うーん一月振り。
心の中の♯正義の執行者さんに「読者を待たせるのは正しくない」と催促されながらせこせこ執筆しますよーっ。
え?反論「読者はお前のことなど待っていない」?
すいません♯正義のryさん、ここから巻き返せる偽証は無いですか…?あ、無い。さいですか……(おもむろに13の薬を取り出す)
私は紅い部屋が好きではないです
「……どういうこと?」
「おいおいおいおい、こりゃあ一体どういう訳だぁ?」
扉を抜けた先には信じられない光景が広がっていた…みたい。
目の前には目が痛くなるほどの赤、赤、赤。うーん目に猛毒。
「洋風なところは牢屋敷と変わらないけれど…ここは随分と清潔ね。」
「腕の良い清掃員でもいるのかしら。」
「看守ちゃんは掃除していたのかしらね?」
「お姉ちゃんなら、きっとしてた。……牢屋敷だって、汚くなかったもん。」
オイ対照的に呑気だなそこの2人。
特にナノカ、テメー私に目覚めの号砲(物理攻撃)パなすほど切羽詰まってたんじゃないのかオルルァン!?
「ねえ霊夢、魔理沙。何に驚いてるの?」
「あ、あぁ……実はな、このあっっっかい部屋なんだが「ここは幻想郷から失われたものの一つ、紅魔館なのよ。」」
「紅魔館?」
「ちょ、私の台詞獲んな!…まあいい。そこの牢屋敷組、お前らも聞いとけよー。紅魔館ってのは面倒好きな吸血鬼が住んでる、簡単に言うなら悪魔の館さ。」
悪魔、悪魔ねえ…。説明はされてたけど、本当にいるんだなあ。
?「化け物?違う、俺は悪魔だ…。」
いや誰だお前。
「あら、吸血鬼ならナノカちゃんにちょうどいいわね。だって、
「……宝生マーゴ。もうそれは止めてって言ったじゃない。」
「止めろと言われたことほどやりたくなるのが人の性でしょ?」
「はぁ……。」
「ともかく、そんなおっかない館がこんなとこに転移させられてるんだね。」
マーゴちゃんに遊ばれてるナノカちゃんは置いといて、とりあえず話を進めよう。
「ちなみに、紅魔館にはザコ妖精共に門番、魔女、小悪魔、メイド、そして主の妹もいるわ。」
「わお大家族。てか門番なんていた?扉を抜けて現在、誰とも会ってないんだけど。」
「そりゃあお前、門が無いところに門番はいないだろうよ。」
「そうかもしれないけど。」
「でもあいつっていても変わらなくない?」
「確かに。やっぱいつも通りだな。」
門番がいてもいなくても…?
「門番がいても関係ない?どういうこと。」
あ、いつの間に来てたナノカちゃん代弁サンクス。
「いや、だってあのノー天気門番仕事しねえし。寝てるし。」
「門番の意味おい。」
「それ、門番としてかなり致命的じゃない?よくクビにならないわね。」
「どうせ起きてても私はブッ飛ばして訪問するんだし。」
「最早何で追い出されないのかしら…。」
「気にしちゃ負けだ、幻想郷では常識に縛られたら駄目だとか云々どこぞのじゃない方じゃない方の巫女が言ってたぞ。」
あ?じゃない方じゃない方ってつまりどっち?そっち?こっち?ノココッチ?(錯乱)
「わざわざ分かり辛く言って私ディスるの止めてくれない?」
「…常識が通じない、何て今更だけど。」
「いろんな世界があって楽しいわね。」
「随分と余裕ね、宝生マーゴ。」
「張り詰めるよりはずっと良いでしょう?油断してるわけじゃないけれど。」
「へい皆様方ー、そろそろ探索しなーい?時間制限とかあるのか知らないけど、早めの行動が大事だし。」
「そうだな。もたもたしてるとどこぞのメイド長がすっ飛んでくるだろーし。」
「ええ。それはもう、こんな風にね。」
……ん?なんか今知らん声が。
ガキキンッ!
「きゃああああああああ!!何事!?何事!?」
「ふぅん、抜けてるように見えてそこは流石博麗の巫女よね。」
先程まではいなかった、メイドの姿をした少女がナイフを仕舞い少し残念そうに言葉を零した。
「危ないわねえ、結界張ってなかったらまともに喰らうところだったわよ。ちょっと過激じゃない?挨拶も無しにナイフ遠投なんて、らしくないわね。」
「こちらにも色々事情があるの。あなたが知り得ないはずないでしょうに。」
「それはそれで、これはこれ。不意打ちが卑怯だって言ってんの。」
「先手必勝という言葉をご存じで?」
いや、何を平然と会話してるんですか?
我々命を狙われたはずですよね?ああ常識に囚われちゃいけないんですね成程…………
「いや納得できるかぁ!!」
「おっと、どうしたセナ。突然大声出して。」
「あいつ何なの!?霊夢と魔理沙はともかく、初対面の相手にナイフ飛ばしてくるとかイカレてるでしょ!」
「……もしかして、あいつが言ってた魔女って。」
「でもユキちゃんの魔女因子と、あのダルクとかいう魔女による魔女化は違うんじゃないかしら。」
「ところでそちらの3名はどちら様?」
「あー、話せば長くなるんだが実はかくかくしかじかで……。」
「随分可哀想な人生を歩んでるのね、あなたたち。」
あ、分かっちゃう?
特に私なんてもう1日の間に二度、不意打ちで命の危機に晒されてるんだよ。どうしてこれを信じられるだろうか、いや信じられるはずがない(反語)
マゾ裁判だか魔女サリバンだかに巻き込まれてないだけマシかもだけど。
「早くお姉ちゃんを助け出さないといけないの。魔女はどこ?」
「魔女でしたら、パチュリー様がいらっしゃいますが。生憎取り込み中で。」
「ナノカちゃん。多分彼女の言っている魔女は、多分幻想郷の種族としての魔女よ。私たちの目当てじゃないと思うわ。」
「…チッ。」
「ああ、申し遅れました。私、紅魔館のメイド長を勤めている十六夜咲夜、という者です。生憎歓迎はできませんが。こういう状況ですし、アポの有無には目をつむるわ。」
だいじょぶ、ナイフを死角から飛ばしてくるような人から歓迎されるなんて、ミリも思って無いから。
「あんたは人間なの?」
「はい。正真正銘、純血の人間ですよ。」
「人間なのに吸血鬼のお世話役なんて、面白い趣味してるわね。」
「それに、武器も銀製…どちらかと言うと、ハンターの方がしっくりくる。」
「そういう話をしている場合でもないでしょ。咲夜、取り込み中ってのはどういうこと?」
「知っての通り、紅魔館…いえ、恐らく他の場所もでしょう。あなたたちが言っていた牢屋敷に飛ばされてしまったみたいなの。」
「それで、ここから出る方法を画策するために会議中ってか?」
「うーん。それだけなら良かったんだけど…、かなり。かーなーり、面倒な事態が別で発生してね。」
?「なぁんなんだぁ…?」
引っ込め私の内に眠るグリーン花野菜。
「面倒な事態、ねえ。でもまあ良かったじゃないか。お前んとこの主は暇人…いや暇吸血鬼だし、むしろそういうのは大歓迎だろ?」
「幻想郷的には御免だわ。まああんたらからしたら
「私は星党です。」
「何の話?」
「あ、いや、何でもないですメルセデス。」
「……?」
「霊夢ちゃん、セナちゃんの言うことをあまり難しく考えちゃ駄目よ。多分一切考えてないから。」
「ククク…ひどい言われようだな。まぁ事実だからしょうがないけど。……冗談だからね?」
「お前の発言に冗談以外が含まれていることってあるのか?ってそんな話をしてるんじゃなくて。肝心のレミリアについてはどうなんだって、あいつはこういう時お前に外に出て調査させるか自分から遊びに行くかだろ。」
「そのことなんだけど……はぁ。」
おっと、幸せが落ちちゃった。拾わないと(使命感)
「…実際に見てもらった方が早いわね。ついてきて。」
咲夜は身を翻し、どこかに向かって歩き出した。
「百聞は一見に如かず、というわけね。自分の目で見ないと分からないこともある。」
「と言うよりも、口で説明してもピンとこない気がしてね。」
しっかしまあ、広い館(って言ってたはず)だなあ。でっっっかry
「メイド長って言うくらいだし、咲夜さんの他にもメイドはいるんだよね?でなきゃ、時間がいくらあっても掃除とかしきらないでしょ。」
「あら、時間はいくらでもあるわよ?」
「……ミ゜?」
「お前それどっから声出した?」
「いやいや、咲夜さんがいかに手持無沙汰であろうが、物理的にしんどいよね?」
「そんなこと無いわよ。どんなに大量の問題でも、時間さえあれば解き切れるでしょう?」
「??????」
「あ、そういや言って無かったな。咲夜は時間を操れるんだぜ。だから部屋の掃除なんて、文字通り一瞬で終わるのさ。」
「……ロードローラーさん?」
「え、何だって?」
「いや、やっぱ狩る側じゃなくて狩られる側かもって思っただけ。」
「どゆこと?」
「時間を操れる…幻想郷の人間は普通ではないのね。」
「私たちが言うのもおかしな話だけど。羨ましいわ、私は人の声を真似る程度なのに。」
「ま、そんな細かいことは良いわ。」
「細かいとは一体、うごごご…。」
「着いたわ。新入生3人はそこで待っていて。」
「何々、妹あたりが荒れてんの?」
「それは別にいつものことだろ。とりわけこんな異変の時なら尚更。」
「…何?私は足手まといなの?弱いから?ねえ、これ以上誰かに守られるだけの私は……」
「ナノカちゃん。気持ちが分かるとまでは言わないけれど、あなたにもしものことがあったらお姉さん悲しむわよ。折角助け出せたのに悲しませちゃ駄目でしょ?」
「……。」
「それに、私も悲しいわ。ナノカちゃんを想って三日三晩泣き続けちゃうかも。『えーんえーん、なのちゃんがいなくなってかなしいよ~。』」
「わ、わか、分かったから、お姉ちゃんの声で喚かないで!」
「凄いわね、最早別の人が話してるみたい。」
「何でも良いけど、どうせあなたたちにも見てもらうから。ただの安全確認として私たちだけで行くってことだし。」
「……そう。それなら別に文句はないわ。」
霊夢、魔理沙、咲夜の3人は他とは一風変わった大きな扉の中に入って行った。
「…!みんな、伏せて!」
「え、どしたナノカちゃんぐふぇっ!?」
ヴゥゥゥン
何か大きなエネルギーを持つ何かがセナたちの背を通過した。
「ちょっ、あなたたち大丈夫!?」
「何とかね。ナノカちゃんのおかげで助かったわ。」
「さすがナノカ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!」
「礼には及ばないわ。それより、一体何が起きたのかしら?」
「……もう少し顔を上げてもらえると、分かると思うわ。」
「どれどれ。……何あれ。」
「いつからあんな感じなの?私の目が確かなら、あいつが天井付近で奇妙な魔力を纏いながら弾幕を四方八方に飛ばしながらうずくまっているように見えるのだけれど。」
「描写説明お疲れさん。」
「そこの3人は知り得ないだろうし、一応紹介しておこうかしらね。」
「あちらが、紅魔館の主である誇り高き吸血鬼、レミリア・スカーレットお嬢様よ。」
基本はセナちゃん目線で描きたいですねえ…。