「やったことはあるけど生身でやると違和感が凄いわね……!」
「
『ロムルスを見つけるまでの辛抱だ、我慢しろ』
「分かってる!」
同時行使を使えれば話は早かったのだがクロノデバイスが相変わらずぶっ壊れる少し手前状態なのでオーバーヒートを防ぐため
『残り30秒』
「10秒になったら再通知!」
とか考えてるうちにもう制限時間が半分経過。現状仕留められてるのは5体だし……あーいや待てよ?
「テルス、単発なら
『そうだが……全く無茶をする』
「文句なら
ちまちまと一体一体両断するのをやめ全身を使って大鎌を勢いよく回転。
『残り10秒』
「んじゃ……爆ぜなさいっ!」
テルスのカウントと同時に勢いを付けた大鎌を投擲、同時に
『時間だ、離脱しろ』
「分かってる!」
鎌を投げ終えて残り時間は4秒、さっき両断した奴らの爆発に巻き込まれないように近くにいた奴の装甲を踏み台にして跳躍。流石に無傷で済ませられる高さまでは飛べないがそこは
『
「連鎖爆発ならワンチャン2体くらいは潰れてくれるかしら?」
『望み薄だ、エンネアと協力して残りを片付けろ』
「でしょうね」
時が動き出すと同時に動き出した大鎌達は勢いよく動力部に突き刺さり連鎖的に爆発。やっぱりそこそこ外れたがそれは回収してまた使えばいい、問題はどれくらい減ったかだけど……
「……思ったよりは減ったって事にしときましょう」
『そうしておいた方が面倒じゃない、それと来るぞ』
「ええ」
両断したのが5体に投擲したのが刺さって爆発したのが8体、差し引きで残り25体。あんまり仕留められなかったな、まあ泣き言を言っても敵は減ってくれないんだ、さっさと残りを片付けよう。
「レムスさん!」
「ジャストタイミングね、使いなさい!」
「あれこれ僕に直撃コース!?」
「寝ぼけた事を言うな、直撃させるのは目下の獣だ!」
外れて地面に刺さった鎌を再利用すべく引き抜いたタイミングで少々遅れてエンネアちゃんとファウヌスが転移。あちらは降下するまで
「巻き込まれないでくださいよレムスさんっ!」
「誰に言ってるのかしら!」
彼女が勢いよくハンマーを着地点の
「お前も吹き飛ばされるなよ!」
「流石にそこまで軽くない!」
「ならしっかり掴まっていろ!」
此方が避難したのを確認したエンネアちゃんは巻き込まれないように爆発寸前の個体を残っている奴らの所へホームラン、またもや盛大な爆発が起こりただでさえ荒れ果てている地形が余計焦土と化していく。申し訳程度にしかならないが後で
『残り23、オリンピアの住人達が到着するまで推定約5分』
「これ鉢合わせた時の状態によっては更に勘違いされないかなぁ!?」
「そう思ってるのなら方便を考えておけと言ってるだろう!」
「にしたって随分と数が多い……!」
「
「全くだわ……テルス、連続で
『単発の
「だったらプラン変更よ!」
少しでも速く殲滅すべく戦法を変更する。
「同時行使はなるべく避けてくださいねレムスさん!使えるのは我々だけですから!」
「それ先に言ってよエンネアちゃん!?」
「何で君たちはこう報連相ができないのかなぁ!?」
あっぶね、
『残り15』
「1/3には減ったわね、このまま終わらせる!」
『ついでに言えば現地住民の合流想定時まであと1分だ』
「だったらギリギリ間に合うな、方便は思いついたかファウヌス!」
「いや方便も何も普通に話せばいいと思うんだけど!?」
「普通に話せる状況ならそうしてる!できないから考えろって言ってるのよさっきから!」
『弍乃、それも重要だが悪い報告だ』
「今度は何!?」
『ゲートから追加反応1、
「1体だけ……エンネアちゃん残り任せた!」
「レムスさん!?」
「この状況で単騎投入なんて試作型以外あり得ないでしょう!」
『幸いな事にゲートもこれで閉じるようだ、閉じ切るまで耐えてくれ』
……あれか?私が何かやろうとすると必ず
「
『できない事はないが時間を固定する
閉じつつあるゲートから降ってきた鳥状の試作型を視認すると同時に
「っ……頭、痛いわね……」
『負担は比べ物にならないと言った筈だ!10秒で仕留めろ、それ以上はまともに戦えん!』
「やれると分かってるなら、最初から忠告なんかいらない、のよ……!」
正直
「堕ちなさいっ……!」
彼方が
「ぐっ……」
『だから言っただろう、
……無理に使ったせいか頭痛と吐き気が酷い。テルスが切ってくれていなければ今頃
「レムスさん!」
「大丈夫、よ……身体は、平気……!」
「いやどう見ても疲労困憊なんだけど!?」
「だまらっしゃい、残りがあれくらいなら、支援はできるわ……!」
「……無理は、しないでください」
試作型を秒殺した以上下手に奴らも戦力は突っ込まないだろうと判断し着地した後は鎌を支えに
「
後の事を考えて
「「
残りの奴ら全体に行き渡るように
「
「心配、無用よ……
どうも奴らの耐久性を容易にブチ抜く一撃だったらしく爆発寸前の個体達を慌てて隔離。頭が正常ではないとはいえ魔力は全然残ってるから問題ない、
「……これで、全部?」
「らしいな……大丈夫ですかレムスさん」
「ええ、なんとか、ね。それより……」
『……確認した。つい先程の
「2つ!?」
「でしょうね、片方は、私で……」
……どうやらさっきのは聞き間違いではなかったらしい。全く同じタイミングで同時に放たれたもう1発の
「……まさか」
「その、まさか、でしょう……よくよく考えたらあいつが自衛手段を持ってない筈がなかったわ」
「しっかりしてくださいレムスさん、だとしても何処に……」
「……ウルカヌス、いや、エンネアちゃん、なのか?」
「……!」
エンネアちゃんの肩を借りどうにか立ち上がったタイミングで近くなる聞き覚えしかない声。吐き気をちょっと我慢してどうにか聞こえた方向へ目を見やる。
「……ぁ」
「……」
……ああ、やっぱり。ダメだ、
「……実際には、初めて見た。あの人が……」
「ああ……お久しぶりです、息災なようで、何より」
「元に、戻ってくれたのか……それに、君は」
「……ふふ」
とか言ってたらあっちの方から駆け寄って来た。確かに今は
だからほら、泣きそうな顔しないでよ。こっちまで泣きそうになるじゃん。
「……レムス、なの、か?」
「……それ以外の、誰に、見える?」
殴るとか言ってたけどごめん、撤回する。
まずはゆっくりとこの奇跡が現実である事を確かめさせてよ、
貴方の変身ヒロインは何処から?
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セーラームーン
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リリなの
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プリキュア
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まどマギ
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シンフォギア
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その他