脹相転生inキヴォトス   作:西中の虎の兄

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ついにUA数が20000を突破しました!!今はただ、皆さんに感謝を。
取り敢えず、今のところは3月中にUA30000突破を目標にやっていきます!!


そういえば、コノカが実装されたみたいですね。しかも実装によって2年生だと判明!?
どうしよう……この小説の第6話にコノカがいるのって時期的におかしいじゃん!
ここに来て、ブルアカにわかの弊害が……というわけで、ヴァルキューレには中等部があるってことで許してもらえませんか? 本当に知らなかったんですよ……


それと、『呪術廻戦≡』にて虎杖悠仁の血の毒が「2〜3日続くヤバめの風邪」みたいだと判明しているので、今後は脹相(偽)の血の毒も虎杖と同じ性質として進めていこうと思います。


盾は鈍器 盾は殴る為にある

まだまだ暑さが残る九月のとある金曜日、俺はナグサと共に百花繚乱の部室に居た。アヤメは2・3年生の先輩方とエビス分校の方に遠征中で不在なので部室には俺とナグサしかいない。

 

「脹相、明日の早朝にトリニティまで焼き鳥を買いに行ってくれない?最近、新しく焼き鳥屋ができたみたいで……」

 

「いや、それくらい自分で行けよ……」

 

「だって、百鬼夜行(ここ)からトリニティまでは結構遠いし……朝の内に完売しちゃうぐらい人気なお店らしいから……」

 

「マジで勝手にしてくれ。そんなことに俺を巻き込むなよ……」

 

最近、秋祭りが近づいているせいか百花繚乱の仕事が忙しく、賞金稼ぎをする時間がなくなってきた。そこで俺は深夜1時にゲヘナの賞金首たちを夜襲して捕まえるようになった。こうして深夜に賞金首を捕まえ、朝一でヴァルキューレに持ち込んで換金し、そのまま登校する生活を続けている。一応、睡眠に関しては五条悟がやっていた反転術式による脳リフレッシュを行っているので、今のところ問題はないのだが……

 

「お願い。今度の夜警替わってあげるから……」

 

「はあ、分かったよ……流石に今回は金出すんだろうな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の早朝、賞金稼ぎを早めに切り上げて、トリニティへやって来たのだが……*1

 

「どうやら、俺は歓迎されていないらしいな……」

 

トリニティ自治区内の駅を降りるとピンク髪の翼が生えた少女が銃を構えて立っていた。これは面倒ごとになりそうだ……

 

「こんにちは、鬼神さん。私は聖園ミカっていうの♪悪いんだけど、できれば今すぐにでもトリニティから出て行ってくれないかな?」

 

「……俺とお前は初対面の筈だが?」

 

「うん、そうだよ。でも、私はゲヘナの奴らが大っ嫌いなんだ☆」

 

ミカから有り得ない程の殺気を感じる……俺なんか悪いことしたかな?

 

「いや、俺は百鬼夜k……」

 

「そうだね☆だけど、あなたがゲヘナで賞金稼ぎとして活動してることも知ってるんだ♪だから、あなたのことも嫌いなの☆」

 

(あー、ダメだこいつ。話通じないタイプだわ……)

 

「ゲヘナの汚い地面を歩いた足で、そのままトリニティに入ろうなんて……ちょっと図々しすぎない? 私、そういうのは容赦しないじゃんね☆」

 

そう言ってミカがこちらに銃を乱射してくる。

 

「っと、危ねぇな……!?」

 

今のはギリギリで血星磊のドームで防げたが、所々貫通している。

 

(この威力……それだけじゃない!!神秘の量がエグい……恐らくあれはホシノやヒナと同格の……!!)

 

赤血操術――苅祓!!」

 

並みの生徒であれば、血の毒によって吐き気と頭痛に襲われ、2〜3日続くヤバめの風邪みたいになるのだが……

 

「いったいなぁ!!しかも服の袖まで切れたんだけど……最悪っ!!」

 

「知るかよ、急に襲い掛かって来たお前が悪い。」

 

一切毒が効いていないのか、ミカはピンピンしている。バケモノかよ……

 

(何より厄介なのは、あのサブマシンガン!!あのバカみたいな火力で撃たれたら結構マズい……であれば!!)

 

赤血操術――翅王

 

空を飛んで逃げることで、少しでも攻撃を避けやすくする。その上、追尾する血液がミカを狙う。

 

「あー、もうめんどくさいなぁっ!!」

 

「大人しく引き下がってくれないか?俺は焼き鳥を買いに来ただけなんだよ……」

 

「あなたがお店に行ったら、お店の評判が落ちちゃうんだ。だから……このトリニティの大地からさっさと消えて欲しいじゃんね☆」

 

そう言ってミカは翅王を避けながら銃を乱射し続ける。やがて弾が尽きたその瞬間、ミカの弾が切れたタイミングで俺は地上に降りて近接戦を仕掛けた。

 

赤血操術――赤燐躍動 載!!」

 

「うわっ!?」

 

ミカが銃弾をリロードしようとしているところに“赫鱗躍動・載”で強化した蹴りを放つことで銃を弾き飛ばすことに成功するが……

 

「銃は落としちゃったけど……捕まえた♪」

 

ミカは蹴りを喰らって銃を弾き飛ばされつつも俺の脚をしっかりと掴む。

 

「くっ……離せ!!」

 

俺は脱出しようと、掴まれていないほうの脚でミカの顔面を目掛けて蹴りを放つが、その脚もすぐに掴まれた。

 

「離さないよ☆」

 

ミカは俺の脚を掴んだまま振り回し、そのまま豪快に投げ飛ばした。俺は近くに停まっていたトラックの荷台に叩きつけられる。

 

(なんとか背中を全力で呪力強化したけど死ぬほど痛ってぇな……!?)

 

「脚の骨イッてるじゃねぇか……お前ゴリラかよ!?」

 

「こんなに可愛い女の子にゴリラは酷くない!?」

 

「あーそうだな。ゴリラは優しいから骨なんて折らないんだった……だから、お前をゴリラって呼ぶのはゴリラに失礼だな。」

 

俺はそう言いながら反転術式で脚の骨を治して立ち上がる。

 

「その言い方だと、まるで私が怪物みたいじゃん……ていうか、脚の骨折れてたんじゃなかったの?」

 

「今治った」

 

「そんなことある?」

 

「うん、まあ……治ったとしか言えないな……」

 

それを聞いて、ミカは明らかに困惑したような表情を見せる。

 

「まあ、いいや♪じゃあ、本気で殺すね☆」

 

だが、ミカはすぐに気を取り直して戦闘態勢に戻り、大きく跳び上がった。

 

「何か仕掛けてくるのか……?」

 

俺はどんな攻撃であろうとカウンターの超新星で仕留められるように構えたのだが……

 

 

星の呼び声
 

 

 

巨大な隕石、何処かの火山頭の極の番並みかそれ以上の大きさの隕石が俺を目掛けて落ちて来る。逃げたとしても衝撃破で大ダメージは避けられないだろう。それに超新星、穿血のどちらを使っても相殺することはできないように思える。だが、■■なら……

 

(だが、これには一つだけ問題がある。それは■■は成功したことがないこと!!この技は“苅祓 解”以上に摩擦熱の影響を受けやすく、自壊しやすい……)

 

隕石をどう防ぐか考えていると、背後からこちらへ人が走ってくるのに気が付いた。

 

「逃げろ!!巻き込まれるぞ!!」

 

「……救護します!!」

 

俺が逃げるよう忠告したが、少女は聞かずに隕石へ向き直り、盾を構えて地面を強く踏みしめてそのまま隕石へと飛び上がっていった。

 

(いや、流石に無謀だろ……って拮抗してる?)

 

隕石と盾を構えた少女がぶつかり合う。驚くことに、その衝撃で隕石にひびが入り、みるみるうちにひびは広がっていき、最後には粉々に砕け散った。

 

「いや、待て待て……嘘だろ!?」

 

俺の記憶が正しければブルアカには某敵味方クラフトよろしく盾でガンガン人を殴るヤバい女が居たような気がする。もしかしたら、もしかしてこの少女がその人物なのではと思い、再び少女に目を向けると、その腕には気絶したミカが……って、ミカ!? なんで……!?

 

「あなたも怪我をしていますね。……では、救護ォ!!」

 

「ちょっと待……」

 

ゴッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が目を覚ますとそこは見知らぬ場所だった。

 

(何処だここ?さっき、後頭部を盾で殴られたからか死ぬほど痛ぇ……盾で殴ってもいいのはアゲキンだけだろ……!?)*2

 

そんなことを思いながら隣を見るとベッドに縛り付けられたミカがいた。どうやら必死に手足をバタバタさせて脱出しようとしているようだ。

 

「ハハハッ……なんか面白いことになってんなぁ……」

 

「何笑ってるの!?私は見世物じゃないじゃんね☆」

 

ミカは俺の方に殴りかかろうとするが、ベッドに縛り付けられているので身動きが取れず、手足をバタバタとさせることしかできていない。

 

「お二人ともすっかり元気になったようですね」

 

さっきの盾の少女がこちらに話しかけて来た。

 

「……っていうかさ~ミネちゃん、なんでゲヘナを救護騎士団の部屋に入れるの?次にここを使う人に申し訳ないとは思わないの?」

 

「それはゲヘナであろうと百鬼夜行であろうと救護対象であることには変わりないからですよ。」

 

「でもさぁっ……」

 

「街の被害についてですよね?あれは貴方も悪いです。」

 

「え~」

 

反論のしようがなくなったミカは駄々をこねるように手足をジタバタとさせる。やはり、ベッドに固定されているのでほぼ身動きが取れていないようだが……

 

「取り敢えず、ミカが暴れられない今のうちに帰るわ……」

 

「そうして下さい。こちらとしてもティーパーティーの人間であるミカさんを長時間拘束するわけにもいきませんので……それと、貴方が焼き鳥の為に此方へ来られたと聞きましたので私が買ってきました。貴方が街を歩くとまた騒ぎになりそうな予感がしますし……」

 

「マジで!?ありがとう……」

 

ちなみにこの時は、あまりにも色々ありすぎて、焼き鳥のことなんてすっかり忘れていたのは内緒にしておこう……

 

「あっ、そうだ。せっかくだから連絡先交換しないか?ミカは嫌だろうけど……」

 

「そんなの当ったり前じゃんね☆」

 

「ミネはどうする?」

 

「……では、お言葉に甘えて……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―その日の正午―

 

「おはよう。思ったより遅かったね……」

 

百花繚乱の部室に戻ると、焼き鳥の到着を今か今かと待っていたのか、ナグサが既に畳に座ってスタンバイしていた。

 

「トリニティでゴリラの襲撃を受けてさ……」

 

「……それで焼き鳥は?」

 

「いや、無視かよ!?こっちは死にかけたんだぞ!?」

 

「え?そんなに怪我とか無さそうだから大丈夫かなって思って……」

 

ちなみに後日、アヤメにトリニティで起きた話をしたらトリニティ出禁にされたのは言うまでもない……

*1
ちなみに、流石にヴァルキューレの賞金首受け渡し窓口は、いつもより早く来たせいで閉まっていたので、仕方なく賞金首は縄で縛ってヴァルキューレの入り口前にまとめて置いておいた。

*2
アゲキン「えっ?」




ちなみに今回のサブタイトルは新敵味方クラフト第1章のパート14の概要欄が元ネタです。


―次回予告?―

ナグサ「アヤメ聞いた?氷室さんとこのセナちゃん、働き過ぎで倒れちゃったんだって⋯⋯」

アヤメ「いつかこうなるとは思ってたんだよねぇ。いつも胸から下が足かなってスタイル見せびらかしてさぁ⋯⋯」

ナグサ「次回、深夜3時のカーチェイス!」

アヤメ「あっ、脹相聞いた?氷室さん……」

以上、駄文でした。元ネタは『呪術廻戦』の次回予告です。

気が早いとは思いますが本編に入った後の進め方は?(アビドス1・2→パヴァーヌ1と最後がエデン条約なのは固定)

  • カルバノグ→パヴァーヌ2→補習授業部
  • 補習授業部→カルバノグ→パヴァーヌ2
  • 1で進める+補習授業部前にデカグラ1
  • 2で進める+エデン前にデカグラ1
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