アルピ交通事務局のアニポケネタ倉庫   作:アルピ交通事務局

88 / 118
旅立ちの朝

 

 △月Ω日 明日からだが

 

 明日から新年が始まる……要するにポケモンを貰える。既にラプラスを持っているとは言えポケモンを貰えるのは非常に嬉しい。

 

 運命力とか原作の修正力とかそういうのが作用しない事を祈りたい。

 この数年間の間に色々とあった……長かったと思ったが、ここからが本番だろう。子供だからまだ感覚が長いが大人になれば1年というのがあっという間である。あ、もう月の後半なのとかで体感的に十数年で寿命を迎えそうな感じだったりする。

 小学校の頃は1年がクソ長いと感じていたが……………おっさんだな……いや、もう三十路過ぎのおっさんだったな。

 

 取り敢えず、荷物の確認をする。

 

 ポケモンフーズを入れる容器、ポケモンフーズ、ポケモンフーズに付けるきのみのふりかけ

 

 飯盒 鍋 ホットサンドが出来るフライパン キャンプ用のコンロ 調理器具 食器 人間用の食料 浄水器 竹で出来た水筒

 

 テント 寝袋 シャツの着替え テニスラケット かいふくのくすり なんでもなおし オボンのみ ラムのみ 作ったきのみを粉末にした物を調剤師に使ってもらった簡単な薬

 

 ……これらを合わせたら軍人が演習とかで背負っているバカでかいリュックになった。

 どれだけ持っていけばいいのかが分からないのでネットでポチったら軍人が演習とかで背負っているバカでかいリュックを買った……まだ4分の1ぐらいはスペースに空きがある……旅をしている間はパワーリストとパワーアンクルを外す。キャンプ用のリュックだからどれくらいが正しいのかが分からないな……まぁ、いいか。10kgぐらいあるが問題は無いだろう…………………トレーニングをしていて正解だ。

 

 明日は早くに行くから今日は早く寝る……が、1つだけ問題があった。冒険をするルートは既に決めているからそこは問題は無い。

 しかし……日記が途切れそうな感じがする……いや、日記を書くことについて怠けるつもりは無い。しかし書く内容が同じになる可能性が非常に高い。

 

 何時かの日記に書いていたが、この世界では野生のポケモンをゲットするか襲いかかってきた時以外には攻撃してはいけない。

 

 ポケモンを鍛えるのは技の精度で対人戦に関してはポケモンセンターに隣接しているバトルフィールドとかでバトルする。

 野生を狩って経験値は難しい。オダマキ博士の研究論文を見たがポケモンは闘争本能が高いのが多い、血の気が多いのがそれなりにいる。だから地下格闘場みたいな感じに各々で技を磨いたりしてぶつかり稽古をしているところをトウカの森の様なダンジョンに存在しているとの研究レポートを見た。

 

 サトシのルガルガン、もといイワンコが野生のバトルをしていたからああいう場所が探せば結構ある。

 しかしああいうところは人間が立ち入ってはいけないところ、人とポケモンが共存するには人間のエリアだけでなくポケモンだけのエリアを作らなければならないと論文に入っていた。

 

 ポケモンを育成した。バトルをした。次のジムがある街を目指した。

 

 と言う刺激的な要素が無い日記になってしまう。

 まぁ、毎日日記をつけようというのはある意味罰ゲーム、なにかがあるだろうと言ってくる学校の先生はくたばれと思った事もある。

 

 俺も目標があるから日記をつけたりとかしている、だが過去の日記を読み直せば筋トレしたと勉強したとしか書いてない日が所々ある。コレは旅をすれば確実に日記の内容が陳腐な物になってしまうと悩んでいるとカレンが「筋トレとかポケモンのトレーニングはしっかりとメモを取っているから、なにか出来事が起きた時に日記をつけるか1週間ぐらい溜め込んでから書けばいいんじゃないかしら?」と言う……毎日つけている日記をか……う〜ん……なんか勿体ない気もするが纏めて書いた方が内容が濃いだろう。

 

 2,3日は毎日書いてみてちょっと内容が厳しいなと思えば1週間に纏めるかイベントが起きた時に書こう。

 

 

 

 □月◯日 目指せ最強トレーナー

 

 

 

 やはり目覚まし時計よりも早く起きる体質は便利だ。眠気も特に襲ってこない。しかし体が固まっている。

 

 運動不足だからとかではなく純粋にこれから先の事を不安に思ったりして強張っている自分が居るのだろう。

 そういう時は気分転換、冷蔵庫からヨーグルトとバナナを出して平らげた後に走り出せばカイドウに出会った。

 

「今日からっすね」と言ってくるので「ああ、今日からだ……お前に対して特に深い含蓄がある事が教えられなくて申し訳ないと思っている」とカイドウと走りながら謝罪をする。いや、ホントに申し訳無い。そう思っていたが「テヅカさんが居ないとコイキングをゲット出来なかったからそんな事は無いっす……もう少し、もう少しでギャラドスに進化するって感じがしてます」と……なんと真面目な奴だろう。

 

 俺が居ない間はどうするのか?と聞けば知識については基礎は出来たからトレーニングに励むのに集中する。

 結局のところポケモン図鑑と最初のポケモンを貰ってからじゃないと絶対に身につかない知識とかもあるのでそれならばトレーニングに励むのに集中した方が自分の力になると考えていたみたいだ。

 

「お前はお前の道を行けばいい」とだけ言っておいた。俺を尊敬しているところがややある、それはいいがそれで萎縮している。

 カイドウが今後すべき事は自分の殻を破ること、相手が格上であろうとも下剋上をする……と言うよりはこの世界では下剋上は当たり前だ。格下から這い上がるのだから。

 

 2kmほどの軽いランニングを済ませてシャワーを浴びて汗を洗い流して朝ごはんをいただく。

 これからは母さんの料理を食べる機会が大幅に減ってしまう。俺自身の料理……色々と話し合ったがカレンは料理は出来るけどするタイプではない、普段の何気無い食事は作らないけど凝った料理とかなら出来るらしい。なので、俺がどうしてもダメな時にはカレンが料理することが決まった。流石に食器等の皿洗いはやってくれるが。

 

「クニミツ……油断せずに行ってくるんだ」と父さんが言ってくれた。

 テニスが出来るわけでもポケモンに関する知識が博学でもない父さんは息子の俺とのコミュニケーションに悩んでいたみたいだ。

 なに、問題は無い……父さんも母さんもなにか特別な事はしなくていい、ただただ行けるところまで行ってこいと応援をするだけでいい。ただし頑張れと言う言葉は使ってはいけない。頑張っている人間に対して頑張れは史上最低の言葉だからな。俺も前世と今生を含めても頑張ってない人間は見たことが無いからな。

 

 とにかく、やるからには1番を目指す。

 才能とか人種の壁とか始めた時間とかそういう諦める理由を適当に見繕うのはしない、挑戦者になったのならば高いところに向かうと決めたのならば壁が険しかろうが歩くだけだ。

 

 カレンと一緒にオーキド博士の研究所に向かえば「待っておったぞ」と言われる。

 俺が一番乗り、カントー地方の最初の3体のポケモン。フシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲの3体が用意されている。

 

「さぁ、どれにするんじゃ?」とオーキド博士が聞いてくるのでオーキド博士に先にポケモン図鑑を貰えないかを聞いた。

 御三家は生息地が不明で有名だから、今の間に図鑑に登録しておきたい。理由を述べれば図鑑を先に渡してくれるが注文通り赤色のポケモン図鑑でなく青色、青春学園のジャージの色のポケモン図鑑。青いセンサーのところは白色になっている。

 

 困ったら取り敢えずは赤色だとなっているが、色を指定する事が出来るのならば青色の図鑑が欲しい。

 青色の図鑑を貰ってポケモンをサーチ、個体値とか性格補正とかそういうのはこの世界では無い。

 

 カレンが「最初の3体に関する知識なら初心者でも入ってるのにどうして?」と聞いてくる。

 最初のポケモンに関しては余程の素人じゃないととなるのは極々普通で図鑑を開く理由が分かっていない。ゲームならば出会えばその時点で見つけた数カウントされるが、この世界だと図鑑を開かないといけない。

 

 オーキド博士に取り敢えず謝った。オーキド博士がなんのことじゃ?となっているので答える。

「俺は本気で1番を目指します。多くのポケモンをゲットしない可能性がとても高いです。オーキド博士的には珍しいポケモン等を多くゲットしてほしいでしょうが俺はおそらくはそこまでゲットしないです。その部分の期待に応えられずにすみません」と先に言っておく。

 

 ポケモンに出会った数はサトシに負ける、ポケモンをゲットした数はシゲルに負ける。

 その部分に関しては受け入れており、その代わりポケモンバトルに関しては絶対に負けないようにしようと思っている。

 

 俺が今まで努力をしていたのをオーキド博士は見ていた。

 本音を言えば珍しいポケモンゲットしてほしいとかは思っている。それと同時にマサラタウンを代表する人間になってほしいとも思っている。だからそこは気にしない、でも今まで頑張ってきたからポケモンリーグに関してはそれなりには期待している。

 去年送り出したトレーナー、1人もポケモンリーグに出ることが出来なかったらしい。

 

 オーキド博士に先に言うべきことを言い終えたので最初のポケモン、ヒトカゲを貰う。

 最初に貰うポケモンに関しては最初から決めていた、ピカチュウの次ぐらいに優遇されまくりのリザードン、そのリザードンに進化するヒトカゲだ。

 

 ヒトカゲを貰うが最終確認をする。ポケモンバトルをしてくれるのか、進化をするつもりはあるのかを聞いた。

 リザードンに進化するつもりはあるし、ポケモンバトルはしてくれる。ならば問題は無いのだとモンスターボールにヒトカゲを入れてオーキド庭園に向かいラプラスに会う。ラプラスにこの日が来たのだと言えばラプラスは嬉しそうにしており、モンスターボールを構えればラプラスは入った。

 

 やっぱりポケモンを事前にゲットすることはしておいて正解だったな。

 オーキド庭園からオーキド博士の研究所に戻ればシゲルが現れた。シゲルもポケモンを貰いに来た、既に俺がヒトカゲを選んだことを伝えるがショックは受けていない。「僕が最初に選ぶポケモン、それはゼニガメ、君だ!」とゼニガメを選んだ。

 

 ポケモンを貰ったから早速ポケモンバトル、と言うことはしない。

 カレンが「折角なんだからお互いにデビュー戦をしないの?」と言ってくるがデビュー戦はしない。確実に勝てる相手から勝ち星を得て勝ち癖をつけてから格上に挑むとかそういうのがあるがそういうのでなくシゲルも俺も今日からスタートだ。

 

 俺はポケモンバトルに関する勉強をした。シゲルはポケモンバトルとそれ以外のポケモンに関する勉強をしている。

 互いに知識の面では問題は無い。ならば選んだポケモンの相性やラッキーパンチなんかが物を言う……そんなんで勝ったとしても嬉しくはない。10回やって9回負けて1回勝てる、その1回を常に引き起こせるようにはしたいが、とにかく今戦ってもそりゃ負けるだろう、の一言で終わる結果になるのでバトルはしない。

 

 ポケモンリーグ・セキエイ大会と言うちゃんとした場が折角用意されているのだからそこでバトルをする。

 

 今のシゲルならばポケモンリーグに余裕で出れるからな。

 シゲルは旅立つのかと聞けばサトシが来るのを待つと言う……サトシ以外に後もう1人トレーナー来るけど何か伝えておこうか?と聞いてくるが、そいつとは関わり合いが無いので特に無い。その辺りを会話していたらオーキド博士が「4人、じゃと……」と言っていた。

 

 そういえばオーキド博士は今年の新人トレーナーが4人であることを完全に忘れていたな……。

 

 普通こういう時はイーブイを用意するのが定番らしい。イーブイならば文句は無いだろうからな。

 シゲルはサトシを待っているという事で俺はカレンと一緒にオーキド博士の研究所の階段を降りていけばマサラタウンの人達が集まっていた。見送りに来ているのだが目当てはオーキド博士の孫のシゲルだ……やはりオーキド博士の孫と言うブランド力は凄まじい。

 

 カイドウは俺の見送りに来てくれた。カイドウ曰くシゲル、サトシ、フシギダネを選ぶ奴、俺の順番で期待されているらしい。

 マサラタウンの人達と深いコミュニケーションを取ってきたわけでもなければオーキド博士の孫と言うブランド力も無いので仕方がないがサトシ以下か……少しショックだがお前はポケモンリーグよりもテニスだろうな意見が故に4番目らしい。

 

 最初に必要な物を貰ったので早速トキワシティに向かう。

 最初に挑むのはトキワジムだ……トキワジムと言えばミュウツーが出てくるヤバいところだが、だからこそ挑む価値がある。

 アニポケの世界にはアニポケオリジナルのジムはある。トキワジムの危険度等を感じてからそこに挑みに行くつもりである……シゲルがジムバッジを10個集めていたから逆を言えばジムバッジを9個以上集めても問題は無いと言う話だ。

 

 トキワシティを目指せばあっという間にトキワシティに辿り着いた。3時間ぐらいで辿り着く距離にある。道中にポッポやコラッタが出てきたのでポケモン図鑑に登録をしておく、ゲットはしない。

 ホントにあっという間に辿り着いたなと思いながらもトキワジムの情報を集める。トキワジムは特定のタイプを扱う!と言うのが無いらしい。ジムがそれでいいのか?と思ったが弱点が分からないジムだからこそ攻略しがいがある。

 

 ミュウツーが出てきたらその時点で詰みだ。

 トキワジムの使用ポケモンは3体なので3体目のポケモンをゲットしないといけないなとなるが……取り敢えずはポケモンバトルだ。

 

 カレンとはポケモンバトルを何度もしている。だが、今の段階では接待バトルだ。

 ラプラスが少し真面目にやらないといけない感じであり、接待バトルなのでまだカレンを抜くことが出来ない。

 

 ポケモンセンターに隣接しているバトルフィールドでポケモンバトルを挑む。

 貰ったばかりのヒトカゲが何処まで戦うことが出来るのか、接待ではないポケモンバトルがどんな感じなのか気になる。

 

 相手のポケモンはコラッタ、相手にとって不足は無し。

 まずは【にらみつける】を使う。睨まれたコラッタの防御力が下がる。これは危ないと思ったのか【たいあたり】で攻撃をしてくる。

 

 ゲットして間もないのは見た感じ分かっているから読めていたと【ひのこ】を使う。

【たいあたり】で突撃するコラッタに【ひのこ】が当たる。相手はしまった!となっている……もう1回【にらみつける】を使う。

【にらみつける】で萎縮している瞬間があるのだがやられた。コラッタは目を閉じて【たいあたり】をしてきた。【にらみつける】の視線を受けなければ【にらみつける】は効果は発揮しない、コレは今まで得た知識で無かった事だ。

 

 やはりポケモンバトルは奥が深い、が、楽しい。

 今度は【ひのこ】を使えばコラッタは距離を取った。ならば【にらみつける】だとすれば目を閉じての【たいあたり】で攻めてきたので【にらみつける】を途中でキャンセル、そこから【ひのこ】を撃てば突撃してくるコラッタに【ひのこ】を放ちダメージを受けて硬直している隙に【ひっかく】で攻撃すればコラッタは戦闘不能になった。

 

 やったとなれば次の対戦相手が入ってきてバトルをしてを繰り返し、6連勝だ。

 バトルは出来るだけ多くしたいが休憩を一切挟まずにバトルをするのは6連勝までだ……ヒトカゲに疲れが出ているが、勝利は勝利だ。ヒトカゲにこれから一緒に強くなっていくぞと言って拳を合わせて今度はラプラスを出す。

 

 色違いのラプラスなので嫌でも目立つがそんな事は気にせずにバトルをし、4連勝。ヒトカゲとラプラスを合わせて10連勝した。今日のところはこれぐらいにしておこう。

「はじめてのポケモンバトルはどうだった?」とカレンは聞いてくるので「今までに無い充実感があった」と答えた。表情筋は全く動いていないが俺が満足しているのを見てカレンはとても嬉しそうだった。

 

 今日は色々と楽しい事があったなと思っていると警報音が鳴り響く。

 何事かと思えばサトシとロケット団が一悶着していた……アニポケの2話、何時ものロケット団はサトシがピカチュウを貰った日の夕方にロケット団が襲撃してきた。コレはマズいがどうすべきかと考えている内にピカチュウにやられてロケット団は倒された。

 

 コレでロケット団はサトシを狙ってくるだろう。

 サトシには申し訳ないのだがロケット団についてはサトシに任せるしかない……マグマ団、アクア団以降の悪の組織は潰れるがロケット団は潰れない。一応は警察の立ち位置に居るクチナシさんが普通に法に触れることをしているロケット団のボスであるサカキを知っていてなにも動いていない。色々と忠告したりするだけの関係性だった。

 

 フレア団のトップのフラダリはフラダリラボで一番偉い、社会的地位を持っている。

 ポケスペでもあの人がそんな悪いことをするわけないだろうなリアクションがあった……それらの点から考えて、ロケット団はポケモンマフィアだが政府に繋がっている。犯罪を揉み消すレベルの権力を持った役人が居る。ロケット団以外の悪の組織は滅びるからそれでいいやと割り切った。

 

「サトシに挨拶をしなくていいの?」とカレンは聞いてきたが「俺もあいつもお互いに自分のポケモンとのコミュニケーションが大事だ」と言っておく。

 

 1日目が終わり、明日について考える。明日が早く来ないのかなではなく、明日の予定はポケモンをゲットすることだ。

 一応は目当てのポケモンが居るのでそれなりに粘ってみよう……今後の事を考えておけば絶対にゲットしないといけない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。