『…いいかい、サンズ。君の力は強大すぎる…だが、君の体はあまりにも貧弱だ。それを踏まえた上で、私からお願いがある…殺されないように…ケツイを強く持つんだよ…あ、そこのカップラーメン取ってくれない?』
『…今真面目な話してる雰囲気だったけどな…』
『何言ってるんだい。さ、研究を再開しようか。』
『へいへい…なるべく無理はすんなよ』
(…何か懐かしい夢を見たような気がするな…)
サンズはいつもよりいい目覚めだった。
「お〜い。パピ…いないのか…」
嫌な目覚めになった
朝食を済ませ、登校する。もちろん綾小路と一緒にだ。
「…なあ、サンズ…」
「ん?なんだ?」
突然綾小路が話しかけてきた。いつもは基本的にこの時間は無言なのだが…
「…お、オレたちは友達だよな?な?」
「…なんだいきなり…」
気持ち悪いことを言って来た
「す、すまん…オレのクラスに知り合いの女子がいるんだが…そいつにオレだけが友達だと思ってるだけでは?と言われたんだ…」
「…少なくともオイラはアンタと友達だと思ってるぜ」
一瞬で顔が明るくなる綾小路。いつもは無表情だが、この時ははっきり分かる顔だった。
「そ、そうか!そうだよな!」
「ああ、当たり前だと思うが…」
「そうとは限らないんじゃないかしら、綾小路君。」
…突然知らない女子が割り込んできた…
「…あ〜…アンタは誰だ?」
「そんなことはどうでもいいわ。」
「いや、どうでもよくないだろ」
「あなたは黙ってなさい、綾小路君」
「…はい…」
少し困惑したサンズだった…が、すぐに立ち直る
「突然入ってきて、自己紹介もせずに…アンタはボッチだな?そうだろ綾小路」
「…え?あ、ああ。そのとおりだ」
(綾小路…あんなに自信満々になることあるんだな…)
…少し間が開くが、女子が返答した。
「…ボッチじゃないわ。好きで1人でいるだけよ」
「…そうかい」
少し冷たい目で女子を見つめたサンズ
「…なによ、その目は」
「…ボッチじゃないのなら、自己紹介くらいできるだろ…あと、綾小路はオイラの大切な友達だぞ」
「…サンズ…!」
綾小路はキラキラとした瞳でサンズを見つめた
「…はぁ…堀北鈴音よ。」
「そうか、オイラはサンズ。これからよろしくな?」
握手するために手を差し出す
「…不要よ。」
「孤独…ボッチだったら握手を拒否するが、孤高だったら受け入れるだろうなぁ…」
「…っ…はぁ…分かったわよ…」
渋々サンズの手を握る堀北。その瞬間…プスーという音が手から聞こえてきた
「…へへ…引っかかたな。手にブーブークッションを仕掛けておいたんだ。これで2人引っかかったな」
ウィンクしながら答えるサンズ。呆然としていた堀北だが、直ぐに顔を赤くして、距離を離してくる。その横で綾小路は薄く笑みを浮かべて笑っていた
「…どうだ堀北。これがオレの友達の力だ…」
「黙りなさい綾小路君。…あなた、サンズとか言ったわね、次会うのを楽しみにしておくわ…」
「へいへい、分かった分かった。」
「…っ…」
「……」(ダメだ…笑うな…)
吹き出しそうになっている綾小路。顔がだいぶ緩んでいた…
いつもの無表情はどこかに消えたのか…?
「じゃあな、綾小路に堀北」
「ええ…出来ればもう会いたくないわね…」
「へへ…んじゃな」
Aクラスに到着するサンズ。いつもどおり白石が話しかけてきた。
「おはようございます、サンズ君。」
「よお、いい朝だな」
…それに加えて…
「おはようございます、サンズ君に白石さん」
「おはようさん…えっと…」
「おはようございます、坂柳さん。」
(危ね、忘れてた。)
「おはようさん、坂柳」
「ええ、おはようございます」
笑みを称えてこちらに向かってくる坂柳。
杖をつきながらこちらに歩いてくる。
…後ろに何名かいる…鬼頭、橋本…一人は知らない女子だ
「ほら、真澄さん。自己紹介を」
「…神室真澄…」
…笑みを深くする坂柳
「…私の友達の紹介は終わりましたね。要件はそれだけです。」
(…え?そんだけ…?)
「…そうか。じゃあな」
…異様な雰囲気の紹介だった…
「おはよう、サンズに白石。」
「よう、おはよう」
「おはようございます、葛城君」
今度は葛城の番のようだ
「2人とも、部活動には入るつもりはあるのか?」
(…ああ、今日は部活動紹介の日だっけな…)
「オイラはないな。」
「私もありませんね」
「そうか。今日は部活動紹介だからな。素早く行動するようにしてくれ。では失礼した。」
…葛城も終わった
放課後…
部活動紹介
流石は国が運営しているだけあり、設備は充実しているようだ。大会の結果は今一つのようだが。
「よう、綾小路と堀北。」
「…サンズ。」
「……」
綾小路と堀北を見つけたので、挨拶に行く。
「2人とも、部活動に入る予定はあるのか?」
「オレはないな。堀北はどうだ?」
「………」
堀北は固まっていた。その堀北が見ている方向を見ると…生徒会長が挨拶していた
「生徒会長の堀北学です。」
(…堀北…?偶然か?)
堀北兄の挨拶覚えてないのでカットします…
「部活動紹介終わったな…んじゃな。」
「ああ、またな」
「……ええ…」
今日は何もなかったので、家に帰ることにした。
(…その前に…監視カメラのチェックしておくか…)
そう、サンズはこの学校を怪しんでいた。監視カメラの量が膨大すぎたからだ…
(…いや多すぎだろ…)
1年のフロアだけでも100個はありそうだった。1クラスにカメラが5個以上あり、それ以外の場所でも10個以上はあった。しかし…
(何か監視カメラが仕掛けられてない場所があるな…
何でだ…?これはわざとなのか?いや、十中八九わざとだろうな。こんなところを国が見落とすわけがない…おそらく…)
2年のフロアも似たようなものだった…調査を終え、3年のフロアに向かう。
(…ここもか…多すぎないか?)
「…お……そ………ね………いる……………」
(…この学校はほんとに信頼できるのか?もう争いはこりごりだぜ…?)
「…おい、そこの一年。何をしている?」
後ろから肩を叩かれた。
「…んあぇ?オイラ?」
肩を叩かれた方を見ると、そこには眼鏡をかけた一人の男子生徒がいた。
「…アンタは…」
「すまない。自己紹介が遅れたな。生徒会長の堀北学だ。」
(…生徒会長か。面倒くさくなりそうだ…)
「…あ〜…オイラはサンズ。見ての通r」
「もう知っている。県骨サンズ、所属クラスは1年Aクラス…違うか?」
「…なんでアンタがオイラの情報を知ってる?」
「…困惑しているようだな。生徒会長の権限とだけ言っておこうか」
(…マジかよ。権限広すぎるだろ…)
ここで、一つの違和感に気づいたサンズ
「…なぁ、アンタ。堀北…だっけか?」
「…ああ、そうだ。」
「なら、堀北鈴音は知っているか?」
…しばし無言の時間が続くが…堀北が口を開いた
「…鈴音は俺の妹だ。不出来な奴だかな。」
「…そうかい」
間髪入れずに今度は堀北がサンズに質問をする
「それで、お前はここで何をしているんだ?」
「…あ〜…」(誤魔化しても無駄か…)
「監視カメラの場所を確認してたんだよ。この学校はいろいろとキナ臭いからな。少しづつ、コツコツ調べてたんだ」
ウィンクしながら答えるサンズ。そのサンズを無視して堀北は考え込んでいる…
「…そうか。お前、生徒会に入るつもりはあるか?」
「…どうして急にそんな事を…」
「早く答えろ。どうだ?」
もちろん答えは決まっていた。
「やめとくよ。オイラ、ゆる〜い感じが好きだからさ。」
そう断ると、なぜか笑みを深くして
「ふっ…そうか。では、先行投資をしておいてやろう。端末を出せ」
「…分かった…」
端末を差し出すと、10万プライベートポイントが堀北…堀北兄から来ていた。
「なんでこんな大金をオイラに?」
「言っただろう。先行投資と。お前には期待しておくとしようか。」
「…オイラ、一般生徒だぜ…?」
その言葉にますます笑みを深くする堀北兄。
「何か質問はあるか?」
「…クラスの決め方に何か理由はあるのか?」
気になっていたことを質問すると、堀北兄は眼鏡の奥をキラリと光らせたが、首を横に振った。
「それは答えられないな。」
「…そうかい。んじゃな。」
「ああ。次会う時を楽しみにしておこう。」
堀北兄と別れ、ポイントを見る。17万プライベートポイント…という文字が映し出されていた
(…どういうことだ…?ここはもう信頼できない場所になったぞ…考えすぎは良くないな。一旦家に帰るか…)
誰もいない場所に移動し、テレポートする。もちろん監視カメラもない場所だ。
「…ふぅ…やっぱこれ便利だな。見られたらちょっとヤバいかもだけど」
(…料理作ってみるか。久しぶりにな。材料はケヤキモールで買ったし…作ってみるか。)
2時間後…
「おお…我ながら上手くできたんじゃなかろうか。これは ボーンっと飛び跳ねて喜んじまいそうだな。」
パスタと卵を作った。どちらもケチャップをかけまくってもOKな料理だ。というか作った理由はそれだ
「いただきま〜す」
(…ふむ…なかなか美味い…流石オイラだな)
自画自賛しながら食べ進めていく。
食事を終えたころ
(…?椎名からメールか…本は面白かったですか…ね。)
「面白かった…というか、まだ読んでる途中だ…よし」
送りつける文面はこれでいいだろう。と考えたサンズ。送信すると直ぐに返信が来た。
(…まだおすすめしたい小説いっぱいあるので、その時はお願いします…か)
「こちらこそ、よろしく頼む…」
(…もう寝るか…)
明日…テストが始まる…
始まり方も終わり方も全体的に下手くそすぎワロタ…
文章力を分けてくれ…
サンズの能力(ガスターブラスターとかじゃないよ!)
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身体能力が綾小路と高円寺より余裕で上
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頭脳が綾小路と高円寺よりも上
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身体能力、頭脳共に綾小路と同等
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僅かに劣る
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どちらも最高レベル
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作者の好きにやれ