脹相転生inキヴォトス   作:西中の虎の兄

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お気に入り登録、感想、評価ありがとうございます!!

ついにお気に入りが120人を突破しました!!
個人的には8話ぐらいで100人行くかな……と思っていたのですが、予想以上に多くの方に見てもらえたようでとても嬉しいです!!

それとアンケートの投票ありがとうございます!!

最初はアヤメ曇らせとヒナが飛びぬけて高かったんですけど後からホシノが追い上げてきてヒナとほぼ同数に。それどころかアヤメに関しては最終的にダブルスコアになっていてやっぱり皆曇らせが大好きなんだな~と痛感しました(笑)
安心してください(?)、アヤメは二年生編でしっかりと曇らせます!


君、本当に警察?

俺は訳あってゲヘナに来ていた。なんでかと言うとついに全財産*1が底を尽きたからだ……

 

(もう二度とナグサに奢るのはやめよう。焼き鳥店に行った時、ナグサが頼んだ品だけで1万超えたからな……)

 

どうやって稼ぐかって?……賞金狩りしかないだろう。賞金狩りは不良たちを軽くボコって縛りあげてヴァルキューレに引き渡すだけで稼げる。まぁ、稼げると言っても微々たるものだが……そうだとしても術式の鍛錬にはなるだろう。

 

「おい、そこの兄ちゃん。ちょっといいか?」

 

考え事をしながら歩いていると後ろから声を掛けられる。たぶんカツアゲ目的の不良グループだろうと思い、振り返ると案の定、数人の不良が立っていた。

 

「……俺に何のようだ?」

 

「悪いんだけどさぁ、金くれねぇか?今、金欠で困ってんだよ。」

 

(いや、お前らより俺の方が金に困ってるんだからな!?)

 

まあ、丁度いいか……ノコノコと賞金首が出てきてくれたし。

 

「おい、さっさと金出さねぇと撃つぞ!!」

 

痺れを切らしたのか不良の内の一人がブチギレて俺の方に銃を向ける。

 

「悪いが俺は1円も持ち合わせていないぞ。昨日、ナグサ(友人)に焼き鳥を奢ったせいで破産したからな……」

 

「“焼き鳥で破産した”だぁ?そんな訳ねぇだろ!!テメェ、それ以上冗談言うならマジで撃つぞ!!」

 

悲報:焼き鳥で破産したこと信じてもらえない。許さんぞ乙骨憂太!!*2

 

「そちらが攻撃する気なら、こちらから撃たせてもらおう……赤血操術――百斂 穿血

 

「なんだ!?これは……速ぇ!?」

 

穿血が不良に被弾すると暫くして毒が回ったのかゲロを吐いて倒れる。死んではないと思う……多分。

 

「あっ……姉御ォォォォォッ!!」

 

他の不良たちが倒れた不良の元に駆け寄る。多分、反応からしてさっきの不良がリーダーだったのだろう。

 

「よっ……よくも姉御を!!許さんッ!!」

 

リーダーをやられてキレた不良たちがガンガンこちらに銃を乱射してくる。それを俺は血で壁を作ることで防ぐ。

 

(危な!?血星磊で即座に壁を作ってなかったら死んでたぞ……反転術式あるから頭さえやられなれば問題ないとは思うけど。)

 

取り敢えず、残った不良たちは苅祓で毒状態にして気絶させた上で赤縛で拘束する。

 

(一度に運べる人数も限られてるし……一旦ヴァルキューレに引き渡すか。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫く移動するとヴァルキューレ警察学校に着く。施設内を見渡すと、やはり日本の警察署より遥かに設備が整っているように思う。俺は不良を引き渡すための受付を探す。

 

(受付はここか……って何だアイツ!?業務中なのにめちゃくちゃ着崩してるんだが!?あれが警察ってマジかよ…………いや、そうでもなかったわ*3

 

「すまない、受付はここか?」

 

「そうっすけど……今日は何の用件で?」

 

マジか……キヴォトスの警察ってこんなカジュアルな服装でも許されるの!?これは流石に亀山薫も月までぶっ飛ぶほどの衝撃だよ……

 

「俺は捕らえた賞金首を引き渡して換金しに来たんだが……」

 

「なるほど~って自己紹介がまだだったっすね、ヴァルキューレ警察学校公安局所属、1年のコノカって言うっす!確かアンタは……」

 

「……百鬼夜行連合学院の脹相だ。よろしく頼む……」

 

この子、結構グイグイくるタイプだな……正直に言うとアヤメ以上に陽キャ過ぎて話しにくい。

 

「それで……不良の引き取りだったっすよね?え~っと人数は……4人!?……4は縁起が悪いんで次からは3人か5人にして欲しいっす。」

 

「……そうか。それは悪かったな……(4が嫌いってミスタかよ……)」

 

この後も彼女は4に関しての愚痴を延々と言い続けていたが、ちゃんと書類は書いてくれたようだ……

 

「なんか飲むっすか?待ってる間、暇っすよね?」

 

そう言うと彼女は飲み物を用意する。どうでもいいけど警察組織が出す飲み物ってなんか高そうな感じがする……俺は期待して飲み物を受け取ったのだが……

 

(…………ってこれ、パックの紅茶じゃねぇか!?しかも、紙コップかよ!?もし、ティーカップにも拘る右京さんがこれ(紙コップ)を見たら多分笑顔でブチギレるぞ!?)

 

そう思いながらも、ティーパックが高級なものであることを期待して俺は紅茶を飲むが……

 

「いや、普通にリ〇トンじゃねぇか!!」

 

「脹相さん、それ紅〇花伝っすよ?」

 

コノカには失礼かもしれないが……そんな違い分かるわけないだろ!?あと、せっかくの俺の期待を返してくれ……

 

それから暫くすると、書類が出来たようだ。(なんか少し心配だけど……)

 

「脹相さん、出来たっすよ。これが報酬の2万円っす。」

 

「……ありがとう。それと今後も世話になるだろうし……これからもよろしく頼む、コノカ。」

 

「了解っす。(いきなり呼び捨てするんすね……)」

 

俺はコノカに礼を言った後、ヴァルキューレの建物を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―???side―

 

私が風紀委員会に入って1か月くらいが経った頃、突如としてゲヘナ全体での犯罪率が20%減少した。噂によると、不良たちを捕まえているのは和服のような制服を着た男の子らしい。

 

「……和服のような制服……もしかして、百鬼夜行の生徒かしら?」

 

そう思って私は資料やネットを利用してその生徒の正体を探る。

 

「やっぱりね。脹相。百鬼夜行連合学院1年、所属は百花繚乱紛争調停委員会。キヴォトス初の男子生徒で血を操るという謎の能力を持っている。ゲヘナの不良たちは彼を百鬼夜行の“鬼神”と呼んでいる……」

 

()()さん、何を調べているんですか?」

 

「見てたのね、アコ。ここ最近の犯罪率減少の要因について調べていたのよ。」

 

そう言って、私は椅子から立ち上がる。

 

「どこに行かれるんですか?」

 

「見に行くのよ、百鬼夜行の“鬼神”を。」

 

「彼は……そんなに危険な存在なのですか?」

 

「危険……とまでは言い切れないわ。でも、キヴォトスの中でも十指に入る実力者だとは思うけど。」

 

「それでヒナさんとどちらの方が強いのですか?」

 

「……場合によるわね。一対一なら私の方が強いけど……多分、多対一での制圧力だけで言えば彼の方が強いかもしれないわ。」

 

「それほどなのですか!?」

 

私の言葉にアコがとても驚いた様子で言う。

 

「……だから、一度会っておきたいのよ。彼が本当にゲヘナにとって無害な存在なのか確かめに。」

*1
転生時点から節約して使っていた3万円

*2
八つ当たり

*3
亀山薫とか亀山薫とか亀山薫とか……




コノカのエミュってこれで合ってるんですかね(マジでアヤメ同様に出番が無さ過ぎるせいで喋り方がさらに新田さん(補助監督の方)みたいになってるような……)



それと作中でヒナが言っていたことについて補足すると

今作におけるキヴォトスの最強トップ10(推定)

小鳥遊ホシノ・空崎ヒナ・美甘ネル・剣先ツルギ・聖園ミカ

狐坂ワカモ・栗浜アケミ・蒼森ミネ・七稜アヤメ・脹相

恐らく、上段のキャラの方が強いですが戦略と相性次第で覆るかも……?
(作者の知識不足で入っていないキャラがいるかもしれませんが……)


それと前回も言っていた今後の投稿についてなのですがリアルの忙しさが落ち着くのが2月末あたりなのでそれまでは週一投稿になるかも……?
そのため次回の投稿は2月10日前後になると思います……

脹相(偽物)と絡ませたいキャラは?

  • 聖園ミカ(トリニティ)
  • 蒼森ミネ(トリニティ)
  • 氷室セナ(ゲヘナ)
  • 空崎ヒナ(ゲヘナ)
  • 小鳥遊ホシノ(アビドス)
  • 清澄アキラ(七囚人)
  • そんなことよりアヤメを曇らせようぜ
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