脹相転生inキヴォトス 作:西中の虎の兄
ついに2年生編まで来ました!!このペースだと夏ごろには原作開始になりそう……?
それと、なんか中盤が駄文と化してそうですし、滅茶苦茶短いです。なので、暖かい目で見て頂けると(ry
これ、ヒロアカで見た展開だ!?
ついにこの日がやって来た……そう、新学期である。今日は新入生の入学式の日でもある。
「それにしても疲れたなぁ……」
今日も今日とて早朝からゲヘナで賞金稼ぎをしてきたのだが……
(まさか、ゲヘナの雷帝の一件で治安が今までにないほど悪化するとはな……)
驚くべきことに今の犯罪率は前年比で500%になってしまっている。それ故に久々に深夜2時から賞金首に夜襲を仕掛けることが増えた為にまともに寝れていないのだ。
「脹相、最近ちゃんと寝てる?隈酷いよ?」
「アヤメか……確かに全然寝れてないな……」
一応、反転術式による脳リフレッシュを行っているので睡眠に関しては今のところは問題ないが……とは言え反転術式を行使する部分の脳が疲弊しているので普通にしんどいのである。
「脹相、少しは寝たら……?」
「ああ、ゲヘナの治安がもう少しマシになったら活動時間減らすよ……」
「それっていつなの?」
「さあ?」
そんなことを話していると向こうの方から入学式を終えたらしい新入生達が歩いて来た。これから教室に向かうのだろう……
(懐かしいな……1年前の今頃、質問攻めされたよな。)
そんなことを思っていると向こうから何人かの新入生がこっちに向かって走って来て…………え?こっち!?
「「「「先輩ィイイ!!」」」」
(……ってこれ、ヒロアカで見た展開だ!?どうしてこうなった……!?)*1
「先輩ってあの鬼神なんですよね!?」
「ヘイローが無いのに百花繚乱の最高戦力だなんて凄いです!!」
「とあるゲヘナ生に飼いならされたって本当ですか!?」
「キヴォトス全土の犯罪率をたった一人で3割近く抑えてるって本当なんですか!?」
やはり、例のごとく一斉に話しかけられた……だから俺は聖徳太子でも豊聡耳神子でもないんだって……!!
(それと一人またアレを言ってくるやついるな。マジであの噂広めたやつボコりに行こう……)*2
「……悪いんだけど、一人ずつ話しかけてくれないかな?俺は一人しかいないから全員の話を一気に聞くってのは無理だ。」
「「「「ご……ごめんなさい……」」」」
それから暫くの間、質問攻めにされたのであった……
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あの後、一人一人と話していて気付いたのだが、赤髪の角が生えていて、龍の尻尾のようなものが生えている子*3だけ神秘の強さが他の新入生と桁違いに高かった。
(恐らく、ミカとかネルみたいな最強格には届かないだろうが……準最強格ぐらいのポテンシャルはあるだろうな。)
この逸材を是非とも百花繚乱に迎え入れたいと思い、勧誘してみることにした。
「ところで……入りたい部活動とか考えてるか?」
「やっぱり百花繚乱以外有り得ないよ!!先輩達の活躍を見て憧れてるんだ!!」
滅茶苦茶キラキラとした目でこっちを見てきている……っていうか、百花繚乱入ってくれるの!?
(わざわざ勧誘するまでも無かったか……これは期待値大だな。)
「なら強くなってよ、俺たちに置いて行かれないくらい……」
「はい!!」
(すっごい元気だなぁ……って、名前聞いてないじゃん!?すっかり忘れてた……)
彼女の名前をまだ聞いていなかったのを思い出したので聞いてみることにした。
「そういえば、まだ名前を聞いていなかったな。君の名前は……?」
「アタシは不破レンゲ!!よろしくな、先輩!」
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あれから数時間後、俺はとある寿司屋に来ていた。なんでかって?勿論、百花繚乱紛争調停委員会に新たに入ったレンゲの歓迎会だ。いや、厳密にはもう一人いる。
「遅かったな、レンゲ、キキョウ。」
レンゲ曰く、キキョウはレンゲの幼馴染で彼女も百花繚乱に入るつもりだったらしい。……というわけで彼女も呼んできてもらったのだ。
「……よろしく、先輩。」
「よろしくな、キキョウ。」
(キキョウはレンゲとは正反対で、落ち着いて冷静な雰囲気だな……)
そんなことを思いながら周囲を見渡すとアヤメとナグサが居た……
「……お前らを誘った記憶はないんだが。」
「誘われてないけど後輩の歓迎会だし来ちゃった!!」
「タダ飯が食べられ……じゃなくて後輩の歓迎するって聞いて。」
「アヤメはともかく……ナグサ。お前、奢ってもらう気しかねぇだろ!?」
「………………何の話?」
(コイツ……すっとぼけやがった!!)
まあ、それはそれとして……
「それじゃあ、始めよう。歓迎会だ!!」
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―それから3時間後―
ついに会計の時間がやって来た。後輩二人の分は奢るつもりだったんだが……
「脹相ならきっと私とアヤメの分も払ってくれるよね……?」
「やっぱ奢られる気しかなかったじゃねえか……!!」
……というか、ナグサがサイドメニューの焼き鳥ばっか頼みまくったせいでナグサの分が全体の半分を占めている。
(コイツ、絶対タダ飯が食べたいってのが一番だっただろ……)
流石に拒否しよう、そう思ったのだが――
「いいでしょ……?脹相はそれなりに稼いでるんだし……」
ナグサがこう言ってしまった時、俺の財布の死亡が確定した。そう――
「えっ、そうなの!!?アタシ達の分まで払えるなんて……やっぱスゲェや脹相先輩!!」
純粋に凄いと思っているレンゲの一言がナグサを後押ししてしまったのである。
(これ、断ったら後輩たちから守銭奴だと思われるやつじゃねぇか!?ナグサめ……)
こうして、(仕方なしに)アヤメとナグサの分まで支払うことになってしまったことで俺の財布は死んだのであった……
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翌日の午前2時……と言ってもあの宴会から一時間も経っていないが、俺は賞金稼ぎのためにゲヘナに来ていた。
(確か、先週コノカが言ってた例の麻薬密売組織のアジトはこの辺りだったよな……?)
俺がアジトに近づこうとした時、一つの影がアジトの方へと走っていくのが見えた。
(まさか、アイツ……ここの構成員か?)
そう思って、俺は警戒を強めるが……
(いや、絶対アイツ構成員じゃないだろ……!!)
先程の人物はボブカットのピンク髪の真面目そうな少女であった。そのいで立ちからして構成員でないことが伝わってくる。
(まさかとは思うが……風紀委員か?)
そんなことを思いながら再び彼女の方を見るとスニーキングが下手すぎたのか構成員らしきロボットに捕まっていた……
「あーあ、言わんこっちゃない。言ってねぇけど。」
俺はロボットに捕まった少女を助けるために動き出す。
(……っていうか、なんでこの時間帯にこんな場所に来てるんだ?まさかとは思うけど、この子風紀委員じゃない……?じゃあ、何者なんだ……?)
この時、俺はまだ知る由もなかった。これからあり得ないくらい面倒な事に巻き込まれることになるということを……
次回、皆大好きなあの子が登場します。お楽しみに!!
アヤメの強化について
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やってくれ、必要だろ
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無くていいかな……