1943年ジュッセンパイヤー島攻防戦記 作:810(鳩)提督
若干少ないですけど、まぁ多少はね…
感想、こ↑こ↓すきオナシャス!
宿舎に入ると廊下の奥から一人の男性が小走りに近づいてきた。
「田所少佐、無事でしたか。こっちも宿舎と、対空砲、弾薬庫ともに無事ですよ。」
「こんな真っ昼間に襲ってくるなんてたまげたなぁ。」
「敵の勢力が増してきてますね(確信)あっそうだ(唐突)、自己紹介がまだだったな、第十九部隊軍曹の三浦だ。
お前が新入りだな、まぁ、多少は期待してるゾ。」
「本日付で第十九部隊に配属されました遠野です。オナシャス!」
「早速で悪いが、さっき破壊されちまったから浜辺に土嚢を積みに行く、お前も514」
「ん、おかのした。」
こうして僕は三浦軍曹と土嚢積みに行くことになった。
砂浜に着くと同じ第十九部隊の隊員が土嚢を作って積み上げていた。
榴弾砲を守るために砂を麻袋に詰めてコの字に積み上げていく。
麻袋に砂を詰めながら三浦軍曹に聞いてみる。
「あっそうだ(唐突)田所少尉って野獣って言われてますけど強いんですか?」
「そうだよ(便乗)、半年前に俺ら陸軍第十九部隊はイキスギ島防衛戦に参加したが、その時の少佐はすごかった。」
「どんなふうにです?」
「イキスギ島から大発(大発動艇 揚陸用の船)で撤退する時間を稼ぐために銃弾をものともせずまさに野獣のごとく咆哮をあげて追ってきた敵の敵の戦車隊の中に飛び込んでいって戦車護衛の兵士を撃ち殺し、弾が切れると装填する時間を惜しんで銃剣で兵士5人ぐらいを切り伏せたんだ。そのまま戦車のハッチをこじ開けて中に手榴弾を入れて回って戦車を三台破壊して無傷で大発に帰ってきたんだゾ。」
「はぇ〜すっごい(小並感)」
「まさに、野獣の戦いぶりだったゾ。」
噂をすれば影、砂浜の向こうから田所少佐がやってきた。
「そろそろ、昼食の時間だから宿舎に戻るぞ〜」
三浦軍曹は担いでいた最後の土嚢を積み上げ、作業を中断した。
「腹減ったなぁ。遠野、飯に行くゾ。ウチの炊飯隊の味はいいゾ〜。」
「ん、おかのした。じゃけん食堂いきましょうね〜。」
宿舎に戻って廊下の突き当たりで曲がって渡り廊下通ると食堂がある。
何となくいい香りがしてきた、味噌汁だろうか。
食堂に入ると談笑する隊員たちの賑やかな声が聞こえてくる。
トレーをとって三浦軍曹と列に並ぶ。
列が進んで炊飯隊の隊員がトレーに手際よく皿を並べていく。
今日のメニューは肉じゃが、たわらおにぎり2個と味噌汁小松菜のおひたしのようだ。
幾波で波に揺られながら食べた小さなおにぎりとは天と地の差だ。
適当な席を見つけて三浦軍曹と並んで座る。
まず、湯気を立てる肉じゃがを頬張る。
濃いめの味付けホクホクしていながら煮崩れしていないジャガイモが土嚢つみで疲れた体をいたわる。
「美味しいダルルォ?」
「うん!美味しい。」
昼食を食べ終わり、午後に輸送船から物資運搬などを済ませて夜食を食べる。
見張の当番は明日なので消灯時間がくると床につく。
ジュッセンパイヤー島の夜は虫の合唱でなかなかに騒がしかった。
次の作業のために僕は瞼を閉じた。
1943年の割に食料あんじゃんと思った方も多いと思いますが意図的なやつなんで気にしないでどうぞ。
感想、いつでも114514
あっそうだ(唐突)こ↑こ↓すきもオナシャス
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