脹相転生inキヴォトス   作:西中の虎の兄

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先日、呪術廻戦≡の2巻が発売されましたね。皆さんはもう読みましたか?
いきなり宇宙人から始まったので、一瞬「買う漫画間違えたかな…」って思いましたが……
それと、オマケ漫画で出て来たダブラの妹が滅茶苦茶美人で、一気に推しになりました。

ちなみに、ブルアカのキャラクターの中で、個人的に見た目が好きなのは黒服と氷室セナです。
取り敢えず分かったのは、セナにしてもダブラの妹にしても、私の好きな女性キャラは大体角が生えているということですね……(ダブラの妹の角は切り落とされちゃってますけど)


それと、もう一つお伝えしたいことがあります。

それはアキラ回は2年生編の序盤になるということです。どうしてもアキラ回にはキキョウも出したいんですよね……その代わり、アキラ回は2~3話構成になると思います。


この子、本当にホシノ?

ワカモが逮捕されてから数日後、今日は百花繚乱紛争調停委員会の仕事もなく、久々の休日だったので、俺はアビドス砂漠に足を運んでいた。

 

「取り敢えず、暇だったから技の練習に来たんだが……何してんのアイツら……」

 

俺の視界に映ったのは、水着姿で何かを採掘?している2人組であった……

 

(一旦様子見てみるか……)

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから暫くの間、苅祓 解と百斂 ■■の練習をしながら横目で二人組の様子をうかがっていた。

 

(あのピンク髪の子、多分小鳥遊ホシノだよな?……でも、俺の知ってるホシノとはなんか違う気がする。)

 

俺の知識では一人称は「おじさん」で、のほほんとした性格のはずだったのに……目の前のホシノはその逆で一人称が「私」で、少し攻撃的な雰囲気すらある。どうしてこうなった!?

 

「見て見てホシノちゃん!! あそこに男の子がいるよ!!」

 

「ユメ先輩……さすがに初対面の人を指差すのは失礼ですよ。」

 

「せっかくだし、話しかけに行こうよ!!」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!?この服装(水着)のまま行くんですか?」

 

そんな会話をしながら二人組がこちらに近づいてくる。どうやらずっと前から気付かれていたらしい……

 

「ねぇねぇ、君どこから来たの!? 名前は!?」

 

『ユメ先輩』と呼ばれていた少女が話しかけてくる。こんなにグイグイ来られて質問攻めされると、百鬼夜行連合学院に入学した日のことを思い出すな……

 

「俺は百鬼夜行連合学院百花繚乱紛争調停委員会所属の脹相だ。よろしく。」

 

「ひぃん!?自己紹介があまりにも長すぎて名前以外分からなかったよぉ……」

 

まあ、ユメさんが言ってることも分かるし、なんなら俺も正直に言うと長いなと思っている。*1

 

「百鬼夜行の脹相……ということは、あなたがあの“鬼神”なんですか?」

 

「俺自身も気づかないうちに付けられてた異名なんだけどな……」

 

ちなみに前にヴァルキューレに行った時にコノカから聞いたのだが、ずっと活動を続けた結果、ゲヘナでの犯罪率が前年比で約40%減少しているらしい。前にヒナから聞いた時は20%だったのに……

 

そんな話をしているうちに気づけばお昼時になっていたので、俺たちは柴関ラーメンに行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃい!……って百鬼夜行の兄ちゃんじゃないか!久しぶりだなぁ……元気そうで何よりだ!」

 

「大将こそお元気そうで……」

 

柴関ラーメンに来るのは約3か月ぶりではあったが、大将は俺の顔を覚えていてくれたらしい。

 

「えっ、脹相くんと大将って知り合いだったの!?」

 

「前に一度だけ来たことがあったので……」

 

前は豚骨ラーメンを頼んだ記憶があるが、今回は何を頼もうか……

 

「そういえば、ホシノとユメさんは何を頼むんだ?」

 

「私は特性味噌ラーメンにします。」

 

「私も~!!」

 

「じゃあ、俺も特性味噌にしようかな……」

 

 

 

 

 

いや~やっぱり美味かったな、此処のラーメンは……

 

「それにしても俺まで奢っていただいて……」

 

「いいのいいの♪私は先輩なんだから!」

 

「ユメ先輩、脹相さんはアビドスじゃありませんよ……」

 

「ひぃん……!?確かにそうだけど……」

 

その後はユメさんとホシノの案内でアビドス高等学校を案内してもらっていた。

 

「私とホシノちゃんはいつもこの屋上でお昼寝してるの。」

 

「ユメ先輩なんてここで寝転がりながらお菓子食べてますからね……そんな生活を続けてると太りますよ。」

 

「あ、あうぅ……」

 

確かに屋上をよく見てみるとスナック菓子の粉が落ちているのでここでユメさんが屋上でお菓子を食べているというのは事実のようだ……というか、後輩のホシノの方が力関係上なのか!?

 

(まあ、ホシノの正のエネルギー量は前に会ったヒナを上回っているから、強いのは一目でわかるけど……)

 

「確かに丁度いい位の日当たりだな……」

 

そう思って、俺はさっそく屋上に寝転がろうとしたのだが……

 

「熱ッ!?」

 

マジで火傷しそうなぐらいに熱い。まあ、砂漠だし熱いのは当然だろうけど……それにしても熱すぎるな!?

 

(それにしても、こんなクソ熱い所で寝転がっても問題ないキヴォトス人ってどうなってんだよ……)

 

「大丈夫!?」

 

俺を心配したユメさんが駆け寄ってくる。

 

「大丈夫ですよ、思ってたより熱かっただけなんで。」

 

「それならいいですけど……」

 

ちなみにこの後、ホシノからゲヘナの温泉は70℃超えてるという話を聞いて度肝を抜かれたのは言うまでもない……

 

(ゲヘナの温泉入ってみたかったんだけどなぁ……)

 

その後、“日陰で”しばらく昼寝をしてから、近くの焼き鳥屋で夕食を済ませ、ホシノとユメさんと連絡先を交換して別れた。*2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅に着いてから時計を見てみると、既に21時を過ぎていた。

 

「もうこんな時間か……」

 

そう思いながら、改札を通ろうとした……

 

「……初めまして、脹相さん。」

 

「誰だよ、アンタ……」

 

瞬間に後ろから話しかけられたので振り向くと、そこには滅茶苦茶怪しい人外が立っていた。

 

「うっわ……」

 

「初対面でそのリアクションは酷くないですか?」

 

その異形は黒いスーツを着込んでおり、体は黒くて無機質、右目にあたる箇所には発光部があり、そこから顔全体に亀裂が走っている。その姿からコイツは黒服と名付けられているのだが……

 

「クククッ……名乗ろうにも名前がありませんので……好きに呼んでいただいて構いませんよ」

 

何故かまだ名前が付けられる前だったらしい。いや、名前が無いってことある!?

 

「そうか……じゃあ、黒い服着てるし黒服でいいだろ?」

 

まあ、ここは原作通りのネーミングで行こう。ここで名前が変わりでもしたら何が起こるか分からないし……

 

「クックックッ……その名前、気に入りましたよ。……では、本題に入りましょう。私は貴方に契約を持ち掛けに来たのです。」

 

「契約?」

 

どういう契約なんだろうか……ブルアカ原作やってないから全然分からん。

 

「単刀直入に申し上げると、貴方が宿しているその力、つまりは【恐怖】に酷似した力について知りたいのです。」

 

恐怖って呪力のことか?呪力が怖いってわけじゃないだろうし……

 

「ククク……恐怖と言っても貴方が想像しているような恐怖ではありません。では、軽く授業をしましょう。貴方はなぜヘイローを持ったキヴォトスの生徒が銃で撃たれても深手を負わないのか知っていますか?」

 

「多分、正のエネルギーっぽい何かで肉体を保護してるからだろ?」

 

「そうです、その力を我々は【神秘】と呼んでいます。そして【恐怖】は、神秘とは正反対にある力で、いわば神秘の裏側なのです。」

 

「だから、その【恐怖】とやらに近い力を持つ俺を研究したいということか?」

 

「その通りです。もちろん、もちろん報酬は用意しましょう。」

 

この契約は俺にとって特に不利になる点はない。――であれば……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だが、断る」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――って言いたかったんだけどな……お前が他の人間に手を出さないとも限らないからな。例えば……小鳥遊ホシノとか」

 

俺がそう言った瞬間、黒服の表情が一瞬だけ変化する。つまりは正解ってことか……

 

「あの神秘量なら、お前が目をつけないはずがないだろ?」

 

「ククッ……気づいていましたか。」

 

「まあ、なんとなくだが……それで、契約の内容は?」

 

「ククク……では、こちらの契約書を。」

 

俺は黒服から受け取った契約書に目を通す。

 

「成程、定期的な検査に【恐怖】擬きの説明、あとは血液検査か……」

 

一応、特に問題はなさそうだが、念のため縛りを結んでおくか……

 

「黒服、縛りを結ぼう。」

 

「その縛りというのは?」

 

「……他者間で結ぶ縛りは主に「裏切り防止の為の行動制限」だな。他者間での縛りは破れば何らかのペナルティが降りかかる。」

 

例えば、福岡で教師をやっていたK.Nさんは他者間での縛りを破った結果、死に至っている。

 

「縛りの内容は2つ。俺に危害を加えないこと。もう一つは報酬についてだ。」

 

「クククッ……いいでしょう。それで、報酬とは……?」

 

「……刀だ。キヴォトスって銃社会だから刀を手に入れるのは難しいだろ?――と言ってもただの刀が欲しいんじゃなくて…………こういうことってできる?」

 

「ククッ……その程度なら問題ありませんよ。」

 

「……二言はないな?」

 

こうして俺は黒服と縛りを結んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、俺の家の玄関に黒くて細長い箱が置かれていた。恐らく、黒服に頼んでいた刀が完成したのだろう。

 

「……っていうか、住所教えてないはずなんだけどな」

 

早速、試しに刀を抜いてみると鞘と鍔で火花が散った。そうそう、これがやりたかったんだよ。

 

(ちゃんと頼んだ通りになってるな。じゃあ、この武器の名前は火之夜藝にしよう……)*3

*1
ちなみに、勘解由小路ユカリの場合に至っては名前の長さも相まって自己紹介がさらに長くなる模様

*2
???「えっ、焼き鳥!?ズルい……」

*3
由来は呪術廻戦≡で乙骨真剣が使っていた呪具の名前。尚、黒服版火之夜藝はゲマトリアの技術でそれっぽくしてるだけなので今はまだ呪具ではない。




話はかなり逸れますが、第1話で触れた「敵味方クラフト」、どれくらいの人が知っているんでしょうか……

ちなみにミネが盾で殴るタイプだと知ったとき、真っ先に思い出したのは、敵味方クラフト(初代)の盾でエンドラを撲殺するシーンです。

まあ、気になる方はぜひ見てみてください。面白さは私が保証します!!


ちなみにここ最近の投稿が遅れていた理由は、「新敵味方クラフト」を全部見返していて執筆に割く時間が少なくなってしまったからですね……

できるだけ早く、次の話を書けるように頑張ります!!

気が早いとは思いますが本編に入った後の進め方は?(アビドス1・2→パヴァーヌ1と最後がエデン条約なのは固定)

  • カルバノグ→パヴァーヌ2→補習授業部
  • 補習授業部→カルバノグ→パヴァーヌ2
  • 1で進める+補習授業部前にデカグラ1
  • 2で進める+エデン前にデカグラ1
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