1943年ジュッセンパイヤー島攻防戦記 作:810(鳩)提督
1話 プロローグ
旧日本海軍の真珠湾奇襲によって始まった太平洋戦争。
最初のうちは快進撃だったが、ミッドウェイ海戦での決定的な敗北により旧日本海軍は多くの戦艦や、空母、巡洋艦を失った。
そこから戦況は徐々に悪化し、太平洋の旧日本海軍の拠点の島は次々と占領されて行った。
ガダルカナル島や、アッツ島などで多くの血が流れ、玉砕によってたくさんの命を散らして行った事が有名だが、その歴史の陰に隠れた戦いがあった。
そう、ジュッセンパイヤー島の戦いである。
ジュッセンパイヤー島は、太平洋に浮かぶ絶海の孤島だ。
ジュッセンパイヤー島はもともと、先住民のアアナール族がキモティカ文明を築いて暮らしていた。
アアナール族が滅んだ後、ドイツが島を植民地にしたときにジュッセンパイヤー島と名付けられた。
第二次世界大戦開戦直後にドイツ軍から旧日本海軍に譲渡され、旧日本海軍の飛行場と小規模な軍港が建設された。
島には、アアナール族たちの遺跡、キモティ・ダロが残っておりその石垣の上にトーチカや、十九式対空砲などの防衛設備も配置された。
ジュッセンパイヤー島は本土へ向かうB-29などの爆撃機迎撃のための滑走路や、軍艦の補給、石油の取れるインドネシアの防衛など非常に重要な拠点となっていた。
徐々に旧日本軍の陣地が占領され始め、ジュッセンパイヤー島から東に114キロ離れたイキスギ島が堕ちた。
ついにジュッセンパイヤー島への攻撃が始まろうとしていた。
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堅苦しい設定説明パートはこ↑こ↓で終わり!閉廷!
こ↑こ↓から遠野の一人称になります。
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1943年1月9日、俺は輸送船幾波に揺られていた。
故郷の大地に別れを告げて、はや3日ようやく配属先の島、ジュッセンパイヤー島が見えてきた。
思っていたよりも大きい軍港の姿に思わず声が出てしまう。
「はぇ〜、すっごいおっきい。」
港の埠頭をみるとジュッセンパイヤー島に配備された先輩たちが手を降って出迎えてくれていた。
船がゆっくりと接岸しタラップが降りる、入隊手続きをすませ自分が配備されたジュッセンパイヤー島陸軍第十九部隊の宿舎へ向かう。
近づいて行くほど胸が高鳴る。
僕は、ある人物に会うことをとても楽しみにしていた。
そう、そのある人物とは第114師団歩兵第514連隊、独立戦車第364大隊を率いて戦い、その恐れを知らない勇猛な戦い方から野獣という二つなのついた田所浩二少佐だ。
彼の伝説は、本土にも届き配属先に田所少佐がいると聞いたときは伝説に会えると胸が高鳴った。
地図を見ると海岸沿いに歩いてあと15分ほどでみたいだ。
ブチパァンッ
轟音がジュッセンパイヤー島を襲う。
「ファッ!?」
驚いて海の方を見ると船が見えた、大きさ的に駆逐艦だろうか」。
甲板に据え付けられた主砲が閃光と黒煙が吐き出し、艦尾の星条旗が翻る。
ブチパパァン
一瞬遅れて爆音が響く。
デデドォンッと音をあげて砲弾が島にぶち込まれる。
「こんなだだっ広いところにいたらまずいですよ!早く逃げないと!(使命感)でも、どこにいけばいいんだ。宿舎まではだいぶん距離があるし(絶望)ライダー助けて!」
絶望した時、向こうから陸軍のクルルァ(車)が走ってくる。
華麗なドリフトを決めて自分の横に止まる。
「乗れ!あくしろよ!」
「カシコマリッ」
乗り込んだ途端クルルァが急発進する。
「はぁ、死ぬかと思った。ありがとナス、助けていただいて。」
「着任そうそう死ぬなんてまずいですよ。俺の名前は田所、24歳陸軍十九部隊の少佐だ。」
「あっ…(察し)あなた、もしかして野獣の田所少佐ですか!?」
「そうだよ(便乗)」
ブォォォォン
頭上からエンジン音が聞こえる。
開いた窓から空を見ると紺色に塗装された米艦上爆撃機ドーントレスが三機飛行している。
少佐は、クルルァについている無線を手に取り命令する。
「また敵かぁ壊れるなぁ全対空砲、対空射撃!」
島全体から十九式対空機関砲のブッチッパパパパパパパパパという独特の射撃音を響かせ大量の弾丸を吐き出す。
無線から対空砲台の激戦が伝わってくる。
『クソっ!動くと当たらねえだろ!堕ちろ!』
数分経つと島全体に静けさが戻ってくる。
対空砲台から戦果報告の無線が入る。
『敵機は撤退。戦果は次の如し敵艦爆一機撃墜、一機損傷、一機無傷。損害は、重症一名、軽傷3名、防衛設備に損害なし。』
「一機堕ちましたね、やりますねぇ!負傷者は直ちに搬送しろ、救護班オナシャス!」
『カシコマリッ!』
沖を見ると例の駆逐艦はもう撤退したようだ。
入隊そうそう最悪だ。
「ぬわぁぁぁぁん怖かったし疲れたもぉぉぉぉん。」
「入隊そうそう災難だったな。イキスギ島が堕ちてから攻撃の頻度が増えスギィ!まぁ一度攻撃があるとあと2日ぐらいは攻撃がないこと多いから今のうちにじゃけん宿舎いきましょうね。」
車を走らせること5分ほどで第十九部隊の宿舎に到着した。
門を解錠して敷地に入るクルルァから降りて少し歩くと、2階建てほどの建物が見てくる。
「はぇ〜、こ↑こ↓が第十九部隊の宿舎かぁ」
この時の僕はジュッセンパイヤー島攻防戦の激戦に身を投じることになるとは知る由もない。
小並感で構いません、感想、こ↑こ↓すきオナシャス
ちなみにアアナール族は男色が流行りすぎて子供がいなくなり滅んだという。
第二話も投稿する予定だからその時は114514