作者はヒロアカにわかなので何か違ったら感想などで指摘してください。後、次の戦闘書いたら一旦切るつもりです、
緑谷視点
「ご迷惑をおかけしましたー!」
始業式から3日後。僕の謹慎は解けて今日からまた登校可能となった。
夏休みに起きた神野区の事件をきっかけにオールマイトは引退。平和の象徴の引退というニュースは瞬く間に全国に広がった。そして僕ら雄英高校1年A組は1学期の課程を終えて、2学期に突入していた。僕が教室に戻ってきてみんなと喋っていた時、相澤先生が教室に入ってきてこう告げた。
「おはよう。じゃあ緑谷も戻ったところで、本格的にインターンの話をしていこう。入っといで。職場体験とどういう違いがあるのか。直に経験してる人間から話してもらおう。心して聴くように」
教壇に立つ相澤先生は、扉の方に向かってそう促した。僕は突然言われたことに戸惑いつつも扉の方を見ていると教室の扉がガラリと開き、そこから4人の男女が入ってきた。
「現雄英生の中でも、トップに君臨する3年生4名。通称..."ビッグ4"の皆だ」
そして、黒髪の人が自己紹介を始めた。
「1年A組の皆んな、始めまして。俺は一応雄英ビッグ4って呼ばれてる内の1人。明影颯斗。よろしくね」
第一印象としてはすごく普通の人……って感じ。見た目も、話し方とかも、良い先輩って感じがする。
「次、天喰。自己紹介を」
それを前にそう声を発した相澤先生は、猫背で目付きが鋭い人に自己紹介をするよう促した。その瞬間...
ギロッ
「「ッ!?」」
天喰と呼ばれた先輩による鋭い睨みが、僕たちに向けられた。すごい眼力だ…。だが、口を開いた先輩の声は何故か震えていた。
「駄目だ、ミリオ...波動さん...颯斗……。ジャガイモだと思って臨んでも...頭部以外が人間のままで以前人間にしか見えない。どうしたらいい。言葉が......出てこない」
...ん?
「頭が真っ白だ...辛い...!帰りたい...!!」
「「えぇっ!?」」
なんと、天喰と呼ばれた先輩の目が鋭かった理由は、僕たちのことを品定めしていたから〜とかではなく、緊張で言葉が出てこなかっただけだったようだった。
「あ、聞いて天喰くん!そういうのノミの心臓って言うんだって!ね!人間なのにね!不思議!」
こ、このフワフワした人...天然...天然な故に鋭い一撃を無自覚に放っててる...すごい、、。
「私が代わりに紹介するね!彼はノミの"天喰 環"。それで私が"波動 ねじれ"。今日はインターンについて、みんなにお話して欲しいと頼まれて来ました。……ねぇねぇ、ところで君は何でマスクを?風邪?オシャレ?」
「これは昔に...」
「あ、あとあなた轟くんだよね!?ね!?何でそんなところを火傷したの!?」
「...!?それは...」
「芦戸さんはその角折れちゃったら生えてくる?動くの!?ね?峰田君のボールみたいなのは髪の毛?散髪はどうやるの!?蛙吹さんはアマガエル?ヒキガエルじゃないよね?どの子も皆気になるところばかり!不思議!!」
この水色髪の天然、、?の波動先輩はクラスのみんなにすごいスピードで質問を投げかけていた。そして、それをみていた相澤先生が口を開いた。
「合理性に欠くね?」
個性を発動させて眼を赤く光らせながらそう言う相澤先生を前に、金髪のガタイの良い先輩が焦ったように口を開いた
「イレイザーヘッド、安心して下さい!!大トリは俺なんだよね!」
そう言った金髪の先輩は、僕たちに耳を傾けながら告げる
「前途ーーーー!!?」
...ぜんと...?
「多難ー!つってね!!よぉし!ツカミは大失敗だー!!」
突然発された意味の分からない言葉に、僕たちは完全に固まった。何で前途多難...?
「まぁ何が何やらって顔してるよね。必修ってわけでもないインターンの説明に突如現れた3年生だ。そりゃわけもないよね。1年生から仮免取得...だよね。フム。今年の1年生ってすごく...元気があるよね...そうだねぇ...何やらスベリ倒してしまったようだし...」
「うん!君たちまとめて俺と戦ってみようよ!」
………!?何でそうなったの!?
滑り散らかした先輩は顎に手を置いて何やら考える素振りを見せると、名案とでも言いだげな表情で僕たち全員に向かってそう言ってきた。
「えぇ〜〜〜!?」」
「戦うって...」
「いきなりかよ...!?」
「俺たちの経験を、その身で経験した方が合理的でしょう!?どうでしょう。ねイレイザーヘッド!」
ただそれを黒髪の明影先輩が止めた。
「おいミリオ」
「どうしたの?颯斗。名案だと思ったんだけど」
「……俺にも戦わせろやぁ!」
「なるほど、、、。…なら半分に分けるのは?」
「よし。それで行こう。相澤先生もそれでもいいですか?」
「...好きにしな」
明影先輩も止めるつもりは無かったようだ。明影先輩の言葉に、少し間を置いて返答する相澤先生。どうやら納得したようで、僕たちは困惑しながらも体操服に着替えて体育館γに連れてこられた。
明影視点
「いっち、に、さん、し!」
「ごー、ろく、しち、はち!」
俺とミリオは1年A組のみんなと戦うために軽く準備運動をしていたがその時、環とねじれが俺たちに言ってきた。
「ミリオ...颯斗……辞めた方がいい」
「え?何で?」
「インターンについては形式的に、"こういう具合でとても有意義です"と、語るだけで充分だ。皆が皆上昇志向に満ち満ちている訳じゃない。立ち直れなくなる子が出てはいけない」
あー。なるほどね。確かに全員が全員そうじゃないってこともあるのか。そして、次はねじれが口を開いた。
「あ、聞いて!!知ってる?昔挫折しちゃってヒーロー諦めちゃって問題起こしちゃった子がいたんだよ。知ってた!?大変だよねぇ。通形、ちゃんと考えないと辛いよ。これは辛いよー」
「まあ確かに。ミリオは手加減とか出来ないしな」
「酷いな颯斗!」
俺たちが会話していた時、1年A組の子達が話しかけてきた。
「待ってください。我々はハンデありとはいえプロとも戦っている」
「ヴィランとの戦いも経験しています!そんな心配されるほど、俺らザコに見えますか...?」
…まあそんな心配は杞憂だったってわけか。全員が戦うって目をしてらぁ。この分ならちょっとくらい本気出しても問題ないかな?
「じゃあ俺とやりたい人はどうぞ。ミリオとやりたいならミリオの方行ってくれ」
さてと、今年のA組はどんな感じか。見極めさせてもらうよ。
名前:明影 颯斗
性格:普段は明るくて社交的、誰とでも自然に話せるタイプで、クラスの空気を重くしない、マイペースな感じ
個性:十種影法術
この時点での調伏済みの式神:玉犬、鵺、蝦蟇、大蛇、脱兎、円鹿、満象