薄暗い夜の街。
その中を少女が1人駆け足で進んでいる。
部活の片付けを押し付けられてしまい、帰宅が遅れてしまった。
表通りを外れ、路地裏に入る。普段は通ることのない道だったのだけれど、このままでは門限に間に合わないので、仕方なく今日は近道をすることにした。
正面から、男がひとり 歩いてくる。
見たこともない、紺色の学生服を着た、男であった。
顔はみえない 暗闇の中で、蒼い瞳だけが浮いている。
その手元にはナイフが一本握られている。
思わず一歩、後退る。
「やぁ、お嬢さん。」
男がこちらに話しかけてくる。
「こんな夜更けに、レディが1人、夜歩きはやめておけよ。」
凶器を携えて コチラに向け歩いてくる。
コワイ あおいひとみがコチラを見据えている。これまで向けられてきたどんなキョウキよりも あのひとみの方が恐ろしい。
「まあ、来世では気をつけるといい。」
「我は面影糸を巣と張る蜘蛛。────ようこそ。
この素晴らしき惨殺空間へ。」
急いで振り返り、大通りに向けて走る。
しかし 恐怖で足がもつれて転けてしまった。
「あらら。まあ 運が悪かったと思って受け入れておくれ。」
「いつか死ぬなら ここで死んでも大差はない。そうだろう?」
狂ったように持っていた銃を向け発砲する。
しかし そこに男の姿はすでになく。
どこに行ったかと 後ろを振り返ろうとすると
ズルッ と視界が急に横にずれた。
体ごと横にずらされたように。
視界が急に下がっていく すると ボテっと、と音した なにがおきているのかワカラナイ
そのまま転げていくと 目の前には 少女のカラダがあった。
だがおかしい そのカラダには クビから上がナカッタ
ナンデだろう? よく ワカラナイ
地面があかく 染まっていく
視界が段々くらくなる 耳には 男の嗤い声がいつまでも響いていた。
かあさん おかあさん
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今朝、ぼぅと朝食を食べながらニュースを見ていると、連続通り魔事件なるものが、発生しているらしい。
トリニティという地区で、夜間を生徒が1人で路地を歩いていたところ、襲撃を受けたのだとか。
現在、犯人を捜索中とのことだが、被害者はいずれも死んでおり、夜間のためか監視カメラにも顔は映っていなかったという。
外傷は刃物によるものとされている。夜間の外出に気をつけるようにと、最後に締めくくられた。
「うわぁ物騒。しかし、ヘイローのある人間をどうやって殺してるのだろうか。」
トリニティ総合学園。確か、学園都市キヴォトスにおいて三大学園に数えられるお嬢様校なのだとか。
D.U,の次に観光に行こうと思っていたのだが、そんな事件が起きているのであれば、立ち寄らない方がいいだろう。
呑気にそんなことを考えながら、支度をして家を出た。
誰かfateでヤンデレアルトリアの小説書いてくれないかなぁ。好きなんですよね、ヤンデレ。元々見る専なので、他人が書いた小説をニヤニヤしながら見ていたいです。
あと一応言っておきますが、本作に出る七夜モドキと原作七夜は別物なのでご注意ください。作り出した人間がそもそも違いますので全くの別人です。
次話更新ですが、注文した歌月十夜が届いたので、少し遅れるかもです。
皆さんお気に入り登録と評価設定ありがとうございます!
バッドエンドが見たいって人は居ますかね?需要があれば月姫のような、選択肢を今後入れてみようかなと。入れるならブルアカ原作始まってからだと思いますけど。眩病月とかいいですよね。
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