少しだけ注意事項
・デジモンアニメとのつながりはありません
・主人公以外にもオリキャラがいます
ピピピピ
無機質な目覚まし時計が部屋の中に響く
「くあっ……朝か…」
俺は立ち上がり制服に着替え、机の上にあるデジヴァイス腕につけた。
俺の名前は石神 悠。
6年前デジタルワールドに迷い込み、旅の果てにデジモンたちと共にデジタルワールドを救った。
パートナーのアグモンとガブモンとは最終決戦の後再会を約束して別れてしまった。
いまだ再開の手がかりは掴めていないがいつか会えると俺は思っている。
「いってきまーす!」
俺は両親へそう言うと、学校へ向かった。
「悠、おはよう」
学校に着いてそう挨拶してきたのは俺の親友の本寺 賢介だ。
賢介は俺と一緒にデジタルワールドい迷い込みそして俺と一緒にデジタルワールドを救った。
こいつもパートナーのブイモンとワームモンと最終決戦の後再会を約束して別れてしまった。
「おはよう、賢介」
俺はそう挨拶を返す。
俺はあまり頭は悪くなく授業も真面目に聞いているためクラスの順位で十位から十五位くらいをキープしている。
それに対して賢介はいつも学年順位で3位以内、クラス順位では1位がほとんどでめっちゃ頭が良い。
俺がちょうど挨拶を返したあたりでクラスの扉が開いた。
そして教室に入ってきたのは黒髪のぱっとしない男子生徒。
そいつの名前は南雲 ハジメ。
『趣味の合間に人生を』を座右の銘とする生粋のオタクである。
中学からの付き合いで、俺達のデジタルワールドでの話を笑わずに聞いてくれた数少ない友達である。
「おはよう、ハジメ君! 今日もギリギリだね、もっと早く来たらどうなの?」
「あっ、おはよう、香織さん!」
今、ハジメに挨拶をした人は白崎 香織。
『二大女神』の一人であり、優しさに溢れた美少女である。
単刀直入に言うとあの二人は付き合っている。
最初は俺、賢介、ハジメで話しているところに混ざってきて、いつの間にか仲良くなっていた。
そんな中、1ヶ月ほど前にハジメと香織さんの両方から恋愛相談を受けた、どうやらお互いがお互いのことが好きらしい。
正直、二人とも相手への好意がずっと垂れ流しっぱだったときにこんな事されたから、俺と賢介は口を揃えて。
「「お前ら両思いなんだからさっさと付き合っちゃえよ!!」」
と俺達が言ったことでようやく付き合い始めた。
一応付き合っていることは隠しているらしい。
そんな少し前のことを思い出してると予鈴が鳴り、各々話していた人たちは自分の席に戻っていった。
昼休みになり、ハジメの方の席に目を向けると。
「ねえ、ハジメ君の分のお弁当も作ってきたから、今日のお昼一緒に食べない?」
「えーと……どうしようかな?」
こいつら本当に付き合っていること隠しているのか?
弁当作ってくるなんて恋人以外じゃ中々ないぞ。
すると、そんな2人の間に入ってくる無粋な奴がいた。
「香織、また彼の世話を焼いているのか? 全く、本当に香織は優しいな」
そう言っているこいつの名前は天之河 光輝。
成績優秀、スポーツ万能、更にイケメンという完璧超人高校生だ。
白崎さんの幼馴染らしいが、どうにも思い込みが激しく、自分が正しいと思ったことは譲らない頑固者。
正直俺は嫌いだ。
「南雲君、大丈夫?毎日大変ね」
そう言うのは黒髪ポニーテールの美少女。
可愛いよりも格好いい系の女子で名前は八重樫 雫。
白崎さんの幼馴染で親友。
「全くだぜ、こんなやる気のない奴に何言っても無駄だと思うけどなぁ」
そう言った大柄の男子は坂上 龍太郎。
天之河の親友で脳筋だけど優しくていい奴。
「おい見ろよ賢介あいつらまたハジメに絡んでるぜ」
「そんなこと言ってないで助けにいくぞ悠、ハジメの奴少し困ってるぞ」
俺達が席を立とうとしたその時異変が起こった。
教室の床に輝く幾何学模様が浮かび上がったのだ。
その紋様、俗にいう魔法陣はあっという間に教室中に広がった。
愛子先生が咄嗟に、
「皆! 教室から出て!」
と叫ぶと同時に光が視界を覆いつくした。
光が収まった後、その教室には誰も居なくなっていた。
読んでくださりありがとうございました。
後書きではキャラクターのちょっとした設定や裏話などを紹介します。
今回は、石神 悠と本寺 賢介の名前についてです。
パートナーデジモンから察した人もいるかもしれませんが、デジモンアドベンチャー、初代と02の主人公とその親友ポジションのキャラクターの名前を合体させたような名前となっています。
石神 悠(いしがみ ゆう)は八神から「神」、石田から「石」を取って苗字にしています。
名前の「悠」は勇気と友情で「ゆう」という読み方が共通していたため、漢字を変えて、そのまま名前にしました。
本寺 賢介(もとでら けんすけ)は本宮 大輔から苗字の「本」名前の「輔」を漢字を「介」に変えて、一乗寺 賢から苗字の「寺」名前の「賢」をそのまま組み合わせて名前にしました。