コンビニで弁当を買って、家に帰り着く頃には、太陽は天辺にまで昇っていた。
今日は買い物に行こうと考えていたけど、今夜は初バイトの日。ということもあって、また今度にすることにした。
アビドス高等学校から徒歩30分ほど先の住宅街にある一軒家に帰り着くと、
穴だらけになった服を脱ぐ。
「あーあ、あんまり服の予備はないんだが。」
そもそもこの世界。男性なんて全く見かけられないが、男性用の衣服は置いてあるのだろうか?
まぁ店主のような、獣人の男性はいるから売っていると思いたい。
バイトの時間まで、しばらく余裕がある。
ここは黒服さんに調べてもらった、この体について振り返ることにしようか。
まず高い身体能力と治癒力。これは吸血鬼化の影響なんかではなく、実はこの体、”神秘”というものをそれなりに有しているらしい。
神秘というのは、ヘイロー持ちの人間が持つ力のことらしい。人によっては特殊能力のようなものを持つこともあるとのこと。
俺の場合は、一般人並みの耐久力の代わりに高い身体能力と治癒力を得ているのだとか。
治癒力も、呪術廻戦の反転術式のように瞬時に回復するような類ではなく、神秘を消耗して、肉体の治癒力を高める。というものなので、完治には時間を要するようだ。
ただ夜間の場合は、身体能力と治癒力にバフがかかるらしく、治癒力の場合、銃弾一発のダメージなら、小1時間程度の休憩で全快できるくらいのものになるらしい。
こんな治癒力要らないから弾丸に耐えられる肉体をくれ(切実)
そして直死の魔眼。
これに関しては黒服さんには明かしていない。
いい人だと思っては入るけど、あの手の研究者は未知を前にしたら、何をして来るかわからないからね。
月姫の作中における設定だと。
七夜の一族が持っていた、ありえざるモノを視る眼だと言う”浄眼”。
これが、幼少期の二度の臨死体験で変異したものらしい。
1度目が七夜の里で、その後は引き取られ先で、これを9歳までに経験しているというのだから、中々の不幸体質である。
それはさておき、肝心の直死の魔眼の能力だが、モノの殺しやすい部分である”死の線”と、死そのものである”死の点”を視認できる。というものだ。
線を斬られたその部分は「殺された」扱いとなり、人外の再生力を持つ吸血鬼などでも腕の再生などがほぼ不可能になる。
点は死の線の源にして寿命そのもの。ココを突かれた場合、例外なくその存在は死ぬ。
死という概念があるものであれば、未来などの不確かな概念以外は、病だろうと、音だろうと殺すことが出来るという恐ろしいものだ。
欠点としては、物理的に攻撃が届かなければ意味がないというのが一つ。
もう一つは、死の線と点が視え続けると、脳や神経に非常に負担をかけるというものだろう。
酷使し続けると脳がオーバーロードして廃人になってしまうらしい。
なので普段は”魔眼殺しの眼鏡”で抑制しているのだ。
物騒な効果な上、デメリットも多いので、これをメインに戦うわけにはいかない。早いうちに銃やら盾やらを揃えた方がいいだろうな。
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そんなこんなで時間を潰し、バイトに向かい、
始まりましたバイト初日。
過疎地域の割に、この店は結構な人気店らしく、それなりに客は多かった。
注文の受け取りや、ラーメンの提供。会計業務など、初日から忙しくはあったけど、柴大将(本人にそう呼べと言われた)は優しいし、非常に働きやすい。
ここなら問題なくやっていけそうだ。
お気に入り登録者40人!見てくれる人が居るだけでも嬉しいものです!ありがとうございます!
初心者なりに頑張って書いていきますので、温かい目で見ていってください。
この作品を通して少しでも月姫に興味が湧きましたら是非プレイしてみてくださいね。
筆者は既にリメイク版をプレイ済みですが、Switch2でもつい勢いで月姫リメイクを買っちゃったのでもう1度1からシナリオ見返していこうかと思います。
バッドエンドが見たいって人は居ますかね?需要があれば月姫のような、選択肢を今後入れてみようかなと。入れるならブルアカ原作始まってからだと思いますけど。眩病月とかいいですよね。
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