ようこそ骨の実力至上主義の教室へ   作:ok.ko

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アドバイスください。お願いします。ネタもください。強欲の壺になります。
めめんともりさんの動画面白すぎる。
皆さん、スマブラはやってますか?私はスマブラが大好きで、篝火とかGenesisとか見る人です。


コツッ

夕方…サンズは一人、今日あったことを思い出しながら寮の周りを歩いていた。何の意味もなく、ただ、ぐるぐる回る。気を紛らわせるためだ。

サンズは一ヶ月にして早くもホームシックになっていた。理由はもちろん、パピルスに会うことができないからだ。

サンズは生粋のブラコンであり、毎日パピルスに読み聞かせをしたり、自慢話を聞いたりするのを苦とも思わず、もはや誇らしく思いながら嬉しく聞いていたのだ。が、今はそれがなくなり、ただただ寂しい毎日を送っていた…研究で気を紛らわせることはできていたが、少しづつ精神的なダメージは溜まっていった。

 

(…そういや、アイツ…堀北も兄妹だっけか?)

 

ふと、二人の堀北を思い出す。どうやら、堀北妹は兄にコンプレックスを抱えているようだった。バレてないと思っているかもしれないが、目を見れば分かる。

今まで散々殺人鬼と対面してきたサンズからは、見え見えの感情だった。

 

(…まあ、いいか。自販機でコーヒーでも飲むか…)

 

そう考えたサンズは、自販機に向かってゆっくりと歩いていく。テレポートを使うと見られるリスクが少なからずあるため、テレポートは使わないことにした。

 

(…お、あったあった…って、綾小路もいるな…)

 

サンズが自販機に向かって行くと、綾小路がいた。が、いつもとは違い、何やら壁の向こう側…を見ているような感じだった。サンズは無言で綾小路の肩を静かに叩く

 

「…うおっ…サンズか…」

 

「よう、アンタは何してるんだ?」

 

サンズが聞くと、綾小路は一点を指差した。そこには、堀北兄妹が何やら言い争っているようだった。

 

「私は、絶対にAクラスに…兄さんに追いついてみせます!!」

 

「…どうやらまだ勘違いをしているようだな…」

 

堀北兄が妹の手を掴み、平手打ちをしそうになっている。サンズは綾小路に耳打ちした。

 

[なあ、オイラがカメラで証拠を撮っておくから、堀北妹を助けに行ってくれ。]

 

[…分かった。]

 

言うが早く飛び出していく綾小路。そのまま堀北兄の腕を掴み、行動を封じる。

 

(…なんだ、今の身体能力は…?)

 

サンズは一人思案したが、黙って動画を撮り続けた。もちろん、気配は消したままだが。

 

「おい、アンタ。何やってるんだ、実の妹に暴力を振るおうとするなんて。」

 

「…今は家族間の話をしている。お引き取り願おうか。」

 

「暴力を振るうのは、やりすぎなんじゃないか…?いや、これが普通…?」

 

くだらないことを綾小路が考えているな…とサンズは心の中で思った…が、この状況は堀北妹によって変化する。

 

「…やめて…綾小路君…」

 

と、堀北妹が言った瞬間、綾小路はゆっくりと堀北兄の腕を離した。その瞬間、堀北兄の手刀が綾小路を襲う。が、これを綾小路は回避する。続けて蹴りを繰り出してきたが、これも回避した。コンクリートのコツッという音が反響した。

 

「…ぶねっ…」

 

「ほう…良い動きだ。何か習っていたのか?」

 

「ピアノと書道なら」

 

「嘘つけ」

 

思わずツッコんでしまったサンズ。気配を消すのをやめ、三人の前に姿を現した。

 

「…サンズ…お前、もうちょっと隠れててもよかったんじゃないか?」

 

「へへ、悪い悪い。ま、動画は撮っておいたから、許してくれよ?バッチリ録れてるぜ?顔も見えてるし、コンクリートのコツッとした音までしっかり録れてる。」

 

サンズは綾小路と少しの会話を交わし、それを終えると今度は堀北妹の方に向き直った。

 

「よう。アンタ無事か?」

 

「…ど、どうしてサンズ君も綾小路君もここに…?」

 

「オイラはコーヒーを買いに来たんだ。ほら、こっちにあるだろ?」

 

サンズはスラスラっと答えたが、綾小路は少し返答に間を作った後、

 

「…ランニングしてたんだ…」

 

と、答えた。全員が心の中で、(絶対嘘だ。)と、思った。

 

「…サンズ、それを渡せ。」

 

「ん?おいおい、生徒会長さん。金でもくれるのかい?」

 

冗談交じりに言った言葉に、堀北兄は表情を変えることなく頷き、手を差し出してくる。端末を渡せ、ということのようだ。

 

「おっと、綾小路のポイントも増やしてくれよ?」

 

「分かった。それで手を打とう。」

 

綾小路のポイントもついでに増やすことに成功した。

 

「…へへ、交渉成立、だな。」

 

サンズと綾小路は、犯行現場の動画を消すのを対価に、50万プライベートポイントを堀北兄から振り込まれたのだった。

 

「…てか、堀北兄は呼びにくいから、これからは学…だったよな?で呼ばせてもらうぜ?」

 

「ふっ…好きにしろ…」

 

「よろしくな、学センパイ。じゃな、二人とも。」

 

それだけ言い残し、サンズは寮に一人で帰っていったのであった…

 

(…綾小路の、あの身体能力は異常だ…まあ、今のオイラよりは普通に低いが…ま、本気を出してないみたいだけどな。本気を出してもオイラには全然届かない、レベルの身体能力のようだが、警戒は今はしないでおこう。友達であることには変わりないしな)

 

そう考えながら、サンズは自室ケチャップ山盛りのパスタを食べ、またパピルスを思い出し、悲しい気分に襲われながら眠るのだった。




雑な終わり方でしたが、自分なりに頑張りました!

サンズの能力(ガスターブラスターとかじゃないよ!)

  • 身体能力が綾小路と高円寺より余裕で上
  • 頭脳が綾小路と高円寺よりも上
  • 身体能力、頭脳共に綾小路と同等
  • 僅かに劣る
  • どちらも最高レベル
  • 作者の好きにやれ
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