脹相転生inキヴォトス   作:西中の虎の兄

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先日、ついに総合評価が500を突破しました!!今はただ、皆さんに感謝を……

それと、1年生編の最後の話が全く思いつかなかったので、結局春休み編をやることにしたのですが……
書き始めてみたら、絶対1話じゃ収まらない量だったので2話に分割します。

それと、別件の執筆で忙しいため、後半と感想返信は遅れますがご了承ください。


キヴォトス1の科学都市

ビナーとの戦いから数か月が経ち、ついに1年生が終わった。

 

(キヴォトスに来てすぐはどうなるかと思ったけど、意外と慣れるものなんだな……)

 

もう最近では隣で銃撃戦が始まっても気にならなくなってきたほどだ。流石にそれはヤバいとは思うが……

 

ちなみに俺は今、電車に乗ってミレニアムに向かっている。何故ミレニアムに向かっているのかというと、数日前に銃弾を火之夜藝で斬ろうとした際に刀が折れたからだ。

 

 

 

 

 

 

―数日前のこと―

 

この日、俺は模擬戦でアヤメと対戦することになった。今のところ、202戦中101勝101敗と互角の勝負が続いている。

 

(でも、勝ち越したことないんだよな……)

 

今日こそ勝ち越したい、そう思って模擬戦に挑んだ。

その途中、俺は呪術廻戦原作で禪院扇が行っていた「落花の情」を用いたカウンターを試そうと術を発動させた――のだが……

 

パキンッ

 

「あっ……」

 

銃弾の威力に火之夜藝の刀身が耐えられずに真っ二つに折れてしまったのだ。

 

ちなみにこのあと、刀が折れた動揺が原因で案の定負けてしまった……

 

 

 

 

 

 

……ということがあったのである。

 

(作中3位の炎使いの技だし、仕方ないっちゃ仕方ないのかも……?)

 

ちなみに、火之夜藝は黒服に修理してもらっている。

 

(怪我人の治療から武器の修理までやってくれる黒服ってもしかしていい奴なんじゃ……)*1

 

流石に火之夜藝の修理が終わるまで武器なしで過ごすわけにもいかないので、ミレニアムで新しい武器を買おうと思っている。

 

(買うなら無難に三節棍とかがいいのかな……)

 

そんなことを考えているうちにミレニアムの駅に着いた。以前トリニティに行ったときは、ピンク髪のお嬢様ゴリラに駅で出待ちされて襲撃されたので警戒しながら駅を出たが、今回は特に襲いかかってくるヤツはいなかった。

 

(ミレニアムは科学技術が進んでるって聞いたけどまさかここまでとは……マジでびっくらポンだぜ)

 

俺の記憶に一番残っている最先端科学の街のイメージはRWBYのアトラスだったのだが、その予想を大きく上回って来るほどの凄さだった。

 

(この辺で武器を調達できそうな場所って何処か無いかな……)

 

そう思って歩いていると、「エンジニア部」と書かれた看板が目に飛び込んできた。エンジニア部というと武器作りの達人といったところだろうか……

 

「……失礼しま――」

 

俺はエンジニア部の部室のドアを開いて、室内に入ろうとしたのだが……

 

「えっ………………?」

 

 

 

ドカアァァァァァン!! 

 

 

 

あ……ありのまま今起こった事を話すぜ!俺が部屋の中に入ろうとした次の瞬間に部屋が大爆発していた……

 

な……何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何が起きたのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……

 

TNTだとか手榴弾だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ……

 

もっと恐ろしいもの*2の片鱗を味わったぜ……

 

「やっぱりキヴォトスでは常識に囚われてはいけないな……」*3

 

そんなことを思いながら辺りを見渡すと一人の生徒が煙の中から現れた……恐らく爆心地に居たのだろう。服がところどころ焦げている。

 

「……大丈夫か?」

 

「ああ、火炎放射器を作ろうと思ったら調整に失敗して爆発しただけだから心配しなくていいよ。」

 

「ならいいけど……」

 

どうやら本人には怪我は無かったようなので良かった。部室は無事じゃなさそうだけど……

 

「ところで、君は百鬼夜行の鬼神だろう?噂は聞いているよ。百鬼夜行とゲヘナの犯罪率を前年比で40%も減少させたと……」

 

「うん、まあそうだけど……」

 

「そして……ゲヘナの救急医学部に懐柔されたらしいね」

 

「いや、何処まで広まってんだよその話!?」

 

「キヴォトス中で話題になっているよ、君がゲヘナの救急医学部から逃げ回っている動画がネット記事に投稿されていてね……」

 

「……そうか」

 

あの時*4の動画まで撮られてたのか……深夜3時だぞ!?

 

(……っていうか、マジでソイツがやってること何処ぞの烏天狗みてぇだな。今度見つけたらボコるか……)*5

 

「そういえば、自己紹介がまだだったね。私は白石ウタハ、エンジニア部唯一の部員で部長だよ」

 

「もう知っているとは思うが……俺は百鬼夜行連合学院の脹相だ、よろしく。」

 

「ここへ来たということは何か作って欲しいものがあるのだろう?」

 

「ああ、三節棍を作って欲しいんだ。できれば如意棒と二節混に変形するようにして欲しいんだが……出来るか?」

 

「流石は百鬼夜行の鬼神。変形武器とはお目が高いね……ああ、そうだ。何か他にオプションはいるかい?」

 

オプションか……せっかくならあの機能を付けてみるか。

 

「なら、二節混にショットガンの機能を付けて欲しいな。振り回した際に遠心力を利用して排莢と再装填が出来る感じで……」

 

「それぐらいお安い御用さ。3時間ほどで完成するからあとで取りに来てくれ。」

 

早いな!?流石はキヴォトス1のエンジニアと言ったところだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから1時間くらい、俺はミレニアムの街を歩いていた。周りを見ていて思うのだが、昔ながらの和風建築が多い百鬼夜行とは真逆でミレニアムは高層ビルだらけだ。

 

そんなことを考えながら歩いているとスカジャンを着た小学生らしき生徒が不良集団にウザがらみされていた。

 

「おい、おチビちゃんよォ?ちょっとだけでいいから金貸せ――」

 

賞金狩りとして、百花繚乱の部員として染み付いた癖で俺は不良を鎮圧しようと百斂を行い、穿血を撃ちこもうとする。だが――

 

「おい……テメェ…今あたしの身長のことなんつった!!あたしの身長にケチ付けてムカつかせた奴は許さねぇ!!」

 

そう言って小学生らしき生徒は不良たちに殴りかかっていく。流石に体格差で負けるんじゃないかと思っていたのだが――

 

「グハッ!?」

 

「ちょっ、待っ……タコスッ!!」

 

「ウボァー」

 

なんと、驚くべきことに不良は小学生っぽい生徒にボコボコにされてしまった。

 

「……アンタ、さっきから何見てんだよ。あたしは見世物じゃねぇぞ?それともコイツらの仲間か?」

 

「いや、不良にウザがらみされていたお前を助けようと……」

 

「ハッ、余計なお世話だよ。この程度の奴の相手をするのはあたしからすればいつものことだからな。」

 

「そうか……」

 

「そういや自己紹介してなかったな。あたしはミレニアムサイエンススクール1年美甘ネルだ。」

 

「よろしく、俺は百鬼夜行連合学院百花繚乱紛争調停委員会所属1年の脹相だ。」

 

ネルの傍に立ってみて気付いたのだが、ネルの強さは恐らくミカやヒナ、ホシノと同等だろう。

 

(……といっても、バランス型のヒナ、防御型のホシノ、ゴリラのミカって感じで強さのタイプは違うが、先ほどの戦闘で数秒足らずで不良を次々と瞬殺したことと動きの速さから鑑みるに恐らくネルはスピードタイプだろう。)

 

赤血操術の弱点はスピードだ。実際、呪術廻戦の原作でも脹相はスピードタイプの直哉に押され気味だった。百斂を発動する余裕がなく、そのせいで火力不足に苦しむことになる。

 

(できれば、ここでネルと戦う展開だけは避けたい……)

 

「なあ、アンタが噂の百鬼夜行の鬼神だろ?一度、戦ってみたかったんだ。」

 

「えっ?ああ、そうだが……」

 

「この後、時間空いてるだろ?せっかくなら少しだけ遊ぼうぜ?」

 

「あ、ああ……」

 

やっぱり、戦わざるを得ないのか……帰りてぇ~~~~~

*1
ホシノ「そんなわけない」

*2
最先端科学

*3
早苗並感

*4
12話参照

*5
元宮チアキさん終了のお知らせ




ちなみに三節棍、ルィ・バン/ジング・バンの元ネタはRWBYというアメリカ製3DCGアニメに登場するサン・ウーコンというキャラが使用している武器です。

そもそもRWBYを知っている人はいるのだろうか……

さて、話は変わりますが、新しくアンケートを始めました。
これは、2年生編(全10話予定)終了後に行うアヤメ曇らせ編の展開に関わるものです。
簡単に言えば、アヤメを強化するかどうかを決める内容です。
強化の詳細に関しては一旦伏せておこうかな……と思っています。

一つ情報を開示するなら、えげつない副作用のある変身能力です。
これならナグサも曇らせることができるんですよ……最高ですね!!

追記:何故か新しいアンケートが反映されていなかったので反映されるようにしました。

アヤメの強化について

  • やってくれ、必要だろ
  • 無くていいかな……
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