ここ最近、再び体調不良になりつつあるので次の投稿が少し遅れるかもしれませんがご了承ください……
前回までのあらすじ、突如として何者かからの襲撃を受けたアビドス高校。その犯人は便利屋68の面々であった――
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(成程、有象無象――日雇いの傭兵が大半って感じか)
これなら警戒すべきは便利屋だけでいいだろう。となると――
「先生、傭兵の相手はアビドスと先生でお願いします」
“つまり、脹相が便利屋の相手を?”
「便利屋のリーダー、アルは強いんでね……並みの奴じゃ相手にならないでしょうし」
“うん、分かった。気を付けてね、脹相”
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校舎の屋上に出て、少し離れた場所のビルの様子を見てみると、アルが何かを狙撃しようとしているのが見えた。恐らく、ホシノでも狙っているのだろう。
(さて、ここからなら当たるか?)
俺はアルがいるビルに向けて血彗を放つ。勿論、狙ったのはアルではなく、ビルの方だ。血彗はビルを貫き、アルは足場が崩壊したことで体勢を崩す。
(おっ、何が起きたのか分からなくて混乱してるな。)
「取り敢えず、アルは今から代わりの狙撃ポイントを探すだろうし……今のうちにカヨコ達を相手にするか」
俺は懐に隠し持っていたルィ・バンとジング・バンを取り出す。そして、そのまま屋上から飛び降り、便利屋の3人がいる場所へと突っ込んでいく。
「お、おい!!鬼神がツッコんできやがったぞ!?」
「うっ、撃てェ――ッ!!」
その道中、何人かの傭兵たちが邪魔をしてくる。
「邪魔だ。雑魚は引っ込んでろ――!!」
俺はルィ・バン&ジング・バンを如意棒形態に変形させ――
「ちょっ、待っ……タコスッ!!」
――軽く振るって殴り飛ばす。殴り飛ばされた傭兵は空高く打ちあがり、少し離れた位置にあった電柱に引っ掛かった。
「……こりゃあ、綺麗なフライだな」
「はぁ!?テメェは野球でもやってるつもりだったのかよ!?」
「ああ、本当は佐〇輝明みたいなホームランを打ちたかったんだがな。」
「いや、佐藤〇明って誰だよ!?」
「……じゃあ、大〇翔平なら伝わるか?」
「だから、佐〇輝明も大谷〇平も知らねぇんだよっ!!」
(マジか、あの世界の大谷〇平も伝わらないのか!?)
俺はその衝撃の真実にショックを受けつつも、ルィ・バン&ジング・バンをヌンチャクショットガン形態に変形させ、周りにいた傭兵たちをいなしながら便利屋の3人のいる方へと向かう。
「もしかして、長嶋〇雄なら伝わるか?」
「いや、長〇茂雄も誰か知らねぇよ!?」
「……やれやれ、せっかく誰でも分かるような例えで言ってやったんだが。」
「……なっ!?」
俺は近くにいた傭兵を遥か高く蹴り飛ばし、その傭兵を足場にすることでさらに高く飛び上がる。名付けるなら脳筋式月歩……いや、月歩ですらないか?
(どこぞの呪いの王とかサンジみたいに月歩できたらこんな適当なやり方しなくていいんだがな。まあ、やり方は分からねぇけど、いずれ習得すればいいだろ……)
そんなことを考えているうちに傭兵たちの包囲から抜け出せたのでそのまま前線へと出て行こうとする3人の目の前に飛び出す。
「よぉ、ムツキ……」
「えぇっ!?脹相さん、来るの早くない?」
ムツキ達は突如俺が現れたことに警戒心を露わにする。
「待て待て、まずは話からだ。お前ら、誰に雇われた?」
「……そう聞かれて正直に答えると思う?」
カヨコがこちらに銃を突きつけながら言う。
「まあ、そうだよな。でもまあ、大体検討はついてるが……」
(多分、こいつらの雇い主は多分カイザーかニヤニヤ教授だろうな。それはアルに聞けば、表情で判断できるとして……)
「別に俺はお前らを傷つけようとは思ってない」
「……?」
カヨコは怪訝そうな顔でこちらを見つめる。
「……でもまあ、暴れられてアビドスを荒らされると面倒だからな――銃ぐらいは破壊させてもらうぞ」
俺は、カヨコの拳銃を掴み――そのまま、銃に呪力を流し込みながら握りつぶす。
「っ!?」
「これは誰にも言ってないんだが、物に急激に呪力を込めると壊れやすくなるんだ。今やったみたいにな……」
俺は足に呪力強化を集中させて一気に加速し、紫髪の1年の子――ハルカの背後に移動する。
「えっ、えっ!?」
「……ハルカちゃん!!」
俺はそのまま、背後から銃口を掴んで破壊する。
「何それ、速すぎるじゃん!?」
「そうだろ?」
これは、以前に月歩とアトミックを習得しようとして練習中に失敗し、それらを組み合わせることで偶然身についた謎めいた技術だ。足に集中させた呪力を圧縮し、一気に解放するだけというシンプルな技ではあるが、その爆発力は圧倒的である。
「……で、どうする?言っとくけどアルの援護射撃には期待すんなよ、俺がこいつの後ろにいる限りアイツは撃てねぇ。アイツは半熟卵だからな、いい意味でも悪い意味でも冷徹になりきれねぇ。」
「……そうだよねぇ。そういう所がアルちゃんって感じだし……」
丁度その時、学校のチャイムの音が聞こえた。それと同時に俺の携帯に先生から連絡が来る。どうやら、傭兵たちは定時だと言って帰っていったらしい。
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「……じゃあ、お前は雇い主については何にも知らないんだな?」
今、俺は便利屋の3人を連れてアルと合流し、近くのカフェで事情聴取をしていた。
「ええ、そうよ。裏社会の大物ってことしか分からないわ」
(つまり、カイザーの可能性もニヤニヤ教授の可能性もあるってことか……)
少なくとも、どっちに転んだとしても面倒ごとは避けられないということだ。
「それにしてもお前ら元気ないな……?」
「今、金欠なのよ!!そんな時に銃壊されたら……」
「……それはすまん」
相当アルは凹んでいるらしい。やっぱりこいつ……
「そういうとこ、やっぱりハーフボイルドだよな」
「ハーフじゃないわよっ!?ハードボイルドよっ!!」
「ハーフボイルド……いい響きじゃん!!アルちゃんにピッタリだね~」
「ムツキ!?」
「だよな、絶対報告書作る時カッコつけてタイプライター使ってるだろ?」
「そうそう、アルちゃんったらせっかくタイプライター使ってるのに英語じゃなくてローマ字で打ってるんだよ~」
「やっぱりな、そういうとこがハーフボイルドなんだぜ?アル……」
「だから……私はハードボイルドよ!!」
それから暫く雑談をした後、俺は便利屋と別れてアビドス高校に戻った。
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翌朝、俺は改めて先生と情報を共有した。
“つまり、便利屋の子達は雇い主については何もしらないんだね?”
「そうですね、裏世界の大物だとは言ってましたけど……」
“何か、知っているのかい?”
「いや、知りませんよ。あくまで可能性の段階ですが……」
一応、カイザーとニヤニヤ教授については伏せておこう。今言うべきじゃない気がする……確信も無いし。
その後、今月分の利息の支払いを終えて戻ってきたアビドスの面々も加わり、会議を始めた。
メガネの子――アヤネ曰く、シャドウと遭遇した時に回収した兵器は現在取引されていないものだと判明したらしい。
「生産中止になった兵器を手に入れる方法……キヴォトスでは“ブラックマーケット”しかありません」
「ブラックマーケットって……とっても危険な場所じゃないですか♧」
「ん、賞金稼ぎのボスなら行った事ありそう!!」
シロコの一言でみんなの目線がこちらに向く。
「悪いが、俺はブラックマーケットに入れないんだよ……」
「ええっ!?」
正確には“百鬼夜行の鬼神”がブラックマーケットに入ると賞金首が逃げてしまうので入らないようにしているだけだ。実際、シャドウとしてはしょっちゅう入っているから入ったことがないわけではない。
「じゃあ、ブラックマーケットを調べてみよっか~手がかりも見つかるかもしれないしね……」
「なら、俺は出口付近で待機して――」
その時、俺の携帯が鳴った。誰かから電話がかかってきたらしい。
「悪い、少し席を外す……」
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それから数分後、俺はブラックマーケットへと急いで向かっていた。
(まさか、このタイミングでヒフミに呼び出されるとは……まだ昼だぞ?)
普段ならシャドウとして陰からヒフミの護衛をするところだが、今日はまだ昼間なので、シャドウとして行くわけにはいかない。昼間に黒は似合わないのだ……
(まあ、そんなこともあろうかと用意しておいてよかった……)
俺は仮面を付け、黒いスーツに身を包んでいる。そう、これは陰実原作のシャドウの変装の一つ、ジョン・スミスだ。
この仮面は黒服に用意してもらったものではないので変声機能はついていないが、血を用いて声帯を無理矢理変形させることでなんとか再現することに成功した。
「ふむ、このようなものでよいか……」
取り敢えず、声の微調整は終えたのでヒフミとの合流を目指す。あと、シロコにバレないように大量の香水を頭から被っておいた。これならシロコの鼻をもってしてもバレることはないだろう……
(そういや、アキラってどうやって声変えてるんだろう?今度教えてもらいに行こうかな……)
そんなことを考えながら走っていると、ヒフミが不良に絡まれているのが見えた。
(せっかくだ、赫糸の最終調整にはちょうどいい。)
俺は血を染み込ませた糸を不良たちの方に向けて放った。
この時の俺はまだ知らなかった。ジョン・スミスが銀行強盗のスーパーエリートエージェントになるということを……
今日はVIVANTシーズン2最終回!!楽しみだけど何処か寂しいような……
関係ないですが、チラッとロア編を見てみたら悪夢急行っていう文字が見えたんですが……悪夢?ナイトメア……?
???「……この我だからな」
見てみたいイベントストーリーは?(人気と時系列である程度やる順が変わります)
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船上のバニーチェイサー
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不忍ノ心
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アビドスリゾート復旧対策委員会
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白亜の予告状 〜虚飾の館と美学の在り処〜
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とある科学の超電磁砲コラボ
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魔法少女ヘヴィキャリバー(以下略)
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誰が為の芸術〜偽飾の絵画と美学の行方〜
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パンデミック・ハザード〜奇跡の一枚〜