アルピ交通事務局のアニポケネタ倉庫   作:アルピ交通事務局

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フィールドを活かすとか言うRPGじゃあんまり出来ないこと

 

 ◇月◯日〜◇月◎日 グレンジムのフィールドギミックが予想以上にクソすぎた。

 

 頭のブレーカーがガコンと落ちているのだが相変わらず早寝早起きは身に沁みている。

 休みの日だから熟睡をしよう!と言う考えがあるのだが生活のリズムがキッチリとしているので体が勝手に起きる。休む時に頭のスイッチをOFFにする方法が知りたい。

 

 

 休みの日なのでポケモンに関して考えないようにしよう。

 温泉に浸かりなにも考えずにグレン島の火山を見つめていたりした……頭の中のやる気のレバーと疲労がいい感じに動いている。

 俺はなったことがないが酷い人だと睡眠薬を用いても2時間ぐらいしか眠れないとか最後の意識が落ちないとかある……流石にまだこの歳で睡眠薬に頼りたくない。睡眠薬が嫌なんじゃない、それ無しで熟睡出来ないのが辛いんだ。

 

 温泉に入り終えたのでグレンタウンをカレンと一緒に巡る。

「グレンジムの予約だけ入れておいた方がいいんじゃないかしら?」とカレンが言うので街の掲示板を見てグレンジムがある場所に向かえばグレンジムが潰れていた。え、どういうこと?となれば親切なおじさんが「グレンタウンに観光で来たついでに、アトラクション感覚でグレンジムに挑みに来るトレーナーが多発してジムリーダーが嫌気をさしてジムを閉鎖したんだ」と言ってくる。

 

「ジムが何処にあるのか載っているポケモンリーグの公式サイトにグレンジムは載ってますが?」

 

 と言えば

 

「下は大火事、上は洪水、これなーんだ」

 

 とペンションの地図が入っているポケットティッシュを貰った。

 あからさまな行いなのでなにが言いたいのかが分かる、このペンションに来いと言う事なのだなと。

 だが今日は行かない、頭を完全にOFFにする日だから……温泉饅頭や黒ゴマアイスを食べて卓球をしてリフレッシュをした。

 

 

 翌日にペンションに向かった。

「昨日の問題の答え、分からなかったのか?」と聞いてくるが「分かっていましたが頭をOFFにする休日でしたので」と言い、ナゾナゾの答え、マーライオンの如く温泉のお湯を吐いているギャラドスを押すとグレンタウンの象徴である火山の中に繋がる道が出てきた。

 

 奥に進んでいくに連れて段々と暑くなる。

 念の為に持ってきたキンキンに冷えた水もあっという間に常温水、もしくは生暖かい水に変わっている。

「ちょっとキツいわね」とカレンは言う……ホントに暑いなと思っていると明らかに人工物、鉄の扉を発見したのでとりあえずダイケンキに【みずてっぽう】で冷やしてから中に入れば……火山の火口のマグマの上にバトルフィールドがあった。四方に鎖で繋がれているバトルフィールドだった。

 

「待っていたよ」とジムリーダーのカツラが言う。

 グレンジムに関して教えてくれた親切なおじさんこそがグレンジムのジムリーダーのカツラだった。知っていたがヅラは似合わないしなぞなぞは下手くそだな。グレンジムに本気で挑みに来る子を限定して相手にしているとカツラは言うので俺が本気で挑みに来ているトレーナーだと認めてくれたみたいだ。

 

 

 使用ポケモンは3体のシングルバトル、交代はあり。

 1体目に出てきたのはキュウコン……なのだが熱気が更に上がった。このキュウコン、特性が【ひでり】なキュウコンか。

 とりあえず出すのは【みず】タイプのポケモンだとラプラスを出して【あまごい】を使う……のだが雨雲が出なかった。え、どういう事だ?となる。

 

 

「雨雲の雨は水蒸気が空中で冷え固まって出来るもの!しかしここは灼熱の溶岩地帯!マグマが真下にあるところ!私のキュウコンの【ひでり】を除いても【あまごい】は使えず【みず】タイプの技は威力が下がる!」

 

 

 フィールドが【おわりのだいち】に近い状態とか無いだろう。

【ほのお】タイプのポケモンに対して露骨なバトルフィールドにも程があるなと感じていると【ソーラービーム】を使ってくる。

 このキュウコンを【あまごい】が使えないラプラス相手では使い物にならない。【ソーラービーム】を覚えているのでドサイドンを出しても意味は無い。

 

 2体目のポケモン、プテラに入れ替える。

 プテラは暴れん坊だったが俺の方が上だとリザードンで叩きのめした、トレーナーとしてしっかりと強さを示して言うことを聞かせている。選手交代だとプテラを出して【りゅうのまい】を使う。いきなりの攻撃をしたいところだがカツラのキュウコンは強くてバトルフィールドがカツラに対して圧倒的に有利だ。だから一旦積もうとすると【かえんほうしゃ】を使ってくる。

 

 リザードンを持っているから分かるが【ひでり】の影響下を含めての【かえんほうしゃ】だとしても威力がおかしい。

 この【おわりのだいち】もどきなフィールドが圧倒的なまでにキュウコンに力を与えている。コイツは手厳しいが……攻略出来ないわけじゃない。【りゅうのまい】をもう1度使い素早さと攻撃力を更に上げる。

 

 素早さとパワーはプテラは自慢がある。

 2回【りゅうのまい】を積んだおかげでプテラは物凄く早く動ける……動けるんだがな……運営よ、何時になったらプテラに【もろはのずつき】と【ブレイブバード】を与えてくれるんだ……いや、プテラが覚えてはいけない技なのは分かるがこの状況で【もろはのずつき】が使えていたのならば確実にキュウコンを倒すことが出来たぞ。

 

 無いもの強請りをしても意味は無い。

 ここは手堅く【ストーンエッジ】で攻める。岩の破片が飛ぶタイプでなく地面から岩が出るタイプの【ストーンエッジ】だ。

 ドン!ドン!と思っていた以上に素早く地面から岩が生えてくるが、キュウコンの反応も良かった。下手に引いたら地面から生える【ストーンエッジ】が当たってしまう。だから逆に前に出る。既に地面から出ている岩から更に岩が生えることはないのでキュウコンは飛び乗り【かえんほうしゃ】を使ってくる……が、それは読めたとプテラに【ストーンエッジ】を一時中止、【かえんほうしゃ】を避けて【じしん】を使えば【じしん】の衝撃波で【ストーンエッジ】の岩が砕けていきキュウコンの足場の【ストーンエッジ】の岩も崩れてキュウコンは岩に尻尾や足が挟まれる。そこが狙い目だと【ストーンエッジ】を使って地面から岩を生やしてキュウコンを戦闘不能にした。

 

 1体目からかなり厳しいバトルになっているが、中々に良い。

 2体目に出てきたのはサイドン……時間との戦いで失敗したら後で確実に大変な事になるが危険じゃない橋は何処にも存在しない。

【りゅうのまい】を積んでいるのをリセットするのは勿体無いがプテラを戻し、リザードンを出す。まだキュウコンの【ひでり】の効果が続いている。何時までかは分からないがこの一撃分はしっかりとある。

 

「【ソーラービーム】だ」とリザードンに【ソーラービーム】を使わせる。

 リザードンは【ソーラービーム】に必要な陽の光を一瞬で集めてサイドンに向かって発射すればサイドンは一撃で戦闘不能になった。

 

 2番手が全く動けなかったのは色々と手痛いだろうと思ったがカツラは動じない。

 俺のリザードンならばサイドンの突破は簡単だから……ではなく、3番手のポケモン、ブーバーに対して絶対の自信を持っていたから。しかし悪いが、今回は勝負だ。美しい勝ち方をしなければならない義務等は何処にも無いのだからラプラスに戻す。

 

「このバトルフィールドで【みず】タイプの技はほぼ無意味」と言うので【ほろびのうた】を指示した。

【ほろびのうた】を指示されるのは予想外だったみたいだが俺は直ぐに【ほろびのうた】を歌い終えたラプラスをボールに戻す。

 カツラは既に手持ちを2体失っていてその上で最後のブーバーに【ほろびのうた】を聞かせているので勝ちは確定だ……再びリザードンを出した。

 

 カツラは焦って全てのポケモンを倒すようにするのかと思ったが焦らなかった。

【かえんほうしゃ】を使ってくるので【りゅうのいぶき】で対抗するが【かえんほうしゃ】の威力が強く、【りゅうのいぶき】で押し切れずに負けてしまう。やっぱり【りゅうのはどう】じゃないと厳しいがまだ【りゅうのはどう】は使えない。

 

 今度は【かみなりパンチ】で攻めてこようとするので空を飛んで回避する。

【りゅうのいぶき】で攻めるが【かえんほうしゃ】で対抗される。【かえんほうしゃ】同士の対決をするかとなり【かえんほうしゃ】対決になったら負けた……いや、リザードンは戦闘不能にならなかった。だが【かえんほうしゃ】同士の対決にはリザードンは負けた。

 

「試合には負けたが勝負には勝てた、そんなところかな」

 

 プテラ、リザードン、ラプラス……上手く活用すればブーバーを倒すことが出来た。

【ほろびのうた】で詰ませる……コレはホントに害悪戦法、【かげふみ】メガゲンガーの【ほろびのうた】はホントにクソだ。

【ほろびのうた】の効果は確かに発揮しブーバーは倒れたが純粋な戦闘で倒していない。リザードンは自慢の【かえんほうしゃ】でブーバーと勝負し負けた。相性の上で有利な【りゅうのいぶき】でも負けた。ジム戦に勝つことが出来たが実力はまだまだの様だ。

 

 勝ちは勝ちなので8個目のジムバッジ、クリムゾンバッジを貰う。

 コレでポケモンリーグに出場する権利を手に入れた、汗を物凄くかいたのでペンションにある温泉に入って汗を流した。

 

 

 翌日にオーキド博士に連絡を入れてセキエイ大会に出場する事が出来るようになったと報告する。

 ジムバッジを8個集めてよかったなと同時にフリーザーについて聞かれた。マスターボールをサンタから貰ったので使ったと言えば「扱い切れるポケモンをゲットするんじゃ」と言う。オーキド博士曰く逃げ出してはいないがそこそこ暴れていたらしい。

 

 準伝説以上のポケモンに使ってこそのマスターボールだろう。

「サトシの奴もワシにベトベトンを送りつけたし、もうちょっとトレーナーらしく責任を持たんか」と言ってくる。言い返す言葉は無かったが「オーキド博士、フリーザーを堂々と研究出来るからいいじゃないですか」とだけ言っておく。

 

 準伝説以上のポケモンを持っているトレーナーなんてホントに一握りだ。

 1人のポケモン研究者としてフリーザーを研究する機会を手に入れたのだからいいだろう。まぁ、フリーザーに関しては修行期間の間に使えるようにするからそれでいい、フリーザーとバトルをすれば嫌でもポケモン達のレベルが上がるだろう。

 

 

 むげんのチケットを港に持っていった。南の孤島に行く用の船を用意するけど今日は無理と言われる。

 まぁ、無理ならばと受け入れてグレンタウンに戻ろうかと思っているとシンジと遭遇した。グレンジムが目当てらしいがグレンジムはカントーでも屈指の実力派なジムリーダーが居る。そしてグレンジムがある場所、グレンタウンはグレン島にある。

 

 ギャラドスは持っている。ニドラン♂はニドキングに進化している。

 しかし使用ポケモンは3体なのでもう1体グレンジム対策のポケモンを用意したそうで、ここで【みず】タイプのポケモンを釣ろうとなるのでそういえば近くにカメックスが島の長を務めているカメールの島があったなとカレンに念写し千里眼で見てもらったので発見、カメックスの島に行くか?と聞けば行くと言うのでラプラスに乗ってカメックスの島に行き……シンジはリーダーのカメックスをゲットしようとした。

 

 群れのリーダーを捕まえるの?とカレン共々疑問に思っていると「使えるポケモンをゲットする、それはトレーナーの常識でカントーを旅したが使えるポケモンじゃないとまともにバトルが出来ないのがハッキリと分かった」と言う。

「優秀じゃないポケモンでも努力して鍛え上げて勝たないと、最初から強いポケモンが欲しいならそれこそ伝説のポケモンをゲットしたら?」とカレンが言えばシンジは黙る。伝説のポケモンの圧倒的な強さで勝ったとしてもそれはあまり自慢にならないと自覚している、シンジというトレーナーがスゴくなくシンジが扱うポケモン達がスゴい……それは1人のトレーナーのプライドが許さないのだろう。

 

 その手があったかという反応はしなかったからまだいい。

 とにかくシンジはカメール達の島のリーダーであるカメックスをゲットした。「コイツは使えるな」とシンジはポケモン図鑑でデータを確認した……シンジ基準で使えるはかなり優秀なカメックスなんだろう。しかしそのまま帰ろうとするのでせめて新しい群れのリーダーを決めるのには付き合え、生態系を乱したなら乱したで一応は責任は取れと言えば、シンジはカメール達のバトルを見る。

 

 やはり野生のポケモンなのでバトルをして決着をつける感じだ。

 カメールの進化系のカメックスを既に持っているのでシンジはどうでもよさげにする……と思ったが意外と熱中していた。

「カメールはカメックスの進化前だ。そいつらのバトルはカメックスのバトルの参考になる」と言う……カメールからカメックスは大分違う気もするが……ひとまずは新しいカメールの長が決まった。

 

 カツラに「シンジは本気で上を目指しているので」とジム戦を受けるように頼んだ。

 シンジはカメックスを使えるように数日使うと言っているので数日後にグレンジム戦がある。南の孤島行きの船があるので見ることが出来ない。シンジに「セキエイ大会に来いよ」と言っておいた。シンジ、まだバッジが6つらしい……まぁ、まだ大会開催まで結構な時間があるからな。

 

 

 南の孤島行きの船に乗った。

 そもそもでなんでむげんのチケットがあるんだとなれば、俺のハクリューの様に稀少なポケモンの住処みたいなところがある。

 そこに立ち入るのは禁止、自然保護区的なもの……最果ての孤島も場所は発見されているらしいが、ポケモンの聖域みたいなところがあったりシンプルに危険だったりするので行くのはなにかのプロジェクトか認められたりしてからとかそんなんじゃないといけない感じらしい。

 

 南の孤島に滞在していいのは2日だけだとなり、南の孤島を散策。

 ラティアスやラティオスを複数見かける……警戒しているのかそれとも気になるのか何体かこっちを見てくる。

 辛い、甘い、苦い、渋い、酸っぱいポロックを用意し、好みの味を食べてくれないか?とコミュニケーションをとった結果、ラティオスをゲットする事が出来た。

 

 ちゃんとバトルをするつもりがあるか等の確認をした後にゲットした。

 マスターボールを使用せずにゲットする事が出来てよかった……が、直ぐに分かった。このラティオスは普通のラティオスだと。

 

 劇場版に出てくる準伝説以上のポケモン、物凄く強い……が、中には例外がある。

 セレビィとかジラーチとか幻ではあるが強くはない、映画に出てくるラティアスとラティオスもそんなに大して強くない、悪の組織にボコられたり捕らえられたりする感じの個体だった。俺がゲットしたラティオスもそれに近しい個体……とは言えラティオスなので伸び代は途轍もない、伝説の名に相応しい実力を持っているポケモンはフリーザーがいるから問題は無い。

 

 

 一旦グレン島に帰ればシンジと遭遇、カメックスを使いこなしてギリギリ勝てた。

 フィールドが【みず】タイプに対して滅法悪いギミックでブーバーにギャラドスがやられ、ニドキングで【どく】状態にしカメックスでギリギリ勝てたらしい。やっぱりあのブーバーは別格だったか。

 

 残り1つでセキエイ大会に出れるらしく、次のジムは既に決めている。

 シンオウ地方行きの飛行機が出ている街にあるジムに挑んで飛行機でシンオウ地方に帰り実家で特訓、そこからセキエイ大会が開催されるセキエイ高原に行くために幾つか乗り物を経由していくらしい……実家が遠いってのは大変だな。俺も次に挑む地方リーグではマサラタウンに帰ってこれるかと思ったが、マサラタウンの直ぐ近くに空港があるからなんとかなるか。

 

 明日にはマサラタウンに到着するが、どうやら俺が1番早いみたいだ。

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