、一定の距離が離れたら私は康明に教えた

 

「じゃあ術式を持っている奴が使ったら残穢が残るのか」

 

「あぁ、しかも熟練の術師なら残穢の追跡も可能だよ。建物内にいるのは旧友の悟だろう」

 

「悟ってお前の親友だろ?」

 

「うん、随分と会ってないからね」

 

私と康明は京極組に戻り、いつもの如く変わらない日常へ生きていく。因みに残穢の追跡防止の為に胡散臭い教祖から変な首飾りを貰っているから追跡は不可能だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その4〜5年後、1人の若者が京極組に訪れる

 




今回の出た呪霊

イモムシ先輩みたいな酷似した呪霊



次回、0編の夏油と乙骨君の出会い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。