メガネナイフマン憑依転生者と透き通る世界   作:ロクモン

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Chapter3

本日は初の登校日だ。

 

先日の少女。小鳥遊さんから、この時間に来るようにと連絡を受けたので、朝早くからの登校である。

 

朝早く家を出る、という行為自体は社会人時代にもやっていたことだが、学校に通う、という行為自体が新鮮で、なんだか不思議な気分だ。

 

歩くことしばらく、学校の校門が見えてきたのだけれど----

 

「なんだ...あれは....」

 

校門の入り口にはここの女子生徒と思われる少女が立っていた。

恐らく、小鳥遊さんが言っていた生徒会長さんだと思うのだが、その胸部の装甲が、なんというか、とてつもないのである。

 

ここまでのデカさはそう見ることは無いだろう。あそこまでのモノとなると、エロスを感じることもなく、ただただ圧巻されるばかりであった。

 

そうやって突っ立っていると、正門の少女はこちらに気付いたのか、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、大きく手を振って来る。

 

おぅふ、すっごい揺れてるな。眼福眼福。

 

と、いつまでも胸部の装甲に目を奪われているわけにはいかないので、ゆっくりと校門に向けて足を進めた。

 

「おはようございます」

 

「新入生の子だよね!!おはよーごさいます!!」

 

すっごい元気いっぱいだなこの子。これが若さか。

 

「はい、遠野志貴っていいます。これからよろしくお願いします。」

 

「固いなぁ、もっと気楽で良いんだよ〜」

 

「ユメ先輩が気楽すぎるんですよ。」

 

生徒会長の後ろから、小鳥遊さんが歩いてきた、なんだろう。

どうして全校生徒2名の学校で、こんなに大と小の差が大きいのだろうか。

 

「なにか失礼なこと考えてないですか?」

 

「気のせいです」

 

 

生徒会長の梔子さんの案内で生徒会室に向かう。

 

その道中、この校内の案内を受けるが、ここの校舎はやはり広い。これらを2人で管理するのは大変だろう。

 

「ようこそ!アビドス高等学校へ!」

 

「私が、生徒会長で3年の梔子ユメです!こっちの子が、副会長で1年生の小鳥遊ホシノちゃん!」

 

「小鳥遊ホシノです、よろしくお願いします」

 

「遠野志貴です、こちらこそよろしくお願いします」

 

「志貴君は、17歳とのことですが、今年度から1年生としてアビドスに通ってもらいます!ホシノちゃんと同級生だね!」

 

「まぁ、いきなり高2スタートというわけにもいかないですもんね。」

 

この肉体の年齢はわからないが、遠野志貴は原作だと確か17歳だったと思うので、それで通すことにした。

 

「キヴォトスの外とは違って、先生は居ないから、定期テストはあるけど、授業はブルーレイディスクでの自学自習をするくらいかな。」

 

え?美人なお姉さん先生との勉強会のようなものはないんですか?さいですか.....というか、本当に大人の先生はいないんだな。

 

「あとは簡単にアビドスの現状について説明しておこうかな」

 

「アビドス高等学校は、今でこそ生徒は2人しかいないけど、昔はすっごい大きい学校だったんだよ〜」

 

「全盛期には沢山の生徒会長がいて、すっごくお金持ちな学校だったんだよ?」

 

「でも、今は色々あって借金を抱えている上に、全校生徒2名と落ちぶれてしまっているような有様なんだけどね...。」

 

「え?借金?」

 

おっとぉ?そんなこと初めて聞いたのですけど、小鳥遊さぁん?

 

「あれ?ホシノちゃんから聞いてなかったの?」

 

会長と2人で小鳥遊さんの方を見るも小鳥遊さんは「あれ?言ってませんでしたっけ?」とすっとぼけていた。

 

「....ちなみに、借金の金額はいくらほどなのです?」

 

「えぇっとぉぉ...」

 

「ざっと10億円ですね」

 

おぉふ。じ...10億ですか....桐生ちゃん買えるやんけ。あれ?俺が卒業する迄にこの学校廃校にならない?大丈夫?

 

「な...なるほど。」

 

「さらに利子が毎月800万ほど...」

 

思わず真顔になる。

 

「いや、これまで2人でどうやって支払ってきたんですか?到底学生2人が支払える額ではないでしょうに...」

 

「んーバイトしたり、探し物の依頼だったり、指名手配犯を捕まえたり、宝探しをしたり?」

 

「現状、毎月の利子を払うので精一杯なんだよね....」

 

「この学校に在籍させてあげるんです、勿論協力してくれますよね?」

 

小鳥遊さんがニッコリとそう言ってくる。良い笑顔だなぁ(白目)

 

「.....まぁこんな話を聞いたからには、無視をするわけにもいかないですし、出来る範囲で良ければ手伝いますよ。」

 

「!! ホント!!?」

 

梔子会長が目をキラキラと輝かせながら近寄ってくる。

 

「助かります、私1人でユメ先輩のお世話をするのは疲れますので」

 

「ひぃん!子供扱いしないでよぉホシノちゃぁん!」

 

涙目の梔子会長。

 

「志貴君には予算関係と校内の弾薬とかの在庫管理と、施設の管理をお願いしたいかなぁ。」

 

「あとは、この学校に何故か不良生徒が襲撃を仕掛けてくることがあるから、その対処のお手伝いかなぁ」

 

「えぇ!?」

 

襲撃て!本当に物騒だなこの世界!?

 

「志貴君にはヘイローは無いし、ドローンを使っての後方支援がメインになるかな?」

 

「あ、前衛を任せてもらっても良いですかね?運動神経には自信ありますし、今後ここで生きてく上でも、戦闘経験を積んでおきたいんです。」

 

「本人がいいというなら、いいんじゃないですか?」

 

「でも、ヘイローのない子は銃弾一発でも致命傷になっちゃうらしいし...」

 

「大丈夫ですよ、数発程度なら耐えられるようになってきてますし、多少の怪我なら少し休めば完治するくらい、怪我の回復力が高いんです。盾を持ち歩くようにするつもりですし。」

 

「まぁ、しばらくは私と訓練してからですね。足手纏いになられても困りますし。私が許可を出すまでは後方支援だけです。」

 

「うーん。ホシノちゃんが太鼓判押してくれるくらい強くなったなら私も良いよって言えるかなぁ。あ!盾の扱い方は私が教えてあげるね!」

 

「わかりました。小鳥遊さん、梔子会長、よろしくお願いします。」

 

「私のことはユメ先輩って呼んでよ志貴君〜会長命令です!」

 

「わ、わかりました。よろしくお願いしますユメ先輩」

 

「うん!」

 

「ところで、この辺りで銃や盾を売っている店はありますかね?貰い物のハンドガンとナイフしか持ってなくて...」

 

「アビドスにはないですね、電車でDU地区に行って買ってくると良いのではないでしょうか?」

 

「校内の備品にもあるので使えそうなものがあれば使って良いですよ。」

 

「アビドスは遭難の可能性もあるから、駅に向かうならコンパスと地図、それと大きめの水筒を忘れないようにしてくださいね」

 

ここでの生活が段々不安になってきたな....

 

 




初めての高評価!嬉しいですねぇ。ありがとうございます(*´▽`人)
月姫パワーのおかげだとは思いますが、お気に入り登録者も増えてきてて嬉しいです。
ご期待に添えられるかはわかりませんが、面白いと言って貰えるように頑張りますね。

見切り発車でスタートしたこの作品ですので、既に設定に色々と齟齬があったりするかもしれないですが、今の偽志貴君の能力に関しては前話のもので確定させます。

始まってしまった第一部原作開始前のお話ですが、挑戦してみたかったオリジナルストーリーを入れる予定なので、ちょーっと長引くかもです。 
内容は察してる人もいるかもですが....どこまでの残酷描写なら皆さんOKなんですかね?様子見しつつ、駄目そうなら都度調整する感じですかねぇ。

原作開始前編で、ヒロイン?候補に考えてる子と絡ませたいと思っているので、原作編見たいよ〜って人はもう少しお待ちいただきたく。
ヒロインというか、偽志貴君に絡ませる予定の生徒候補は現状5人ですね。月姫ヒロインもそれくらいですし。

ゲヘナに候補はいないので相性が良さそうな子や絡ませて欲しい子が居たら教えてくださいね。

原作編も、今のところはちゃんとやる予定ですのでご安心ください。

バッドエンドが見たいって人は居ますかね?需要があれば月姫のような、選択肢を今後入れてみようかなと。入れるならブルアカ原作始まってからだと思いますけど。眩病月とかいいですよね。

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