サンズと別れたあと、綾小路は少しウキウキしながらDクラスに入った。
(友達初めてできた!やばい、これがリア充への第一歩か…)
「なにニヤニヤしてるのかしら。視界に入るだけで不愉快になるわね。」
「まあまあ、そう言うなよ堀北。落ち着け落ち着け」
いつもの堀北の罵倒を食らっても、ほとんどダメージを受けなかった。
「…あなた、なにがあったの?いつもの数倍は気持ち悪いのだけれど…」
さすがに堀北も気になったらしい。綾小路は自信満々に堀北に言った。
「ふっ…堀北、俺はボッチを卒業してしまった。悪いな、俺はお前とは違…」
「それ以上不快な口を開いたら、コンパスで突き刺すわよ?」
「すみませんでした。調子乗ってました」
すぐに綾小路は謝った。プライドなど存在しない。
珍しく堀北から口を開いた。
「ねぇ、綾小路君。」
「はい、なんでございましょうか。」
「その口調は気持ち悪いからやめて。いつもだけれど」
「…え?俺の喋り方気持ち悪かったのか?」
「そんなことはどうでもいいわ。」
「…どうでもいい…」
少なからず綾小路がショックを受けている中、堀北は構わず話し始める。
「あなた、ボッチを卒業したって言ってたわよね?」
「ん、あ、ああ。そうだ」
「その友達とは誰のことなの?」
「…なんだ。やっぱり堀北も友達が欲しいのか?」
「そういう面倒くさいことをするから嫌われるのよ」
綾小路のハートは傷ついてきた
「…で、その友達がなんだ?」
「あなたの友達って誰なのかしら?」
やっぱ気になってるんじゃん、と思いながら、綾小路はもったいぶって話した。
「ふっ…それはな…」
「そういうのいらないわ。事実だけ手早くお願い」
「あ、はい。」
バッサリ切られた
「で?誰なの?ボッチで寂しそうで虚しいだけの綾小路君に救いの手を差し伸べたのは」
「…いろいろと気になるところはあるが、今は置いておく。俺の友達は…県骨サンズだ。」
誰?という顔をしていたので、綾小路は写真を見せた。
「ほら、こいつだ。」
「ああ、確か女子たちが騒いでたわね。イケメンすぎる、だとか。」
「ああ、確かにな。モデルとかやってそうだよな」
…会話が途切れた
「え?そんだけ?」
「いえ、あなたが彼のことを友達だと勘違いしているだけではないのかしら?」
「そ、そんなことはない…はずだ。」
「あっちはあなたの事を友達だと思ってるのかしらね?」
…何も言い返せなかった。今までボッチだった弊害が…
「そ、それなら後で確認してみることにするさ。」
「そう、それは良かったわね。」
「おい、興味なくなったからって適当な返事をするな。」
「そう、それは良かったわね。」
「同じ言葉しか返せなくなったのか?」
そんなことをしゃべっていると、担任の茶柱が入ってきた。どうやら、今からテストをするらしい。
(成績には反映されないのか…ま、全部50点でいいか。)
適当に考えながら、1時間目のテストが始まった。
誰か…アドバイス…ください…
サンズの能力(ガスターブラスターとかじゃないよ!)
-
身体能力が綾小路と高円寺より余裕で上
-
頭脳が綾小路と高円寺よりも上
-
身体能力、頭脳共に綾小路と同等
-
僅かに劣る
-
どちらも最高レベル
-
作者の好きにやれ