( ᐕ)ドベばっかやらかすと思いますが、お手柔らかにお願いします…。
―――■■!もう止めて!私が悪かった、謝るからぁ!お願いだから、許してぇ…!
――誰を許すの?
―――なあ…、お前どうしちまったんだよ。なあ!お前は誰よりも■■■■■ことが好きだったじゃねぇかよ!こんな■■■■■■を繰り返して何がしたいたいんだよ!
――何が好きだったの?
―――こんなこと言っても無駄だろうが…、お前は近いうちに必ず後悔することになる…!そうだ、その時にお前は初めて、自分の罪に気づき苦しむんだよ…、ハハッ…!!
――何を後悔するの?
私には何も遺すものも、残るものも無いのに。
「…はっ!」
何だか悪夢を見ていた気がするけど…、一体何だったのかな。何かを暗示していたり…?やっばい、何も覚えてない。
まあまあ落ち着こう。そもそも夢なんて、現実と大して脈絡のあるものでもないし、はっきり覚えておくなんて土台無理な話で……。
…いやここドコ?
夢どうこうのことを思案している場合じゃなかった。
私こと、工桐セナはこんな無防備な草むらで寝るほど寝床に困っていたはずはないのだけれど。
んにゃぴ…よく分かんないです。
取り敢えず、周りを一通り散策しようかな。まだ起きたてホヤホヤで頭も上手く回ってない気もするし。こんなとこで寝てる場合じゃないよね。イクゾー!デッデッデデデデッ!カー
ドォォォン
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
ぴえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?
何々何々!?起きたて新鮮なセナちゃんをハンティングしに来た政府の陰謀!?
いやふざけてる場合じゃないんだって、兎にも角にもどこかに隠れないと!茂みクン、私の命は君に預けた。
「…避けられたわね。」
「ナノカさーん、何やら銃声が聞こえたんですけど一体どうしたんですかー?」
「そんな呑気に聞くことではねーですわよ!ナノカさん、あなたどうして発砲したんですの?」
嫌だぁ…、誰かの声が聞こえるよぉ…。3人くらい…。
3人に勝てるわけないだろ!
まあ一人にすら勝てる気はしないけど、ウン。目覚ましが銃声な世界なんて化け物しかいないってはっきりわかんだね(諦め)
「見慣れぬ影を発見したの。怪しかったから発砲したわ。」
「…ナノカさんって、そんなに危ない人でしたっけ。人を撃つのは大分抵抗があったんじゃないんですか?」
「まあ、あれから帰れるってなって1月が経ってますし気が立つのは分かりますが…、それでも出会い頭に発砲は駄目ですわー!」
そうだよ(便乗)
駄目だ、私まるで危機感が無い。少しは緊張したほうがいいよ。
まずは今のうちに私の状況を整理しよう。私の、私の…。
あれ?私?
おかしい。名前とか、年齢とか、自分の個人情報的なのは思い出せるのに、肝心の
これは…記憶喪失、ってやつか…。
見知らぬ場所に、失くした記憶。厄介極まりないなぁ…。
そしてどこかやっぱり他人事な私。我ながら気楽な奴だよ。まあいいか、こういうのは少しずつ思い出していくもんだし、そんなゲンナリすることでもな…
グイッ
ぐぇ。
「あ、ナノカさん、ハンナさん!女の子捕まえました!」
ぐぇん。
突然首根っこ掴まれた。いだい。
どうやら見つかってしまったようですね。恐らく私はこの水色ポンデリングちゃんに銃殺されるのでしょう。第二の人生に期待です、お疲れ様でした()
「…ナノカさん、人間は撃たれたら簡単に死にますのよ?」
「黒幕なら、死んで当然よ。」
あ゙の゙…ざっぎがらはな゙しがよ゙べな゙いんですけど…。
「シェリーさん、取り敢えず放してあげなさい。まともに話せなさそうですし、このままですと首が絞まってしまいますわ…。」
「あ、すいません!」ドサッ
私は旅行の時にホテルにぞんざいに置かれる荷物か何かか?
「で、黒髪のあなた。目が合いすらしていないのに一方的に発砲とはどういった了見で?」
「…あなたは一体何者なの?牢屋敷から帰ることを妨害しているのはあなたなのでしょう?」
質問に答える気0ですか?
会話のキャッチボールできないんですかね、当てる競技はドッジボールですよ?
「よく分からないけど、そもそも牢屋敷?ってのは何なんです?」
「とぼける気ね。あれからもうかなりの時間が経っているというのに、未だに迎えが来ないのはあなたの仕業なんでしょう?」
「確証の無い疑惑で銃殺されかけて涙が出そう。」
「てもまあ、すごーく怪しいのは確かですよね!あなたの姿を見たことはただの一度もありませんでしたし。」
「「疑いの時点で発砲するな(ー、ですわー)!?」」
どうしようこれ。話が通じな過ぎてどうにかなりそう。
大体、私の姿を見たこと無いのは当然だし。だって、ついさっき来たんだもんね。まあ昨日何してたかとかはさっぱりだけど。
「裁くべき魔女はもういなくなったと思っていたけど…、ここにもう一人いたようね。」
魔女?何の話?
いやそもそもまず牢屋敷って何って質問にも答えないし…、
「取り敢えず、縛り上げちゃいましょうか!」
へっ!?
「ちょっと待ってやめて!触らないで!キャァァァァァァ!!お巡りさーーーん!!!見知らぬ人にぐるぐる巻きにされてまーす!誰か助けてぇぇぇぇ!!」
「あまり騒ぐと加減できなくなりますよ?」
怖っ!?
でも確かに生殺与奪の権は握られたままだし、暴れたらどうこうなるってこともなさそうだし…、仕方ないね(諦念)スキニシロ(投槍)
「…で、この子どうするんです?」
「そうね、取り敢えず2人に見せたいものがあるの。元はと言えばその用件でこっちに来たのだけど。他のみんなも集めているから付いて来て。」
「はーい、了解しましたー!」
もう何も言うまい。
「それじゃ運びますね!」
あちょっと待って、その持ち方だと頭に血がががががががが…。
「…シェリーさん、もう少し丁寧に持って差し上げなさい。」
「むぅ、持ちやすいんですけど…。」
「行くわよ橘シェリー、遠野ハンナ。全速力で着いてきて。…遠野ハンナは橘シェリーが運びなさい。」
「はえ?」
え、つまりこの水色ポンデリングが2人を運ぶの?そりゃ無茶ってやつじゃ…。
「わっかりました〜!」ヒョイッ
あ、凄い力…。
あの時暴れてたら、私ミンチになってたかも。
セナちゃんの人肉ハンバーグ…、需要あるかな。いやあったとしてなる気は毛頭ないけど。
「もしもし、あなた、もう少し強くこれにしがみついていたほうがいいですわよ。」
「え、そりゃしがみつくけど。」
「もっと強くってことですわ!」
んー、あんまり強くすると青ポン*1に申し訳ないんだけどなぁ。
「それじゃあ行っきますよ〜?せーのっ…!」ダッ
イヤァァァァァァァァァァァ!!!顔が!顔がもげるゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!風圧!風圧ガァァァァァ!!!!
これじゃあ銃殺されるか風圧で圧死するかの違いしか無かったじゃななななななななななななななな!!
こういう展開少女漫画でありがちだよね(すっとぼけ)
セナちゃんがミーム汚染されているのは御愛嬌。