「さてと……技の特訓するか」
フシギダネ、ニドラン♂、イーブイの3体が揃った。
これでトキワジムに挑みに行くことが出来るが、トキワジムには直ぐには挑まない。
理由は単純だ。俺が弱いからだ。弱いんだったら強くなるように修行すればいいだろうが、ここで問題がある。どうやって修業をするかだ。
ポケモンと言えばモンスター育成RPGだ。
RPGならば敵を倒して経験値を得る、それがRPGの常識だ。
じゃあ、その敵がなんなのか?ってなれば大抵はモンスター、この世界だとポケモンがそれに該当する。RTA走者や縛りプレイ実況者でもないかぎりは野生のポケモンを倒して経験値を稼ぐのは普通だが、この世界じゃそれが出来ない。
この世界は人とポケモンが共存して暮らしていて、力関係だけを言えばポケモンの方が上だ。繁栄という意味合いでは人間が最も成功しているがその裏には確実にポケモンが居る。
ゲットするのを目的とした野生のポケモンとのバトルは認可されているが、ゲットでなく経験値を稼ぐ為の野生のポケモンとのバトルはダメだ。逆に生態系を荒らしまくっているポケモンを駆除する為にポケモンバトル以外の事をするのはありらしい。
基本的にポケモンの育成は対人戦と自主トレだ。
旅の道中は自主トレで技の精度や基礎的な能力を上げる特訓をする。
何処かの街に辿り着いた場合、大抵の街にはポケモンセンターがある。ポケモンセンターにはバトルフィールドが備え付けられていて、そこに居るトレーナー同士でバトルをする。
人が居ないところでは自主トレ、人が居るところでは対人戦だ。
対人戦と自主トレでは当然、対人戦の方が多く経験値を得ることが出来る。
対人戦だけをやり続ければいいんじゃねえのか?って考えはあるだろうが、そう上手くはいかない。この世界にはわざマシンが無い。だから、わざマシンを使えば覚えるけども逆を言えばわざマシンを使わないと絶対に覚えれない技を特訓しないと覚えれない。
技を覚える為の専用の特訓が必要だ。
対人戦では戦闘の勘、ホントに基礎的な部分となれば自主トレが大事で特にレベルアップでは覚えない技となればややこしいだろう。
「フハッ、ゲームはイージーモードってか?」
使えば自動的に技をポンッと覚えてくれるアイテムは色々なゲームに登場する。
ポケモン以外の有名どころはイナズマイレブン、秘伝書を使えば専用の特訓をしているわけでもないのにポンッと強力な必殺技を覚える。
ゲームは簡単に覚えれるが現実はそうも上手くはいかねえ。
ホビーアニメの世界でも独自の世界観を築いているポケモンの世界はシビアなところは中々にシビアだ。
「俺自身は特に問題は無し……数勝した。となれば自主トレだが天井は見える」
トキワシティのポケモンセンターに隣接するバトルフィールドで何回かポケモンバトルをした。結果は勝った。はじめてのポケモンバトルで何処かパニックを起こさないのか、そしてアニメのポケモンバトルとゲームのポケモンバトルとの差異に悩まされないのかを危惧していたが特にそんな事はなかった。
トキワシティのトキワジムに挑みに来るトレーナーはそれなりにいる。
ただし殆どが新人トレーナーだ……調べてみたがトキワシティのジムリーダーことサカキは本気を出せばカントーで1番強いジムリーダーだ。
他の地方のリーグに挑んで今度はこのカントー地方のポケモンリーグに挑むぞとなった場合、大抵はジムリーダーは本気で挑みに来る。本気のサカキには勝てないから、手加減したサカキに挑んだ方がいいと言われるぐらいだ。
まぁ、サカキに勝てねえ1番の原因はミュウツーだろう。
色々と変な拘束具を付けていて制御下に置こうとしているミュウツー……ミュウツーってポケモンがどれだけ強いかは説明しなくていい。雑なポケモンバトルをして最後にミュウツーで蹂躙する。相手のトレーナーをその気にさせてから禁止伝説ポケモンの理不尽な力で身も心もへし折る、最高に楽しいじゃねえか。
「サカキが出すのはじめんタイプのポケモン……最初だからニドキングとニドクインは無しで、ディグダやカラカラ辺りが来るとして……フシギダネだけじゃ限界はあるな」
ジム戦をどうするのかを考える。
ゲームならば最後のジムでその時にはパーティが生まれているから一方的な蹂躙が可能だがこの世界じゃそう上手くはいかねえ。
フシギダネとイーブイとニドラン♂を出す。そしてポケモン図鑑を見る。
ポケモン図鑑にはポケモンのデータが載っている。図鑑なんだから当たり前だろうと思うがそれだけじゃない。図鑑には記載されているポケモンならば、どのポケモンが何を覚えるのか全て記載されている。
アルセウスやZAでしか覚えない技やタマゴ技も努力すれば普通に覚えることが出来る世界みたいだ。
とは言えこれに関しては俺にはあまり意味が無い。ゲームをやってたら自然と身に付く知識は何故かある。
結局のところ、使う技は最終的には決まっている。仮にフシギダネをフシギバナに進化させたとして使う技は決まっている。
ヘドロウェーブ ソーラービーム だいちのちから ウェザーボール ギガドレイン エナジーボール テラバースト はなびらのまい ハードプラント どくどく ねむりごな つるのムチ
最終的に行き着く先はレートとかちゃんとしたガチ対戦の環境でよく見る技+この世界じゃ強力な技だったりする一部の技ぐらいの技構成になる。
フシギバナに最終進化させたら今上げた技しか使わない可能性が高い。
くさタイプとして強いポケモンはエナジーボールなんかがメインウェポンになる。
ほのおタイプとして強いポケモンはかえんほうしゃがメインウェポンになる。
最終的に向かうべきゴールはある程度は見えているから、ポケモン図鑑に記載されているどいつがどんな技を覚える云々は大して役に立たねえ。
「っち、わざマシンさえあれば楽なんだがな」
エナジーボールのわざマシンがあればフシギダネにポンッと覚えさせられる。
みずのはどうのわざマシンがあればニドラン♂にポンッと覚えさせられる。
こういう時にわざマシンがねえのは不便だと感じながらも、どういう風に攻略をするのかを考える。
エナジーボールやみずのはどうを覚えさせればいいだろう!と言う考えは一瞬だけ抱いたが、問題はどうやって?だ。
かみなりパンチと言う技がある。どんな技かと聞かれれば雷を纏わせた拳で殴るというその名の通りの技だ。
じゃあエナジーボールがどんな技かと聞かれればくさタイプのエネルギーをボールにして放つ技だ……なんだ、くさタイプのエネルギーをボールにして放つ技って。
みずのはどうは波動を用いて生み出した水を凝縮して水で出来たはどうだんを作り上げて放つ技だ……なんだ、波動を用いて水を凝縮してって。
俺がなんなのかは分からねえが魔法使いでもなんでもない人間だ。
この世界には不思議な力を持っている人間は居るが俺はそれに該当しねえ。中身が日本人なだけで超能力者でもなんでもない。不思議な力を使う感覚を知らねえ。
例えばピカチュウならば別になにか特別な特訓をしなくても電気を自由自在に操れる。ピカチュウにとってそれは当たり前の物だ。
人間も一応は電気を生み出してはいるがその電気を相手に向かって放出し、ぶつけたりすることなんて基本的には出来ねえ。
技の内容を知っていたとしても、どういう風にアドバイスするのかが分からねえ。
ただ俺は運が良い……エナジーボールの道のりは見えた。
「フシギダネ、口からやどりぎのタネじゃないタネを……お前ならくさタイプのエネルギーがなんなのかなんとなく理解してるだろ?」
サトシのドダイトスはエナジーボールを会得している。レベルが上がって勝手に覚えたんじゃなくて教えてもらった。そして教えてもらう際にタネマシンガンを使えないか?それと似ている、コツがあるみたいな事を言っている。
そしてサトシのジュカインはタネマシンガンが使えてそれを覚える回がある。
フシギダネはくさタイプのポケモンで、既にやどりぎのタネを覚えている。やどりぎのタネを背中から飛ばすやり方を知っているのならばそれを応用する。背中でなく口からタネを飛ばしてみろと言えば……ポッとだけだがなにか小さな緑色の種みたいな弾が出てきて消滅した。
「……段階を踏めってことか」
まだそこまで育てていないフシギダネにいきなりエナジーボールを覚えろは無茶だ。
時間をかければ覚えれるがなにも無い0からエナジーボール会得よりも、既に覚えている、やどりぎのタネ→タネマシンガン→エナジーボールと段階を経た方が比較的に覚えやすい。
理屈も原理も一応は納得が行くものだ。
「ダネ?」
「そいつを連射出来る様にしろ」
フシギダネがなんか出たけど?と言ってくるのでフシギダネにタネマシンガンの練習をさせる。
ほのおのパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチ、所謂3色パンチのパンチ技がある。この技の3つの違いは纏っているエネルギーが異なるだけでパンチで殴る技というのは同じだ。
ほのおのパンチはその名の通り炎を纏った拳で相手を殴る技だ。
じゃあ、この炎はどうやって生み出すのか?ほのおタイプのポケモンならば特に意識せずに炎を操れて人体構造的にパンチが使える種族ならあっさりと覚える事は出来る。炎を纏った拳で殴ればそれだけでほのおのパンチは成立だ。
オコリザルやゲンガーなんかのほのおタイプと全く関係が無いタイプのポケモンもほのおのパンチを覚えれる。これは多分だがオコリザルやゲンガーが熱を操る力を何処かに持っている。その力を利用して炎を生み出して拳に纏いほのおのパンチを会得している。
火を吹く生物を見た記憶はねえが体内にガスなんかを溜め込んでそれを色々と使う生物は普通に居る。多分それと同じ感じだ。
オコリザルやゲンガーみたいにほのおタイプじゃないほのおのパンチを会得する事が出来るポケモンは熱を操る力を一応は持っている。
リザードンやゴウカザルがでんきタイプでもないのにかみなりパンチを覚えるのは体の何処かで、でんきタイプ程じゃねえが電気を操る力を持っているから。そして、ほのおタイプだから燃やす為のプラスの熱エネルギーなんかは簡単に操れるが、冷やす為に必要なマイナスの熱エネルギーなんかは操れない。だかられいとうパンチだけは使えない。
そういう風に考えればある程度は納得することが出来る。
そしてガチ環境で使われる主な技の殆どはその技に似ている技、その技に似ているが威力が低い技、目的の技と同じタイプの他の技を覚える必要がある。
今、フシギダネに
やどりぎのタネ→タネマシンガン→タネばくだん→エナジーボール
と言う形で似ているが若干だが異なる技を進化させて覚えさせる。
多分
やどりぎのタネ→メガドレイン→ギガドレイン→エナジーボール
ルートもある。
まだゲットしていないほのおタイプのポケモンも
ひのこ→やきつくす→はじけるほのお→かえんほうしゃ→だいもんじ
と言う形で火の勢いが違うだけで全部、火をぶつけるだけの技を少しずつ段階を上げて正統派進化させた形で技を覚えさせる事が出来る。
そしてさっき例題に出したゲンガー、コイツはゴーストとどくの複合タイプだが色々な技を覚える。
こごえるかぜ→れいとうパンチ
ゆめくい→サイコキネシス
でんじは→かみなりパンチ→10まんボルト→かみなりorでんじほう
メガドレイン→ギガドレイン+シャドーボール→エナジーボール
きあいパンチ+シャドーボール→きあいだま
と、タイプは同じだが方向性が違う物を先に会得したり、その途中で既に会得している技と組み合わせて新しい技として会得する…………
「クソ面倒だが……納得はいくな」
どうもこの世界の住人はそのポケモンのタイプと同じ技とノーマルタイプやかくとうタイプの技を使う傾向がある。
単純に知識が無いってわけじゃねえ。ただただ単に他の技の会得に手間がかかる。
既にフシギダネはやどりぎのタネを経由しタネマシンガンっぽいのを生み出すことに成功している。やどりぎのタネを経由すればメガドレインも覚えれる。じゃあ、そのメガドレインをゲンガーに伝授させないといけないとなるとどうなるのか?
フシギダネにとってはメガドレインはくさタイプの技のエネルギーのコントロールそのものが難しいだけで、そこを突破すれば簡単に会得出来る。
だが、ゲンガーはゴーストとどくの複合タイプだ。
ゴーストタイプの力とどくタイプの力は使いこなすには特訓する必要があるが、その力そのものを使うこと自体は当たり前の様に出来る。
メガドレインはくさタイプの技エネルギーを使う。多分だがゲンガーはまず、くさタイプの技エネルギーってなんなの?と言う壁に最初にぶつかる。
フシギダネにとっては当たり前のくさタイプのエネルギーを認識出来てねえ。認識出来てねえだけであって認識が出来ねえわけじゃねえ
ゲンガーがメガドレインやギガドレイン、エナジーボールを覚えるにはまずくさタイプのエネルギーを認知するところからスタートで、それを伝授する為に最も最適な講師はくさタイプのポケモン、特に覚えて欲しい技を覚えているもしくは覚えれるポケモンが1から段階を踏んで覚えさせる。
サトシのゲンガーが歴代のサトシのほのおタイプのポケモンからおにびを教えてもらったことからこの考えはあっている筈だ。
そしてバカどもはここで引っかかる。
ゲンガーにエナジーボールを覚えさせる為にフシギダネを講師にした。
そんな手間をするぐらいならば最初からフシギダネを鍛えて出せばいいだろ?くさタイプのフシギダネがエナジーボールを使った方が強いと。
実際、タイプ一致補正とかで威力が上な事があるが……そのタイプの技しか使わないは旨味が少ない。他のタイプの技を使えるってのは充分過ぎる武器だ。
特にタイプの時点で不遇なタイプがある。
くさタイプ こおりタイプ むしタイプ エスパータイプ この4つだ。
くさタイプはいわとじめんとみずタイプに強いが、いわとじめんはみずタイプのポケモンでどうにかなる。みずタイプのポケモンはでんきタイプでどうにかなる。
仮に同じ性能のくさタイプかみずタイプのどっちかを選べとなればみずタイプを選ぶ。稀に必要になる場面がやってくるが逆を言えばその時じゃないと他で問題は無いとなる。
こおりタイプはじめん、くさ、ひこう、ドラゴンの4タイプに強い。天候をゆき状態にすればふぶきが必中で防御力が1,5倍になる。
優遇されてる様に見えるが、みずタイプの殆どがこおりタイプのメインウェポンとも言える技であるれいとうビームを覚えれる。そして殆どのポケモンがこおりタイプの弱点であるいわ、はがね、ほのお、かくとうの技の何れかを覚えれる。こおりタイプは技としては強い方だが受ける側になれば、こおりタイプは強くない。
むしタイプは言う必要があるか?って言えるぐらいに雑魚だ。
ポケモンは序盤の方に出てくるから種族として弱目に設定されてる奴等が多い。
ヘラクロスやハッサムの様に使える種は何体かは居るが、そいつらはむしタイプとしてじゃなくて他の能力を使われている。
種族全体で基礎的なパワーが足りず、強力な攻撃技も少ねえし技のレパートリーも少なかったり似たりよったりが多い。
メインウェポンがメガホーンかむしのさざめきの二択で、下手したら一番使われているのは交代が出来るから重宝されているとんぼがえりの可能性もある。
売り文句って言ったら数が多いのと育てやすいぐらいだろう。
エスパータイプは……少し語りづらい。
あくタイプ、フェアリータイプ、はがねタイプ、むしタイプ、ゴーストタイプに当たりさえしなければ問題は特に無い。サイコキネシスと言う殆どが覚えれない強力な技もある。問題らしい問題は無いんじゃねえのか?と思えるが……フェアリータイプで良くないか?ゴーストタイプで良くないか?あくタイプで良くないか?が多い。
これに関しては初代のポケモンがエスパータイプが最強過ぎたせいで調整されたのが原因だろうからなんとも言えねえ。
エスパータイプは不遇と言えば不遇だが、エスパータイプのポケモンは色々とサブウェポンを覚えれるからこれに関しては最新のポケモンのガチ環境が魔境だから不遇とカウントされてるだけ……くさ、むし、こおりの3つよりは使える。
「フシギダネ、シフトチェンジだ」
「ダネ?」
「メガドレインを覚える。適当な物にやどりぎのタネを植え付けろ」
「フシ!」
「やどりぎのタネから送られてくるパワーを吸い取る感覚を掴め」
エナジーボールは先を急ぎすぎている。現実的な落としどころはメガドレインだ。
タネマシンガンの練習をしていたフシギダネにメガドレインを覚えれる様に特訓をさせる。フシギダネはコレでいい。だが問題はイーブイとニドラン♂だ。
ニドラン♂は最終的にニドキングにし、豊富な技を覚えてもらう。
ニドキングの豊富な技の殆どがレベルが上がれば勝手に身に付く技じゃない、特訓をしないと覚えれない技だ。みずのはどうもその内の1つで、覚えてもらう。いや、覚えてもらわねえと困る。
相手はじめんタイプの使い手、どくタイプのニドラン♂には弱点とも言える。みずのはどうが使えるか使えないかで話は大きく変わる。
みずのはどうは波動を操り水を生み出し、その水で出来たはどうだんだと記載されている。ニドラン♂ははどうだんを覚えない……ニドリーノならばみずてっぽうやバブルこうせんを覚えれるからそれで解決するんだが……いや……
「方向性を変えるか」
無理にニドラン♂にみずのはどうを覚えさせなくてもいい。
ニドリーノに進化してからみずてっぽうを覚えてそこからみずタイプの技に入門すればいい。ニドラン♂には今回は違う仕事をしてもらう……それでいいが……。
「……お前か……」
「ブイ?」
イーブイをどういう風に扱うか……進化に必要な石は手元に無い。
ゲットして間もねえからなつき度が足りなくてエーフィ等には進化しねえ。
イーブイ=即座に8個の進化先のどれかに進化させてわざマシンで技を会得させて戦力にするポケモンで、イーブイそのものは、一応はナインエボルブーストやキョダイマックスがあるが、それは使えないしそれ以上のZワザやキョダイマックスがあるから使えねえ。
イーブイが使える技をニドラン♂がフォローする。
今回はその形で行くとして問題はニドラン♂になにを教えるのかイーブイになにを教えるか。フェアリータイプの技は覚えさせた時点で詰みだから無し。相棒技は調べたが無かった。
「…………まぁ、その辺りか」
フシギダネが覚えさせる技、ニドラン♂に覚えさせる技、イーブイに覚えさせる技が決まった……が……
「何時かは限界が来るか」
困ったら新しい技や能力の導入、アニメ的な都合上でそれは必須だ。
色々と技を覚えさせるが最終的に使う技は限られている。だから、特訓をして進化したり新技を引っさげてきたのスタイルで成長していくのは限界が見える。
技のレパートリーを増やす派手な特訓じゃなくて絵面が地味な基礎的な能力を上げる自主トレと多くの実戦経験が必要になる。
「……フハッ……悪くねえな」
どうしたものかと考えていれば面白いことを思いついた。